LAW & ORDER : クリミナル・インテント シーズン5 第3話 囚われの妻 Prisoner

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第3話 囚われの妻 Prisoner

脚本/Rene Balcer、Gina Gionfriddo
監督/Rick Wallace
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リバーデイル拘置所。
秘書はビル・マーシュ所長に色々と問い合わせが来ていること
を告げる。大学からの見学希望の知らせ。ウチは軽犯罪で
ガードの緩い拘置所なので歓迎しようという。テレビ局からも
3度目の電話が鳴っているという。しかし所長は届いた手紙を
食い入るようにして見ていた。秘書に対してスケジュールを
置いたら退室してくれという。
タイル職人たちは建築に携わっていた。現場監督のレイドは
明日は展示場の現場なので警備員が指紋を採る事を告げると
突然ミッチは仲良しのドニーを殴り飛ばす。それを見ると
レイドは即首を言い渡す。

ビルは帰宅すると真夜中に電話していた。”あんまりだ・・”と。
恋人で同棲しているホープは真夜中に誰と電話しているのかと
問うとセールスからだとして誤魔化す。もう寝ようと。
ドニーは仲直りのためにミッチの住むキャンピングカーにビール
を持っていくが追い払われてしまう。ミッチは車に隠していた
銃を取り出す。

リバーデイルでは刑務官は移送候補にエリーが選ばれたことを
不審に感じる。犯罪歴が多すぎるということ。しかしビルは
彼女はシアトルに病気の弟がいるのだとして説得。そんな中
ビルの手元から婚約指輪が落ちるのを刑務官は目にする。

ホープは早朝からビルがジムに行こうとしてトレーニングウェア
を着ているのを目にする。バッグに触れようとすると彼はそれ
を止める。
そんな中、ビルはフェンスに手錠で縛られて発見される。

ビルは病院に運ばれて手当を受ける。
車に乗るところを襲われたというビル。相手は二人組で手錠を
ハメられてトランクに詰め込まれたこと。車は目隠しをされていた
ので見ていないとし、声にも聞き覚えはないという。その後
ゴルフ場に行ったのかと問う。私をフェンスの元に連れて行くと
箱の上に乗せて手錠を金網に縛り付けカオにはワイヤーを巻いた
という。そしてハコを蹴って宙ぶらりんとされていた。
脅迫されていたことはあるのかと問うと、変わったことはなかった
という。ゴーレンは犯人の攻撃は独特のものがあるという。刑事
施設で20年間働いているので被収容者の恨みを買ったのではないか
という。そんな中恋人であるホープが病院にやってくる。

一方通報してかけつけたジェラルド捜査官から現地で状況を
聞く。左手に手錠、右手に鉄条、大変だったという。意外と
目立つ場所に貼り付けられていることに目を付けるゴーレン。
怪我は有刺鉄線でついたキズだけだった。傷つけるというより
も目的は脅しなのだろうとし、犯人からのメッセージだという。
赤と黄色のナイロンの糸が付着していた。彼は青色の上着を
着ていて黄色と赤のバンドのスポーツ時計をしていたこと。
糸は右手側についていて、自分で右手を縛らせられたのでは
ないかというゴーレンは犯人が一人ならば反撃を恐れて傍に
近寄れないはず。ビルが嘘を付いているのか。
目隠しをしていれば縛れないハズで、恐らく犯人の姿を見ている
のだろうと。その相手は警察に隠したい人物なのではないかと。

ホープから話を聞く。
週末は彼と映画とショッピングにいったという。昨夜は家に戻り
今日は早番だったので、ジムは早めに寝ると言っていたという。
彼の機嫌が悪かったこと。朝カバンにスニーカーを入れようと
したら酷く慌てていたのだという。更に先週真夜中に電話をして
おり、彼はセールスからの電話だと言ったが、”あんまりだ”と
ビルは相手に話していたのだという。秘書も何かを知っているの
ではないかと。

