キャシーのbig C ~いま私にできること~ The Big C シーズン2 第7話 ソウルメイト Goldilocks and the Bears

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第7話 ソウルメイト Goldilocks and the Bears

脚本/Cusi Cram 監督/Michael Engler
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【前回までのあらすじ】
ポールはミックに居候しているアンドレアを紹介する。ミック
はアンドレアのことを気に入りデートに誘っても良いかと問う。
一方アダムに対してミアはあなたの母からシラミのことは聞い
ているし二度と逢わないことを言われる。
キャシーは同じ治験を受けて居るリーがゲイである事を知る。
キャシーが不甲斐ない思いをしている事を知り、リーは宇宙
は支配出来ないこと。君は水であり石ではないのだという。
仏教徒であることを語るリー。

【ストーリー】
ショーンはキャシーの診察に付いていく。
看護師の変わりに問診をするのはショーンだった。息切れ、
筋肉痛、寝汗はないこと。湿疹のウチ、特に背中や首、臀部に
発疹は出ていないかというと臀部にはないという。
医者が手を消毒するをつ使うのを見てショーンは、石けん水と
水を使えないかとして、それだと抗生物質が効かない耐性菌を
作るでしょというと、医者は同行するならば静かにしてくれと
注意する。手や足の爪が剥がれ落ちたり完全に取れたりして
いるかと問うとキャシーはないという。副作用はないという事
だった。ショーンは良いことなのかと問うとキャシーは身体が薬
を拒否していることだとして、爪が剥がれていないってことは
ガンもやられていないことだと語る。医者は血圧が高いことを
指摘する。最近ずっと上昇しているのでシャーマン医師に診て
もらうことにしましょうという。薬を出すかも知れない事を告
げると、ショーンは原因は白衣恐怖症だという。これは遺伝的
なものだというショーン。患者が安心出来るように付添が来る
のは良い子とだがこちらの方はちょっと問題が有ると言われる。
来週シャーマン医師が診ることになるのでそれまでゆったりした
気持ちで過ごして欲しいという。末期の患者がゆったりなんて
無理でしょうというキャシー。
ショーンは血圧を下げたいならば鍼治療が良いと語る。公園に
鍼を打ってくれる名人がいて、盲人の視力を2人戻ったという。
キャシーは薬を飲むことになっても大した事じゃないという。

診察室を出ると検査室から笑顔で出てくるリーの姿が有った。
そんなに笑顔になれるならばどんなことでもするという。リー
はフィリピン人のナースがとても面白い人なんだと語る。
キャシーは血圧が高すぎると言われた事を話すと、高血圧なら
薬は必要が無いという。鍼の先生を紹介するというリー。
ショーンも同じ事を言っていたがホントに鍼は効くのかと問う。
ショーンは俺が言っても耳を貸さなかったのに彼が言えば
信じるのかと呆れる。リーは自分の通っている先生は女性で
がん患者専門だという。キャシーはダメ元で試すことを語る。
女性の先生ならば逢ってもみたいと。
リーに対してウチの家族はみんなテンションが高くてキツイこと
を語る。

オワシス鍼灸院。
先生はリラックスしてと告げると鍼を打つと気が流れるのだという。
体内のエネルギーは鍼を打つと流れが良くなるのだという。
リーがやってくると、二人には特別な絆があるようだと語る。
自分達は夫婦ではないことを語るが、医療用語でいうところの「吻合」
みたいだという。分離した二本の血管をくっつけることで一方が一方
の呼吸や心音に影響を与える間柄で共生だという。それはソウル
メイトだと。脈は必ず変わってくるとすると、これから漢方を用意
すると語る。リーはどんな感じかと尋ねると、動かないという
キャシー。人生のこと?と問うと顔が動かないという。背中に
キャシーの初めてのがんの痕が残っていた。他にも仲間がいるという。
するとリーはこれが僕の一号だとしてお腹のがんを見せる。ただの
ホクロかと思っていたというと、私もそうだという。ソウルメイト
ではなくホクロメイトだねと語る。

