BONES – 骨は語る – シーズン6 第18話 伝説を葬った男 The Truth in the Myth

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March 17, 2011
第18話 伝説を葬った男 The Truth in the Myth

脚本/Jonathan M. Goldstein、John Francis Daley
監督/Chad Lowe
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出会い系で知り合ったゲイリーとキム。
ゲイリーはチョウの研究家。キムが鱗翅類の研究家なのに
双眼鏡を忘れるなんて・・と告げる中、二人はウェストバージ
ニアの森の中へと入っていく。しかしキムは研究家とは真っ赤な
ウソで、出会いを求めていたことを語る。キムは強引にゲイリー
を押し倒す中、やたらとチョウが居る事に気が付く。なんと
そのチョウは遺体に付着していたものだった。

すぐにラボ職員が遺体を調べに来る。
一部白骨化していて肋骨が押し広げられていた。ブレナンは
下顎骨の角度と眉弓から見ると男性であり、下あごの歯の
すり減り方からして40歳から50歳だという。ブースはやたらと
チョウが飛んでいることについて尋ねると、ホッジンズはこれは
クロシネニクテイスという種のチョウで遺体に釣られて来たの
だろうという。何でも喰う奴らだと聞くと、ブースはチョウが
近くに飛んでくることを恐れる。ブレナンは遺体から変な
臭いがするとして、遺体の傍で臭いを嗅ぐ。その姿にブースは
ブレナンを止めるが、硫黄の臭いがするとし、普通の腐敗臭と
は違うと語る。またホッジンズは近くに何故かヤギがいること
に気が付く。血が明らかに少ないこと。肋骨に付着する傷の
歯形は変であり、心臓が消えていることに気が付くカム。
ナイジェルは遺体の足首に骨折した後に固定して繋ぐボルトが
埋め込まれていることからシリアルナンバーから被害者を特定
出来るかも知れないと語る。

ナイジェルはその場にいたカミールとホッジンズに対して、
実は現在断酒会に通って居ることを告白。「ジェパディ」で
優勝後に反動で飲酒に手を染めた事を語る。カムはそんな
ナイジェルを無視する中、トゲのようなものが刺さっていること。
X線で見ると肋骨についていたものは長い牙のような歯型だという。
ナイジェルは再び断酒会について語ると、自分は今回復変12段階中
の9段階目にいる事を告げ、酔って傷つけた人たちに謝っている
最中だという。カムは聞きたくないとする中、ホッジンズに対して
彼のオタマジャクシの水槽にオシッコをした事を謝罪する。
ナイジェルは未確認動物によって殺された事を語ると、ホッジンス
は目を輝かせる。いわゆる認知されていない生物だということ。
狼男なのかと問うカムに対して、ホッジンズは”チュパカブラだ”と
語る。トゲがある熊くらいの生き物だとすると、未だ捕まえた人
なんて居ないんでしょという。しかし獲物の血を吸い取っている
ことと現場に漂う硫黄の臭いからして該当するものだという。
更にチュパカブラの意味は”ヤギの血を吸うもの”だとして、近くに
ヤギがいたことを語る。カムはそんなことを報告書に書かねばなら
ないのかとして呆れる。

アンジェラはカムの元にいくと、被害者の胃の内容物を検証して
いた。妊婦のアンジェラは気分を悪くしながらも、衣類を調べた
ことを報告する。服には金を惜しまない人だったようだという。
そして何かの衣装のようなもので普段着とは少し違うことを語る。
アンジェラはカムに対して何故かナイジェルが謝罪してきたこと
を語る。私のペーパーナイフで爪を掃除したのだという。またダーツ
仲間に私と寝たと自慢したとのことだった。ナイジェルのダーツ
仲間と顔を合わすこともないので許すことにしたというと、
カムはアンジェラの寛大さを指摘する。

ブース&ブレナン。
ブースによると被害者は観光客でパインツリーロッジに宿泊して
いたリー・コールマンだろうとのこと。荷物を置いたまま疾走した
のだという。ブースは何度も被害者がリー・コールマンであること
を語るがブレナンは一体誰なのかと不思議そうに問う。リーと
言えばワイルドチャンネルの番組「伝説を葬る」のレポーターだろう
と語る。もしかしてまだ家にテレビが無いのかと呆れる。クローゼット
に入れてあるという。言い伝えの真相を暴いて作り話だと証明する
人物だという。ネッシーとイエティとか霊能者・・・なんやかんや
を暴いている事を告げると、なんやかんやはともかく、前者3つは
確かに居ないことはハッキリしているという。それを聞いたブース
は「見た事が無いからって存在しないとは限らないだろう」と
語る。「月は全部見えなくても影の部分が存在している。」と
し、言っている意味は分かるだろうと問うと、ブレナンは突然含み
笑いを見せ始める。実在しないものに殺されるなんてあり得ない
と告げ、笑ったのはブースの話を聞いて面白いジョークを思いついた
からだと告げ、「貴方の影の部分なら鏡にに向かってお尻を突き
出せば見えるかも」と語り、「月・・つまりムーンは「お尻を出す」
って意味だからよ」と語る。凄いジョークだなというブースは、
大笑いしたいところだが運転中だから集中しないと危険だと語る。
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ウエストバードニアの森で人が死んでいるのが発見される。
しかし遺体からは血が抜かれたような形跡が有り、肋骨に付着
する歯形はどの動物にも該当しないような噛み跡が付着して
いるという。更に心臓が消えていると言うと、これは明らかに
未確認生物(UMA)のチュパカブラだと言うホッジンズとナイジェル。
獲物の血を吸い取って硫黄の臭いを残している事からも明らか
だとされるが・・・

