バーン・ノーティス 消されたスパイ Burn Notice シーズン5 第5話 真犯人の姿 / 振り出し Square One

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第5話 真犯人の姿 / 振り出し Square One

脚本/Ryan Johnson、Peter Lalayanis
監督/Marc Roskin
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行き先を言わずにマイケルはマックスと共に世界中を飛び回っ
ていた。マックスはCIAとの連絡係だとフィーに説明する。
マイケルはもうすぐ正式にCIAに復帰出来るとされていた。
フランス政府の企業スパイの件を担当していた際にマックスは
殺害され、その現場に居たマイケルは凶器に握らされ犯人と
されてしまう。取りあえず自分の痕跡を消す為犯人の痕跡を消
したが、銃を処分し、今すぐにマイケルのアリバイを作る
必要があるとしてサムとフィーは語る
*****

『スパイの仕事とは即ち情報だ。情報を盗み、守り、時に破壊
する。あまりに危険な証拠をこの世から消すしかない。』
テルミットで現場から持って来たマックス殺害の凶器を燃やす
ことにする。ジェシーはマイケルの当日のアリバイ工作のために
キーウエストのやつのカード明細を片っ端から集めてきたことを
語る。
警察に連絡したらもうCIAが来て新しい担当官が来ていることを
語るサム。マイケルに事情を聞きたいそうだという。敵の目的は
一体何なのか。マックスの敵なのか俺の復帰を邪魔したのか。
フィーは組織の仕業かも知れない事を告げるが、マイケルは真犯人
を捕まえるしか道はないと語る。

CIAのピアース(CIAの猟犬)に逢うマイケル。
どうしてこんなことになったのかと問われるとマックスは俺の
友人だったというマイケル。ピアースは事件を再現したいとして
マイケルに犯人役をやって欲しいという。壁に撃たれていた2発の
銃弾。ログを盗む為にHDDを抜き取り、ここにいた痕跡が消されて
いること。どのような脱出経路を使ったのかと問われ、マイケルは
エレベーターではないかというが、ピタースは屋上に行ったであろう
ことを語る。マイケルは否定するが、ロープの繊維が付着して
いる事を告げ、仲間がロープを飛ばしてここから逃げたのだ
という。マックスは首になったスパイと組んでいると言っていた
こと。直感ではソイツがホシだと言っているとし、ピアースは
マイケルを疑う。いずれにせよマイケルがどんな人物か確かめ
たかったと告げ、マックスとはコンビを組んでいたことも
有ったのだと語る。今回の捜査は私が志願して担当したことを
告げると、俺も犯人を捕まえたいと語る。私はブルテリア犬を
飼っているというピアースは私も犬同様に一度噛み付いたら
話さないとし、私が頑固で欲しいものは手に入れるとし、
あなたをアテにしても良いのかと問われると、あんたの飼い犬に
なるとマイケルは語る。

マイケルはフィーにも報告する。
CIAと組んで犯人捜しなんて下手をすれば犯人にされるという。
しかし懐に入れば先手を打てるのだと説得。フィーは私たちの
やり方で犯人を探す方が安全だとするが、ピアースがいつか
チェックするのは事件当日の携帯使用記録だという。それを
見せてもらうとし、犯人が通報したのだという。俺がフィーに
かけた携帯の記録も消さなければならない事を語る。CIAの監獄は
夫婦の面会は禁止しているのよという。

そんな中、マイケルが依頼を受けている事を知りフィーは呆れる。
アフガニスタンの特殊部隊の兵士で昔世話になった上官から
面倒を見て欲しいと頼まれたのだという。燃えるシープの中から
助けてくれた恩人なんだという。
そこにやってきたのはイーサン・リード中尉。ノバク大尉に頼ま
れたと語る。イーサンはCIAに何度も誘いを受けた事を告げる。
キャンプライノーでマイケルの射撃記録を抜いたとし、600mで9.4%
の狙撃手だという。
イーサンの話だと、2ヶ月前に休暇でアフガンに戻った時、妹・
ヘザーに彼氏を紹介されたこと。ブランドンという人物だが、
ヘザーはこの男に殴られ意識不明の状態だという。ヤツは何処かに
隠れているので見つけて欲しいという。女性に暴行する犯人には
特に厳しいフィーは自分が捕まえるというが、マイケルはそれを
止める。見つけたらどうするのかと問うと妹の仇を討つのだという。
警察は君の犯行だと気が付くとし、手伝う条件としては殺さずに
刑務所に送ることだという。鼻を折るくらいは良いでしょと問う。

サラとフィーはブランドンの実家である、キャシー・デ・パオロ
の家に行く。息子のブランドンは居ますかという二人。
今はどこにいるのか分からないという母に対して、小切手の返金
の為に来たのだという。ブリッケルで車の修理で超過して受け取った
ので2000ドルを渡して欲しいのだという。
小切手を渡した後、後はママが届けるか、本人が取りに来るのか
待つしか無いと語る。

