ARROW / アロー 第21話 密議 The Undertaking

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第21話 密議 The Undertaking

脚本/Jake Coburn、Lana Cho 監督/Michael Schultz
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【前回までのあらすじ】
フェリシティに手紙を詳しく調べて欲しいとしたウォルター。
ディグルはオリバーに対してお前のお袋さんの運転手をすると
して疑いの目を向けるがオリバーは母は悪事に手を貸していない
と否定。しかしこの街で何かが起きていることを告げる。
モイラはウォルターに対してこれ以上この件に関わったら危ない
事を口にする。マルコムはモイラに対して好奇心が強いと事故
に合いやすいものだとして誘拐を示唆する。モイラは絶対に
危害を加えないよう頼む。トミーはローレルに対して君の望む
男になれる自信がないとして別れを告げて出て行く。ローレル
は何かの冗談かと思ったがトミーは本気だと語る。

【ストーリー】
ケイマーフィデリティ(Cayman Fidelity.)に連絡を・・これから
私が金を預けにいくという会計士のハロルド・バックマン。
特別な顧客の特別な金だとしてボディガードに用心するよう告げる
中、不審な物音を聞いて調査するよう告げる。
そこに現れたのはアローだった。お前は街を汚した。私は金を
運んでいるだけだというハロルドに対してその金は恐喝、誘拐、
麻薬に使われていて、罪のない人々の人生を破壊していることを
語る。ハロルドはお前のことなど恐くはないとし、私の顧客に
比べたら・・という。アローはそれならば後はヤツラに任せると
してアローはオフィスからパソコンと金を奪って逃げる。

フェリシティの元にパソコンを持っていくオリバー。
それって悪党から奪ってきたパソコンでしょというと、ハロルド
からだという。ケイマン諸島でマネーロンダリングをしている
会計士だという。国税丁に告発したらどうかとすると、金を正当
な持ち主に返してからだと語る。ファイルは非対称暗号化アルゴリ
ズム(asymmetric encryption algorithm)で守られているとして
最低でも解除には数日かかるという。ディグルとはいつ仲直り
するのかと問うと、出て行ったのはアイツだとしてオレは引き留め
たという。でも貴方は謝っていないとし、ロートンを一緒に倒すと
約束したのだという。オレは自分の選択を後悔していないと告げる
と、ファイルの解析を任せる。

モイラは電話していた。もう半年が経過していること。
私が諦めていないのにそんなことは言わないでと激高する。
そんな会話を娘のテアが聞いていてどうしたのかと問う。あまり
良いニュースではなさそうねとし誰と話していたのかと問うと、
モイラはウォルターの生命保険の支払いに関することだという。テア
はウォルターが恋しい事を告げ、またパパを亡くしたみたいだ
という。

— 昔 —
クイーン邸には、街の有力者が集まる。
ロバート、フランク、マーリンetc…。
ウォルターがやってくると、モイラはロバートに用事なのかと
問う。株式公開の書類にサインをもらいに来たという。現在
プライベートな集まりをしているので少し待って欲しいという。

仲間たちはアダム・ハントは渋っていたが、使い込みの情報を
掴んでいると行ったら協力することを約束したという。警察の
通信システムはどうするかとすると、資金を匿名で寄付するよう
ハントを説得したという。しかしこんなことをしていて街が
浄化されるのかとして、大西洋の水をスプーンですくうような
ものだという。街を救うために悪党の手を借りて何年もその方針で
やってきたが、効果はまるでないというマルコム。犯罪率は寧ろ
増加化。ロバートはもう少し待とうとするが、レベッカは待って
くれたのか、フランクの娘を乱暴した男は待ってくれたのかと
問うと、私たちはプロジェクトを中止して新しい事業に変更
しようという。ベトナムでのベンチェ省でアメリカ軍が使った
ベトナム戦争での枯葉剤のことのように一度破壊しないと再建
出来ないという。壊滅させるというのかと問うと、何一つ残さず
に・・だというマルコム。自然災害で壊滅したように見せかければ
良いとし、ユニダック産業を知っているかと問う。小さな会社
だがユニダックは必要な技術を持っているとし試作品の完成まで
5年。ヤル価値の有る事業だという。辛抱強く待つのも必要だと
するとロバートは自制心も必要だぞと語る。一人じゃ救えないのだ
と。

