第16話(16) 歌うレストラン Diners & Daters
監督/Shelley Jensen 脚本/Steve Freeman、Aaron Ho
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メロディーダイナーでは客が注文すると店員たちは歌で色々と
対応してくる店だった。みんなトリッシュがくるのを待つ。
モールの反対側から歩いてきているのか?20分も待たすなんて
どういうウェイトレスなんだというデズ。
そんな中この店でバイトを始めたトリッシュが出てくる。
トリッシュはオースティンやアリー、デズと対応していると、
奧からマネージャーであるミンディから、店員は歌で対応しな
さいと言われる。いつも後ろから見張っていて私をコキ使うの
だというトリッシュは愚痴る。ミンディはデズのことが大好き
で近寄って来るが、デズは遠距離での恋愛を求めるとして遠く
にいて欲しいと語る。しかし通じるハズもなく、今のはジョーク
だとして冷や汗をかく。オースティンは注文を取ろうとすると
奧にいるプロンドの子が良いとして指名する。あの子は
キャシディだという。彼女は注文を取る中、オースティンは
彼女の歌声を気に入る。デズはキャシディに対して、オーステ
ィンはネットでも有名な大物歌手だというと、トリッシュは
デズは小物だけどねと告げる。
オースティンは完全にキャシディに一目ぼれしてデートに誘う
という。
デズは店でチップス&サルサを食べたいことを口にすると、突然
サルサを踊らされる。デズはお腹いっぱいだとして帰ろうとする。
するとミンディからチキンポットパイを薦められる。これを
食べたらぶっとぶと。まさにデズは虜になる。
オースティンはキャシディのことをデートに誘おうとして彼女の
元にいく。とても良い事をしていることを告げると、食べ物以外
の曲も歌うのかと尋ねる。すると彼女はバンド活動をしていると
いう。オースティンはとても二人には共通点が多いとし、音楽、
高校生、そしてケチャップも共に持っていることだという。
キャシディはオースティンのことを可愛いとしながらも一緒に
出かけないかと誘われると、ダメなんだと語る。
それを知ったアリーは残念だとしてオースティンを励ます。
デズはラズベリーロボットを注文すると、ミンディと共に
ロボットダンスをするのだった。
アリーはオースティンに対してキャシディが何故オースティンの
誘いを断ったのか、可能性を考えたという。考えられるのは3つ。
1・既にボーイフレンドがいる。
2・あんたの言葉を誤解した。
3・を言おうとするするアリーに対して、彼女は人魚なので
人とはデート禁止なのか?というオースティン。私はあなたに興味
がないと言おうとしたのだという。
そんな中デズが店にやってくるとオースティンに対して、女の悩み
ならぱ俺に任せろと語る。愛を囁く男と呼ばれているとして、
自ら一人で囁く。オースティンも誰も呼んでないと囁く。
彼女のことは真剣なんだとし、頭から離れないという。デズは
オレは愛に関してはプロだとし、何度も振られているからこれを
やったらダメだということを教えるという。客として来ている女性
にデズは声を掛ける。オレは無職でシャワーに入るのは週一だけ
どオレのガールフレンドにならないか?と。女性はあっさりと立ち去り
今のが悪い見本だと語る。オースティンはキャシディが断った
理由が分かれば好きになってもらう方法も分かるのに・・と告げる
と、トリッシュが店に入ってきて私は知っていると語る。
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トリッシュがアルバイトを始めた店は、客への対応に全て歌で
対応するというメロディーダイナーだった。
デズのことを気に入るマネージャーのミンディは、デズに色々と
料理を振る舞う中、オースティンは店で働いているキャシディに
恋をしてデートに誘おうとするが・・・
キャシディ役のAubrey Peeplesは可愛いですね。
オースティンが当然デート出来るみたいな態度を取っているところ
が実に憎たらしいけど、まぁその辺は仕方がないのか。
何でも歌で表現するというのはちょっと無理があるものが有り、
面白さというのもイマイチ感じられなかった。
それでもアメリカといえばやはりミュージカル文化も優れている
ので、こういうのも有りなのかな。
キャシディに歌で思いを伝えようとするオースティンだけど、
単語を並べ立てるだけで、全てはアリー任せという辺り、ちょっと
違うんじゃないかって感じがする。
何気に面白かったのは、囁きキャラだった。
オースティンとデズの絡みの中で生まれたものだけど、
デズが「愛を囁く男と呼ばれている」と言われたことが発端。
囁き方を見ていると「ザ・ミドル 中流家族のフツーの幸せ」のブリック
みたいなキャラだったね。
またトリッシュが何故オースティンとの付き合いを断ったのか、
その理由を知っていると言った後に、突然変なアンケートの電話が
鳴り邪魔をするという辺りはジワジワと面白さを感じるネタだった。
ミンディ演じるAshley Finkは、なんと言っても「グリー」での
ローレン役でお馴染み。「オースティン & アリー」では14話に
続いて二度目の登場だったけど、これで登場は終わりみたい。
デズのことを転がす役目としては良いキャラだったね。
最後にエッグサラダを食べて見なさいよとしてメニューを出す
けど、他の客に出したものを取り上げるところが凄かった(笑)
アリーの見所は、相変わらず変な踊りをおどっていたところかな。
オースティンが自分が勝手に誤解してアリーの曲を歌ったにも
関わらず、アリーの責任にする辺りは嫌なヤツだなと思ったけど
すぐに謝罪してくれたので良かった。
パンケーキのバター呼ばわりされたキャシディは、既にデビュー
が決まっているようで、オースティンよりも一足先にスターダム
にのし上がるというところなのか。
■使用された曲
・Heart Beat by Ross Lynch
オースティン・ムーン (Ross Lynch) 歌手目指す
アリー・ドーソン (Laura Marano) 楽器店”ソニックブーム”、あがり症
トリッシュ・デラロサ (Raini Rodriguez) アリーの親友
デズ (Calum Worthy) オースティンの親友
ミンディ (Ashley Fink) デズが好きな太っちょ
キャシディ (Aubrey Peeples) 店員