キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き Castle シーズン2 第16話 ムチと女と殺人 The Mistress Always Spanks Twice

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第16話 ムチと女と殺人 The Mistress Always Spanks Twice

脚本/ Kate Sargeant
監督/Thomas J. Wright
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公園でランニングしている女性は、突然SMの格好をした女性が
吊されているのを発見し警察に通報する。

アレクシスは朝からチアリーディングの練習をしていた。
メンバーのアシュリーから誘われたのだとし、今度オーディシ
ョンを受けるとリックに告げる。お前っぽくないのではないか
とするが、進路指導のシェイファー先生が色んな活動をした
方が良いと言っているという。
リックはマーサに対して娘がチアリーダーになりたがっている
として相談するとお前だってホッケーに憧れていたと指摘され
最初の練習で2本歯を折ったから辞めたのでしょと言われる。

電話を受けて現場にいくリック。
ライアンによると被害者は20歳代後半の女性、ジャングルジム
に吊されていたこと。ラニはキャラメルソースが体に塗られて
いることを指摘。犯人は甘党なのかと呟くリック。犯人は性的
倒錯者だというケイト。ラニはキャラメルソースなんてベタベタ
するのでやるならばチョコとかホイップで普通はやるものだと
いう。手枷はオーダーメイドだというケイトに驚くリック。
何故そう思うのかと問うとこんな質の良い皮は普通は使われない
とし、手縫いだという。なんでそんなことを君が知っているのか
と問うリック。死亡推定時刻を尋ねるとラニは体温からして夕べ
の22時から23時の間だという。殺されたのは別の場所で死斑から
して被害者は死後数時間は丸められていたとのこと。点状出血
からして死因は窒息だという。縛られた跡もあるとのこと。

エスポジートたちは争った形跡はないが現場近くにキャスター
の跡が有り45cm間隔だという。50kgくらいの重い物を運んだの
だろうと。しかし遺体がこれだけ入念に演出されていることは
犯行は計画的に見えるが、でも首を絞めるというのは激情に駆ら
れた行為だというリック。ケイトはボンデージ店は数カ所だけ
なので店を調べてくれと語る。

エスポジートとライアンはネットでボンデージ店を調べて、
被害者が持っていた手枷と同じものを探して回る。
ラニからの検視報告によると被害者の体には性的行為も暴行も
ないという。意外にも性的犯行に見えるがセックスじゃない
と告げると、リックは禁欲主義なのかと問う。もしくわ機能的に
問題が有るのかもという。
エスポジートたちはSM店でどうしたらこんな体制が出来るのか
とすると、ケイトは出来るわよと語る。
そんな中手枷のオーダーメイド店は7軒であり今は返事待ちだと
いう。エスポジートはライアンに対してそろそろ妄想の彼女の
ジェニーといつ逢わせてくれるのかと問うと、ケイトはそんな
嫌がらせばかりならば私も彼を連れてこられないという。
リックはケイトに彼は居るのかとして気にする姿が有った。
そんな中バリーのボンテージ店で扱っている商品だという可能性
が出てくる。

リックとケイトはボンテージ店へ。
君の妄想の彼に何か買っていくかと問う。
ケイトは手枷を見せるとこれがこの店のものかを尋ねる。
二重のクロスステッチからして間違い無くウチの商品だという。
注文したのは半年前でタイラー・ベントンという人物だという。
彼女の為に注文したと言っていたとし、彼女は焦げ茶色した
20代の女性だという。

タイラーの元に行き話を聞く。
殺された女性の写真を見せる彼女はジェシカ・マーゴリスだとし
自分の恋人だという。交際1年目で来週プロポーズする予定とのこ
と。犯行時刻自分は病院に24時間勤務のインターンをしていた
ことを告げ、手枷は数ヶ月前に彼女にあげたものだという。
使った事もないとのこと。彼女の研究へのプレゼントだったとし、
彼女は大学で「セックスに於ける拘束と支配の社会学」について
取材して動機を知ろうとしていたのだという。この件は彼女の
ルームメストのダニエルに聞いた方がよく知っているのではないか
とのことだった。

ダニエルに話を聞くと、ジェシカとは入学以来ルームメイトで
長く居るので姉妹みたいだという。手錠をみせると彼にもらった
時に一度見た事が有るがそれ以降は知らないという。
彼女と最後に会ったのは昨日の朝で、研究については何も知らない
という。エスポジートたちはベッドには争った形跡はないとし
携帯もないという。ケイトはGPSで携帯を追跡する様語る。
ジェシカは10時頃私が帰った時には居なかったとし、タイラー
も病院で夜勤だとしていたので大学で論文を書いていたのでは
ないかという。

