Helix 黒い遺伝子 第6話 兄妹 Aniqatiga

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第6話 兄妹 Aniqatiga

脚本/Adam Lash、Cori Uchida 監督/Mike Rohl
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アイゲンからサラはいつから腫瘍が有るのかと問われる。
サラはモルヒネを投与する中でアランとキスしたことを受けて
いつからハイなのかと問われる。
アイゲンは徐々にベクター化する自分を見てあいつらみたいに
なりたくないとして、サラにモルヒネを過剰投与で安楽死を
求めそれを実行する。デュシャンに対してアランはピーターは
どれだけ持つのかと尋ねる。ジュリアには幻覚が見え始め、
この疾患の症状だと語る。ドリーンはウイルスの正体を見た
後、少佐によって首もとに注射され殺される。これは事故
じゃなく殺人だというアラン。ダニエルは少佐が外でヴィット
を見つける中、伝言の返事はこれだとしてピッケルで胸を
刺し、極寒の地に置き去りにする。
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6日目。
雪の中、少佐は血を流して外で倒れて居たが、まだ息はあり
何者かが引きずって運んでいく。
アランはドリーンの遺体のある外の安置所にいくと、墓の前
で彼女に謝罪する。ドリーンとは7つの集団発生で共に戦った
こと。君の助けがあればこそ乗り越えられた事を語る。
アランの元に来たダニエルに対して少佐は見つかったのかと
問うが依然行方不明だという。ドリーンが殺されたのは偶然では
ないとし、ダニエルに対してそれはあんたも分かっているハズ
だと語る。少佐が何を企んでいるにせよウイルス絡みであり、
必ずヤツを探すよう告げる。

サラはアイゲンの遺体をカートで運ぶ。
地下の閉鎖後にレベルBで発症し死亡したのだとアランとダニエル
に語る。感染者がレベルBにいたのか?とすると、報告を受けて
いないとしてサラを責める。本人を隔離して最善の処置はしていた
という。ナルヴィクBの感染者はベクター化するハズであり死因
は何なのかと問うとモルヒネの過剰摂取だという。一体誰が
投与したのかと問うと私が許可したというサラ。そのやりとりを
聞いていたダニエルは感染者を守るとは口先だけか?と皮肉る。
アランはレベルRに行ってジュリアを釣り戻すという。しかし
ダニエルはハタケが現在緊急対応をしているとのこと。
それを聞いたアランは今の事態よりも切迫した状況など有るのか?
として憤怒する。用が済めば戻るとし、レベルRに行くのは禁止
だとしてダニエルは銃をちらつかせる。本気で撃つつもりなのか?
と問うと例のウイルスの響也攻撃先を分かっているのか?と問う。
弟の脳活動を停止させたのもハタケのせいだという。ダニエルは
私たちも事態解決を望んでいると語ると、そういうことは銃を
握っていう言葉じゃないと非難する。素直に研究所に戻ってくれと
ダニエルはアランたちに語る。私は君の部下ではないというが・・

レベルRにいるジュリアは少女の声が聞こえていた。
その声に誘われるようにしてその場所にいくと、何故か突然
後ろからピーターが声を掛けてくる。何をしているのかと尋ねる
と、助けに来たという。あなたは本物ではないでしょと告げる
とジュリアは消えてくれという。しかし理由があるからここに
いるのだというピーター。彼にあの子は何なのか?と問うと、
少女に近づく。すると何故か手にしている子を食いちぎっている
かのように見えた。
衝撃的映像だったが、ジュリアが見た夢だった。
ジュニアの隣には重傷を負ってベッドに寝ているハタケの姿が
有った。ドアの外ではベクターのうなり声が聞こえていた。

