第27話(27) ソーダ禁止令! #BlueDogSoda
脚本/Dan Schneider
監督/Dan Frischman
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コンビニHandy Quickに行くサムとキャットは店長のヨクビッ
シュに挨拶すると、ベビーシッターのチラシを店内に貼らせて
欲しいと頼む。キャットは迷子ネコのチラシを剥がすのかと
問うと、床に貼るだけだとしてチラシを投げ捨てる。
サムはキャットにブルードッグを飲むかと問うと、それを
取りに行く。しかし突然ゴツイ男がブルードッグをとる事を
阻み、下がるよう告げる。一方残らずブルードッグを積むのだ
というのは、マーク・ボナー刑事だった。サムは私たちがその
ソーダを買いたいのだというが、カリフォルニア州ではブルー
ドッグソーダは販売禁止になったのだという。糖分が入り過ぎて
いること。我々SBI妨害局のエージェントが禁止法を作ったの
だという。売っているものを飲めば違法になると語る。こんなの
を一日に何本も飲む人間が居るんだという。10本とか飲むとか
信じられないと。しかしサムとキャットは私たちは週に1、2本
飲むだけだとするが、誰かがいっぱい飲むから誰も飲めなくなる
のかとして不自然だという。楽しいこと、美味しいものに大衆
はすぐに夢中になること。
そんな中サムたちがベビーシッターをしていることを知り、私
にも息子がいるが子供は苦手なので頼むことになるかも知れない
と語る。
キャットはグーマーと一緒にフラフープをして楽しむ。
キャットは上手く腰を使って回すがグーマーは上手く出来なかった。
手を話して腰で回すのだというが、グーマーにはまるで通じない。
そんな中ダイスがやってくると、ある箱を持ってくる。
この箱の中に何が入って居ると思うか?と問うと、リスではないか?
というキャット。グーマーもリスだろう?と問うが、それを否定
するダイスは、最後の一方のブルードッグソーダだという。
カリフォルニアにある最後の一本かも知れないと語ると、突然
グーマーは手にいるとそれを投げてしまう。今、”投げてみ”と
言っただろうというグーマー。ダイスは”見てみ”と言ったんだ
という。
室内ではサムが天才の実験をしているとしてもう少ししたら好きな
だけブルードッグが飲めるという。ネットで成分を調べて
作り方を覚えたという。試していけば完璧なブルードッグが出来る
とのこと。
試しに出来たものをキャットに飲んでもらうサム。
するとキャットはそんなに私の事が嫌いなのかとして、それが
マズイことを示唆していた。再現するならばベースが大事なんだ
というキャット。バニラとシトラスの割合は6対4で、風味付け
にはチェリークローブ、ナツメグ、ジェニパーだという。キャット
は私が作るとすると、3時間かかるという。サムたちは今飲みたい
のに・・というが、グーマーが貴重な一本を投げてしまったのが
悪いのだという。道の上に投げたと聞いてサムたちはスポンジ
を持ってその落下場所にいくと、地面にバラ巻かれたブルードッグ
をスポンジで吸い取って飲み始める。
キャットがブルードッグを作るが、サムはキャットはド天然なのに
ソーダ作りにかけては天才だという。これで好きなだけブルードッグ
ソーダが作れるという。もしこれを使って売ったらどれだけ儲かる
のか?とすると、金の問題じゃないとし正義の為に作ろうという。
みんなが楽しんでいるのに禁止するのは余計なお世話だとし、
裏でいっぱい作って欲しい人全員に売ろうという。大量に売るには
販売ネットワークの確率が必要で、緻密なマーケット戦略も必要
だという。法的機関に気づかれないように慎重にやらないといけ
ないというグーマーは突然頭が良くなる。おおっぴらに作って
売るのは確かにマズイという。そんな中グーマーのポケットから
ミミズが出てくるとキャットは臭いを嗅ぐのだった。
しかし何処で作るのか。
ダイスは以前壁の奧に秘密部屋を見つけたがそこで作ったら
どうかという。サムとダイスとグーマーは材料を買いに行って
くれと語る。
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サムとキャットはコンビニにベビーシッターの募集広告を
貼りに行く序でに人気のソーダ”ブルードッグ”を購入して飲もう
とするが、コンビニには捜査官がやってきて、カリフォルニア州
ではブルードッグの販売を中止することが決まったという。
糖分が入り過ぎている飲料で、大量に飲む人が多いという理由
だったが、一部の人の為にそれを禁止することが正しいことなのか。
サムはネットに掲載されているレシピ通りにソーダを作るが
壊滅的まずさだった。キャットがこれに関して天才的な能力を
発揮して、とても美味しいソーダを作ったので、飲みたいいと思って
いる人に売ろうと考えるが・・・
アメリカの情報に触れていると、よく肥満になる食料とか飲料に
対して訴訟が起きたり、また規制する動きなんかも有るけれど、
人間っていうのは、そういう管理をしないと無節操に食べてしまう
生き物だったりするのかな。
最近どうもこのドラマ、子供達への啓蒙的役割が高くなった感じ
にも思える。特に今回は政府や行政の「規制」とか「禁止」に
対して反発する声がドラマのテーマにあり、一部の人がハマって
いるからと言って禁止にするのは酷いこと。誰にだって選ぶ
権利はあるとして、「ここはアメリカ、世界で7番目に賢い国で
有り、人から命令されたくない」とする主張を唱えていた。
まぁ上から抑えられることに対して、若者の反発心を描いている
とも思えるし、誰にでも多かれ少なかれ、上が決めたからと言っても
それが正しいことではないということを感じる思いに駆られた
ことはあるのかも知れない。
グーマーとかキャットは普段はバカしているけど、時々「キリッ」
となって才能を見せる時が有るね。キャットにはソーダ作り
に才能が有ったこと。まるで麻薬・ドラッグの密売状態だった
けど、昔で言うところの禁酒時代の名残を象徴したエピソード
だったりするのかな。
ランディという少年が手を変え品を変えソーダを買いに来る姿が
面白かった。
またどうしても飲みたいとするサムたちがスポンジを使ってまで
こぼしたソーダを飲んで居るところは、流石に壮絶なものを
感じる。またしても「ビブル」並みの中毒性のあるものがテーマ
になった感じで、ここのところ極端になる人の行動を抓る
意味が有ったのか。
前回ノーナに凄いビンタをしたシーンが有ったけど、今回は
捜査官が動いていることに関して取り乱したキャットが
「ビンタでもされないと落ち着けない」とされたことでサムから
一撃喰らっていた。
グーマーとサムは「尻ぽりぽり棒」を巡ってやりとり。
ダイスは「いくら頭がモフモフだからといっても俺だって傷つくんだ
ぞ」として訴えるシーンが有った。
製造していた所で爆発音がした際にはサムは刑事に対して、
「着メロですよ」とシラーっと語っている姿も有ったけど、
流石に無理がありすぎるって感じの誤魔化しかたで笑えた。
■使用された曲
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サム・パケット (Jennette McCurdy) “アイ・カーリー”のサム
キャット・バレンタイン (Ariana Grande) ハリウッドアーツ校
ダイス (Cameron Ocasio) キャットと同じアパート住民
ノーナ (Maree Cheatham) キャットの祖母
グーマー (Zoran Korach) 格闘男
— (Seaonna Chanadet) ソーダの販売
ランディ (Nick Gore) ソーダを何度も買いに来る
マーク・ボナー (Lee Reherman) 捜査官
ヨクビッシュ (Ryan P. Shrime) Handy Quick店員
ミッチ (Ryan Quinn Smith) マークの息子