ハドソン大学。
指導教官のスティーブンソン教授に話を聞く。
すると深夜まで作業をしていることはよく有ったが、彼女は昨日
は居なかったという。女王ヴェノムに逢っていたとすると”毒の女王”
のことなのか?というリック。学会でも性の分野の研究者はとかく揶揄
されるがジェシカは狭量な人と戦っていたという。ケリーに対して
ジェシカの資料を出すよう告げると、資料は厳重に保管されていた。
ケリーによると研究奨学金候補だったので、厳重に保管されている
とのこと。タイラーが夜勤の時には大抵徹夜していたという。
そんな中マットがやってくると、ジェシカのことを聞いたかとして
ケリーに尋ねる。私たち3人は博士課程の同期である事を語る。
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公園のジャングルジムに女性が下着姿で吊されて殺されて
発見される。体にはキャラメルソースが塗りたくられていて、
手には手枷がしてあることから、犯人は性的倒錯者ではないかと
される中、ケイトは手枷がオーダーメイドであることから、これ
を売っているボンデージ店は限られるハズだとして、ライアン
たちに探させることに。被害者は窒息死させられてたことが
判明。死亡推定時刻は夕べの22時~23時だと分かる。そして調べて
行くウチに手枷を購入した人物から、被害者はジェシカ・マーゴリス
であることが分かる。購入した男性・タイラー・ベントンは
彼女と婚約する予定だった事を告げ、彼女の研究の為にプレゼント
したもので、実際に利用したことはないという。彼女はハドソン大
の大学院生で研究論文を書いていた事を知る。

今回のテーマは二面性とか、人には知らない顔があるということ
だろうか。
別人になるにはコスプレが一番だろうということで、色んな人が
今回白衣なりボンデージなり、チアリーダーの服に変装する姿が
有る。出来ればそんな流れにケイトを混ぜて欲しかったけどね。

ケイトがSMに関してちょっと鋭い発言をする度にリックが妙に
敏感に反応する姿が有ったけど、これだけ分かり易いくらいに
自分に興味を持っていてくれてその都度反応してくれると分かる
とそれなりにイタズラして色々と意地悪したくなるって感じだな。

ケイトにしてもライアンにしても「妄想の彼女」がいるんだろう
と疑われる中で、ライアンには本当に彼女がいたことで、呆気に
取られるエスポジートの姿が有り、この二人、立ち位置としては
同じキャラクターなんだけど、女性関係に関してはライアンの方に
部が有りという形ですね。

アレクシスの流れはイマイチよく分からなかった。
何故彼女がチアリーディングをしたがったのか。そして何故突然
辞めてしまったのか。一度はあの服を着てみたいというのは分かる
けど、これで飽きてしまったという流れだったのかな。
確かにリックとしてもミニスカで娘が踊る姿が有り、そんな娘を
好奇な目で見つめる男性の視線に耐えられないとは思うのだけど、
ちょっと心配しすぎだろうって感じもする。

少しずつ生前のジェシカの行動が発覚していく。
ジェシカがタイラーが夜勤の時には必ず大学で徹夜してレポート
を書いていたという辺りの事情からして、なんとなく家に帰りたく
ないのだろうなと思っていたので、同居人のダニエルが怪しいと
いう流れも有ったけど、冒頭でエスポジートが犯行現場のベッドに
関して、争った形跡がないという結論を語っていたので、完全に
容疑としては外されてしまった感じも受ける。

論文に於ける争いとか、SMに興じる性的倒錯者からすれば、女王
を演じていた彼女にかかるリスクなり容疑者像も膨らんでくる
ものが有ったけど、殺す程のことなのかと言われるとどれも
否定されるべきものも有ったので、なかなか真相は難しくなった。
ただし殺され方からして、メッセージ性が高く、彼女の研究を
知っている人物だということで、容疑者像を絞るにはかなり役立つ
ものが有っただろうし、丁寧に死亡当日の流れを洗うことで、
上手い事レポートの流れから犯人を割り出した。
しかし枕に乾いた唾液があるとしていたけど、枕から唾液くらい
検出されてもおかしくはないだろうし、下手に洗った為に寧ろ
見つかってしまったというところも有るのかなと思う。

そういえば上述したけど、ライアンの彼女のジェニーが出てきた。
この人の名前をクレジットで見てしまうとその後どうなるのか
が分かってしまうところも有るんだよな(笑)でもそれは内緒の話・・
なのか。

■検索キーワード

・Castle Theme
Written by Robert Duncan
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リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
ケイト・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人課の刑事
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ロイ・モンゴメリー (Ruben Santiago-Hudson) 警部

ダニエル (Amy Gumenick) ジェシカのルームメイト
マット・ハーリー (Devon Gummersall) ハドソン大学・大学院生
レディ・アイリーナ (Dina Meyer) SMクラブ”レディ・アイリーナの苦痛の館”
ケリー (Keiko Agena) ハドソン大学・大学院生
ウィリアム・キャラウェイ (Tom Schanley) “サムアイアム”、客の一人
タイラー・ベントン (Gil McKinney) ジェシカの婚約者、医者のインターン
ミストレス・サファイア (Azita Ghanizada) SMクラブスタッフ
ミストレス・アンバー (Kimberly Whittaker) SMクラブスタッフ
ジェニー・ダフィ=オマリー (Juliana Dever) ライアンの彼女
バリー (Paul Schackman) ボンデージ店
スティーブンソン (Mark D. Espinoza) 教授
— (Angel Parker) Receptionist
— (Bethany Carkhuff) Blonde Dominatrix
ジェシカ・マーゴリス (Vanessa Motta) 被害者、ハドソン大学・大学院

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