第19話(98) 親友の旅立ち Down a Tree
脚本/Dan Staley 監督/Erika Kaestle
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朝、食卓でチャーリーは突然不思議なことを言い始める。
このパンケーキの味が変だという。何故かママが作ったもの
なのに美味しいということ。ゲイブはママが美味しい料理を
作るなんて奇跡だとし、もしかするとパパも賢くなったり
していないのか?と問う。ボブはどうしてパンケーキの流れから
パパをからかう流れに移行するのかというと、ゲイブは14年
修行したからだという。PJはエイミーに対してどういうこと
なのかと問うと、これ以上料理の事で貶されるのが嫌なので
パンケーキミックスを使わず一から作ったのだという。今後は
二度とからかわないでというエイミー。
テディがやってくるとこれからアイビーの家に行って引っ越し
の荷造りの手伝いをしてくるという。PJたちはその前にママの
作ったパンケーキを食べたらどうかとしてとても美味しいこと
を語る。確かに美味しいというテディは、何で私が大学に
行くという時に料理の腕を上げるのかと語る。もうママの料理
を貶すことは禁止だと決定した事を語るが、ゲイブはそんな
約束はしていないと告げ、毎食一回はカラカウと語る。
エミリーはPJをリビングに呼ぶと、パンケーキをPJに作って
もらったことに感謝しお駄賃を払う。
テディはアイビーの家に行く。
すると「幸せな我が家へようこそ」というメアリールーとハリー
の口からは辛気くさい雰囲気が流れていた。メアリールーは
可愛い娘が大学に行ってしまうので胸が張り裂けそうだという。
アイビーの様子を見ると胸が高まっているようだと呟くテディ。
1374kmも離れている所に行くなんて・・逢いにいくと行っても
遠い場所だった。飛行機にすれば2時間だが、ママは飛行機酔い
するでしょとしてアイビーは嬉しそうにする。テディはウチも
私と離れるのが寂しそうだったと語るが、メアリールーは
オタクには子だくさんなので一人いなくなっても大して変わら
ないという。テディは微妙な心情で聞いていた。アイビーが
居なくなったらどうすれば良いのか・・天気情報でも追いかけた
らどうか?というテディにハリーは、心で雨雲が立ちこめている
ので無理だというと、メアリールーはあなたは詩人だと感動する。
ウェンツ家のいつもの元気はどうしたのかとしてテディはいつも
の歌を歌ったらどうかとして「漕げ漕げお船」を歌おうという。
しかし歌声も悲しい曲調になっていた。テディは辛いのは分かる
が笑顔で送り出さなければならない事を告げる。いやならば
いっそのことアイビーとアリゾナに引っ越しますか?と問う。
アイビーも寂しがっているハズだとするが、アイビーは飛行機で
キャンセルが出れば今日にでも出発できると語る。
エイミーはボブに対して、チャーリーの友達のテイラーが来る
事を語る。テイラーの母・スーザンは良い人だというと、ボブ
はテイラーのママはシェリルではないかという。エイミーは私
の言っていることの方が正しいと主張する中、やってきたのは
スーザンとシェリル・・どちらもママだった。まさかママカップル
だとは思わなかったと。
ゲイブはジェイクと電話している中、突然頭上からバナナの皮が
落ちてくる。ツリーハウスに誰かが居るのか。
部屋にはThe Gurgles Liveと書かれたポスターが貼ってあったこと
からゲイブはPJだと分かる。3万8千人のファンクラブ会員がいる
のだという。なんでここに居るのかと問うと、ここに住んでいる
のだとし、エメットとオレは家賃が払えずにアパートを追い出された
のだという。内緒にしてくれというPJに対して、本来口止め料を
もらいたいところだが、金が無さそうだという。どうせ住むので
有ればもっと部屋を飾れば良いという。家には物で溢れている
のだからイスとか枕を持ってこようと語る。
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いよいよ大学生活の為にデンバーから離れることになるアイビー。
テディは引っ越しの手伝いの為にアイビーの家を訪ねる。
アイビーはアリゾナの大学にいくことになり、テディはイェール
大に行く為に容易なことでは会えなくなる。
アイビーが大学に行くことで一番ショックを受けて居たのは
アイビーの両親だった。落ち込んだウェンツ家の両親に対して
テディはあることを提案する。
