情熱のシーラ El tiempo entre costuras 第3話 針と銃

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第3話 針と銃

監督/Inaki Mercero 脚本/Susana Lopez、Carlos Montero
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【前回までのあらすじ】
シーラとラミーロはスペインを出て新天地で事業を始める為に
モロッコのタンジールにやってくる。ポールらと出会い、写真
を撮影する。しかしラミーロはいつも気前よくして自分を売り
込んでいるとしてシーラの金を気前よく使っていた。人の金
ならば気前よくも使えるわねとしてシーラとラミーロの間では
少しずつ恋心にひびが入るが、シーラは妊娠したことが分かる。
それを告げようとしてホテルに戻るとラミーロは手紙を残して
消えていた。「すぐにタンジールを出た方が良い。僕を捜す
借金取りが何人かいて僕が見つからねば君を捜すかも知れない。」
と。すぐにタンジールを出てテトゥアン行きのバスに乗るが、
シーラはそのバスの中で子宮から出血し倒れてしまう。
気が付くとテトゥアンの病院にいた彼女だがパロマレス警部
によって逮捕されていた。マドリードのある邸宅から高価な
宝石を盗んだ罪で指名手配されているのだという。それを否定
しつつ、シーラは今すぐにスペインに帰国したいことを語る。
私には母しかいないとするが、バスケス署長はそれは無理だ
として内乱で海峡が閉鎖されているのだという。バスケスは
カンデテリアに頼み事があるとして、シーラのことを暫く
タダで泊めて上げてくれと語る。

【ストーリー】
1936年8月・モロッコ・テトゥアン。
朝から礼拝の呼びかけが聞こえる中、シーラは目覚める。
ベッドの隣にはラミーロが居ないことを知りショックを受ける。
カンデテリアはシーラにご飯の用意が出来たとして呼びに来る。
朝起きて彼のことを考えなくなったら立ち直ったということだ
という彼女。シーラはあんな人の為に全部を捨てて来たなんて
と嘆くと、忙しくしていれば忘れられるとし、先ずは食事を
とって力我つけて出かけるのだという。泣き言を並べても始まら
ないと。私も夫に捨てられたことが有り2年間のたうち回ったが、
今思うとその2年間はホントに無駄だったとし、トランプでも
していれば良かったという。気分転換にフロに入るのも良いという。
シーラはジャミーラと一緒に台所や部屋の掃除をして何とかして
部屋代を払うというが、彼女は先ずは体重を3kg増やしてからだと
語る。

昼食は宿泊している全員で取ることになっていた。
アンセルモ、アンドレース、ベニータ、エルミニア、その息子
のフアニート、そしてベニータの姉のサグラリオが食事を
取る為に待っていた。カンデテリアが作った子羊のシチュー、
ハッカの香料入りだという。カンデテリアはシーラにその場に
呼ぶと一同に彼女は今傷ついているのでそっとしてあげてくれと
語る。カンデテリアはみんな一見すると取っつきにくいが慣れれば
優しい人たちだとシーラに語る。
食事の席では内戦のことが話として話題に上がる。バダホスが
陥落したという。どれだけ若者が共和党政府に命を捧げたのか。
みんな笑い浮かれて信仰を忘れたせいで崩壊しかけていたスペイン
を立て直す為に軍が立ち上がったという。共和制の問題はこういう
信仰に五月蠅いばぁさんたちを一掃しなかったせいだとして、
男性陣たちは社会主義を支援していた為に言い争いになる。
互いに「秘密結社」「悪魔崇拝者」と罵り合う中、カンデテリア
は神聖な場所で内戦の話をなんかしたら追い出すとしてこれ以上
は静かに食事をするよう告げる。

シーラはジャマールが食事の下ごしらえをして掃除している所
に手伝え。ジャマールは3kg太るまでは仕事をさせるなと言われ
ている事を告げるが1kg太ったから良いでしょと語るとジャガイモ
の皮を剥く。掃除をしていたシーラだがアンドレースの部屋を
掃除している際にシーラは目眩を起こしてバケツの水をこぼして
しまう。急いで床の水を拭く中でシーラはベッドの下に置いて
ある荷物に気が付く。そこにはスペインやイギリスへの旅券/パスポ
ートが多数入って居る事を知る。シーラはこの部屋は誰の部屋
なのかと尋ねると、食卓でメガネで無口な人だった事を知る。

カンデテリアはシーラに対して今日は一緒に町に散歩すること
を告げると二週間一歩も外に出ていない事を語る。日差しを浴びない
とダメだという。シーラはカンデテリアにアンドレースはどんな
仕事をしているのかと尋ねると、確か税関で働いている人で、
午後は売買の仕事をして売り買いできるものを何でも扱っている
様だと語る。
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ラミーロと新事業をする為にスペインからモロッコに渡ったハズ
が、彼によって大金を投資や遊興費で全て使われた挙げ句、妊娠して
いた彼女を捨て逃走してしまう。そんな彼が作った借金でシーラ
も追いかけられるかも知れない事を知り、身重の彼女はタンジール
から逃走し、テトゥアンに向かうが道中出血して倒れる。
子供は流産して病院に運ばれるが、彼女は本国から高級な宝石
類を盗んだ罪で指名手配されている事を知る。それでも彼女は自分
には母親しか居ないとしてマドリードに戻りたいことを口にする
が、バスケス署長は海峡が閉鎖されていることを告げ、パスポート
も没収されてしまう。シーラにカンデテリアを紹介すると、そこで
の生活が始まっていく。