アランはサラにジュリアを探しに行く事を告げる。
彼女は「ウイルス接合やRNA結合タンパク質に関する本」を
書いているとし、ウイルスと戦うにはジュリアが必要だという。
しかしサラはレベルRにいるジュリアの状況は解らないままだ
という。しかしアランはドリーンが死んで少佐が行方不明の中
事態は振り出しに戻ったのだとし、残る道はジュリアだけだと
いう。唯一の希望だと。しかし監視されているし警備がついて
いる中どうやって下階層にいくのかと問う。どんな手を使って
でもいくという。
そんな中アランはサラにガバペンチンを与える。偏頭痛には
利くというもの。スレマニが強迫性障害の治療で使っていた
ものだとし、もうモルヒネは二度と使うなと告げ、集中して
やってほしいと語る。互いに支え合わないといけないという。

ジュリアは鏡を見てショックを受ける中、ハタケの腹部の刺し傷
について見ると傷の快復力が凄くほぼ完治していた。遺伝子が
良いんだろうというハタケ。ジュリアはハタケに対して何故
ジェイのことを黙って居たのかと問うと、彼女は実在しない人物だ
という。そんな人物と会話するのを見て楽しんでいたのかと
問うとハタケは言う必要はなかったから敢えて言わなかった
とし、会話が君の心の支えになっていると思ったからだという。
ジュリアはそれを聞いて納得。しかしジュリアは他にもベクター
に襲われている人を助けに行こうとしてドアを開けようとする。
しかし全員を助けるのは無理だとしてハタケは止める。その
瞬間ジュリアは発作で倒れる。

アランはテルミット法を使い、下水溝の金網を焼き切る。
こんな方法を使ったのは高校生の時以来だというアラン。
そんな中先には鎖で厳重に施錠されている場所を見る。
ここを通らないとレベルRにはいけなかった。これは隔離ではなく
閉じ込めているという。鎖を切ろうとしていると突然サラは
突き当たりに何かが見えるという。更にベクターがサラの
手を格子を隔てたところから掴んで襲ってくる。なんとか
引き離すが・・・
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北極バイオシステムズではベクター化する人々が後を絶たずに
いる中で、ドリーンが殺害される。何かを知っているのではない
かとするバリエセロス少佐も行方不明になり、アランはダニエル
に憤り感をぶつける中、この状況を打開するにはレベルRに幽閉
されているジュリアが必要だというが、ダニエルはあくまで
レベルRへの立ち入りを許さない。その覚悟はアランたちに銃を
向けてくることでも感じて居た。
ウイルスの対処にはジュリアは不可欠だと感じたアランはサラと
共になんとかしてレベルRに行こうとするが、閉鎖されている
棟はベクター化したもので溢れていた。仕方なくウイルスに
関してドリーンが研究していたものを再現する為に、ウイルスを
調べ、培養していくと、ウイルスの意外な効力と、危険な力と
いうものを感じていく。

CDCのメンバーも実質的に行動を起こせるのがサラとアランだけ
になってしまったし、ジュリアは全く違う場所でベクター化
する過程で過去の記憶が蘇り、何故か幼少期の自分との対面が
起きて、何かを示唆していることを悟る。

兄と弟ってハタケとジュリアなのかなとか思って見ていたんだけど、
予想とは違った。

バリエセロス役のMark Ghanimeって可愛い顔をしているのだけど、
もの凄くきな臭い人物で言動も実に憎たらしい。何度も逃げよう
とするし、アナナに対してイニシアチブを取ったかと思えば
その都度捕まるという意外とマヌケなヤツである。
この人が敵なのか味方なのかは分からないけど、今回のDlifeの
肩書きを見ると、国防総省・特別捜査官をしていることになっていた
ので、施設のことを調べているのか、それとも国が黙認しつつ
開発を急がしている治療薬のことを監視しているのだろうか。

しかしピッケルでダニエルにグサりと刺されて暫く極寒の地
に放置されたのに生きているとか普通にあり得ない。
この人もハタケ同様に死なないのか、代謝促進の為のDNA操作が
されている人物なのか。

