ARROW / アロー 第13話 揺らぐ絆 Betrayal

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第13話 揺らぐ絆 Betrayal

脚本/Lana Cho、Beth Schwartz 監督/Guy Bee
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【前回までのあらすじ】
クエンティンは娘のローレルが携帯電話を使ってフード男と
電話していることを知り、警察内のTech班に頼んでその携帯
を改造してもらい、ローレルがフード男と連絡を取った際に
会話を盗聴できる仕様に変更させていた。娘をおとりに使うと
いうのはやり過ぎではないか?と問われる。
オリバーはフェリシティから、ウォルターに調べる様言われた
手帳のことを手渡される。その手帳はウォルターによると奥さん
の部屋に有ったものだという。

【ストーリー】
アイアンハイツ刑務所。
凶悪犯のサイラス・ヴァンチが出所し、彼の女で金髪のビビアン
は彼を迎えに行く。弁護士のジョージの元にいくと、彼は驚いた
様にしてヴァンチを見る。俺の裁判で大失敗した上に俺の金も
守れなかったのだろうと問うヴァンチ。予想外のことが起きた
のだとし、トライアドとトップが殺され、バーティネリも逮捕
されたこと。全てはフード野郎の仕業だと。ジョージは私一人では
どうすることも出来なかったと語ると、ヴァンチは別に恨んでは
いないとしてハグする。暫く滞在出来る場所を探しているとして
彼はジョージのことを殺害する。

クイーン産業。
ディグルはオリバーが持って来た手帳が父親の悪党リストと同じ
もので、それを母親が持っていた手帳にも載っていたという事実
に驚く。お袋さんは何処でそれを手に入れたのか。そもそもオリバー
はそれを何処で手に入れたのかと尋ねるディグル。フェリシティが
くれたもので、ウォルターが母の部屋で見つけたのだという。それで
彼が消えたのかと。ディグルに母を疑っているのかと問うと、それ
ならば夫を消すはずはないと思っているのかと逆にオリバーに
質問してくる。これは十分に考えられることで、居なくなった方が
無実だと考えるのが自然だというディグル。

— 島 —
ヤオ・フェイに何とか生きて逃がしてもらったオリバーは彼が
渡してくれた地図を元にその場所を尋ねると、壊された飛行機
が有る場所だった。すると突然何処からともなく現れた男(ス
レード・ウィルソン)に首もとにナイフを突き立てられ、
仲間は何人いるのかと問われる。俺はヤオ・フェイに言われて
来ただけで、ここを教えてくれたのだと語る。

— 現在 —
警察署ではフランク警部補はクエンティンに対して、フード男
の事件からは外れて別件の事件に回すと言われる。もう少し
でフード野郎を逮捕出来るのだとするが、誰も逮捕なんて望んで
いないという。フード男はクリスマスに人質を救い、連続放火魔、
強盗犯を倒したこと。先週はヴァーティゴの秘密組織を壊滅させ
てヒーローになりつつ有るという。アイツがヒーローならば、
警察としての俺の人生は?と問うクエンティン。命令に従うこと
に意味を見出せとし、フード男の具体的証拠を掴んだならば
持ってこいという。それまでは他の捜査をするよう告げる。

オリバーは母・モイラの元にいく。
これからフィナンシャルプランナーとミーティングするという。
母に聞きたい事が有るとし、ウォルターのことだという。
クリスマスの頃に彼が居なくなる前、これをもらったとして
手帳を見せる。これはお父さんの手帳だとし、父さんは私に借り
があるヤツラの名前が書かれていることを言っていたという。
オリバーはいくつかの名前をネットで調べたら何れも善人では
なかったという。父が誰と何をしていたのかは分からないとし、
彼には秘密が有ったこと。悪い人のリストならば調べていたウォ
ルターも見つかり捕まったのではないかという。モイラは手帳
を暖炉の中に投げ込むと、私たちの家族を守る安全な方法は、
詮索しないことだという。オリバーにも詮索しないと約束する様
求める。

