[E] CSI : NY9 第17話 今日を生きる Today Is Life

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第17話 今日を生きる Today Is Life

脚本/Zachary Reiter、John Dove
監督/Allison Liddi-Brown
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2人の巡査は宝石店強盗の容疑者を追って車で追跡していた。
黒人巡査のトレイ・ジェンセンと白人巡査のケヴィン・ホプキ
ンス。レノックス122丁目を南へ逃走中で、犯人は2人組で何れ
も黒人。1人は上着もフードも黒色、もう一人は上着がグレー
のフード付き。二人ともブルージーンズだと報告。逐一本部と
無線で交信をしながら容疑者を追跡するが、二人の容疑者が
二手に分かれ複雑な町中に入ったことも有り、二人はそれぞれ
に車から降りて容疑者を追う。そんな中ケヴィンは応援を要請。
198(ケヴィン)が追っていた容疑者は銃で発砲し、841(トレイ)
が追っていた容疑者は有刺鉄線を乗り越えて逃走してしまう。
トレイは仕方なくケヴィンの援護に向かおうとして現状地の
指示を求めるが、無線での電波状況は悪かった。
そんな中、ケヴィンは発砲して容疑者を亡くなる。しかし
現場で倒れる容疑者の近くに銃が落ちていなかった。

亡くなったのはティモシー・ブラウン。
未だに容疑者の一人は逮捕されていないという。
ブラウンは大学生で撃たれた時に銃を持っていなかったこと。
警察に撃たれて亡くなった犠牲者は今週2人目だとして、警察署
の周りにはテレビレポーターと共に、ティモシーを撃ち殺した
とする警察官を責める市民たちが溢れていた。”銃はなかった。
真実を言え!”と。

内務調査局に入る前にドンやマックが事情を聞く。
マックは何が有ったのかを知りたいだけで、間違った情報が
流れるのを阻止する為だと語る。ケヴィンとトレイ、それぞれ
に事情を聞いていく中、二人は共通して犯人が二手に分かれて
それぞれに容疑者を追ったこと。
ケヴィンは応援要請を入れたこと、そして相手は銃を持ってい
たこと、容疑者に投降を呼びかける際にポケットに手を伸ばし
て振り向いたことから発砲したことを語る。しかし実際には
現場に銃は落ちていなかった。銃を何処に捨てたと思うか?
と問うと、マックは内務調査まで48時間が切っている状況で
有り、自分達はそれまでに解決したいのだと語る。
ケヴィンは自分が事情を話しているのは、嘘を練る時間がある
とは思われたくないからで、決して嘘はついていないと語る。
相手は僕に向けて発砲し、そして応援をしたのだと語る。
そんな中12分署では暴動が発生する。

市民たちは”真実を言え!”と声を高らかに上げて、マスコミの
報道もそんな声を自重することなく、寧ろ油に火を注いでいた。
平和的抗議活動が流出事態に発生したという。
なんとか制圧すると群衆の10名を逮捕。しかし未だにいつ暴動
に発展してもおかしくない緊張状態だった。
現在では1500人が署の周りを囲んでいた。
マスコミは亡くなったティモシーの恋人であるトーリー・ベル
をテレビの前に出して発言させる。ティムはそんな強盗など
する人物ではないこと。宝石店を襲ったなんて信じられないとし
乱暴的な人ではないという。彼は善人であり何が起きたのか
知りたいと語る。

ケヴィンの相棒のトレイは、容疑者が撃ってきたんだという。
銃声は聞こえたのか?と問うとそれを否定。しかしケヴィンが
言っているのだから間違い無いという。全ては内務調査局にも
話したと語る。強盗が銃を突きつけて宝石店を襲ったが、その
結果自分たちが責められて2千人から囲まれているという。
逃げる途中で宝石が捨てられているのは確認されていた。
自分が銃声を聞いたのは角を曲がったところで、駆けつけると
銃が無かったのだという。

