BONES 骨は語る シーズン8 第22話 許しのとき The Party in the Pants

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第22話 許しのとき The Party in the Pants

脚本/Michael Peterson、Keith Foglesong
監督/Reginald Hudlin
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アリス叔母さんの家に居候するデイルは叔母に命じられて
解体工事現場の手伝いをさせられる。車の免許も持っていない
のにシャベルカーの操縦なんて無理だというが、私の家に住む
なら生活費を稼いでという。そんなデイルが瓦礫を移動させて
いると突然遺体を引き上げる。悲鳴を挙げてデイルはショベル
カーから逃走する。遺体はアリスの上に落下する。

ブースの元に遺体発見の知らせの電話が鳴ると、彼は現場を
閉鎖して確保するよう命じる。すぐにブレナンをジェファソニ
アンを拾って現場に行くというブースの前に何故かオフィスに
女性が座っていた。スイーツにここで待つように言われたと
いう火の時。なんとそこに座っていたのはブースの母・マリア
ンヌだった。私のこと覚えて居ないかと思ったという彼女は
25年ぶりねという。信じられないとすると、ブースは正確には
24年ぶりだと語る。マリアンヌはブースに謝らなければなら
ないことを告げると、ブースは大変だったのだから仕方がない
と語る。連絡を取るべきだったがお爺ちゃんが親変わりに
なってくれていたことと、私を憎んでいると思っていたので
なかなか会いに来られなかったという。ブースは憎んでいないし
逢いたかったとしてハグする。ブースの活躍は新聞などで読んで
いること。立派に育ったわねと告げると、母さんには孫が二人
いると語る。マリアンヌはホテルの電話を渡しておくので連絡
をくれというと、ブースは俺の家で泊まってくれという。住所
を渡す中、離ればなれになってゴメンなさいという母。

ブースとブレナンは現場にいく中、ブレナンはブースの前から
逃げた母と逢えて嬉しいのかと問う。捨てられたのでしょと。
しかしその話はなしだとすると、ブースは遺体を見て、何処かの
岩の下から這いだしてきたのかと問う。カムは本物の人間の
遺体じゃければ笑えるというが・・ショベルカーで落とされ、
瓦礫で頭蓋骨が潰れていること。

ブレナンは頭蓋骨の一部から被害者は男性で、歯列弓の大きさ
から判断すると被害者は白人だという。ホッジンズは服はプリベン
ゾイミダゾール・・つまり防火服なので被害者は消防士だという。
頭蓋骨は齧歯類により酷く損壊していること。カムは組織の色
と周辺の気温から考えて恐らく死後4日目だという。
建物の壊しの日たと語ると、最後に点検に来た消防士の検査官が
被害者ではないかという。ホッジンズはやっぱり消防士ではない
と告げると、これを見ろとしてファスナーを開けると、面ファスナー
ズボンとTバック、そして金が服の中に差し込まれていたことから
ストリッパーだという。
ブースはブレナンにみんなに母の事は話さないでくれというが
ブレナンには理解出来なかった。

ウェンデルは復元するには何日もかかる事を告げ、瓦礫のせいで
頭蓋骨は粉々だという。特定するのは難しいかも知れないわね
というカム。地雷に顔から突っ込んだみたいだと。ウェンデルは
鎖骨の胸骨端の骨端線の閉鎖から見て20代半ばだという。
ブレナンは年齢からしてストリップと矛盾しないと言い出す。
大学の学費の為にその仕事をする人は多いのだという。カムは
ストリップに精通しているブレナンの発言に意外だと語る。
しかしブレナンはかつて”ストリップに関する人類学の論文”を
書いたのだという。他人を楽しませる為に服を脱ぐのは興味深い
こと。女性はストリップをしてきたけど、女性が社会的地位を得て
男性のストリップを楽しむようになったのは70年代からだという。
取り壊し予定のビルで何をしていたのかというウェンデル。

後咽頭に漆喰も埃もないから彼が死亡したのはビルが壊される
前だという。ビルが取り壊し予定と死って誰かが解体現場に
遺棄したのだろうという。しかしそんな中下腿にインプラントが
入って居るという。外見に気を使っていたのねというブレナン。
カムは製造番号から被害者の身元が分かるハズだと喜ぶ。

ブースとスイーツはブースの母について語る。関係修復は複雑で
しょうが2人とも互いにわだかまりはなくて良かったという。
ブースはスイーツに犯罪について何か分からないのかとするが、
実はスイーツはブースと母の件で来たので情報はないという。
そんなブースに被害者が判明したとして電話が鳴る。
被害者はジャック・スピンドラーでダンコア投資の上司が昨日捜索
願いを出しているという。ストリッパーが株式の仲買人をして
いるのか?