テアは社会奉仕活動としてローレルの事務所で働く。
残り498時間の地域報酬だとするが、ローレルは遊んでいた時間
はカウントされないとして厳しい態度を見せる。
ローレルはテアにアナスタシアを紹介する。彼女は法律事務所から
無料で来ていること。一年ノーギャラで働いているというアナスタ
シアもまた少し不満な様子だった。ローレルは人の役に立つのが
報酬だと語る。
そんな中アナスタシアはサイラス・ヴァンチが釈放されたことを
語る。私たちはヴァンチの釈放に反対する被害者団体を支援して
いるのだという。検事補に掛け合ったが証拠が無いと何も出来ない
と言われたこと。ローレルは直談判すると語る。彼は人身売買だけで
なく麻薬の取引、強請、52人も殺害しているのだという。しかし
今の段階では警察も動かないとし、私設警察にコネでも有るのか
と問われる。拘束する術がないと語る。

そんなローレルの元にトミーから電話が鳴る。
「12人との有名シェフの夕べ」に招待したいというと、「ザ・バチ
ュラー」みたいだという。トミーはクラブに雇うシェフを決める
為に試食会をするのでローレルにも実直な意見が欲しいと語る。
現在凶悪犯の釈放の取り消しを働きかけにいくところだとし、
予定を早めることは出来ないのかと問う。

ディグルはモイラが手帳を燃やしたことで益々証拠を残さない為
にしたことではないかという。オリバーは母は俺たちの安全を思って
したことだという。ディグルは保身のためではないかとして危険な
ことに関わっているという。しかし母は知らない名前ばかりが
掲載されていると言っていたという。ディグルは相手が他のヤツ
ならばフードを被って事情を聞きに行っているハズだとすると、
母はそんな人じゃないと語る。

ローレルはクエンティンから渡された携帯でオリバーに助けを求める。
助けて欲しいこと。サイラスが刑務所から釈放され弁護士の家に
いるが殺しただろう事を告げる。警察は犯罪活動の証拠がない
と動けないと言っているのだという。オリバーは私の仕事は
証拠集めではないとするが相手は凶悪犯だという。
オリバーはローレルが困っているとして手助けする事を告げると
ディグルは母の真実の姿を見たくないから逃げるのかと問われる。
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新たな手帳が発見されたことで、オリバーはディグルにその事実
を伝える。失踪中のウォルターがフェリシティに分析を托した
もので、ウォルターの話ではモイラの部屋で見つけたものだった
という。ディグルはモイラが何らかの事情を知っているのではない
かとして問い詰めるべきことを語るが、オリバーは母は悪い事を
する人ではないとしてそれを否定する。
そんな中、数々の凶悪事件を起こして服役していたサイラス・
ヴァンチが釈放される。ローレルの事務所としては被害者たちの
支援をし、釈放を食い止めようとしていただけに、この事態に
対処しようとするが・・・

ウソや秘密が如何に人間関係を壊していくのかということを描いた
もの。
今回もまた島サイドとシティサイドの物語として構成されていて
二つのエピソードに共通するのが「私だけでは制圧出来ない」と
いう主張をもって協力者の存在を求める流れが有ったことかな。

前提としてよく分からないのは、サイラス・ヴァンチという数々の
悪名を轟かせている人物が何故釈放されたのかという事実かも(笑)
それだけの容疑にかけられても有罪にするだけの証拠が無かったのか。
ヴァンチを演じているDavid Anders。先週Dlife放送の「Dr.HOUSE」
のS8-11にも出てきた。最早説明不必要な感じの俳優さんって感じ
だよね。

現実世界でのエピソードで気になるポイントは・・・

・モイラが手帳の件で何か知っている。モイラたちは何らかの事業
計画を立てていて、色々と汚い手を使っていること。
・ランス家の親子関係揺るがす囮作戦。
・ヴァンチの悪事を止めることが出来るのか。

一番興味深いのはモイラがこの件で何処まで秘密を知っている
のかを追求する流れだ。ディグルが色々とオリバーに対して核心を
ついた質問をさせては彼を苛つかせていくことになるけど、ディグルが
主張することが正しい分だけなんとも反論出来ないところも有る。
ディグルがムカつくのは、あなた先週は自分の兵士時代の上官が悪事
に手を染めているのではないかと疑われた際に、必死になってそれを
否定した結果オリバーのお世話になっているのに、お前が言うか
みたいな展開になっていることか。

