ARROW / アロー 第9話 新たな闇 Year’s End

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第9話 新たな闇 Year’s End

脚本/Greg Berlanti、Marc Guggenheim 監督/John Dahl
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【前回までのあらすじ】
クイーンズガンビッド号がモイラが会社の金を横領した金で
借りている倉庫の中に入って居ることを見つけるウォルター。
しかしモイラはこれ以上この件に関わると危ない事を告げる。
好奇心が強すぎると事故に遭いやすいものだぞとしてトミーの
父・マルコムはモイラに忠告する。しかしウォルターは追求の
手を止めず、手帳のことをフェリシティに調べてもらう。
すると特殊なインクで書かれた人物のリストが出てくる。
島ではオリバーは写真の男は何処に居るのかとして問い詰め
られていた。島は危険だがお前はよく耐えたとして謎の
中国人・ヤオ・フェイに助けられる。フェイと一緒に行こうと
するが洞窟の入り口は崩れてしまう。

【ストーリー】
「アダム・ハント失脚。」
新聞やテレビではリストにも名前が書かれているアダムのこと
をそのように取り上げていた。アダムは千載一遇のチャンスで
何とかやり直したいことを話していると、アダムの元にまた
フードの男が現れる。また金を返せというのかと問うと、もう
全ての金を払ってないことは知っているだろうという。しかし
フードの男は容赦なく3本の矢を放ってアダムを殺害する。

オリバーとディグルはトレーニングをしながら、今週は3人も
リストの人物を消したなと語る。オリバーはフード男を見る
だけで怖がる人たちばかりだとすると、評判が知れ渡っている
証拠だというディグル。今日は甥っ子を買い物に連れて行くと
いうディグルはもうすぐクリスマスだと語る。オリバーはすっかり
忘れていたことを口にすると、君はヘレナのことが有って以来
悪の粛正に没頭していたからだろうという。しかしオリバーは
それを否定し、島での5年間は生き抜くのに必死で色々と忘れて
いるのだという。クリスマスには毎年父がパーティーを開いて
いたとし、ツリーを飾って屋敷中をクリスマスの匂いに包まれて
いたという。ディグルはクリスマスくらいはリストは放って
おいて楽しめと語る。サンタはあんたの名前を良い子のリスト
に入れていると語る。

— 島 —
洞窟内に取り残されていたオリバーの元にフェイがやってくる。
食料と水を持ってくると、何日も水も食料もない状況だったと
語る。オリバーの前に連れて来たのは一人の男性を連れて来る。
なんとオリバーに拷問した人物だった。コイツのせいでオレは
拷問に有ったのだとすると、フェイはコイツならばお前を家に
返せるという。コイツは飛行機を持っているのだとし、この島を
出られるのだという。

— 現在 —
オリバーはテアが着飾っているのを知ってカワイイことを語る。
ママとウォルターがディナーパーティーにお偉いさんを招いて
いるのだという。楽しくて泣けるという。オリバーはクリスマス
なのになんで飾り付けをしていないのか?と問い、リースもツリー
もないと語る。最近は忙しかったからだというテア。
キャンディケインズはないのか?とし、母とよく競っていたと
語る。ママは昨年から糖分を控えているのだという。

ディナーパーティーではモイラたちの仲間や警察署長なども来て
いた。みんなフード野郎が犯罪者だということを忘れていると
し、金持ちの金を貧しい人にぼらまくなんて民主党員だなと語る
マルコム。スターリングシティ警察の本部長に対して犯罪率が
下がっていることを尋ねると、我々の努力が身が結んでいるとする
が、正義の男のお陰で犯罪者も萎縮しているのではないかと
いう。オリバーにどう思うかと意見を求められると、フード男
という名前は素っ気ないとして何か名前をつけたらどうかという。
マルコムはグリーンアローなんてどうかと問う。
そんな中ウォルターは会社から電話だとして席をハズす。フェリ
シティからの電話で、手帳のリストを調べていたら、7人は
フード男に殺害されている事を語る。その中でウチの会社の
ダグラス・ミラーという応用科学部門のトップの人物もプレゼント
に矢をもらうかも知れないとしてリストに掲載されていること
を語る。そんな中本部長の元にもアダムが殺害されたとの
報告が入り、席を立つことになる。

