第30話(29) 箱入りキャット #StuckInABox
脚本/Dan Schneider
監督/Dan Frischman
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自宅内に吊された空中自転車に乗るキャット。
帰宅したサムは空中自転車でお出迎えなのかと問うと、ベビー
シッターをしていたがもう帰ったという。お買い物に行ったら
チコってお爺さんが居て日曜大工が得意だというからウチに
招待して、自転車を天井につけてもらったのだという。それが
5時間前のこと。そろそろ降ろして欲しいというキャットに
サムは無理矢理引きずり下ろす。
キャットはサムに何処に行っていたのかと問うとチケットを
もらいに行っていたのだという。ミスティックマウンテン/ジェ
ットコースターの乗り放題チケット、土曜日の夜のものだという。
キャットは本当なのかとして興奮するが、確か閉鎖していなか
ったかと問う。コースターの問題か何かが起きたハズだとする
と、殆ど修理が終わったようで、まだオープン前だがテスト運転
したいのだという。それで試運転に乗れることになったのだと
いう。何か危険な香りがするというキャット。なんでそんなに
乗りたいのかと尋ねるとサムは列に並ばなくて済むでしょと
いう。
そんな中、ダイスとグーマーがやってくると大きな箱を持ってくる。
タダの箱ではなくマジックボックスだというダイス。世界では
12個くらいしかないもので、この中に入ったものを消してしまう
のだという。今見せるよというダイス。サムに実験台にならないか
と問うが嫌だという。グーマーは自分が実験台になりたいと
語る。BOXに入ろうとするが、箱が小さくグーマーの体型では
入ることが出来なかった。キャットは仕方なく自分がやると
語る。
キャットが入った後に鍵をかけると、サムに一緒に呪文を唱えて
欲しいというがサムは断る。仕方なくダイスは一人で呪文を
唱える。”シャザーム”。ロックを解除して扉を開けるというが、
レバーが故障して開かなかった。それを聞いたサムは皮肉交じりに
今度ウチのママを入れて良いかと問う。
なかなかレバーを回しても開かないことを知りグーマーが開けて
みるという。力任せにレバーを回すと取れてしまい開けること
が出来なくなる。キャットに暫く箱の中に入って居てくれと語る。
ダイスは箱を開けようとするがビクともしなかった。
グーマーはその間、室内の空中自転車で楽しむ。グーマーは
漕いでも漕いでも進まないというと、サムはグーマーの人生と
同じだという。サムはスペシャル万能キーで開けるとし、一種の
ワイルドなキーとのこと。しかしバールだった為に箱にキズが
突くので辞めてというダイス。サムはそれを無視してバールを
使うが曲がってしまう。なんで開かないのかとして箱を叩くと
箱の中からキャットが”バコーン”と告げる。キャットに大丈夫
かと問うと、暗くて落ち着くという。兄弟から逃げてクローゼット
に隠れた時みたいだという。何で逃げたのかと問うとサバイバル
だという。明日の夜までに出られれば良いとし、ミスティック
マウンテンに行って全部の乗り物に乗るのだという。グーマーは
2番目に好きな場所だと。ダイスは俺たちも一緒に行って良いか
と問うと、サムはチケットは2枚しかないという。しかし箱の中から
キャットが4枚あるってサムは言っていたと語る。サムはバール
で箱を叩くと中からキャットの声で”バコーン”と聞こえる。
サムは一緒に来ても良いがその前にどうやってキャットを箱から
出すかだという。サムはもう一つ万能キーがあるとしてチェーンソー
を持ってくる。それだけは辞めてというダイス。
ボッツに行ってランチを食べる。
ランチを食べれば箱が開けられるかも知れないというのはどういう
ことなのかというグーマー。食べるとアイデアが浮かぶのだという
サム。デザートを頼むとか・・・。箱の中のキャットはポテトを
一本食べたいとして中に入れてと頼む。ケチャップが足りない
というと、穴からケチャップを投げ入れる。目に入ったと箱の中
から聞こえるとナプキンを入れようとする。ロボットがやってきた
為にレーザーを使えるか尋ねると、一種類使えるとし指先レーザー
だという。レーザーで箱を開けられるかと問うと、ロボットは
レーザーを箱に当てる。しかしレーザーは反射してしまいグーマー
が持っていたハンバーガーに当たって燃え広がる。
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サムはミスティックマウンテンのタダ券/チケットをもらってきた
為に土曜日にいくことになる。
そんな中、ダイスはマジックボックスというものを購入したと
してサムとキャットの前に運んでくる。その中に入れば、何でも
入れたものを消す事が出来るもの。しかしキャットが中に入って
いざ蓋を開けようとするが壊れて開けられずにいた。なんとか
して箱を開けようとするが・・・
なかなか開ける事が出来ない扉ということで、以前にもキャット
の家の地下室の扉を開けるというエピソードが有ったけど、
今度はキャットが箱の中に閉じ込められてしまうというもの。
キャットの様に性格がほんわりしていれば良いのでしょうけど、
閉じ込められたと知った時点でパニックになる人は多い気がする。
キャットは暗いから落ち着く。兄弟から逃げてクローゼットに
隠れたときみたいだとしていたけど、彼女に兄弟なんて居るのか?
