CSI:科学捜査班 シーズン13 第20話 イーグル翼 Fearless

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第20話 イーグル翼 Fearless

脚本/Gavin Harris
監督/Eagle Egilsson

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アラン・クインは、マインドフォースセミナーの教祖だった。
イーグルはなぜ飛べるのか。羽根があるからか。恐れを知らな
いからで天空の王だという。皆さんがイーグルだと信じること
だという。一週間マインドフォースセミナーを受ければ火を
征服出来るとし、恐怖心が消えて仕事、人間関係、人生の全て
が豊かになるという。私と飛びたい人は?と問う。
エリザベッタはホッジスに電話する。彼女はセミナーに参加
していて、これから泥風呂に入るところだった。エリザベッタ
はホッジスに対して二人で来たかった事を告げ、私を避けて
いないかと問う。素晴らしいところでパワーをくれるという。
生まれたままの姿が一番だと。ホッジスは一人で来ているんだ
よねと尋ねる中、エリザベッタはサントという男性と来ていた。
泥風呂に二人して入ると中に遺体が入っているのを知る。

CSIが現場へとやってくる。
グレッグは”悪夢のドクドク温泉へようこそ”と語る中、泥湯
に浸かる遺体だという。ラッセルは見覚えがある場所だとすると、
アランのCMで見たのではないかという。マインドフォースの男
として深夜CMで頻繁に宣伝されていた。

デビッドは男性でID無し。肝臓温度は泥湯と同じ。膨張している
が皮膚の脱膜はないとのこと。死後24時間以上、36時間以内だ
とする。男女が入浴中に遺体が発見されたが、その女性は
エリザベッタだという。エリザベッタと男性は同じ部屋に泊まって
いるとのこと。身体に手の後かも知れないとし、沈められたのか
と疑う。

アランの元にブラス警部とラッセルがやってくる。
君の泥湯で他殺体が出たのに平気なのかと問う。被害者の身元を
尋ねるが分からないとのこと。従業員もゲストも全員生きている
とし、名簿も渡したハズだという。ハイカーではないかとして、
温泉に無断で入りに来るものがたまにいる事を告げる。温泉は
万人のものなので余程のことがない限り追い出さないとのこと。

モーガンとグレッグは泥風呂を調べに来る。
モーガンはどろんこ遊びが好きだったという。そんな中ホッジス
も仕事を手伝いに来る。彼女ならば受付にいるというグレッグ
に対して、エリザベッタの元に誰かと一緒にいるのを見たかと
尋ねる。
ホッジスはエリザベッタに逢って話を聞くと、彼は私の兄・サン
トだという。トスカーナから来たこと。ホッジスは宿泊名簿から
名字が違うことを指摘すると、突然彼女は私のことを信じてくれ
ないのかと問う。分からないというホッジスに対して、名字が
違うのは私が一度結婚したからで、旧姓に戻さなかったからだと
いう。結婚は1週間で別れたとのこと。

モーガンとグレッグは泥を回収していく。羽根、コンドーム、ビン
そして岩にはレザーブレスレットが落ちていたが最近落ちたであろう
ことが汚れ具合から判明する。被害者と一緒に入浴したものの
仕業なのか。

サラはモルグにいるアルの元へ。
アルは死因は溺死だとし、被害者の胸部には打撲、額には擦過傷
がついていて殴打されたのだろうという。創管の内側に埋まって
いた木片が有る事を告げ、ホッジスに調べてもらうという。

被害者のジャスティン・ウェイドの妻、メアリー・ウェイドと
話すサラ。メアリーは夫は会社の営業の人と温泉にいるものと
ばかり思っていたという。
ジャスティンは営業担当で会社はビクストン製薬会社。会社は
アランからチームワーク術の指導を受けていたとのこと。対立
している人などいないという。仕事は大好きな人だったとし、
最後に話したのは2日前だという。行きたくないと彼は言ったが
私が無理に行かせたのが原因だとして落ち込む。彼はニューエイジ
なんて信じないとしていたが、私は行ったことがあるので薦めた
とのこと。

泥風呂から集めてきたものを調べるフィンとラッセルとニック。
コンドームからのDNAの採取は無理でビンや吸い殻、ハトの羽根
に至っては意味不明だという。ブレスレットだけは例外だと
すると、ラッセルはイーグルの羽根とブレスレットを見て、
これは”スマッジフェザー”だというラッセル。ネイティブ・アメ
リカンがお香の煙を広げるのにこれを使うという。私の母は
家から負の要素を出すのに使っていたというラッセル。

