LAW & ORDER : クリミナル・インテント シーズン6 第1話 15年後の顛末 Blind Spot

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第1話 15年後の顛末 Blind Spot

脚本/Warren Leight、Charlie Rubin
監督/Norberto Barba
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【ストーリー】
大使の娘・ハイジとエンリケはmuseumofsexに来ていた。
ハイジはもうタトゥーは消す事を告げ、何が運命の二人なのか
として関係は終わりだという。私の部屋から荷物を引き取って
と告げると、親の部屋だろうというエンリケ。ネットに広告を
出して置いたのでCDとか取りに来なければ全てを売り払うと
いう。ハイジの家にネットの広告を見てやってきたものがいた。
手袋をしてハイジを誘拐する。

大使のコニントンは現場の娘の部屋に来ていた。
“もう子供じゃない”と最後に電話で言っていた言葉だという
母。そんな母親から話を聞くゴーレン。恐らく男と別れたと
言いたかったのだろうという。娘と付き合っていた医学生の
彼氏の仕業だという。エイムズは服は切り裂かれて刺し傷が
多数あることを語る。ゴーレンは付き合っていたのが医学生
ならば専門書が有るハズなのに何処にもないという。遺体の
キズはメスのキズではないこと。拷問だとすると、リベンジか
何かなのかと疑うエイムズ。ゴーレンはバラの香りがすると
告げると、これは「ピエール ルリッツ」だというエイムズ。
叔母が愛用しているクリームとのこと。犯人もこれを使って
いる人物だという。

museumofsexで二人のことを見た職員に話を聞く。
スティーブは二人が言い争いをしていたので仲裁しようとした
に花を投げていたという。あの二人にとってはいつものケンカ
だという。職業柄そういうのを見られるのは兵器なんでしょうと。
また別の職員であるジョスリンは、メーリングリストでアドレスが
分かるかも知れないとエイムズに語る。ハイジはメール好きで
彼氏は下着モデルだったという。苛つくほどに自慢をしていた
とのこと。ケンカしてもセックスすると許していたみたいだという。
絶倫だと言っていたとのこと。

最後のケンカは男は安物の花をコケにされて花を投げたと言って
いたこと。お嬢様と庶民は違うという身分の違いを訴えかけた
のではないかという。しかし親には医学生と付き合っていると
しながら、下着モデルの彼を友に見せかけていたというエイムズ。
写真を見るとハイジはカメラ視線をしているが、男性の方は女性
を見つめていた。
そんな中男性を捕まえたとの連絡が入る。

エイムズのことを新しく就任してきた警部のダニーは、話が
あるとして呼びだす。君の相棒は深読みするクセがあること。
私は苦労して今の地位に来た事を語り、君も同様だろうと語る。
相棒について二つ覚えておけというダニーは、

1) 彼から目を離すな。
2) 常に私に相談を・・

と言われる。
ゴーレンはハイジの彼氏のエンリケを取り調べすることになる。
振られそうだがすぐにヨリは戻るという。ゴーレンは人は離れて
いくのは恐いもので、恋人ならば特にそうだという。復縁する事
を願って荷物を彼女の部屋に放置していたのかと問う。
昨夜は何処に居たのかと問うと、取調室の外で様子を見ていた
ダニーは”一人で家に”と言うハズだという。そして10分後に
自供するだろうと。エイムズはその前に外出したことを求める
ハズだという。映画館か野球場かというと、彼は野球場に行った
事を語る。ハイジの遺体の写真を見せるとこれは本物なのか
と問う。昨夜は元カノのランターナと逢っていたとし憂さ晴らし
のつもりだったという。フラレたクセに浮気を隠すとは・・と
呆れる。ダニーはエイムズとゴーレンにアリバイの裏が取れた
に釈放しろと告げ、エイムズには忠告を守れよと語る。
エイムズはゴーレンに貴方を監視しろと言われた事を語る。
ランターナからアリバイを確認する。

そんな中、ハイジの母がネットで見つけたとし、元彼の荷物
の大安売りというネットサイトだった。高額で入札すれば
引き取りも出来るようになっていたのだとし、彼女目当てで
入札したものが居るのではないかという。