— 現在 —
ヴァーダントにローレルがやってくる。
ここのコーヒーは最低ねというと、バーでコーヒーを飲むのが間違
っているというオリバー。疲れた顔をしているが仕事が忙しいのか
と問うと、一日中泣いたのだという。トミーから別れようと言われた
こと。何故なのかと問うと、いきなり出て行ったのだという。彼から
何か聞いていないかとしてオリバーに尋ねると、ここを辞めてから
トミーとはあまり話をしていないのだという。きっと戻ってくる
とし、少しビビッただけだろうと。あなたみたいに?と問うと、
彼女の妹と寝るなんて別れる覚悟の上での行動でしょと。トミー
と別れたくないのならば素直に話合えとし、あの時俺たちはそれを
しなかったのだという。
そんな中フェリシティが奧からやってくると、見せたいものがある
という。ローレルは誰なのかとしてオリバーに尋ねると、フェリシ
ティは彼女を見てローレルでしょと語る。オリバーはこちらは
フェリシティでネットの設定を見てもらっているとするとルーター
よと語る。見てもらいたいものがあるとして重要なことがあるとの
ことだった。

ローレルと別れて地下室へいく。
ケイマンフェデリティをハックしてバックマンの口座の入金記録を
調べたら去年の一番高額な入金者は200万ドルだったという。
12月12日・・ウォルターが誘拐された日だとし、バックマンの客
の一人に誘拐の謝礼が振り込まれたのかも知れないという。
その客が分かればウォルターの行方が分かるかも知れないとのこと。
するとフェリシティは相手はドミニク・アロンゾという人物に
金が振り込まれていることが分かる。誘拐以外でスターリングシティ
で一番大きな違法カジノを経営している人物だということだった。
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オリバーはディグルと共にロートンを倒す予定だったが、オリバー
としてはローレルたちの件を優先した為に、ロートンのことを
取り逃がしてしまう。そのことでディグルとは決別する。
そんな折り、ハロルドという悪徳会計士を成敗するオリバーは
彼のパソコンをフェリシティに調べてもらうと、そこから
ウォルターが失踪した日に振り込まれている200万ドルという大金
の流れがある事を知り、それが一体誰に振り込まれたものなのか
を調べる。すると街で一番の違法カジノのを経営しているアロンゾ
であることを知り、何とかしてその証拠を掴む為にカジノの奧に
有るパソコンに装置を仕掛けて、ハッキングしたいと考えるが・・・

いよいよシーズンも終わりに近づき、色々提示された謎の一端が
解明されようとしている。
この調子でいくと、シーズン1は取りあえずマルコムの事業の流れを
止めるという流れだけを解決させるのだろうか。
それとも事業は止める事が出来ず、世紀末さながらのグレイズ地区
壊滅状態を見せて、そこから更にまたスラム化して負のスパイラル
に陥るという状況を演出していくのか。
島の流れに関しては、とてもこのシーズンだけでは描けるものでは
ないのでシーズン2に投げっぱなしにするのかな。

今回は島でのエピソード映像は一切無く、久しぶりにウォルター
の件で進展を見せた。

マルコムがおかしくなってしまった原因の中には過去にグレイズ地区
で起きた妻・レベッカの死がかかわっており、そんなマルコム主導
の事業に手を貸しているものは少なからずグレイズ地区に於いて
被害を受けたとする金持ちたちが協力して一つの計画に携わり、浄化
に当たっているという。

ただそれまでの事業計画は悪人を使って浄化させようとしたけど、
結局悪人は増えて、犯罪率が増加するという負のスパイラルに陥って
しまったということで、マルコムとしては面倒臭いことはせず
一気に壊滅させて新たな街を作ろうとしている。