結局動こうとしないオリバーに変わってディグルがモイラの運転手
をしてその動きを探ることになる。一度目は女子会・誕生日会の
中に入り込んで、思わず恥を欠いたディグルだけど、二度目の潜入
では見事モイラが不正に関与する証拠を手に入れた。
ファク=ルメートル・コンサルティングというオフィスでマルコム
と話合っていた内容は、カール・バラードを片付けたこと。
またクイーン・ガンビッド号の倉庫の流れから、船に細工がして
有ったということを話しているものだった。

ランス家の事情に関してはなんとも複雑なものが有り、クエンティン
の事は憎めないところも有るのだけど、頼らざるを得ないのが
アローだという状況を作って、ちょっと酷な状況を作った格好だった。
敵対している相手に頭を下げる事ほど屈辱的なものはないけど、
そんな彼から殺しはダメだとして止められたりするところが切ない。
結果としてクエンティンは娘を助けたけど心は離れてしまった。

このドラマみんながみんな秘密とか抱えているのでどうしようも
ない。今の所一番に生きているのがあのトミーだというところが
切ないぞ。

それにしても孤軍奮闘だったけど、ローレルが強かったな。
二人のサイラスの部下を相手に完全に制圧していた。
サイラス本人は残忍だけど強そうじゃなかったので、スタンガン
使ったりナイフを使ったりして敵を倒していたけど、男なら素手で
来い!って感じだったな。俺の部下は毎分600発撃てる銃を持っている
んだぞとしていたけど、なんか逆に情けないところが有った。


島での流れも動きが有った。
嘘かほんとが分からないけど、オリバーはヤオ・フェイに助け
てもらった後に、彼の指示されるまま地図を頼りに行った場所
には「LOST」のオーシャニック815便ばりに墜落した飛行機の残骸
が存在した。そこにいたのは、スレイド・ウィルソンという名の男。
オーストラリア諜報員・ASISだとしていたけど、先日オリバーは
ヤオ・フェイの居場所を追求される際にマスクマン・フライヤーズ
によって拷問されていることも有り、同じマスクがスレイドの荷物
の中に有った際には同一人物かに思われた。
誰を信用すれば良いのかについてはまだまだ謎だけど、取りあえず
ようやくオリバーが現在の力を身につけるに至る修行編に入りそう
なので、早いところその力を見せつけて欲しい。

■使用された曲

・Arrow End Theme
Composed by Blake Neely
・I Will Be Back One Day by Lord Huron

■検索用キーワード

オリバー・クイーン (Stephen Amell) スターリング・シティの億万長者
ダイナ”ローレル”・ランス (Katie Cassidy) 正義感溢れる弁護士
トミー・マーリン (Colin Donnell) オリバーの親友にして、悪友
ジョン・ディグル (David Ramsey) オリバーのボディガード。元軍人
テア・クイーン (Willa Holland) オリバーの妹”スピーディ”
モイラ・クイーン (Susanna Thompson) オリバーとテアの母親
クエンティン・ランス (Paul Blackthorne) スターリング・シティ警察の刑事
ウォルター・スティール (Colin Salmon) クイーン産業のCEO

ヤオ・フェイ (Byron Mann) 島の男、中国人、囚人??
エドワード・フライヤーズ (Sebastian Dunn) 島の男、拷問男
フェリシティ・スモーク (Emily Bett Rickards) クイーン産業・IT
マルコム・マーリン (John Barrowman) モイラに接触??、トミーの父

スレイド・ウィルソン (Manu Bennett) 島の男オーストラリア諜報員ASIS
ルーカス・ヒルトン (Roger R. Cross) 捜査官、クエンティンの相棒
サイラス・ヴァンチ (David Anders) 凶悪犯
アナスタシア (Agam Darshi) 弁護士、無料ボランティア
ビビアン (Ona Grauer) ヴァンチの女
Lt.フランク・パイク (Adrian Holmes) 捜査官
— (Bill Croft) Grizzled Man
— (Marrett Green) TVリポーター
— (Jessica Schreier) 夫人
ジョージ・ウルフマン (John Shaw) ヴァンチの弁護士
ケルトン (Lee Vincent) CSU Tech

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