フィンはクインの会社の社員旅行名簿を取り寄せる。
日程の初日に彼は3人ずつのチーム割りにしていて、それぞれ種類
別にイーグルの名前をつけたという。オジロワンをアランは
ビクストンチームに渡しているとし、メンバーはヘザー、ジェシカ・
ローウェル、ジャスティンだったという。ジャスティンの羽根
は部屋に有ったのに、この羽根は死人の場所に有った事を告げ、
誰の羽根なのかと問う。

ニックはジェシカを聴取し、フィンはヘザーから聴取すること
になる。ジェシカはヘザーが販売戦略会議をしたいといううから、
私があの場所を提案したという。10時頃に行ったとし、ジャステ
ィンはチームワーク術もイーグルにも無関心だったという。帰り
たいと常に語っていたこと。私は温泉を楽しんだという。
ヘザーは一日中イライラしていたとし、チームが不満だったようだ
という。ジャスティンはチームの脚を引っ張っていたとし、火渡り
をしなかったので、アランが会社に評価報告書を送るとしていたという。
私が泥湯からあがった時には二人ともピンピンしていたとのこと。
ジャスティンとジェシカだけが泥湯に残ったのかと問う。
ジェシカによるとジャスティンき奥さんのことばかり言っていたと
し、アプローチして見たがまるで関心を示さなかったという。一緒に
あがった11時頃部屋に戻ったとのことだった。

ホッジスはラッセルに対して被害者の胸部のアザは組織解析で損傷
血管からの体液喪失が判明しているという。膨張して見えなかった
腫れと水疱が見られること。溺死前にヤケドしていることで、
吸入物によって原始気管支の内側に蕁麻疹と血管性浮腫が出来たと
アルが言っていたという。つまり煙を吸ったのだと。ジャスティンの
額の木片は北西部原産のベイスギだったとし、ネイティブ・アメリカン
にとって儀式や通過儀礼に使う聖なる木だという。つまり火渡り
かとし、火渡り場が怪しい事を告げる。必要なのは物理だとすると、
石炭のカーボン構造は熱伝導率が低いので灰の層にも断熱材になる
のだという。火と脚の接触は0.2秒、そっと歩いて止まらない
ことがコツだとしてホッジスは実践して見せる。「ボク・イーグルだ」
と。ジャスティンは羽根をもらえなかったこと。修行に確信が
なくヘザーを失望させたこと。一度部屋に戻ってから火渡りを
する為に戻り、恐らく途中でパニックを起こして転倒して、燃えてい
ないベイスギが刺さったのではないかという。参加者が第三度
熱傷を起こしたと知れば評判が落ちるという。
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製薬会社の営業で仕事に精を出していたジャスティンが、泥風呂
の中で遺体として発見される。現場はアラン・クインが提唱して
いるニューエイジ・スピチュアル思想に於ける、マインドフォース
セミナーが行われていて、ジャスティンが働いている製薬会社で
も社員教育の為に、この思想が取り上げられていた。
当時一緒にチームとしてジャスティンとして参加していたのは、
同じ営業部門のヘザーとジェシカだという。ヘザーは何処か
たどたどしい態度でベガス警察からの聴取を受け、ジェシカは
ジャスティンのことを誘ったけれど、彼はずっと妻の事ばかりを
口にして相手にもしてくれなかったという。
当日の足取りを調べていく内に彼は、火渡りの業を一度は否定して
いたが、それを行ったであろう形跡が気管支や肺の炎症から見て
採れること。また死因を調べていく内に彼はマスト細胞が急激な
脱顆粒を起こして大量のヒスタミンとトリプターゼとキマーゼを
放出して亡くなっていることから、アナフィラキシーを起こしていた
であろうことが分かる。しかし原因物質は何なのか。アレルゲン
を探す為に遺体を調べていく。

ニューエイジ思想の元で殺人事件が起きるエピソードって
マイアミ辺りでも目にしたことが有るので、CSIの何処かで
似たような雰囲気のドラマを見たな感じで見ていた。

興味深いのは、何よりも製薬会社という近代の文明の利器である
科学的・物理的なことを最も重視しそうな理念を持つ会社が、
社員教育に於いては、古代から伝わるスピチュアルな思想によって
コントロールしようとしているところが有り、製薬会社の人物が
色んな意味で、病気とか薬などによって振り回されるという辺りが
皮肉として描かれた感じ。

