メンタリスト The Mentalist 第11話 レッド・ジョンの友人 Red John’s Friends

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第11話 レッド・ジョンの友人 Red John’s Friends

脚本/Bruno Heller
監督/John Polson
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SWATたちは富豪であるレンフルー家からの通話を受け屋敷の周り
を取り囲むと家の中に侵入する。二階の鍵の掛かったドアを
強引に開けるとそこには、手にナイフを持った男性(ジャレッド)
と血まみれでベッドに横たわる女性(アンディーン)の姿が有った。

— 1年後 —
パトリックは刑務所にいくとジャレッドに逢う。
自分はレッドジョンに関する情報を持っていること。君の家族
は殺されたんだろうというジャレッド。あんたは嘘を見抜ける
のだろうと。レッドジョンは友達の友達だという。オレは罪を
侵していないのに無期懲役で服役し再審請求も却下されたのだ
という。ここから出してくれたらレッドジョンを差し出すという。
君は自分の家の使用人・マリスカの娘・アンディーンを殺した
んだろうとし、僕には檻から出せるワザは持っていないという。
オレは殺していないとするが、パトリックは事件ファイルを見た
が物的証拠・家族の目撃証言は君の犯行を裏付けているものだと
いう。オレはあの日コカインをやっていて、アンディーンと
部屋でセックスをしていたこと。朝起きたら彼女が隣で死んで
いて警察が入って来たのだという。しかしドアは中から鍵がかかり
窓には柵がある事を告げる。どうすればあんた以外の人に犯行が
犯せるのかと問う。オレではないとし、犯人を見つけてくれと
いう。パトリックはあんたは嘘をついていないと思うがでも
ズルくて自己中心的なのでここから出ることに必死だ。無実でも
レッドジョンの情報を持っているとは限らないという。
提案は断るよというパトリックは出て行こうとすると、
「レッドジョンは奥さんの足の爪を塗ったろ。爪に奥さんの血を
塗った」のだとし、これは警察も公表していないハズだという。
血を塗ったのは一件だけで優雅さを演出したのだという。
どうして知っているのかと問うと、先ほど言ったように友達の友達
がレッドジョンだという。友達の名前は?と問うと、出してくれたら
洗いざらい喋るという。

署に戻るとミネッリに相談する。
しかしミネッリはパトリックに対して物理的に無理だとし、ジャレ
ッドは既に有罪判決を受けて居ること。事件は解決しているのに
理由もなく再捜査は出来ないのだという。君に理由は有っても
カリフォルニア州にはないのだと。検事もわざわざ事務所蒸し返して
欲しくはないとしているという。パトリックは分かったとし、
「法は法、復讐したくても規則が大事だ。諦めるしかない」と語り
オフィスから出てくる。

リズボンはパトリックに対して、止めても無駄なのには分かっている
とし、その変わり「だからあの時言ったでしょ」って言えるように
してという。
ジャレッドのアンディーン殺害事件は、鍵の掛かった部屋で彼女の
遺体が見つかったこと。血の付いた包丁をジャレッドを持っていて
遺体からはジャレッドの精子が検出されたという。彼には暴行沙汰
の前歴もあるのだという。パトリックはチャンスを逃すわけには
いかない事を告げると、リズボンは私はミネッリからあなたの
監視を頼まれたがつきまとうことはしないので、代わりにトラブル
が起きたら真っ先に連絡するよう告げる。そしてウチのIDは決して
使わないよう語る。

パトリックはレンフルー家にいく。
ガードナー・レンフルーに対して兄さんのことで話が有るという。
兄さんの無実を証明出来るとし、真犯人も知っていると語る。
すると豪邸内のドアが開く。

パトリックは実は真犯人を知っているというのは室内に入れて
もらうための口実だという。兄のことで話したいことはないか
と問うと、彼は無実だと思うかと問う。誰が犯人かはわからない
が僕はやっていないと思っているという。ブレックも同席する
中、もう今更そんなことを言われても遅いのだという。
貴方の母は別宅に住んでいますよねと問うと、パトリックは
室内をズカズカと歩いて行く。