リンジーは現場で落ちているスマホを調べ宝石を回収していく。
ドンはトレイは相棒を庇うことも嘘を付くことも出来ること。
そしてこちら側には否定する根拠がないこと。撃ってきたという
ことを信じるか?とマックに尋ねる。マックは事情はわからない
が何かが有ったとし、ケビンとティモシー以外誰にも分からない
という。必要なのは証拠だという。
ジョーたちは現場で銃を探して回る。マックと電話しながら、
銃はなく、共犯者の情報もないという。後はシドの科学捜査
に期待するしかないと。

シドはモルグでティモシーの遺体の手から発射残渣の検査をする。
シドの元にマックがやってくる。解剖はまだだが予備検査では
薬物検査でドラッグもアルコールも検出されていないとし、
発射残渣も両手共に陰性だったと語る。ケヴィンは銃のことで
嘘を付いているのか。

シンクレア局長はマックと電話で会話する。
ケヴィンを拘束して大陪審に委ねるというのは責任回避だとして
マックは反対し、時間が欲しいと語る。きちんと捜査したいの
だという。

警察員は署に立て籠もっているとして報道される。
またティモシーを撃った警察官はケヴィンとトレイ巡査である
と名前までテレビに出る。ケヴィンの経歴まで報道され、NYPD
に入って2年目で一度市民から苦情審査委員に訴えられたことが
あるという。それを見ていたドンは画面のリポーターのヴィク
トリアに対してなんてことを言うのかと呟く。
苦情審査委員の券は家庭内騒動でのくだらないゴタゴタのことだ
った。

マックはケヴィンの元にいくとティモシーには発砲もなくその
証拠もなかったことを語る。君は嘘を付くべきではなかったとし
真実だけを真実のみで十分だったのだという。マズイと思って
相手が撃ってきたと言ったのだろうとし、ポケットにティモシー
が手を入れて振り返ったことまでは事実なのだろう事を語る。
しかしケヴィンは一歩も引かず、自分はマックを尊敬していること。
あの男は撃ってきたのだとし、自分の墓に誓っても良いという。
現場へいかせてもらえばその場所が分かるというが、外に出すのは
危険だった。そこでホークスとアダムにカメラをつけて現場を
走ってもらい、当時の再現・検証をすることになる。
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二人組の宝石店強盗を追跡していた警察官の2人のウチ、巡査の
ケビンは相手が発砲してきたことを受けて、相手に投稿を
求めた際に男がポケットの中に手をいれたことを端にして、
正当防衛ということで発砲し射殺してしまう。しかしその男性は
銃を所持しておらず、発射残渣も検出されなかったことから見て
警察官として正当性のある行動だったのかどうかを問う流れへと
繋がっていく。市民達は警察官の横暴だとして、署を取り囲み
真実を語れと待ったなしで要求してくる。そしてついには彼らは
署を制圧し襲ってくることになる。

今のアメリカでの警察官と黒人の市民射殺事件を彷彿とさせる
ものが有るけど、市民に対する警察組織への不信感という
共通項こそ有るものの、人種差別問題ではなく、寧ろ真実を
求める市民の声を反映させる内容だった。

正当防衛かどうかの判断、誤射したかどうかの流れなどは刑事
ドラマでは定番の内容だけど、撃った人、撃たれた人の内情を
通して色々と市民や視聴者に語りかけるところの多いドラマ
だった。

何よりもCSI:NYのシーズンラストだけでなく、ドラマ自体のラスト
エピソード。2004年9月22日に始まったドラマ(パイロット版として
CSI:MIAMIのS2-23、2004年5月17日放送の方が先にメンバーが
お披露目された)だけど、2013年2月22日の最終話を持って一つの
歴史に幕を閉じる格好となった。

S1-1から最後まで出演したメンバーは、マックとダニー、ホークス
そしてドンだけだった。
ジョー・ダンヴィルが初登場したのはS7-1から。
リンジー・メッサーが初登場したのはS2-3から。
シド・ハマーバックが初登場したのはS2-5から。
アダム・ロスが初登場したのはS2-8からだった。