クエンティンは本部長がやってくると事件発見までの経緯を
説明する。娘が来て鍵を開けたら殺されているのを発見した
のだという。本部長はフード野郎がまた犯罪を犯したことを
告げるが、クエンティンは確かに矢が使われているがこれまで
のフード男の矢と違って黒い矢だと語る。アダムからは既に
4千万ドルを奪っているので殺す必要がないことを考えると、
これはフード男の模倣犯だと語る。

クイーン産業では、オリバーとディグルが模倣犯について話
有っていた。一体誰が殺すのか。矢は三本とも胸の同じ場所に
命中していたこと。矢はコンパウントボウであり、凄腕だと
語る。矢が手に入れば何処で買ったのか調べられるとし、
警察に頼ろうと語る。

クエンティンの元に荷物が届く。その中には携帯電話が入って
いてオリバーが送ったものだった。オリバーは追跡出来ない
非通知の電話でクエンティンに連絡すると、ハントを殺した
のは私ではないとしてボイスチェンジャーを使って話をする。
犯人は模倣犯だと言っていたが、同じ矢を使う私ならば
犯人を捕まえられる事を語り、矢が欲しい事を語る。警察には
不可能な方法で調べられる事を告げ、連絡を待っていると語る。
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クリスマスが近づくスターリングシティ。
リストに掲載されている人物を次々と粛正していくオリバーだが、
彼としては必ずしも殺すことが目的ではない為に、金を奪って
それを適正な場所に分け与えるという行動を取っていた。
しかしそんな最中、一度は身ぐるみを剥いで逃がしたアダム・
ハントが矢で殺される。オリバーではないブート男の存在が
現れる中、警察としては新たなダークヒーローの存在を証すこと
を躊躇い、全てをアローの責任として一緒くたに扱おうとする。
クエンティンは署長の行動を非難すると、この捜査からハズされて
しまう。クエンティンはアローからの連絡で、矢を貸してくれ
ればこちらで犯人を特定することが出来るとして、模倣犯を
探していくことになる。

少しずつ島での実体が明らかにされてきましたね。
とは言ってもここのところ、島のことが取り上げられることが
少なかったので久しぶりにストーリーを回転させたところ。
このリアン・ユー(島)は8年前まで中国軍部によって管理されていて
本土には置けない程の凶悪犯を収監していたが、その制度が廃止
されてから、Deathstrokeらが派遣されたとのこと。
囚人の殆どを退治したけど、オリバーと一緒に居るヤオ・フェイは
囚人の一人だったという。何十人も虐殺した男とのことだけど、
その辺の事情が謎であることと共に、オリバーがどういう過程で
強くなり、アローを身につけたのかに於いてはまだまだ描かれる
ところはない。クイン産業とかマーリン家の人たちは軍需産業とか
民間傭兵組織でも持っているところなのだろうか?

スターリングシティではそろそろリストの件が関係者に明らかに
なり始めて、”同志に任せる時が来ている”という。同志なんて
言葉を使うとやはり共産圏の人たちが関係しているのかなと
思う所も有る。どの程度の組織なのか分からないけれど、
まさかトミーの父・マルコムが模倣犯で、アロー使いだとは
思わなかった。衣装に身を包んだ模倣犯は体格が結構良かったの
で、ディグルなのかと思った(笑)
ディグルはまだまだ修行中。早いところオリバーとは戦いの現場
に於いても協力し会える戦力になれば良いのだけど・・・。

フェリシティが今回弓矢の件を調べていた。
矢尻は樹脂加工したチタン製、ノコギリ状、柄は特殊ポリマー
が使われている特殊製。
柄の素材が特許品でそれを特許として登録しているのがサジタリウス
社だということで、発注・発送された10245番埠頭倉庫に導かれた
けど、フェリシティのことは信用しても良いのかな。
彼女ユダヤ教徒のようで、クリスマスに於いてはメリークリスマス
ではなく、ハッピーハヌカだと語っていた。