9月20日(火)・リバーデイル拘置所・女子施設。
秘書から話を聞くと先々週に所長宛に手紙が届いたこと。手書きの
文字だったという。ここに収監されるのは軽犯罪者なので恨まれる
ことは少ないのではないかと。副所長のオフィスを尋ねる。
記念の盾も証書の入った額も飾られていなかった。副所長に犯人は
数週間前からビルに嫌がらせをしていたが何かを知らないかと
尋ねる。女子の被収容者との間で関係を持ったりはしていないか
と問うとあり得ないという。気になるのは彼は昔の話は決して
しないということ。エイムズは話を聞く中、ゴーレンに”本棚!!
(を調べてね)”と語る。前に僕ら夫婦とビルと婚約者で食事を
したことがあるとし、指輪を見た事があるという。両親は亡く
なっていると話していたこと。妻子の話は聞いていないという。
指輪、電話、手紙・・・身代金を要求しているのかも知れない
とゴーレン。指輪は「存在の証し」だという。人質がいるので
話が出来ないのではないかと。ゴーレンは大学の教科書がある
とし、プラッツバーグ大学のビル・ヘンドリーと書かれている
という。所長には別名があるのか?と。

9月23日(金)・ミッチの家
9月27日(火)・シアトルの女子収容施設
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リバーデイルの刑務所長のビル・マーシュがゴルフ場のフェンス
に両手を手錠などに縛られ宙に浮かされた状態で発見される。
現在ビルと付き合っている彼女や職場の秘書・副所長などから
話を聞いていくウチに彼は脅されていたであろう形跡の数々が
見られ、彼の過去を調べていくウチに、10年前に彼が勤めていた
サラナク刑務所でヴィック・ボウマンは脱獄し、ビルの妻である
ジェニー・ヘンドリーを人質にとって逃走していたことが判明する。
ビル本人から話を聞くと、当時初めての所長になったことで、理想
に燃えていたこと。ヴィックを更生させる為に高卒の資格を取らせ
て職業訓練でタイル貼りの職人に育て上げたこと。そしてその流れ
で自宅のタイル貼りまで任せるようになったが、その結果彼は
妻を人質にして脱獄。現場には争った形跡が有り、失踪後5年が経過
して死亡が認定されているが、現在彼の元に送られてきた婚約指輪
から、ジェニーは生きていて身代金を要求されていたであろうこと
が判明していく。送られて来た手紙の封筒からはピンク色の砂が
検出され、されが建築に使用される特殊なセメントだと判明。
発送されて来たのはロングアイランドのDHL便によることから
現場周辺を調べていくことになる。

今回はエイムズ&ゴーレンサイドのエピソード。

事件の内容自体は何処かで見た事のあるような事象の組み合わせで
特に珍しいものではなかったけれど、ローガン&バレクに対して
無駄のない捜査で安定したものが有ると感じる流れが有った。

人は常に何かによって縛られているということを象徴しており、
今回の流れは極論では有るものの、色んなところで主従関係として
存在しているなと感じさせる流れが有る。雇い主と従業員、
所長と囚人、夫と妻の関係etc…

なんと言ってもクリミナル・インテンドファンならば誰でも感じ
ているのは、ゴーレンが事件を解決していく流れが有る中で、
その手綱を握っているのは、ディーキンスでもなくエイムズで
あること。
人間を犬に例える演出が数多くの場面で見られ、ビルがジェニーを
人間扱いしていなかったことと同様にして、エイムズがゴーレン
のことを扱う様が皮肉な形で描かれていた。
その最たるものとして、「妻には血統犬と雑種の2タイプが居る」
と語っていたけど、所長のオフィスを調べる際にエイムズが
ゴーレンに「本棚!!」と指さして指示したり、ゴーレンが容疑者を
取り調べる際に、「シット!!」と張り上げ、犬を扱うようにして
座るよう求める辺りの流れに今回テーマする意図が込められている
感じがしてくる。

