第9話 コスプレで萌(も)える恋 The Ex Factor
監督/Fred Goss 脚本/Daniel Paige
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【ストーリー】
エイミーはデイナとピーターを呼んでヨガ・瞑想させる。
ここは砂浜だと思って雑念が浮かんでもやり過ごしてリラックス
するのだというエイミー。しかしデイナもピーターも雑念だらけ。
デイナはピーターの様子が気になり目を開けて彼を見ると
静かに瞑想していたが・・・実際には寝ていた。
デイナはピーターのオフィスにやってくる。私はピーターの彼女
だとするが、社員の女性に意地悪されるデイナ。
ピーターはちょっと仕事が終わるまで待ってと告げ、パソコン
でポーカーしていた人物の電源を切って回る。ピーターはデイナ
にプレゼントがあるとして、リバイバル上映が行われている
映画「あの頃ペニー・レインと」(原題: Almost Famous)のチケ
ットをプレゼントする。君の好きな映画だろうとし週末見に行
こうと誘われるが、デイナは週末にはちょっと用意があって
いけないという。仕事であり会議で遠くまで行くというデイナ。
ラインベックまで行くのだという。ピーターは週末行くならば
オレも行こうかなとデイナにさりげなく呟くと、デイナは誘いずら
そうにして一緒に来るかという。デイナはマズイことになったと。
デイナはエイミーに相談するといつから再会していたのかと問う。
一度も辞めていないのだとするとエイミーは大学を卒業したら辞
めたと言っていたと語る。しかしそれは嘘で、これが私の一部
だという。一緒にやる仲間をどう見つけるのかと問うと私の
ホームページに記載があるという。
一方デイヴとピーターは会社で何故ホテルでセックスすると
燃えるのか熱い議論を交わしていた。後始末する必要が無いから
じゃないのかと。
そこにクロエがやってくると会社の方にFAXが届いているという。
もしかしてドビーお婆ちゃんから?とするが、クロエはライズナー
コーチからだという。母校の鬼コーチだとしてデイヴは恐れる
が一度逢えば75大会分のトロフィーが売れるのだという。クロエ
はこの日が一番嫌いだと語る。デイヴはコーチはオレからは
買わないとしピーターのお気に入りだという。学生時代にエラー
一つしなかったピーターのことを好んでいるのだという。
ピーターはその日は用事があるとし、出先からコーチに電話して
魅力を振りまくるという。デイブでなく父・ウィリアムを交渉
に出してはどうかとすると、デイブはコーチがオレより嫌って
いるのがウィリアムだという。
ウィリアムもオフィスにやってくると、ピーターは週末は
自分はいないことを語る。デイブが話をまとめれば良いとし
オレはデイナと二人でハドソンバレーに行くのだと語る。
土曜日、二人は予定より早くハドソンバレーに到着。
会議前に町でも見に行くか、それともハイキングにでも行くか?
というピーターだが頭はセックスのことばかり。デイナはその前
に話して起きたいことがあるとして隠して置いたことが有るの
だという。まさか子持ちだとか言うのではないかとピーターは
ドキドキしながら話を聞く。デイナは説明するよりも見てもらった
方が良いとして変装してやってくる。するとトンガッた耳とマント
を羽織るデイナが現れる。Mr.スポック?というが、これはエルフ
だという。週末ここに来たのはコスプレの大会に参加するためだ
という。ゲーム・オブ・スローンズみたいなもので、これを
演じればハリーポッターの映画に出ているような気分になれる
のだという。楽しいけどオタクよねとしてデイナは下を向くと、
可愛いよとピーターは告げるが・・・
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週末にピーターはデイナと共に彼女の好きな映画のリバイバル
上映に行こうと考えるが、デイナは仕事があるとして嘘を付く。
ピーターはそんな彼女に付いていくことを語ると、実はデイナ
からは話が有ると言われ、実は仕事で来たのではなくコスプレ大会
に来たことを語る。
ドラマではコスプレ大会だとしているけど、アメリカではこういう
形のロールプレイングが流行しているのだろうか?
状況的にはサバイバルゲームって感じだけど、確かにアメリカ
では南北時代のコスプレをして当時の戦いを再現したりする人は
多い。
「ゲーム・オブ・スローンズ」の人気からよりこの手の中世の
ファンタジックな世界観を舞台設定にして、単純に変装するだけで
なく、TRPGの再現のようにして、架空世界を現実のものとして
行うものが有るのかな。携帯電話が光る石として取り上げられて
しまうところとかちょっと面白かったし、デイナのエルフジョーク
もまた可愛らしい。
デイナはピーターはマンガは好きなのに、こういう遊びは認めない
のかとして不満に思っていた様子。
デイナにとっては人生の一部だとしていたけれど、長年参加して
自分の地位を築き上げていくところなど、RPGに於ける経験値稼ぎ
などの要素が盛り込まれていて好きな人には楽しめるのだろうね。
一方クーパートロフィーでは、母校の鬼コーチのライズナーが
やってくるということで、彼に上手く取り入れば大量のトロファー
が安定的に供給できる。しかしライズナー先生が好んでいる
のは、ピーターであって、今回対応に当たるデイヴやウィリアム
は嫌われている様だ。
それでもデイヴは得意の演劇の「ウィキッド」に於ける”自由を求め
て”の歌詞をライズナーに語ることで、上手い事彼女の心を引き留めた。
それにしてもライズナーコーチが女性だというのも驚きだけどね。
そして当時のコーチはデイヴの才能を既に見出していた様子。
エイミーとデイヴの流れはよく分からなかったけど、言葉責めに
されるのが好きなのか。しかもマニアックな言葉で?
■使用された曲
デイナ・ホプキンス (Analeigh Tipton) アトランタから出版業界の為NY
ピーター・クーパー (Jake McDorman) ウィリアムの息子
デイヴィッド・クーパー (Nicolas Wright) エイミーの夫、”デイヴ”
エイミー・クーパー (Jade Catta-Preta) デイナの大学時代の親友
クロエ・クーパー (Chloe Wepper) ピーターの妹
ウィリアム・クーパー (Kurt Fuller) 父親
レイズナー (Caroline Rhea) 高校時代のコーチ
— (Dee Dee Rescher) Blanche
シェリル (Heidi Armbruster) ハンスの母、ココアにアルコール
— (Andy Reinhardt) エルフ
— (Sam Laybourne) Jailer
— (Johnny McKeown) Larper
— (Cole Ragsdale) Larper
— (Rebecca Kling) Larper
— (Brian Quijada) Enemy Larper
— (Michael D. Joseph) Park Goer
— (Doris McCarthy) Central Park Lady
— (Jason B. Schmidt) Central Park Dad
— (Stuart Schnitzer) Core Cooper and Sons Employee
— (Stefano Villabona) Guy Stealing Toast