ミュリエルに逢うパトリックは、ジャレッドは僕の友人であり
彼は無実を証明したいと思っていることを語る。
決して何かを企んでいるものではないという。ミュリエルは
ガードナーが警察に知らせるというが、それを止めてパトリック
と会話する。ジャレッドはどんな人物だったのかと問うと、
悪ガキ、利口では有ったが、嘘付き、いじめっ子、少しサディスト
だという。でもそこが可愛かったのではないかと告げる。確かに
男の子は少しくらい腕白な方が楽しいが程度にもよるという。
ジャレッドはどんどん悪くなってしまい、取りあえず更正して
実家には戻ってくることになったという。酒と薬と女遊びを辞めた
こと。弟と和解し稼業を手伝うために戻って来たのだという。
父・ジョージは大喜びしたが、私は更正したなど信じなかったと
いう。「三つ子の魂百まで」っていうでしょと。主人は殺人事件
の一週間後に死んだ事を告げる。恥ずかしくて耐えられなかったの
だろうと。

パトリックは現場を見せて欲しいと頼む。
当時ディナーパーティーを開いて10人くらい来ていたこと。
そしてみんな帰宅しガードナーとブレック、主人と私と
ジャレッドがいたという。使用人のマリスカは居なかったが、
娘のアンディーンは料理の手伝いに来ていたのだという。とても
良い子でマリスカは20年間働いてくれて家族の様だったという。
ジャレッドとアンディーンの関係はどうだったのかと問うと
ジャレッドは愛していると言っていた事を告げる。
しょっちゅう息子は手を出そうとしていたが、アンディーンは
ウチの名誉の為に警察には訴えないと言ってくれていたという。
マリスカは事件後辞めたこと。
ドアを調べるパトリックは密室の鍵のトリックを調べる。
ミュリエルからはマリスカの住所を聞くと、また近いウチ逢おう
としてパトリックは彼らの前から出て行く。
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パトリックがレッド・ジョンの情報を追っていることを知った
富豪のレンフルー家の長男で殺人罪の無期懲役刑として服役して
いるジャレッドから接触が有る。自分はレッド・ジョンの友人の
友人から彼のことを聞いているとして、レッド・ジョンの情報を
渡す代わりに自分の冤罪を晴らして欲しいというものだった。
ミネッリに相談するが当然州警察としてそんな提案を受け入れる
ことが出来ないこと。しかしパトリックを知るものならば、
例え反対しても妻子を殺したレッド・ジョンを捕まえる為に
捜査を始めるだろう事を知り、問題を起こさないようにCBI捜査官と
してではなく、個人として捜査をする様要求する。しかしパトリッ
クだけでの捜査には限界が有り、これまでパトリックたちと捜査を
共にしていたCBI捜査官たちは今こそパトリックを助けるべきで
はないかとして、リズボンに提案。リズボンもまたミネッリに
掛け合うが・・・

チームリズボンたちが自分たちのことを犠牲にしてパトリックに
協力していく姿に泣けるところが有るな。

やはりなんといってもこのドラマの良さは、リズボンの不機嫌さ
と同時に、パトリックが時々相手を小馬鹿にするようにして
ジョークを語る際に、そんな不機嫌な顔をしているリズボンが
笑いを堪えているというシーンが何度となくあること。
流石にお笑いとはまではいかないけど、うつむき加減で含み笑う
姿に萌えるところが有る(笑)

全員がミネッリに対して停職処分を受けてでもパトリックに協力
することを口にしたけど、まさかミネッリが全員を停職させる
とは思っていなかったのか、一同ちょっぴりビビった感じの姿が
有った。ミネッリとしては停職させてその間に捜査させるのだろう
なと思っていたのだけど、形は違えど、見て見ぬフリをする
という辺り、ミネッリもまた悪い人では無いのね。