モルグのエリザベスからの連絡でそこにいく。
エリザベスは7月は殺しが多いので遅くなった事を語る。
被害者の刺し傷はピンキングバサミで、かすり傷も深い傷も
あるとのこと。刺しながら怒りを募らせたものなのか。
ローションは内股がアレルギーでかぶれていること。
精液は無いが異物の挿入跡があるという。アレルギーならば
クリームはもっていないハズ。犯人の道具にこの香りを使って
SMプレイをしたのかとゴーレン。彼はピンキングバサミは
15年前の事件でも使用されている事を告げ、犯行を再開したの
であれば何れ次の事件があるだろうと語る。

2人の女性。ジェンナとアマンダは映画を見に行く。
ジェンナはアマンダを送った跡に殺害されて発見される。
ハサミの跡は同じで刺し傷は増えていること。ハイジの時は室内
で慎重に行ったものなのに今回は外で死体を遺棄していること。
大胆で暴走している事を語る。

ジョー・ゲイジがルームメイトの身元確認に来ていた。
ゴーレンはジョーの事を前から知っていた。ゴーレンが韓国で捜査
をした時にジョーの父・デクラン・ゲイジがプロファイラーだ
ったこと。連続殺人の捜査でFBIから派遣され、ゴーレンに手ほどき
をしたという。デクランが壊される前に逢ったのが最後かと
問うダニーにその後も逢っているという。
ジェンナは映画館にアマンダと一緒に行ったこと。
二人はイーストビレッジの大きなビデオ店で働く同僚だという。
ジェンナの母は娘が帰ってこないので不信に思ったこと。
娘は酒は飲まないし、マジメだったという。少しオタクっぽい
ところも有ったがサイコ野郎に襲われるなんて・・と語る。
ジョーは昔から大人顔負けのプロファイルをしていたとし、
講演会の為に来たとしてデクランは久しぶりだとしてゴーレンと
ハグかる。
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大使の娘・ハイジが服を切り裂かれた挙げ句、多数の刺し傷を
受けた状態で遺体として発見される。状況からして拷問されたもの
で、検視官・エリザベスによると、使用された凶器は裁縫・手芸に
使われるピンキングばさみだというもの。
ディーキンスの変わりに新しく警部の座として異動してきたのは
ダニー・ロスという人物だった。苦労してこの座を射止めたダニー
はゴーレンが深読みして暴走することを恐れ、エイムズに対して
ゴーレンの監視を要求する。

シーズン5から6になるに至り、その引き継ぎの悪さが目立つもの
が有り、いきなりシーズン6に突入した感じ。自己紹介も何一つ
なく、ドラマを見ていたら、ダニーのダの字も出てこず、まだまだ
関係性が上手く行っていないことを感じさせるものなのかな。

オープニングがまた実に寂しく、ゴーレンサイドもローガンサイド
も結局3人だけになってしまった。補充されたダニー警部は
「BONES」のホッジンズ博士とダスティン・ホフマンを足して
2で割ったような容姿の人だ。

ダニーが何故ゴーレンに対して懐疑的な視線を持っているのか
まるで分からないのだけど、ディーキンスがある意味好き勝手
に捜査を任せ過ぎているという印象が有るのだろうか。
寧ろ注意すべきはゴーレンではなくローガンと間違ってないか?
って気がするんですけどね。

今回は15年前に発生したセバスチャンという名の殺人鬼が再び
活動を開始したのではないかとするものが有り、当時この事件に
於けるプロファイル捜査官を担当していたデクランがやってくる。
たまたまニューヨークで彼は講演していたとのこと。
ゴーレンが韓国で捜査していた時代に色々と指導を受けた師匠的
存在でも有るということで、感慨深げなところが有るのかなとも
思うけど、身なりからするとなんとなく怪しい臭いも感じさせて、
ドラマとしてのミスリードを引き出す役割を果たしていた。

結果として見れば、ドラマはプロファイル捜査官が生み出してしま
った殺人鬼だということも有り、なんとも言えないところが有る。
仕事人間だったデクランは娘のジョーのことなど目に入らず、
ネグレストに近い状況で育てたこと。母親の自殺の際にも気を使う
こともなく、寧ろ娘ではなく息子が欲しかったとして、ジョーの
ことを無視しているかのような状況が有ったことが全ての発端の
様だ。

