ARROW / アロー 第3話 凶弾 Lone Gunmen

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第3話 凶弾 Lone Gunmen

脚本/Greg Berlanti、Andrew Kreisberg 監督/Guy Norman Bee
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【ストーリー】
街に正義をもたらす使命を持つことを家族にも知られてはなら
ない。相手は邪悪で欲にまみれる悪性のガンだ。
ジェームズ・ホルダーもそのウチの一人。
「ホルダーグループは火災の責任を逃れる。」
裁判の判決が決定し新聞紙面に書かれていた。貧しい地域に
欠陥の有る火災報知器をバラ巻いた人物で、多くの火災が起き
て多くの犠牲者を出した。ガンと戦い克服するのに必要なもの
は外科医と適切な道具だ。

弁護団には莫大な金を払ったが、裁判は上手くいった。
ホルダーは自宅にあるプールサイドで寛ぎながら仲間に電話する。
訴訟問題が片付いたので今後はユニドック産業の方に焦点を
絞れると語る。
そんな中、アロー/オリバーがホルダーの前に現れると、
「一連の火事で一体何人が死んだのか?」とし、犠牲者への保証
をしないのかと問う。無罪になったことを語るが、私は判決は
認めないとして、矢を突きつけると、保証するよう語ろうとする。
すると突然向かいのビルから何者かが狙撃してくる。
ホルダーが撃たれてプールに落ちるだけでなく、オリバー自身
も撃たれてしまう。急いで身を隠してクイン産業の跡地に戻る
と傷の手当てをする。ホルダーほどの悪党ならば他に敵がいても
おかしくはないと考えるが、オリバーは自分の体調がおかしい
ことに気が付く。弾丸には毒が塗り込んで有ったのである。
急いで解毒剤となる薬草を飲んで一命を取り留める。
解毒剤の効果が聞くまでの間、オリバーは島でのことを思い出す。

— 島 —
オリバーはフードを被る何者かによって撃たれていて負傷したが
手当されている事に気が付く。何でオレを射たのかと問うと、
「お前を守る為だ」という。これを飲めとして解毒薬を飲まさ
れる。

— 現在 —
オリバーは自宅に戻ると、様子がおかしいことに気が付く。
テアに何か有ったのかとディグルに問うと、夕べ仲間と用品店
に忍び込んだことが報道されたのだという。アルコール検知器
でも高い数値が出ていたこと。ボディガードのディグルからは
何処に行っていたのかと問われるオリバーはなんとか誤魔化す。
母・モイラはテアに対して泥酔事件の次は店に侵入するなんて
飛行街道まっしぐらだと言われる。オーナーに弁償したので
今回は問題にならなかったが・・・テアに対して学校に行きな
さいというが、テアは今日は病欠にしてくれという。
テアは兄の姿を見ると酷い顔をしていると告げ自室に戻って
しまう。
オリバーはモイラに対して、ズル休みを容認するのかと問う。
母は干渉しないのが一番だというが、あれは単なる我が儘だ
と告げる。モイラはあなたもそうだったでしょと告げる。
オリバーは確かにあの頃の自分は甘やかされていたが、今にして
思えば厳しくされたかったと思っているのだと語る。

クエンティンとルーカスたちは現場でホルダーのことを調べる。
ルーカスはフード野郎による仕業で現場に矢が落ちているし、
金持ちを狙う典型的フード野郎の標的だと語る。しかしクエン
ティンは今回の被害者の死因は銃弾を2発受けたことによるもの
で、ヤツは銃は使わないと語る。簡単な殺し方を悟ったのでは
ないかとルーカスは語るが・・・

オリバーは自分が撃たれた毒について調べていた。
すると銃弾にはクラーレ(高濃度のマチン)が塗られていること
が分かる。手に入れづらい猛毒であり、この殺し屋による被害者
は世界各地にいる事が分かる。シカゴ、マルコヴィア、コルト・
マルテスetc…。国際手配されていて、コードネームは”デッド
ショット”と呼ばれていることが分かる。
フォルダに償いのチャンスを与えるつもりだったが、殺し屋は
その気もなく道徳心も敬意も礼儀も持たないヤツであり、
ヤツの殺しには正義はない危険な人物だと呟く。ヤツを粛正する
と誓う。