色んな道具を駆使して箱を開けようとするがなかなか開ける事が
出来ない。ロボットの放ったレーザーでさえもはじき返すという
もの凄くマジックの箱。
最近「エージェント・オブ・シールド」を見ている私としては、
ビブラニウム合金レベルの凄い箱だなってオタク言葉が飛び出す
訳だけど、「超能力ファミリー サンダーマン」の16話の中で
どうやっても壊すことの出来ないロボットが出てきたエピソード
を思い出すな。
超能力ファミリー サンダーマン The Thundermans 第16話(16) 感動!友情パワー Nothing to Lose Sleepover
箱を叩く度に箱の中にいるキャットが「バコーン」と反応する
ところが笑えるけど、一話の頃からキャットは根気強く、チャイム
の音に反応して「ピンポーン」と語る姿が有ったので、耳にした
音を思わずオウム返しのようにして口にする辺りのネタが面白く
なってきたところ。
箱の中にいるキャットに食べ物・飲み物を流し込む流れも数々の
場面で面白さを生んでいた。
ボッツでのケチャップネタは勿論、自宅に戻っても、ジュースを
飲むためストーローが射してあり、それを使って飲む中で、
生の卵を飲まされて「あわわわわわわ」と慌てふためく姿が
幾つものシーンで見られて楽しかった。
グーマーは逆に息を吹き込んでいたけど、口が臭かったら大変な
ことになりそうだ。
何処に行くにも箱を持っていくところが笑える。
最終的には遊園地にも持って行こうとしたけど、箱が落ちても
誰も気にしないという辺りが笑えるな。っていうかあの後どうな
ったんだろう。
箱の中で一晩を過ごす事になった際には、キャットとしては
マジメにハリウッドアーツに通っているが、役者の道を進むか
歌手の道を進むかどうかで悩んでいる姿が有り、延々と語る流れ
の中、サムが聞く気もないとばかりに部屋から出て行ってしまう
ところは可愛そうだね。
変なマジシャンが出てきたけど、サムがフルボッコにした後、
血液が流れている・・・って恐いシーンが有ったけど、ペンキを
こぼしただけとのことだった。サムが誘惑されてそれにノって
シオらしい声を出しているところが笑えた。
■使用された曲
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サム・パケット (Jennette McCurdy) “アイ・カーリー”のサム
キャット・バレンタイン (Ariana Grande) ハリウッドアーツ校
ダイス (Cameron Ocasio) キャットと同じアパート住民
ノーナ (Maree Cheatham) キャットの祖母
グーマー (Zoran Korach) 格闘男
カトリーナ (Aubrey Cleland) バンスがナンパする女性
— (Jack Abrams) Bots kid
— (River Bleu) Girl
— (Prophet Bolden) Boy
— (Jill Johnson) Mom
— (Dre Swain) Bungle Actor
バンス・アンダーソン (Shayne Topp) ハッティの店、マジック店
— (Brandon Weaver) Tandy Performer
— (Richard Michael Egan) Bots Patron