悪人を倒すという使命感はあれど、その辺の流れに関しては多かれ
少なかれ程度の問題はあるようだ。
一人の悪人を退治することと何千人もの命を奪うこととはまるで
意味合いが違うという数の論理が、その人となりの倫理感なり
罪悪感を刺激しているけれど、その価値感も人それぞれ。

気になるのはマルコムだけはオリバー以上にアロー使いである
という事実が有り、どのような経緯で彼はそんな力を身につけたの
か、その辺の流れの言及がなされていない。
ロバートが船で中国に向かっていること。フランクもまた
上海にいくとして中国の出資者に協力を求めるとしていたけれど、
少しずつ中国寄りのドラマ展開が用意されていて、島の存在にも
繋がっていく流れが有るのかな。

過去に冒したミスを二度行ってしまえば単なるバカであり、
オリバーとしてはローレルに対する気持ちから逃げずに向き合おう
としている。ローレルとしてはトミーとの関係を取ろうとして
オリバーに対して、互いに気持ちがないと説得して欲しいことを
口にするけれど、そうはいかないとして否定するオリバーの姿が
有った。

ロバートはマルコムの事業に反対していたが為に殺された様子。
モイラはそれを知りつつもロバートがかつて地方議員を殺害して
しまったことで、罪悪感があり、マルコムによって操られているで
あろうことを知る。モイラとしてもマルコムの力を知れば従う
しかない状況の中で、それぞれ隠して行動を取っていることが
関係各人に対してどのように伝わっていくのか。

フェリシティの初の対外任務は楽しかった。
フェリシティって普段はパソコンに向かっているからなのか、
人と逢うとお喋りになるよね。
カジノの件では正直最初からオリバーを突入させておけって感じの
流れだったけど、あそこでやっぱりピンチのところでディグルに
助けに来て欲しかったな。

意外なのはマルコムの事務所にオリバーの盗聴器が仕掛けて有って
会話を盗聴出来た流れかな。

そしてトミーは父親がしようとしていることを知ってどういう
行動を取るのか。
ローレルに対してオリバーの正体がバレる時はいつなのか。

グレイズ地区が壊滅されたら一番危険なのは、よく足を運んでいる
テアであり、テアの恋人であり、ディグルであり、ディグルの義理
の妹など、住んでいる人は多いんだよね。

ユニダック産業が開発したものとは一体何なのか。

■使用された曲

・Arrow End Theme
Composed by Blake Neely
・Through The Walls by Gary Go
・Bleeding Love by Leona Lewis
・Start Me Up by DJ Roc
・Your Heart Keeps Burning by Adam Agin
・Radioactive by Imagine Dragons

■検索用キーワード

オリバー・クイーン (Stephen Amell) スターリング・シティの億万長者
ダイナ”ローレル”・ランス (Katie Cassidy) 正義感溢れる弁護士
トミー・マーリン (Colin Donnell) オリバーの親友にして、悪友
ジョン・ディグル (David Ramsey) オリバーのボディガード。元軍人
テア・クイーン (Willa Holland) オリバーの妹”スピーディ”
モイラ・クイーン (Susanna Thompson) オリバーとテアの母親
クエンティン・ランス (Paul Blackthorne) スターリング・シティ警察の刑事
ウォルター・スティール (Colin Salmon) クイーン産業のCEO

フェリシティ・スモーク (Emily Bett Rickards) クイーン産業・IT
マルコム・マーリン (John Barrowman) モイラに接触??、トミーの父

ロバート・クイーン (Jamey Sheridan) オリバーの父
フランク・チェン (Chin Han) ロバートたちの仲間
ドミニク・アロンゾ (Ray Galletti) 違法カジノ経営、ウォルター誘拐
— (Simon Bradbury) Dealer
— (Vaughn Clements) Armed Guard
— (Andrew Hedge) Pit Boss
ハロルド・ベックマン (Byron Noble) 会計士、マネーロンダリング
— (Stephen Powell) Sharp Gangster
— (Lee Tichon) Controller
— (Tom MacNeill) ギャンブラー

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