オリバーはクイーン産業の跡地にトミーとティグラを連れて来る
と、この場所にクラブを作ればピッタリだと思わないかと語る。
トミーはオリバーに対してクラブ処か会社の経営も経験したこと
がないだろうと語る。取りあえず明日ライバル店の視察に行こう
というトミー。マックス・フラーが「ポイズン」というクラブ
をオープンするのだという。オリバーはマックスのフィアンセ
と結婚式前夜に寝てしまい破断させた経緯が有った。
ディグルに対してここでのクラブ経営に関してどう思うかと
尋ねる。ここは貧しい地域なので金持ちは寄りつかないだろう
と語る。しかしオレの店ならば3時間待ちになるというオリバー。
地域の人に恩恵はないというディグルに対して、おしゃれな
店が流行すれば、地域の格が上がり、その結果恩恵があること
を語る。そうなれば貧しい人を救う白馬の騎士ですねと語る。
しかしたった一人で誰の力も借りずに上手く行かないと思って
いるだろう?と問うと、貴方の洞察力の鋭さには敬服していると語る。
オリバーはクラブ経営によって、地下にある基地の存在を隠し、
その上アリバイ工作にも利用出来ると考えていた。

「オリバーがクラブ経営に着手」
そんな記事がインターネットに掲載される。
弁護士事務所ではローレルがその記事に釘付けになっていた。
それを見たジョアナからは彼のことが気になるのかと問われる。
もう過去の人であり、あなたを裏切った男性、、そして妹を死
に追いやった人物だと語る。あなたは過去に捕らわれていて、
あの事故の後、唯一寝たのはオリバーの親友だけでしょと指摘
され、過去は忘れて前に進むべきだと言われるのだった。
今夜は何もかも忘れて夜の待ちに出かけようと誘われ、酒と
ダンス、真夜中まで遊び倒しだと言われる。
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オリバーは欠陥品である火災報知器を売りつけて火事の被害者
を多く出したジェームズ・ホルダーに制裁を加えようとして
いたところ、自分と同様に彼のことを狙う人物がいることを知る。
その人物は狙撃手で、銃弾には珍しい種の毒を塗っていること
が分かる。
オリバーは手がかりを求める為に、地下組織である”ブラットヴァ”
の元にいくと、自分もその一員だとして、アレクセイと面会し、
この一連の事件の殺し屋についての情報を求める。
そうしている間にカール・ラスムッセンが殺害され、ホルダー
同様に競売に掛けられようとしているユニダック産業を買おう
としている人物が狙われている事を知る。

ドラマの世界観が徐々に広がり、オリバーが”ブラットヴァ”の一員
であることと、島での対立している組織の間に何か関係が有るのか
どうか気になるものが有るし、いよいよ一人では難しくなった案件
に対して協力者を求める為に、クエンティンに直接接触して事情を
語るところなど、なかなか面白く出来ている。

今回のオリバーが接触した組織(自らも属している?)はロシア系なの
だろうか。
前回出てきた秘密結社は中国系のトライアドだったけど、
この土地の利権を巡って争っているだけなのか、それ以外にも
何か深い因縁の関係に有るのかどうか色々と知りたいところも
多いけど、その辺は追々分かってくるのかな。

オリバーが刑事ドラマさながらに自分以外に暗躍している男を
探す過程も楽しかったし、映画「ランボー」よろしくとばかりに
自ら治療するシーンが有ったり、毎回のようにして、ジャッキー
チェンの映画での復讐劇に於ける修行シーンは魅了されるものがあり、
(取り分け「スネークモンキー 蛇拳」とか「ドランクモンキー酔拳」
っぽさがあるな(笑))
人間離れしたようなトレーニングシーンと共に露わになる究極の
肉体がまた凄いよね。

筋肉質になると水中に浮かなくなるし、その身が重くなると思うので、
俊敏さに欠けるところも有りそうだけど、ここでは全くの正反対で、
その肉体から繰り広げられる建物や障害物をクライミングする光景は
最早人間業とは思わないところが有って爽快感がある。
このドラマが放映されていた頃には、世界中でパルクールとか
都会に於けるフリークライミングが流行していたので、それを上手く
主人公に取り入れた格好なんだろうね。
それらの動画を貼りたいけど、グーグルの規則で貼れないことに
なっているので、パルクールとかフリーランニングで検索して
みると色々と楽しい動画が出てくるので是非興味がある方は
どうぞ。