今回のドラマでは被害者が残した言葉、そして被害者が行おうと
していたフィアンセへのプロポーズの流れを汲んで、マックが
それに感化されて、クリスティーンにプロポーズするという流れを
もってマック自身が911で失った妻との件から脱却して、ようやく
前を向いて歩いて行くことが出来たということを証明する流れと
なった。前回バレンタインデーエピソードが描かれたけど、
それこそ周りはバレンタインムードで華やかさが有った。
そんな時機を逸した訳だけど、ニューヨークの街頭の美しさも有っ
て、マックはクリスティーンに特別な演出はせずとも、周りの
電飾の美しさがプロポーズを自然と後押しするようなロマンチックさ
を醸し出していたと思う。

ドラマとしては警察官としての職務の過酷さを感じる内容だった。
常に内外からの圧力があることによって、如何に捜査官たちが
ギリギリの状態で心をすり減らしているのかが描かれた。
最近は登場していなかったけど、内なる圧力である内務調査局と
の争い、そしてシンクレア局長や市長からの無理な要求など
現場を知らないものたちから声が時にウザったらしく思える時
もあったけど、因縁の局長とは最後に電話で話しただけだった
のはちょっと寂しい限り。内務調査部に関しては、ニューヨーク
よりも寧ろ本家の科学捜査班の方が五月蠅い人たちが多いのだけ
ど(笑)、ニューヨークはどちらかというと政治絡みで市長や有権者
の声が反映されることが多いね。

被害者・犠牲者の家族やフィアンセが殺されたことに対して、
なかなか殺した相手を擁護するのは難しいと思う。
トーリー自身何れ、ティモシーを撃った警察官は許せるけど、
二人の強盗に関しては決して許すことはないとしたことで、
この騒動も鎮静化された形だった。

ジョーもまた今回ケヴィンと似たようなシチュエーションで犯人
に向けて発砲するシーンが有った。彼女も又無抵抗で武器を
持たない相手に発砲してしまったのではないかとする緊迫感が
有ったけど、その流れに於いてはきちんとした銃が発見された。

最後は長々とマックのセリフによって締めくくられたけれど、
あの言葉はティモシーが引用していたカーネギーの言葉から
派生し、マックがアレンジして自分の言葉として刑事の職務
の難しさを伝えていた。

ラストはみんなで屋上で慰労会って感じだったけど、これまで
のエピソードの中で、なかなかマックが仲間達が集まる場に来ない
と指摘されるエピソードも有ったけど、全員が集まったのは
良かったけど、実質的に場は1対1の状態になっていたよね(笑)
シドの手をそっと握るジョーの心遣いが良かったね。

■検索用キーワード

・The WhoのBaba O’Riley

マック・テイラー (Gary Sinise) NY市警CSI:主任
ダニー・メッサー (Carmine Giovinazzo) CSI、下町育ち
シェルドン・ホークス (Hill Harper) 検死局
ドン・フラック (Eddie Cahill) 殺人課
ジョー・ダンヴィル (Sela Ward) CSI、バージニアから転属
リンジー・モンロー・メッサー (Anna Belknap) CSI、S2#3から
シド・ハマーバック (Robert Joy) 検視官、S2#5から
アダム・ロス (A.J. Buckley) CSIラボ研究員、S2#8から
— (Julie McKinnon) A / V Lab Tech

ジェイミー・ロヴァート (Natalie Martinez) 麻薬課から殺人課に異動

— (Charlotte Benesch) Protester
— (Mino Mackic) Protester
— (Vaughndio Forbes) Protester
— (Michael Eauslin) Rioter
— (Mahmoud Osman) Rioter
— (Chris Roark) Rioter
キース・ルイス (Khalid Ghajji) 犯人の一人
トレイ・ジェンセン (Paul James) 巡査、ケビンの相棒
ケビン・ホプキンス (Patrick Mulvey) 巡査、発砲する
ティモシー・ブラウン (Koby Kumi-Diaka) 殺された大学生
— (Billy Malone) Desk Sergeant
— (Rajeev Pahuja) 捜査官
レイ・グリフィン (Robert Ri’chard) 犯人の一人
ヴィクトリア・ジメネス (Elena Tovar) レポーター
トーリー・ベル (Hope Olaide Wilson) ティモシーのフィアンセ

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