意外とミネッリもお茶目な所が有り、
「良いかドロシー、ここはカンザスじゃない。冤罪は起こりうる」
として、「オズ」ネタでパトリックに語りかける姿が有った。
リズボンのことをパトリックは「君は良い魔女グリンダだ」と
して、これ以上関わることを止める流れが有ったりもしていたし、
リズボンがそれでも辞めない為にミネッリはそんな彼女に対して
忠告するも、「アゴの下から懐中電灯で照らすと効果抜群よ」と
語る姿がまた何とも言えない。

なかなか見知らぬ人の家に入り込むまでは難しいと思ったけど、
どんな形でアレ、一度家の中に入ることが出来れば、得意の話術で
ナントでもなるんだなって感じ。
冒頭でのレンフルー家に入る口実も嘘からだったし、彼女の元で
勤めていた家政婦の家に取り入る際にも嘘を使って家の中に入る
姿が有る。

恐るべきことは、数日前に見た「LAW & ORDER :性犯罪特捜班 (SVU) 」
「シーズン5 第15話 忌まわしい運命」のネタに一部被っていて、
ジャレッドの件では近親相姦がベースになっている事件だったこと。
殺害された人物も殺害した人物も違っていたのだけど、結果的に
父親がマリスカと不倫した結果生まれた子がアンディーンであり、
そんな彼女と関係を持っていたジャレッドのことを止めようとして
理由を言わずに殺害したという母親が長年(18年間)我慢していた感情を
アンディーンにぶつけてしまったというところだろうか。

警察や保険のデータベースにアクセスしてきた人物がいて、それが
レッド・ジョン本人だったこと。(DR.JOENH)と名乗っていたけど、
入れ替えるとRED JOHNだった。
今回はこの時のchatもそうだし、出所後にメキシコに逃走した
ジャレッドのことを捕まえにいく際に、携帯に連絡が入り、パトリック
は二度に渡ってレッド・ジョンと会話するシーンに恵まれた。
そんな会話の中から少しでもヒントになるべきところが有れば
良かったんだけどね。
ジャレッドが残したメッセージの「ヤツはMA.」という言葉から
意味するものは何が有るのだろうか。

密室のドアのトリックに関しては、正直あの母親が考えつくもの
とは思えないものが有ったので、俄にインチキ臭いものになって
しまった感じがするし、ナイフで殺害する行為の中には女性的な
犯行には見えないところも有ったかな。

リズボンは冒頭でパトリックに対して「だからあの時言ったでしょ
って言えるようにして」と言っていたけど、そんなシーンが二度に
渡って語るシーンが有ったけど、流石にあのシーンで言える様な
状況ではなかったね。

今回のエピソード、冒頭からジャレッドの母が彼の性格を語って
いたし、パトリックも彼の性格に対して自己中だとしていたので、
情報交換に際しては、予めそれを書いたメモを用意させておくなどの
方法論を使って欲しかったね。口約束だけでは無理だろうなと
思っていたけどやっぱりその通りになってしまった。

■検索用キーワード

パトリック・ジェーン (Simon Baker) 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン (Robin Tunney) CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ (Tim Kang) CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー (Owain Yeoman) 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト (Amanda Righetti) CBIの新人捜査官

ヴァージル・ミネッリ (Gregory Itzin) CBIの捜査チーム・責任者

ミュリエル・レンフルー (Charlotte Cornwell) 母親
ガードナー・レンフルー (Gabriel Olds) 次男
ジャレッド・レンフルー (Todd Stashwick) 長男
ブレック・レンフルー (Danielle Langlois) ガードナーの妻
マリスカ・コペッキ (Kathleen Gati) ヴァレナ・クルーニー、母、使用人
— (Corey Mendell Parker) 警察官
アンディーン・コペッキ (Olivia Hardt) マリスカの娘
— (David Loren) Junior Lawyer
— (Matt Sigloch) SWAT Guy
— (Vachik Mangassarian) Store Owner
ジョージ・レンフルー () ミュリエルの夫、大動脈瘤で死亡
オーヴァル・タナー () 元殺人犯
フアナ・ブラガ () 娼婦
オースティン・サムサ () 探偵、金を運ぶ

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