また今回使用されたのは、銃 対 弓矢の対決の構図だ。
主人公は武器には相当の拘りがあり、決して銃などを使うことは
無さそうだけど、銃の利点と弓矢の利点、またその逆に欠点と
なるべきもの対決はマニア心を擽るものがある。

瞬時に相手を殺すことが出来るという意味では、銃の方が容易
に発砲出来そうだけど、今回のオリバーのフロイドとの対決
を見ると、凄いスピードで弓をセットして射貫いている。
一連のスピード感がまた常人場慣れしていて、香港映画によく
見るカメラの早回しでもしているんじゃなかろうかと思うところ
も有る程。また射程距離に関しては狙撃手が使う銃に軍配が
上がりそうだし、痕跡も矢に比べて分かりづらい所が有る。

思わずディグルに銃弾が当たってしまったが、オリバーが運び
治すことになった。毒にも色んな種類が有りそうだけど、
Dr.HOUSEが原因不明の状態の時に使用する広域抗生物質のような
薬草で解毒させているところを見ると、オリバーって漢方を
学ぶ中華系の思想が有りそうなんだけどね。単なるサバイバルの
過程で学んだのかな。

それ以外にもローレルとトミーの関係が暴露された。
驚く程冷静な態度だったとするオリバーの態度。
オリバーを見て婚約者を寝取られたマックスは彼をボコボコに
していたけど、そんな感情とは対象的に写る。そしてそんな
ボコボコにされているオリバーを救うのが誰でもなくローレル
だというところが心強い。幾ら父が警官で護身術を習わされて
いたとするけど、あまりに強すぎるな。ローレルに近づく男は
用心すべし!みたいな。ディグルの義理の妹(ディグルの弟は
亡くなっているらしい)も出てきたけど、ディグルを前にすると
流石にこちらも近づく男は色々と決意するものがありそう(笑)
オリバーも本気出せば凄い男だけど、容易に人前では力を出せない
難儀な側面が有る。その辺はドラマの核心部なので色々と面白さと
共にストレスを感じそうだけどね。

今回の件でディグルはオリバーのしていることの事情を察したの
だろうか。またクエンティンもどれだけオリバーのことに関して
正体を知ったのかが気になるところ。

テアが少しずつだけど母との関係によりが戻るところは良かった
と思う。ただこの母親は邪悪なオーラを持っているからなぁ。
今回は珍しく母親の陰謀は提示されることはなかったね。

■使用された曲

・Arrow End Theme
Composed by Blake Neely

・Beat And The Pulse (Still Going Remix) by Austra
・Dark Star (Marco Hawk Remix) by Polica

■検索用キーワード

オリバー・クイーン (Stephen Amell) スターリング・シティの億万長者
ダイナ”ローレル”・ランス (Katie Cassidy) 正義感溢れる弁護士
トミー・マーリン (Colin Donnell) オリバーの親友にして、悪友
ジョン・ディグル (David Ramsey) オリバーのボディガード。元軍人
テア・クイーン (Willa Holland) オリバーの妹”スピーディ”
モイラ・クイーン (Susanna Thompson) オリバーとテアの母親
クエンティン・ランス (Paul Blackthorne) スターリング・シティ警察の刑事
ウォルター・スティール (Colin Salmon) クイーン産業のCEO

ジョアナ・デラ・ヴェガ (Annie Ilonzeh) 弁護士、ローレルの相棒
ルーカス・ヒルトン (Roger R. Cross) 捜査官

ヤオ・フェイ (Byron Mann)
アレクセイ・レオノフ (Eugene Lipinski) “ブラットヴァ”のメンバー
ジェームズ・ホルダー (Tobias Slezak) ホルダーグループ、火災報知器
— (Lini Evans) Business Suit
— (Marrett Green) TV Field Reporter
カーリー・ディグル (Christie Laing) ジョンの弟(故)の元妻
— (Nicole Hombrebueno) Hot Girl
— (Broadus Mattison) Bouncer
— (Barry Nerling) The Mechanic
フェリシティ・スモーク (Emily Bett Rickards) クイーン産業・IT部門
マックス・フラー (Marcus Rosner) ポイズンクラブオーナー
フロイド・ロートン (Michael Rowe) “Deadshot”もパテルが雇う殺し屋
ウォーレン・パテル () 首謀者
カール・ラスムッセン () 被害者、娘3人

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