第7話 完治者 Survivor Zero
脚本/Sean Crouch 監督/Mike Rohl
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サラとアランはキスして関係を持つ。ダニエルはバリエセロス
を刺すと外に放置する。アランは行方不明になった少佐は
何を企んでいるにせよウイルス絡みであることをダニエルに
語る。アナナは少佐を連れて自分たちの隠れ家に連れて行く。
そこで少佐はダニエルとそっくりの顔の男・トゥルークを見る。
思わず襲いかかるが、ダニエルではない事を知る。アナナに
よるとトゥルークの双子の弟のミクサは誘拐されたのだという。
ハタケはジュリアの体調が悪化した為にクスリを注入すると
これで元気になると語る。
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7日目。
イラリア社(ILARIA)のヘリが到着する。
アランとサラも場内アナウンスでヘリが到着した事を知る。
二人は関係を持ったが、サラはアランに対して、体の関係を
持ったことに関してあれは”生物学”だとしてなんともないこと
を語る。しかしイラリア社のものたちが勝手に来たのであれば
悪い知らせかも知れないという。ハタケやダニエル、アラン
やサラはヘリから下りて来るものたちを研究所で待ち受ける。
ハタケによるとあれは親会社の連中だという。
傭兵のクライン、レクラを始めとして4人の傭兵と共に
一人の女性がやってくる。女性の名前はコンスタンス・サットン。
北極バイオシステムズの親会社・イラリアの最高執行責任者だ
という。力になりたくて来たとのこと。アランは先ずはCDCとの
通信を確保したいとして通信用の衛星アンテナが故障したことを
語るが、私たちは魔法の電話を持っている訳では無いとして、
連絡の方法はないという。ヘリコプターは既に離陸したので
2日後に戻るという。私はウチの部隊とここにいると告げる。
治療薬の研究はどうなったのかと問うと、アランは徐々に
行っているという。イラリアとCDCが新たな枠組みで動くために
来た事を告げるサットンは、アランに対して恐ろしい感染症を
封じ込めるためには何が必要かと問う。アランは人材だと告げる
とジュリアをLV-Rから連れ戻したいと語る。
彼女は現在感染しているというハタケ。しかしアランは彼女は
「RNA構造の専門家」だとし、RNAは遺伝子情報を運ぶ治療に必要
な情報をDNAに組み込み、RNAに運ばせること。その為知識が
必要なんだという。
サットンはクライン中尉にジュリアの救出の準備をするよう語る。
こちらの頼みは治療薬の開発だという。
一方サットンはハタケと二人きりで話したいとしてみんなに
席を外してもらう。
二人になるとサットンはハタケを”ヒロシ!!!”と呼び、私は
たった2つのことしかお願いしていないことを告げる。望みの
ウイルスは作ったというハタケ。しかし治療薬は何処かと
問われる。ウイルスと治療薬の両方が無いと意味が無いのだと
し、人類滅亡は望んでおらず数を減らしたいだけだという。そして
支配するのかというハタケに対して時期が来たらだという。
ウイルスの件で手こずっていることを告げ、あなたの為にCDCの
尻ぬぐいをすることになったという。
「変種」についての報告は?と聞かれると、ナルヴィクBは人間を
あんな風にしたのだという。別の製法で作ったウイルスだという。
ナルヴィクAでは治療薬の開発には至っていないと語る。Bならば
と言うと、サットンは「ウィリスの仮説」は却下され、その決断は
変わっていないという。
ハタケは本気でLV-Rに行くのかと問うと、「ゼロ計画」で
全てを消す事を告げ、証人は残してはいけないのだという。誰
一人生きては帰さないと最初に決めたでしょとすると、CDCは帰さない
と問題になるというハタケ。そんなのウチの対処チームがいるので
平気だと告げると、あなたの裏切りは許さない事を語る。
もしも言う事を聞かねばラボごと始末すると語る。
少佐はアナナと共にスノーモービルで北極バイオシステムズに
向かっていた。少佐はアナナに手錠を外して欲しい事を語るが
アナナは言う事は聞かなかった。
アランとサラはサットンの件で話をする。ハタケの行動からして、
サットンは何かを隠していること。我々との目的は違うという。
我々に任せておけば無料で済むのにそれをしないこと。大企業
はもうけ主義なので本気で人を助ける気はないのだろうというサラ。
投資の成果を必ず守るハズで、治療薬は作らないといけないが、
ただしサットンの指示には従わないこと。クスリを渡さないことを
告げ、これが切り札になる事を語る。
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いよいよ北極バイオシステムズでベクターが暴れ出して7日目が
経過しようとしていた。軍人であり国防総省・特別捜査官の
バリエセロスからの定時連絡が途絶えた為に、北極バイオシステムズ
の親会社であるイラリア社は、最高執行責任者のサットンを始め
として4人の傭兵を送り込んでくる。
イラリア社が求めているのは、ウイルスの作成とその治療薬で有る
が、CDCのアランには目的を言わず治療薬の開発を求める。
アランはレベルRに隔離されているジュリアがその道の権威である
ことから、開発には彼女の協力が必要不可欠だとして、連れ戻す
様要求する。
展開が大きく入れ替わった感じで、ようやく核心の一端に触れた