ラストのオチは、NG集だったね。
■テディとアイビー
アイビーってシーズン4に入ってから登場が少なくなったね。
クレジットを見てみるとアイビーがシーズン4で出演するエピソード
は、S4-2、S4-6、S4-13、そして今回のS4-19が最後だった。
S4-13でテディとアイビーは卒業式までにしたいリストを作る中で、
ウェンツ家の両親と一緒にラスベガスまでキャンピングカーで
旅行するシーンが有ったけど、今回はアイビーと離れるのが
寂しい両親が、テディのアイデアによって、家を売ってキャンピン
グカーに乗って一緒にアリゾナに引っ越ししようとする。
アイビーとしては、高校で勉強をしたのは両親から離れて大学生活
をしたいからだとして、テディを恨んでいた。
もう少しエピソード的に尺が長ければ、テディとアイビーがこの流れ
で、大ゲンカして、最後に別れる際に仲直り的展開を用意して
感動の別れを演出したりするんだろうけどね。
なんとなく4年間もやってきた二人の別れとしては、少々違和感の
あるような別れ方だったな。それでも最後にハグするシーンは
ちょっと泣ける。
テディはアイビーたちは子離れ・親離れをする必要性があること
を訴え、アイビーとしては両親に子犬を置いて行く。
両親は犬の方が大切になり、アイビーの部屋を犬に使わせて、
あなたはソファーで寝てねと語る。
ウェンツ家といえばやはり歌ネタも外せないのだけど、寂しそうに
歌う姿が印象的だった。
■PJとゲイブ
PJは前回のエピソードでルームメイトを探していたけど、結局見つか
らずアパートから出て行くことになった様だ。
家に出戻りした事実を恥ずかしくて言えない為に、ツリーハウスに
住んでいるという役割だった。
冒頭ではPJがエイミーの代わりにパンケーキを作り、みんなから
美味しいと絶賛されていた。テディがそんな母に対して、私が
大学に行くという時に料理が美味くなるなんて・・・と皮肉られて
いた。
ツリーハウスを飾り付けようということで、色々と持ち込んでいたけど
電力はどこから繋いできたのかな。
かつてゲイブはダブニー家の電源を使っていたことが有ったけど、
wi-fiの電波はダブニー家のものを使っていたみたい(笑)
パスワードが分からないとすると、「ゲイブダンカンは邪悪!」で
通った!
最後はみんながツリーハウスに登ってきてしまったことで、
見事崩落。
■ボブてエイミー
チャーリーの友達としてテイラーを招く。
その際にテイラーの両親も来るとのこと。
しかしやってきたのはスーザンとシェリルというゲイカップル。
シェリルは弁護士でエイミーと会話。
ボブはグラフィックデザイナーをしているというスーザンと
地下室で野球を見る事になる。
シェリルはエイミーが話そうとすると、勝手に予測して会話を
続けてしまう人物で、エイミーとしては話が出来ず辛そうだった。
ボブとスーザンは逆にボブが一人で害虫ネタで盛り上がっていた。
互いに帰る理由として「頭痛がする」という切り札を使うことで
相手を傷つけずに帰宅するテクニックを使用。
因みにスーザンはコロラド出身、シェリルはフロリダ出身。
テイラーを養女にしたのが4年前。二人が付き合ってから10年だという。
PJを見てフレッドという名前の感じがすると語ると、Jもそんな
気がしたと語っていた。
※スーザン役のDesi Lydic
「クライアント・リスト」で、主人公と同じマッサージ店でディーアン役として
働く役を演じていた。
テディ・ダンカン (Bridgit Mendler) 長女
PJ・ダンカン (Jason Dolley) 長男、バンド
ガブリエル・ダンカン(通称:ゲイブ)(Bradley Steven Perry)次男
シャーロット・ダンカン(通称:チャーリー)(Mia Talerico) 次女
エイミー・ダンカン (Leigh-Allyn Baker) 母、看護師
ロバート・ダンカン(通称:ボブ)(Eric Allan Kramer) 父・害虫除去業社
トビー・ダンカン (Logan Moreau) 三男
シェリル (Lilli Birdsell) テイラーの母、メガネ、弁護士
メアリー・ルー・ウェンツ (Ellia English) アイビーの母
アイビー・ウェンツ (Raven Goodwin) テディの親友
ハリー・ウェンツ (William Allen Young) アイビーの父
スーザン (Desi Lydic) テイラーの母、グラフィックデザイナー
エメット (Micah Williams) PJの親友