何よりも恐いのは人間の欲だということを示したものだった。

願望とか欲望とか作り話、伝説など色々と見えないものに対して
ブースとブレナンが意見を交わしていくというのは、ある意味で
はこのドラマの王道的内容だと思うし、見えるものだけが全て
ではないとする主張をブレナンにたたき込んでいくブースの役目を
通してブレナンの成長を図っていくという物があるのだろう。

チュパカブラだと聞いてもっとも目を輝かせているのはホッジンズ
だった。ブレナンとは対象的にホッジンズは昆虫胞子と鉱物の専門家
であるのに、こういう未知の生物とかホント大好きだね。
ブースとかこういうネタが好きそうなのでホッジンズとブースで
チュパカブラについて得々と語る姿を見て、ブレナンとかアンジェラ
から呆れられるというコントが見たかったけど、今回殆どブース
はラボに来る事がなかった感じ。

チュパカブラというと、「NCIS:LA」で、ヘティのことをチュパカブラ
だと陰口を語るシーンを思い出すな。

ラボで起きていたのは、ナイジェルの断酒会参加による回復への
12の段階のウチ、9段階目を実行しているという彼が飲んだときに
傷つけた相手に謝罪していくというものだった。
謝罪されることで癒されるのではなく、告白されることで知らない
事実を聞かされて傷つけられていくという逆パターン。告白した本人
だけが気分が良いという無責任なものだったけど、それを黙って
守っている人物たちだけじゃないってところがこのドラマの良さ
だったりするのかな。

ナイジェルの犯した罪は・・・

・対アンジェラ・・・彼女のペーパーナイフで爪掃除をした。ダーツ
仲間に寝たと吹聴した。
・対ホッジンズ・・・ホッジンズが飼っているオタマジャクシの水槽
にオシッコをした。
・対カミール・・・食料品の割引券をオフィスから盗んだ。古生物の
友達にあなたは情熱的で激しいセックスを楽しむ仲だと話してしまった。
・対ブレナン・・・ブレナンのイグアナを借りて被ってパーティー
に出席し噂を広めたこと。恋人同士でありセフレの関係だということ。

ウソや皮肉で相手との距離を確かめるというコミュニケーションが
心地良く感じるのは、関係が良好だからだろうね。

ブースはブレナンにレンジャーの訓練でネパールに行った時に
イエティを見た。10mくらい有ったものだという。現実主義のブレナン
に対して何で信じないのかと問い可能性を認めるべきことを語る。
太陽が地球の周りを回っていると言い張る連中と大差ないじゃない
と言われるが、それを否定していた。

アンジェラとホッジンズは、妊娠中にチョコミントアイスを食べる
と胎児も異常に太ると語ると、アンジェラはそれを止めると
妻から殴られやすくなるわよと語っていた。

ホッジンズはナイジェルに仕返しに顕微鏡を見せるフリをして、
レンズの回りに墨を塗っていた。誰か第三者にナイジェルの姿を
見せてこその仕返しの完成系だと思うんだけどね。

ブレナンジョークが高度すぎて笑えないところが有ったけど、
笑えないジョークに対応するブースのリアクションが笑えるという。
二度のブレナンジョークに対して、「笑って事故ったら困るだろ」
と語るブース。でもブレナンの突然笑い出す姿を見ると、
「NCIS」のジヴァさんを思い出すわ。

■検索用キーワード

・ブキティアのモンキーマン、シンガポールの森に住む
・ウロコはクシトゲオイグアナのもの
・トゲはイノシシのもの。ブラシに使われるもの。
・歯形の化合物、ビスフェノールA、ジエチルプロパン、非品質シリカ=ジョージェルに含まれる

テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) 骨
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) 博士、”カム”
キャロリン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事
ランス・スイーツ (John Francis Daley) 心理学博士

ビンセント・ナイジェル・マリー (Ryan Cartwright) 研究員
ランディ・シェパード (Kevin Will) パインツリーロッジオーナー
テリー・ビーミス (R.F. Daley) アメリカ未確認動物学者
ナディーン・ツイード (Jerrika Hinton) 番組プロデューサー
リー・コールマン (Leigh McCloskey) 被害者、ワイルドチャンネル「伝説を葬れ」
ダイアン・マイケルズ (Jo Anne Worley) 霊能者
キム (Sarah Baker) 出会い系でゲイリーと知り合う
ゲイリー (Chad Jamian Williams) チョウの研究者
メリッサ・ローソン (Laura Eichhorn) アウトドアコーディネーター
— (Horacio Galaviz) Man in Crowd
— (Mintu Joshi) Barback
ケビン (Dustyn Lotz) ローカルテレビ局員

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