という話。
これまで一方的に人数が減るばかりの研究施設だけど、アララを中心と
した流れと、イラリア社の人材を投入することで、人が増えれば
新たな問題も発生する。ドラマとしては関係が複雑化する流れが有り、
その思惑もまた交錯する形で色々と発生し始めた。
これまで退屈だと思っていた流れもいよいよ本格的になってきて
ここに来て面白くなってきたのかも。
ハタケが敵なのか味方なのか。
子供が居なくなったことに関連し、ハタケが本当に関与している
のかどうか。ジュリアはハタケの関係は何なのかなど、気になる
ことは多い。サットンはハタケが裏切っているかどうかを
監視させていたみたいだけど、今の所それを見破られたところは
ないようだ。
元々”血”とか”DNA”がテーマとして存在しているので、この手の
状況に於いて優先されるべき信頼とか絆としては、経済的利害関係
以上に血縁関係に見る間柄ということになっていくのかな。
新たにやってきたサットン。
ハタケを見る度にやたらと”ヒロシ”、”ヒロシ”とホント耳障りな
くらいに五月蠅い(笑)
「スチュワーデス物語」の片平なぎささんバリに名前を呼んでは
近づいてくる。
イラリア社が目論んでいるのは人口の抑制策。
ウイルスを蔓延させて、特定の人物を救おうとしているのだろうか。
まるでヴァイパイアもののドラマのようにして、「目が銀色に光る者」
の存在が明らかにされ、今回その傾向として現れたのは、
バリエセロス、ジュリア、サットンだった。そしてヒロシもまた
同様にそんな人物であり、同じ種族の人間だと認識したからこそ
ベクターもまた襲わなかったとする流れが有るのかな。
しかしその割には、サットンはレベルRでベクターから必死に逃げる
姿が有ったよね。
目(光)が弱点なので、如何にも狼とか夜行性の生き物っぽい感じ
だけど、コンタクトをプレゼントされていたので、これでジュリア
も頭痛に悩まされることも無くなるのかな。
気になるのはバリエセロスとサットンは同じ目的意識がありそう
なのに、ドリーンのことを殺害したこと。
ヒロシはハットンを裏切っているとなれば、悪い側の人間ではなさそう
だし、上述したジュリアとの関係に対して、どんな事情が含まれて
いるのか気になる。
そしてジュリアは何故ピーターの幻覚を見るようになったのか。
ジュリアは幻覚であるピーターにそんな問いかけをしていたけれど、
今のところはそれが何なのかについての答えはない。
バリエセロスはアナナと同様に子供を連れ去られた経験が有る様子。
その話が何処まで本当かはわからないけどね。
「狩りのテントを離れるな。カルパリックに連れて行かれる」
子供の頃にオバケにさらわれる伝承を聞かされていたみたいだけど、
この手の話って何処にでもあるんだね。
ちょうど現在「ワンス・アポン・ア・タイム2」が放送されている
けど、影によってネバーランドに連れて行かれる子供たちの
エピソードが放送されているよな。
それにしてもジュリアが戻ったことで、アランと寄りを戻しそうな
勢いで接近している彼女を目にした、サラが切ない視線を送っている。
前回のエピソードの中で、アランとサラはHしている訳だけど、こんな
非常事態でもHする元気があるところを見ると、人類って意外としぶと
いものがあるし、これを見れば滅びるなんてことはないだろうなと
思わせるよね(笑)。これを見る前の「スキャンダル」でも大統領
とフィクサーが洗礼式の場でHしているし、「デビアスなメイドたち」
でもそこらでHだらけ。ホント世の中、性が乱れているな。
※サットン役のJeri Ryan
レバレッジの時に彼女の事を取り上げたのでそちらを参照。
http://itawind.web.fc2.com/kaigai/l/leverage209.htm
彼女って「ねじれた疑惑」のDenise Richardsに似てないですか?
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・Fever by Peggy Lee
・レベルB 住居施設 サラの部屋など
・レベルD 血液学研究室 コード852
・レベルE 神経学研究室 コード517
・レベルG 寒冷療法の研究
・レベルR 隔離室 コード425
・ガバペンチン
・ナルヴィクB 感染者はベクター化する
Dr.アラン・ファラガット (Billy Campbell) CDC研究主幹
Dr.ジュリア・ウォーカー (Kyra Zagorsky) CDC研究主幹
Dr.サラ・ジョーダン (Jordan Hayes) CDC研究員
Dr.ピーター・ファラガット (Neil Napier) 北極バイオシステムズ研究者
Dr.ヒロシ・ハタケ (Hiroyuki Sanada) 北極バイオシステムズ研究所所長
セルジオ・バリエセロス (Mark Ghanime) 国防総省・特別捜査官・少佐
ダニエル・エアロフ (Meegwun Fairbrother) 警備主任
トゥルーク (Meegwun Fairbrother)
ミクサ (Meegwun Fairbrother)
アナナ (Luciana Carro) 保安官、トンラー居留地から640km圏内を捜査
コンスタンス・サットン (Jeri Ryan) イラリア社最高執行責任者
Lt.クレイン (Christian Jadah) 傭兵中尉
— (Danika Angela) Vector Red Head
— (Sebastien Rouleau) Vector