徐々にウイルスの実体が判明。
「ウイルスが細胞を攻撃して急激に増殖している」と思っていた
けど、実際には「ウイルスは遺伝子の運搬機構」で、何かを運んで
いるということ。
ハタケにそれを問い詰めると、目的は治療で、不治の病を治す
手段だという。がん治療に於いて「病原ではなく治療薬を運ぶ為
為のウイルス」だということ。理想的だけどまだ完成はしていない
という。
ピーターにはそんな遺伝子療法は導入していないということで、
別の何かが有りそうだけど、「ソドム」が何か関係しているのか、
それと「ウィット博士」が何なのかが相変わらず気になるね。

少佐を助けたのはアナナという人物だった。
しかもトゥルークというダニエルとは全く姿形が同じの人物と
生活している。アナナによると子供が誘拐されていて、
調べると20年間に31人の子供が居なくなっていて、その何れも
施設とハタケの320km以内の場所にいた子供が居なくなっている
ことが分かる。

※アナナ演じるLuciana Carro
「Battlestar Galactica」ではキャット役。
スピールバーグ制作総指揮によることで話題にもなり
スターチャンネルで放送していた「フォーリング スカイズ」
のシーズン2以降で、クレイジー・リー役で登場している。

一方レベルRのジュリアの流れも意味深だ。
夏の間にモンタナの小屋で過ごしていたジュリア。
ジュリアの夢なのか妄想なのか深層心理なのかは分からないけど
「何故自分なのか、何故このウイルスか、何故今なのか」とし、
「問題は何故集まったかではなく、なぜ”ココ”がという点だ」と
ピーターは語っていた。チキンを切り分けると黒い血が出ていた。

一方ピーターの件でも進展が有り、培養していたウイルスが
黒い木の枝のように増殖する姿が有った。ドリーンもかつてそれを
目にしていたけど、その流れから冷却に打開策があるらしい。
アイルスは極度の低温では威力が弱まるということで、ピーター
を寒冷療法の研究をしているエイドリアン博士に頼み、浸透型
凍結療法を試してもらう。ラットなどが水の中で生活していて、
いわゆる胎児のような状態にするということ。
ということはホルマリン漬けをされている「ヴィット博士」も
実は生命維持されていたりするのだろうか?
アランが冷却に好機を見つけたのを知ったハタケはついに
CDCは打開策を見つけたことを口にしていたけど、まだ治った
訳でなく生命維持の状態だしね。

最後は少佐が定時連絡しなかった為に、ILARIA Corporation
の飛行機が現地入り。
ハタケにとっては都合が悪そうだけど、どうなんだろうね。

ジュリアも一瞬治ったかと思ったけど、ベクターのように叫んで
いる姿が有った。

そういえば前回まで出ていたジェイが幻覚だとは思わなかった。
あと研究している際のあのアンニュイというか・・・やや場違い
なBGMが流れるところがなんとも言えない。

■検索用キーワード

・Nutcracker Suite Opus 71a ‘Dance of the Sugar Plum Fairy’
By Uncredited

・レベルB 住居施設 サラの部屋など
・レベルD 血液学研究室 コード852
・レベルE 神経学研究室 コード517
・レベルG 寒冷療法の研究
・レベルR 隔離室 コード425
・ガバペンチン
・ナルヴィクB 感染者はベクター化する

Dr.アラン・ファラガット (Billy Campbell) CDC研究主幹
Dr.ジュリア・ウォーカー (Kyra Zagorsky) CDC研究主幹
Dr.サラ・ジョーダン (Jordan Hayes) CDC研究員
Dr.ピーター・ファラガット (Neil Napier) 北極バイオシステムズ研究者
Dr.ヒロシ・ハタケ (Hiroyuki Sanada) 北極バイオシステムズ研究所所長
セルジオ・バリエセロス (Mark Ghanime) 国防総省・特別捜査官・少佐
ダニエル・エアロフ (Meegwun Fairbrother) 警備主任
トゥルーク (Meegwun Fairbrother)
ミクサ (Meegwun Fairbrother)

アナナ (Luciana Carro) 保安官、トンラー居留地から640km圏内を捜査
Dr.ヴィクター・エイドリアン (Julian Casey) 浸透型凍結療法
— (Sienna Mazzone) 少女、ジュリアの幼少期??

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