ホッジンズはアンジェラの元にいく。
被害者が大量の紙幣を持っていたこと。全て被害者の服に有り
1ドル札で100ドル分だという。ショーの直後に殺されたであろう
こと。アンジェラは斡旋業者が分かれば最後に派遣された場所が
分かるとするが誰も本名を使わないこと。しかも恐らく何処にも
所属していないであろうこと。上司にバレたらマズイので誰も
本名を使わないのだろうという。ストリッパーに客は金を何度も
渡しているとし、紙幣から指紋を採取するという。アンジェラは
指紋一枚からは何百人もの指紋が出るとするが、複数の札に
指紋が有れば客だと分かるという。それを聞いたアンジェラは
事件に関係の無い札を持っていたらあなたのズボンに金を入れて
いるところだという。それを見込んでホッジンズはストリップ
の準備をしてきているとアンジェラは最高だとして盛り上がる。
カムはうっかり最悪の場所に居合わせたとして引き下がってしまう。
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解体工事の現場から若い男性の遺体が発見される。
被害者が着ていた服から消防士なのではないかと一種疑うが、
上着以外の中身に於いては、Tバックなどを身につけていた形跡
が有ることから、被害者はストリッパーであることを語る。
一方FBIにはなんと幼少期に夫・マックスの暴力に耐えかねて
ブースと弟・ジャレットを置いたまま逃走してしまった母・
マリアンヌが24年ぶりにその姿を現す。母は済まなそうにして
ブースと接するが、ブースはもう憎んではいないとし、逢いたか
ったことを語る。しかしマリアンヌが逢いに来た背景には、一つ
の告白が有った。

初めてブースの母・マリアンヌが登場。
マリアンヌ役のJoanna Cassidyの容姿が若いことも有るので、
ブースと並んでも親子という感じに見えないところが有ったな。

年齢のことを言うのもあれだけど、

母役Joanna Cassidyは1945年8月2日(69歳)・ニュージャージー出身。
ブース役のDavid Boreanazは1969年5月16日(46歳)・ニューヨーク出身。
因みにブレナン役のEmily Deschanel(38歳)は1976年10月11日・ロス出身


父レジー役のRobert Pineは1941年なので僅か3・4歳の違いだけど
男女って並んでみると、やはり見た目以上に男性の方が年を取った
ように見える。

正直突然この手のドラマで身内が出てくると、良い思い出を打ち消す
かのようにして、現実的姿が有り、金の無心に来るとか、失望させる
ような形での再会のパターンも多いのだけど、今回の再会はその
どちらに該当するのかというところか。

驚いたのはブレナンが否定している、心理学の分野と神学の分野を
駆使してブースを説いたこと。途中でブレナンは容疑者の投資会社
の男性に骨折具合などを説明する際、骨に精通しているものにしか
分からない言葉を使っているし、また投資会社の男は投資の
話を自分のフィールド内で語ろうとする姿が有って、それぞれに
得意分野な言語でしか語らなかったのだけど、ブレナンは今回ブース
に対して語る流れは、ブースが最も信用している神話の存在を引用
して語ったことは上手かった。

人は都合の良いことしか信用せず、ブレナンはブースの信仰に
対して、よく小馬鹿にすることが有るのだけど、今回は逆にそんな
事情を利用して、キリスト教の神話のテーマは許しであるし、
改心出来ることに有るとしてそれを説いていた。
「水をワインにし、死者を蘇らせ、水の上を歩くなんて物理の法則
に反する」とちょっと小馬鹿にすることは忘れていなかったけど(笑)
「許した価値のある教えだからこそ神話は息づいている」とする辺り
はブレナンの説得力が勝ったのかな。

そもそもブレナン自身が父親との和解の際にブースから色々と御託
を並べられていたり、精神論などを語られている訳で、自分だけ
それに該当しないというのもまた無理が有るのだろうけど。

ブースが敬虔なキリスト教の信者だということで、事件の被害者は
ストリッパーだったとする現実が有ったり、金の亡者のような株の
投資会社が絡んで来たり、浮気などの事情が含まれていたりして、
罪人たちの多い事情が含まれている案件だった。
ストリッパーに対して人類学的に説いていくブレナンの姿。
また体型的にブースやブレナン、ウェンデルがストリッパーとして
向いているようなことを説いていたけど、それは同時に自らの
容姿に対する自己顕示欲を誇示していて、相変わらずみんなが
謙虚さということを知らない(笑)