過去は常にその人の人生につきまとい、そこから逃れられないと
ばかりに、過去に犯した罪が10年経過した現在になって蘇ってくる。
テレビ局はビルの家で起きた妻・ジェニーの誘拐事件を放送(アメリカ
の逃亡者という番組)で取り上げたい旨の連絡を繰り返し連絡して
きたことから、避けられないものが有ると感じて工作に走ったという
ところだろうか。

刑務所の所長というイメージからして、囚人のこと・人間のことを
率いる意識が高いところもあるのだろう。家庭に於いても主導権を
握る為に妻を無能の存在のようにして誘導しているところなど、
カルト教団にあるような手法を使い、妻を人間扱いしていない部分
が有ってかなり悪質化しているところもある。
また初めて就任したという刑務所で所長という権力を手にしたこと
で、その権力に味を占めたところに、彼の中の元々備わっていた人格が
目を出したのかも知れない。
金の流れを掌握し、不正に金を得ていることから必然的に事件へと
発展するような流れが出来てしまった感じだ。

興味深いのは、ミッチが主導している事件かと思わせ、それに便乗して
ジェニーも夫から逃れる為に共犯したのではないかとする流れも有り、
ジェニーの心理状況が複雑に作用したところだと思う。

「彼は私を縛りながら拘束される気分を味わえ」と言ったというビル。
しかし現実はまるで反対のものが有り、ジェニーの態度からして
ストックホルム症候群や洗脳があるのではないかと疑う一面が有り、
果てはディーキンスのジョークなのかスタテン島症候群という言葉
を口にしたりするところなど、笑えるところだった。

信用調査が色んなところでその道を阻む。
10年前の会社の企業の信用調査では横領の件がバレることを恐れた
ものだった。逃亡犯のミッチは信用度を求められる展示場での
仕事を請け負うことになった為にわざとケンカを吹っ掛けて仕事
を辞めざるを得なかった。そして今回テレビ局が自分の周辺を
調べようとしたことで、逃亡者との関係性などが明らかにされる
ことを恐れたところがあるのだろう。

妻が自己啓発の言葉をキャッチフレーズにグリーティングカードの
会社を立ち上げようとしていたこと。心の叫びがそんなカードの
言葉として描かれていた部分が有るのだろうか。
「無限の外へと目を向け夢を掴むべき時がある」
「苦境での強さ」「寛容な心」。
最後にその言葉を彼女自身に投げかけて彼女から自供を引き出す
ところなど、ゴーレンらしい心理的作戦だったかなと思う。

ロバート・ゴーレン (Vincent D’Onofrio) 天才刑事
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ジェームズ・ディーキンス (Jamey Sheridan) 警部
ロン・カーバー (Courtney B. Vance) 検事
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視局
マイク・ローガン (Chris Noth) 刑事
キャロリン・バレク (Annabella Sciorra) ローガンの相棒刑事
— (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

ジェニー・ヘンドリー (Elizabeth Marvel) ビルの妻
ヴィック・ボウマン (Brian Tarantina) 10年前の脱獄犯
ホープ (Alison Bartlett) “ビル”の恋人
— (Selenis Leyva) Warden’s Secretary
— (Erik LaRay Harvey) Deputy Warden / 副所長
デレイ (Mark Setlock) 捜査官
デイビス (Graham Winton) 弁護士
ウィリアム・ヘンドリー (Corbin Bernsen) “ビル”、マーシュ、刑務所所長
デニス・マーフィー (Jack O’Connell)
ジェイク (Michael Santoro)
ドニー (Michael Gladis) ミッチと仲が良かった職人
レイド・ブランチ (Jeff Still) 建築家のボス
エリー・グラハム (Haneefah Wood) シアトルの拘置所へ移送
ジェラルド (Anslem Richardson) 捜査官
Dr.イーガン (Brad Aldous)
— (David Christopher Wells) Search Team Tech
— (Douglas Dickerman) CSU Detective
ホセ (Eliezer Castro) 職人

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