『ラングレーの作戦本部にいようがサウスビーチのホテルにいようが
CIAの操作手順は同じ』
『外国でどんな独裁者を拉致する時も近所で暴力男を拉致する
時も痕跡を残すな』
『スパイになるきっかけは情報戦が好きとか冒険心や愛国心だと
思われがち。でも実際スパイになるきっかけは心に秘めた
感情や個人的な事情。』
『ジェラシーはデリケートに感じ用だ。もってない物を見せびらかせ
ば妬まれる。簡単に与えたら感謝されない。』
『犯罪者が多い地域では悪徳警察のフリをするのが情報を集め
やすい』
『ターゲットを別の敵から守る為には敵より先に撃てばいい』
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マイケルは自分のことをハメてCIAから追いだした組織の壊滅
をしたハズだった。そしてCIA職員として復職が迫っていた中
で、フランス政府が関与する企業スパイの流れをマックスと共に
取り組んでいた際にマックスは撃ち殺され、状況はマイケルが
殺した様工作されていることが分かる。フィーの助けで事なきを
得るが、すぐにCIAの工作員であるピアースが現れ、この件の
真相究明の為に捜査が開始され、マイケルとしてはまたしても
怪しい立場へと追い込まれる。捜査の協力を名目としてピアース
に接近し、自分の痕跡を消しつつ真犯人を探していく。

マイケルがハメられた流れは、そう簡単には解決しそうにない
流れがあり、相当手が込んでいるものも有って、やっぱり組織
は壊滅していないということなのだろうか。
正直CIAの連絡係という立場自体がよく分からないのだけど、
それも有って信用出来る人物かどうかも提示されるものが何もない
状況だ。

サブシナリオは詐欺師によって瀕死の重傷を負った妹・ヘザー
の敵を討つ為にイーサンを助けるというエピソードだった。
マイケル以上に狙撃の腕はあるとしていたけど、精神的には
まだまだ幼く、軍隊と工作員の違いというものを通してその性格性
の違いを描くと共に、新たにスパイの道を歩もうとしている男に
対して先輩の立場から見て色々と指導していくという流れを作って
いく。

感情に流されるようでは当然ながらスパイとしてはやっていけない。
これまでのシーズンでは「スパイとは・・」というナレーション
が流れることが多かったのだけど、シーズン5に入ってからスパイ
の語句がかなり減っていた。しかし今回はまた「スパイとは・・」
で始まる教訓めいた説明が行われることで従来の流れに戻す意図
も有るのかな。

マイケルをハメたものがいるとした際に「組織」が関係しているの
ではないかとの疑いがもたれる。「組織」の亡霊によって苦しめ
られているマイケルに対して、それを間近に見ているフィーとして
は複雑な思いがしているのだろう。
フィーが室内をスパイの住む部屋とは違うようにしているのも
そんな思いが込められているのかも知れない。

女性が襲われたということで、フィーとしても今回のサブシナリオ
の流れでは、冒頭こそ積極的なものが有ったけど、途中は意外と
冷静に戻っていた。

正直サブシナリオの流れは相当つまらなかったし、こんなサギに
引っかかる詐欺師がいるのかと思わせるようなものが有ったかも。
大物を装っている近づいているのに、小物から手口を語らせると
いうのは流石に変な感じにも思えた。

唯一コメディ要素としてジェシーのポルシェがどんどん壊されて
いくというものが有ったけど、よくあるパターンの話だったよね。

メインの流れではジェシーが証拠を掴んできたので、意外と
ジェシーの犯行説も臭わせるところも有る。
マデリンが防犯カメラの映像を見て携帯電話を購入した人物を
調べたけれど、マデリンから見ても息子に見えるというくらい
だから相当ヤバイものが有るけど、意外と本当にマイケルが携帯
を購入していたりしてね。

マイケル・ウェスティン (Jeffrey Donovan) スパイ
フィオナ・グレナン (Gabrielle Anwar) 元・彼女”フィー”、武器商人
サム・アックス (Bruce Campbell) 元相棒
マデリン・ウェスティン (Sharon Gless) マイケル母
ジェシー・ポーター (Coby Bell) 民間の警備員

イーサン・リード (Matt Lauria) 中尉、ノバク大尉の部下
ブラッド・ラムジー (Andy Davoli) 保険詐欺
ピアース (Lauren Stamile) CIA捜査官、マックスの元相棒
ブランドン・デパオロ (Taylor Anthony Miller) ヘザーの彼氏
ケイシー・デパオロ (Nancy Duerr) ブランドンの母
ジョエル・ダベンポート (Matt Horohoe) 病院職員・サギに荷担
— (Orlando Espinosa) Bodega Clerk
— (Mike Guzman) Orderly

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