かつてコスプレネタの時にもブースがFBIのバッヂを見せたのに
信用されないみたいな流れが有った記憶が有るのだけど、
俺様バックルをあれだけマジマジに見られたのは久しぶりって
感じ。普通誕生日会のノリが有ったとしても、ズボンが脱がされる
まで黙って見ているという行動を取るだろうかと思いつつ、
COCKYと書かれた真っ赤な俺様バックルはやっぱり「ダサすぎる」
という感じがした。

ストリップネタとしては、アンジェラとホッジンズのやりとりも
面白かった。でも一番面白いのはそんな夫婦のじゃれ合いの場面
にうっかりその場面に居合わせてしまうカムのリアクションか。
この辺お約束なんだけど、最近みんな見て見ぬ振りをし過ぎては
ないか(笑)
ブレナンもストリップをしたという。大きな扇を使ったバーレスク風
のものだと言っていた。

ドラマでは相変わらず微粒子と凶器の特定が鍵になる。
ウェンデルが死因を特定。第三頸椎後部への鋭い一撃で、キズは
ほぼ90度のV字型をしているとし、脊髄には重度の損傷を与えている
としていたけど、あれだけぐちゃぐちゃな骨からよくぞ見つけました
って感じだった。
遺体に付着していた微粒子は被害者が殺害された場所を特定する
為に利用され、タイワントコジラミと合成ポリマーの有る場所で
殺されたというもの。
最終的にはキズ痕を見て、ブレナンは見た事があるとつげ、
キヌタ骨とアブミ骨が骨折したのは銃の台尻で殴られた時の損傷と
一致だとしていたけど、そんなの分かるハズないレベルのネタで
急いでまとめ上げてしまったって感じでした。
ダイカスト合金の原料は何か?としてブレナンはホッジンズに尋ねて
いたけど、亜鉛とアルミニウムと銅だということ。ホッジンズも微粒子
を調べているハズなのに、突然ブレナンがダイカスト合金の微粒子が
出てきたなんて言う辺りが胡散臭すぎる。

さてブースは母の件は難しかったですね。
それまでには「サルの歌」「ザ・コンチネンタル」「可愛らしい
ヌードル」など受け継がれているものなども提示されて、なんとか
接近しようとした感じ。ブレナンがマリアンヌとブースが楽しんで
いる時に爆弾を落とすように、母が息子を捨てて逃げた時のことに
言及するシーンはちょっと凍るようなシーンだったけど、この話題
を避けては和解なんて無理ですよね。
しかもマリアンヌは、ブースとジャレットを捨てて、再婚しよう
としている相手の連れ子たちを育てていた事実を知り、相当ショック
を受けて居た様子。
それでも最後に和解出来て良かったですね。
ブーケトスはブレナンに回って来ました。
果たしてシーズン中にブレナンとブースが結婚したりするシーンは
有るのかな。

■検索用キーワード

■使用された曲

・In the Hearts of Men by First Aid Kit

テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) “ボーンズ”、法人類学者
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) スミソニアン責任者、”カム”
ランス・スイーツ (John Francis Daley) FBIの心理学博士

ウェンデル・ブレイ (Michael Grant Terry) インターン
クリスティン・ブース (Ali Louise Hartman) 娘
クリスティン・ブース (Susanne Allan Hartman) 娘

ストーム (Brandon Barash) ストリッパー
セス・ハリソン (Jeremy Kent Jackson) ダンゴア投資会社・上司
クリスティ・ミネタ (Hayley Marie Norman) アンドリューの娘、ジャックの彼女
ジェイソン・ワイラー (James Harvey Ward) シンシアの元婚約者
レジー (Robert Pine) ピアニスト、マリアンヌの夫
アリス (Lise Colleen Simms) デイルの叔母
デイル (Ryan Malgarini) シャベルカーを操縦
マリアンヌ・ブース (Joanna Cassidy) ブースの母
ミリアム・ヤング (Jona Xiao) 誕生日パーティー
— (David A. Garcia) Gangbanger
ジャック・スピンドラー (Daniel Sobieray) 被害者、ダンゴア投資
— (Michelle DeFraites) Party Girl
シンシア・ホワイト ()

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