このセミナーを受ければ、仕事・人間関係・人生の全てが豊かに
なるとして、飛びだしましょう!なんてきな臭いことを語る教祖の
姿が有り、一番そう言う思想には共感しそうな”自由人”ラッセルが
「君のようなヤツを見ると虫ずが走る。君は弱者を食い物にしてい
ただけだ」として、ブラス警部ばりの毒を吐いているところが
意外にも映る。

大抵こういう人物はきな臭さの余韻だけを残して、事件とはまるで
関係無いところで現代の流行の一端を紹介するような役割りとして
登場することが多いのだけど、結局事件が解決してみると、妻が
病気で戦っている夫のことを殺していたということで、妄信的
思想を持っていると恐いものがあるなって感じだった。

ただ教祖はメアリーというアンチトロンビン欠乏症/凝固阻害物質の
欠乏で常に血栓が出来る危険性をはらむ人物に運命を感じた
みたいだけど、難病の人が最後に頼りにするのは、こういう精神的
世界だったりもするので、本来融合していれば、人間の人生を本当に
実りあるものにしていくのだろうね。

教祖が毛嫌いしているのは、人を蝕んでいるものは自分のような
存在ではなく寧ろ人を騙して化学薬品を大量に買わせて何百万ドル
も稼いでいる製薬会社にあるとしているけど、そういう思想の人が
いてもおかしくはないんだろうね。

アメリカはドラッグ大国だけど、「キャシーのbig C」などに見る
キャシーに兄・ショーンは現代社会の構造に異議を唱えている
ちょっぴり強靱じみたところがあるけれど、この教祖とは思想の面
では一部共感するところが有りそうだ。

製薬会社は利益遵守の為に、患者が少ない割りに開発費のかかる
医薬品にはなかなか開発を渋る一面が有り、夫は会社が開発を
中止したビトリンを盗み出して自分で開発していたようで、その
資金源の為に一部ドラッグを作っていたところが有るのかな。

ラボのプライベートエピソードでは、今回はホッジスの事情が
取り上げられた。エリザベッタとの関係に於いて彼が臆する原因は
何なのか。どう見ても彼女は市民権を得る為の結婚を迫っている
のかと思ったけど、なんだか本当に愛し合っているみたい。
問題はホッジスの方に有って、父親が科学者で地下に籠もりっきり
で子供と接することが少ない家庭だったので、家庭を持つことに
臆病になっている様だ。
エリザベッタとモーガンの直接対決!!って程でもないのだけど、
ついて二人が対面した。
モーガンはちっちゃくてどちらかというと日本人に好まれるタイプ
で、エリザベッタは長身で対象的な姿が有った。

またサラが今回の件で事件関係者から話を聞いていき、最後に妻メア
リーに婚約指輪を返す際に、治療薬が出来ることを祈っていると
語る姿が有ったけど、そんな難病を抱えているメアリーから
「寝てる時は健康で自由に飛べる。彼と一緒に・・目が覚めると
また一人。でも淋しくはない。彼の存在を感じる。彼との幸せな
思い出が沢山あるので恐くない。」と語っている姿を見ると、
サラに対するギルへの思いに対するダイレクトな心情をそのまんま
物語ったようなシーンだったなって感じ。

ここの所、CSIらしく難しい化学式のトリックが犯罪の解明に役立つ
ことが多く、誰かが必ず気難しいことを語るんだよね。

そういえばサントって本当のエリザベッタの兄なんですかね。
(まだ疑っている自分がいる(笑))

■その他

・Who Are You by The Who
・Madness by Muse

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任・S12より
ジュリー・フィンレイ (Elisabeth Shue) CSI・S12 #14より
ニック・ストークス (George Eads) CSI
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
ジム・ブラス (Paul Guilfoyle) 刑事、警部

エリザベッタ (Catrinel Marlon) ホッジスの妻、イタリア人
ミッチェル (Larry Mitchell) 捜査官

アラン・クイン (Matthew Del Negro) マインドフォースの教祖
ジェシカ・ローウエル (Dichen Lachman) ビクストン製薬
ヘザー・コナー (Nikki Deloach) ビクストン製薬
メアリー・ウェード (Emma Fitzpatrick) ジャスティンの妻
サント (Daniel DiTomasso) エリザベータの兄
スタン (Stephane Nicoli)
コナー・ダーモンド (Vincent Ventresca)
ジャスティン・ウェイド () ビクストン製薬・営業担当、被害者
コリン・ギャレット () FBIベガス支部
ローワン・ザール () 麻薬の元締め

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