それがティーンエイジャーであれば、親の関心を惹くために万引き
なり暴力事件程度で済むのだろうけど、父親が人生を賭けているで
あろうプロファイル捜査に対して、その面目を潰そうとしての
行動なのか、それとも幼少期から犯人当てごっこのようなことを
していたというので、娘が父親に対して挑戦したものだったのか
分からないけど、とにかく愛情の欠けた歪な関係が、この悲劇を
招いてしまったもので、人災によって生み出した殺人鬼なんだろう
ね。

「心配するな。弟子は師匠を超えられる。師匠の名誉を挽回しろ。」

そんな言葉をデクランはゴーレンにかけていたけど、寧ろそれは
娘に投げかけられたもののようにも感じる。

なんといっても衝撃だったのは、エイムズさんが拉致されてしまう
というシーンが有ったことか。
「相棒と一夜を明かした。セバスチャン」というメッセージが
エイムズの携帯からゴーレンにメールが届く。
すぐに彼女が住んでいるロッカウェイビーチクレスト27には警察官
が乗り込んだけどそこには居ず、エイムズさんの愛車・99年型の
白いホンダ車(LMN678)を捜す事になる。

デクランがしきりに犯人の行動心理を読めとしてゴーレンに
要求していたところも有るし、セバスチャンが犯人ならば誘拐
されたエイムズは殺されているだろうことを口にしていたので、
ゴーレンでなくても視聴者としてパニくるところが有った。

ジョーがゴーレンとの関係に対して、どのように思っていたのか
分からないけど、少なくともジョーの立場から見れば、父親の関心
を奪ったのはゴーレンだということで、心理的にはゴーレンから
エイムズという大事な人の命を奪う可能性は有ったよな。

今回はエイムズさんが居なくなったので感情的になるゴーレンの
姿というのも分かるけど、どうもシーズンが5から6に入った瞬間に
ゴーレンという人物の中の才能を減少させてしまった感じもするし、
その才能を打ち消してしまったのは、怪しげな師匠が出てきたから
だろうか。

エイムズの逞しさが目立ったのは、脱走するシーンに於ける数々
の冷静且つ力強い脱出方法に有った。電子ロックはショートさせる
し、手錠は回転させてハズしていたし、脱出経路には上に有る
天窓から助けを求める姿。犬がなんとか見つけてくれたお陰で、
助かった。

エイムズ家が初めて描かれたというのも興味深かった。
エイムズって赤ちゃんを産んだという設定はなかったのか?
ポーリーって名前を呼んでいたので赤ちゃんのことかと思った
けど、鳥かごのペットの名前みたいだった。

最後の取調室に於ける自白の流れは少々いつもの妙を感じ無かった。
都合良くデクランの会話を聞かせたり聞かせなかったりだったけど
その辺の流れから自供に導ける為のキーワードとしては弱かった
感じにも思える。

そういえば、あの場面転換の時の「ダッダーン」が無かったのが寂しい(笑)

■検索用キーワード


ロバート・ゴーレン (Vincent D’Onofrio) 天才刑事
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ダニー・ロス (Eric Bogosian) 警部
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視局
マイク・ローガン (Chris Noth) 刑事
— (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

ジョー・ゲイジ (Martha Plimpton) デクランの娘、7歳に母が自殺
Dr.デクラン・ゲイジ (John Glover) 元プロファイラー
エンリケ・ズーラ (Carlos Leon) ハイジの彼、下着モデル
スティーブ (Carson Elrod) museumofsexの館員
Mr.コニントン (Jana Robbins) 大使
ハイジ・コニントン (Abby Royle) 大使の娘
ビア・マッシー (Lanette Ware) 捜査官
ジョスリン・バート (Ana Maria Jomolca) museumofsexの館員
アマンダ・シェン (Julienne Hanzelka Kim) ジェンナと映画を見る
Dr.シク (Poorna Jagannathan) エイムズの容体を見る
ファレル (Steve Hamm) 捜査官
ジェフリーズ (Hudson Cooper) 捜査官
— (Rony Clanton) ウェイター
— (Carmine Famiglietti) Whiny Customer
— (Allie Woods Jr.) Dog Owner
— (Scott Johnson) ESU Team Cop
— (Alberto Bonilla) CSU Tech
ジェンナ・シーア (Kristina Valada-Viars) アマンダと映画を見る
— (Kimberly Dorsey) Museum Visitor
— (Thelma Gutierrez) Protester
— (Mark A. Keeton) Serial Killer Suspect
— (Leesa Rowland) バーテンダー

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