スペインの内戦はモロッコにどれ程影響が及ぶ物なのか。
シーラが意識を失っていた3日の間にスペインでの内戦が勃発した
という設定のようで、戦況としてはどう転んでいくのか気になる
し、そもそも市民生活に及ぼす影響がどの程度なのかが興味の的
となる。
戦況に関する大局的な流れは色々と解説する本なりサイトが有る
けれど、ドラマとしてはシーラの身の回りのことがどうなる
のかということになる。

取りあえずシーラが滞在することになる宿にはどんな人物がいる
のか、自己紹介がてらそんな人物を登場させた感じがするけど、
男性と女性で共和国政府を指示するか、共産主義を指示するかで
食卓では言い争う姿が有る。
シーラが始めてみんなの前に登場するシーンでいきなりそんな
政治的話題を持ち出しては言い争う姿に、怖さというよりも寧ろ
和やかな感じに思えるところは不思議だけど、治安の問題も含めて
当時のモロッコがどの程度リスクが高いのかなど、まだまだ手探り
な状況だ。
物資も途絶えていて、なかなか入手出来ない食材なんかも有るみたい
だし、逆に闇市で手に入れたブランデーなどで寛ぐ姿があるところ
を見るとカンデテリアの宿自体はあんまり不自由にしているという
感じもない。

戦争という不幸の影でビジネスチャンスとなるべきことはある
ハズで、会話の中でも出てきた通り、この町に滞在せざるを得ない
金持ちたちを相手に如何にして儲けていくのかということが当面の
課題になりそうだ。
しかしこういう時代、あんまり儲けていたりして目立ってしまう
と逆にそれを狙うものたちが出てきて恐い側面が有るな。
ここに住んでいる男性陣はあんまり頼りになりそうもないし、
バスケス署長のような人が常に近くで見守ってくれているので
有ればともかく、女性たちだけで商売を立ち上げた結果、そんな
事業を守ってくれる人がいるのか気になる。

朝から常に聞こえてくる礼拝の音を聞けば、悪い事をする気も
失ってくれれば良いけど、そういう状況でもないのかな。

どんな時代であれ女性の美を追究する姿勢に際限は無さそうで、
そこを利用して、シーラは彼女の持つスキルを利用して服を
作って行くようだ。シーラが宿の女性たちの為に服を作っていた
けれど、あの洋服の縫製するまでの時間はどのくらいの時が経過
したんだろうね。
服に着飾るおばさまたちの姿を見ても、言葉ほどに素晴らしいと
か、「その胸元は罪です」という感じに見えないところは残念
だった。

予告から気になっていた拳銃に身を包むシーラの姿。
戦争の時にはどんなものでも金になるけれど、銃や武器はそれこそ
大金になる道具になりそうだ。
シーラが女性だということを利用して上手いこと、警戒心なく
銃を運ぶことは出来たけれど、あの夜の町並みは迷宮のようで、
何かのドラマでも似たようなシーンを見た事が有るけど、ああ
いうシーンを見ると、内戦の影響はモロッコにも及んでいるんだ
ろうね。

シーラがアンドレースに対して色仕掛けを使ってパスポートを
得ようとしたり、ロベルトに銃を渡す際には、意外とこの人
も律儀にシーラに対して断りを入れてから体についた銃を取り上げ
ていたり、きちんと金を支払ってくれるものなんだなと思うと、
ちょっぴり不思議な感覚が有ったけど、こういう物騒な世界なので
なんとなくシーラの身に危険が及びそうでヒヤヒヤしている。

銃は19丁で9500セペタ。
テトゥアンの出入り口の検問をモロッコ人に成りすまして
通り抜けたり、ロベルトからは逃走する際に、線路沿いのMALALIEN
の看板の下に埋めていた。きちんと受け渡しには成功したのかな。

■使用された曲

・Noche de luna by Adriana Ugarte

■検索用キーワード

シーラ・キローガ (Adriana Ugarte) お針子。ドローレスの一人娘
カンデラリア (Mari Carmen Sanchez) モロッコ・テトゥアンの下宿の主人
バスケス (Francesc Garrido) テトゥアンの署長
アンドレース・コルデール (Enrique Arce) 偽造パスポート、下宿人
ジャミーラ (Alba Flores) 下宿で働く
パロマレス (David Venancio Muro) テトゥアンの警部
ベニータ (Maria Alfonsa Rosso) サグラリオの妹、下宿人
サグラリオ (Teresa Lozano) 白髪の女性、ベニータの姉、下宿人
ハルミニア (Empar Ferrer) フアニートの母、下宿人
ホワニート (Alex Molero)
ドン・アンセルモ (Xose Manuel Olveira ‘Pico’) 下宿人
ヴィアジャンテ (Enrique Asenjo)
— (Carlos Antonio Muniz)
— (Candela Fernandez) Monja
— (Azucena Duran) Monja
— (Antonio Sarrio) Medico Tetuan
— (Belen Cuesta) Parturienta
— (Karim Ait M’Hand) Camarero cantina estacion
— (Paco Pastor Gomez) Soldado
— (Simon Ferrero) Soldado
ロベルト (Xavi Ortuzar) シーラが銃を持っていく
ロサ (Concha Delgado) 美容室の美容師
ダリア (Inns Diago)
ペパ (Ana del Rey) 雇い主が仕立て屋を探していると語る
— (Joaquin Tejada) Hombre
— (Damia Plensa) Hombre

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