ポールは保険会社にしつこく電話するが、保留される。
こうやって保険会社は顧客を待たせてウンザリさせて切らせようと
するが俺は負けないという。ニール・ダイヤンドの保留音を永遠に
聞いてやるという。するとミックはポールの元にやってきて
アンドレアについて相談がするとして、初デートでもキスをさせて
くれるだろうかという。相手の雰囲気を読むのだという。ボディラ
ンゲージで読むのだという。一度アンドレアとテレビを見ていた
時にリモコンを取ってと言ったら俺を凄い形相で睨んだのだという。
「五月蠅いオヤジ!八つ裂きにするぞ」って顔だったとし、つまり
言いたいことは、どういうタイプの女性か分かるまでは「リモコン
を取って」は禁句だという。そんな中保険会社のデイジーが電話に
出ると妻の支払いの件での話をする。しかしそんな中、客がやって
きた為にボールは電話を切る。しかし相手はニックだった。
久しぶりだとしてみんなに逢いたがっているという。今はここで
働いているのかと問うと臨時だが保険の関係で働いているという。
福利厚生とかキャシーの為だと。奥さんは元気なのかと問うと
新しい治験を受けてそれが良いみたいだという。アンディは元気
かと問うと元気だという。ポールに仕事が逢って良かったとし、今は
厳しい時代だという。ここは収入が歩合制なのかと問うと歩合と
プラスアルファ、そして従業員割引だという。アンディの誕生日
プレゼントの時には精機の値段で買うという。そんな中、突然
ポールは腰を痛めるのだった。
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治験を受けて居るキャシーは診察の為に病院を訪れる。
医師からは血圧の高さを指摘される中、問診の結果、未だに
治験の影響が出ていないことを知る。来週にはシャーマン医師
の診察があることを指摘される中、病院ではリーと再会。
彼は高血圧を下げる為には、鍼治療すれば良いとして医師を
紹介される。その医師からはリーとキャシーはとても気が合う
ことを指摘され、ソウルメイトのようだと言われる。
一方ポールは仕事中に荷物を持とうとして腰を痛めてしまう。

エピソードとしては中休みって感じの話で、これまでの苦悩を
ちょっぴり和らげるような話だったかな。

タイトルからすると、「3匹のくま」という有名な童話が元に
なっているみたいだけど、宇宙の法則などを元にしたリーの仏教徒
としての主張なり、針灸や漢方などに見る西洋医学ではなく東洋
医学を元にした流れを見ると、寧ろ天文学で使用される
ゴルディロックスゾーンというものを意識した流れとして、
キャリーたちの居場所というものを主張したようなものがある
のかな。

必要な時に必要な相手のいることの有りがたさみたいなものを
感じる所が有り、キャシーはソウルメイトという言葉を嫌っていた
けれど、リーという人物との出会いは彼女に取っては心の支えと
なるべき相手だし、ポールが意外にもゲイバーでのやりとりを
通して元気を取り戻す流れが有る。彼女と別れて八つ当たりして
いたアダムは、ショーンとの会話を通して、自分のしたことの
愚かさと同時に前向きになる為の思想を教わり、上手い事前向きに
なれそうな感じの流れを作っていた。
アダムがアンドレアに意地悪するときには、どうなってしまうのか
と思ったけどね。
こうしてみるとショーンはジェイミソン家は白衣を見ると血圧が
上がる家系だとしていたけど、寧ろ人に何かを教えることに長けて
いるところが有り、ショーンは教師としての資質が有ったりするの
ではなかろうかという気がする。

またポールはミックに対してデートでの対応の仕方に関して
伝授するところが有り、単純なアドバイスだけど、面倒見が良い
人でポールの性格が表れたシーンだった。

ただ懸念すべき問題は幾つか感じるところが有った。
その中でもやはりキャシーは治験の効果が現れて、リーの方には
それが現れていないという差が互いの心を引き裂くことに繋がらない
ものなのか。
そして何でもデカイものを求めているというミックに関しても、
液晶テレビがトランクに積んであったけど、ちゃんと購入した
ものなのかどうか気になる。

ニックとの再会が有った。
すっかりニックの存在など忘れているのだけどS1-9に出てきた人物で
元ポールの会社の人物のようだ。

キャシーのbig C ~いま私にできること~ The Big C 第9話 裏庭の情事 The Ecstasy and the Agony


正直彼が色々と職場の環境を聞いて来ていたので、ニックも職を探し
てポールから居場所を取ってしまうのではないかと思ったけど、
ニックの出演は今回だけみたいなのでそう発展しないみたいだ。

最後はリーがキャシーの為に電話でHすることを促していたけれど、
マーリーンがタイミング悪く現れる辺りはなんとも言えず、
今後もマーリーンの登場はこういう使い方をしていくんだろうね。

■使用された曲

・Still Alright by Adam Merrin

キャシー・ジェイミソン (Laura Linney) 43歳、妻、高校の教師
ポール・ジェイミソン (Oliver Platt) キャシーの夫
アダム・ジェイミソン (Gabriel Basso) 高校生、15歳
ショーン・トルキー (John Benjamin Hickey) キャシーの兄
アンドレア・ジャクソン (Gabourey Sidibe) 生徒、デブ

レベッカ (Cynthia Nixon) キャシーの親友
ミア (Alexandra Socha) アダムの彼女

ミカイロ (Boyd Holbrook) ウクライナ人、販売店、”ミック”
リー・ファロン (Hugh Dancy) がん患者
— (Brynn O’Malley) Acupuncturist
— (Roslyn Ruff) 看護師
エド (Jerry Gallagher)
— (Joel Marsh Garland) Guy at Bar
ニック (Daniel Cameron Talbott) アンディのパートナー
— (Peter Bond) Guy with Shaved Head
— (Bobby Pestka) Panda Bear
オーウェン (Nick Blaemire) 販売店の上司
(Elli) Elli Bear
— (Rosemary Howard) Hospital Visitor
— (Chris Vaina) Bar Bear

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