今回は裏のテーマとして家族の形を取り戻すと同時に、新しく前に
進もうとして藻掻いている家族の姿が有る。容易に団結出来ずに
いるのは状況が変化しているにもかかわらず、互いに変わっている
事実を受け入れていないこと。
オリバーがクリスマスを通して家族の再団結を図ると共に、
昔の形を求めようとしたところ、残念ながら思い出多き昔とは
それぞれに事情も立場も変わっている。それを象徴するのは、
切ないけどローレルを通して見る隣にいる人物が自分ではなく
トミーだとするところも有るのかな。そしてそんなトミーもまた
過去のヤンチャな男ではなく、クリスマスにはランス家の三人が
写る写真をプレゼントしたことで、クエンティンの中でも彼を受け入れて
いくのかどうか。

壊れてしまった家族の形はなかなか元通りにはならない。テアと
オリバーの関係は一見すると良い感じの兄と妹に思えるけど、テア
の中では変わってしまった兄に対して違和感がある様子。しかし
それはオリバーにとっても同じことで、思い出だけを生きる希望と
して5年間を過ごしてきたオリバーにとっては、変わらない形の
家族の姿にすがりたい気持ちも分かるし、取り戻したい日々に関する
事情もよくわかるけれど、やはり時は進んでいる様だ。

アロー対決は激しかったね。
マルコムはあんまり強そうに見えなかったけど、いざ戦いになると
オリバーのことをフルボッコにしていた。矢も刺さっていたけど、
偉いのは矢尻に毒を塗っていないことか。かつて一度オリバーが
襲われた際が毒に犯されたシーンも有ったけどね。
こう強い猛者が現れるとクエンティンの立場もない。アローを憎みつつ
も状況を提供していくしかないのかな。

モイラも含めてこの町をどのようにしようとしているのだろうか。
相当な人間が亡くなるみたいなことを言っていたけど。

またリストを書いた人物は父親ではなく別人だったということも
判明したけど、反体制の人が存在していることも確かなのかな。
その流れと島の流れがどうリンクしていくのか。

■使用された曲

・Arrow End Theme
Composed by Blake Neely
・Youth Without Youth by Metric
・Have Yourself a Merry Little Christmas by Schuyler Fisk
・Christmastime by Kari Kimmel

■検索用キーワード

オリバー・クイーン (Stephen Amell) スターリング・シティの億万長者
ダイナ”ローレル”・ランス (Katie Cassidy) 正義感溢れる弁護士
トミー・マーリン (Colin Donnell) オリバーの親友にして、悪友
ジョン・ディグル (David Ramsey) オリバーのボディガード。元軍人
テア・クイーン (Willa Holland) オリバーの妹”スピーディ”
モイラ・クイーン (Susanna Thompson) オリバーとテアの母親
クエンティン・ランス (Paul Blackthorne) スターリング・シティ警察の刑事
ウォルター・スティール (Colin Salmon) クイーン産業のCEO

ジョアナ・デラ・ヴェガ (Annie Ilonzeh) 弁護士、ローレルの相棒
ルーカス・ヒルトン (Roger R. Cross) 捜査官
マルコム・マーリン (John Barrowman) モイラに接触??、トミーの父
フェリシティ・スモーク (Emily Bett Rickards) IT部門

ヤオ・フェイ (Byron Mann) 中国の囚人?
エドワード・フライヤーズ (Sebastian Dunn) 島の男
アダム・ハント (Brian Markinson) スターリングシティのリストの人
— (Paul Boyle) Elite Man
— (Lisa Marie DiGiacinto) Attractive Woman
Dr.ダグラス・ミラー (Mark Ghanime) クイーン総合会社・応用化学センター
シェーン・コルヴィン (Scott Lyster) テアの彼氏
ネルソン・ラヴィチ (David Milchard) スターリングシティのリストの人
— (Philip Prajoux) Bomb Squad Officer
— (Jeffrey C. Robinson) Deathstroke
— (Ryan Younglao) Delivery Clerk
— (Elizabeth Weinstein) Female Hostage
ブライアン・ナドセルド (Robert Moloney) 警察局長

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