CSI: Crime Scene Investigation シーズン12 第14話 血の方程式 Seeing Red

リンク広告 テスト




February 8, 2012
第14話 血の方程式 Seeing Red

脚本/Christopher Barbour、Tom Mularz
監督/Frank Waldeck
——————————————————–
ニックとモーガンは現場で休憩し、グロ過ぎるブリトーを食べ
ようとしてハバネロ大虐殺なるソースをかけようとしていると
突然二人の目の前で車の衝突事故が起きる。
車が爆発する前に運転している男性を取り出す中、モーガンは
被害者のサイフからウェス・クレイボーンだと分かる。セブン
ヒルズに住んでいる人物であること。急いで救急車を呼ぶ中で、
頭部、腹部に銃創があることをニックは見つける。
ニックは運ばれる中、ウェスがうわごとのようにして”みんな
死ぬ”と語ったことから、誰が死ぬのかと問い直すが、患者は
運ばれて言ってしまう。病院まで付きそうと、ニックは看護師
のローレンに後で被害者の服を渡して欲しいと頼む。

ラッセルは知らせを受けてニックの元にやってくる。
被害者は重傷であり、ニックはうわごとでウェスが”みんな死ぬ”
と言っていたことが気になると報告する。命が助かれば何かを
話してくれるだろうとし、ニックの功績を責める。

サラとモーガンは車両を調べると、車の登録車はエレナ・ペレス
(35歳)となっていた。車内を見ると高速飛沫血痕の跡はなく、
運転席には大量の血だまりが出来ていた為、車に乗る前に撃たれて
おり、意識朦朧とする中で、広告の車にぶつかったのだろうと
いう。この出血量だとせいぜい運転出来て2、3kmだと語るモーガン。

ローレンはニックの元にウェスの着ていた服と腹部から取り出した
銃弾を手渡す。手術後の容体は安定しているが、頭部の銃弾は
慎重を期すためにロスから神経外科が到着するのを待っている状況
だという。

エレナは一ヶ月前にアパートを強制撤去されていた。
ウェスの携帯を調べると、最後の3本の電話は同じ発信元で、
相手はプリペイドカードだという。
医師のフランクによると、被害者は左側頭部内側部の記憶を司る海馬
を撃たれている為に逆行性健忘症になっているという。夕べの
記憶を尋ねるのは難しいかもしれない事を語る。
手術は難しいことになるので会話するならば今だと言われる。
ニックはウェスの元にいくと案の上ニックが彼を助けたことも
覚えて居なかった。ニックは争った跡があるか手を見せて欲しい
と告げると、確かに争った形跡が有った。しかもハデにやり合った
跡だと分かる。

ウェスの両親である父・ジョナ、母・レスリーを呼んで息子の
ことを聞く。友達は多かったこと。5月に大学を卒業したが進路は
決めかねていた状態で実家に居候状態であったこと。レスリーは
真面目な子である事を語る。エレナについて知らないかどうか
を尋ねると、ウェスの友達はみんな良い家柄の人だと告げるジョナ。
ニックは嫌な父だと感じる。

ヘンリーは回収したウェスの服からDNAを採取する。
ウェス以外にエレナの結婚と、エレナの血縁者である弟のフアン・
ペレス(CODISで判明)ともう一人女性の血が検出されたという。フアンは
有罪判決を受けており、傷害、武装強盗、カージャックなど起こして
半年前に仮釈放をしていることが分かる。保護観察官と連絡が取れない
状況であることも語る。
一方第一現場がこのままでは特定できない事を語る。
それを聞いたラッセルは”血の語り部”に聞こうとして、ラフリン鑑識課
の元に行く。

そこでは女性一人、男性二人で殺人事件に於ける捜査のセミナーが
行われていた。被害者役の女性に対して、ラッセルは”ジュールス”
と呼ぶ。それを見て貴方は受講希望者なのかと問う。ラッセルは彼女
に助けて欲しいことがあるとして、証拠が血液だけしかないことを
語る。頼めた義理なのかとして女性”フィン”は怒っていた。
君が私のことを嫌っているのは分かるが・・・というラッセルは
立ち去る際にさりげなく資料を置いていく。

ニックはローレンの元にいく。ウェスの様子がおかしいことを
告げニックに何かを伝えたがっているのだという。ニックはウェス
に遭うと思い出したことがあるとして、自分は始めていった部屋
にいたこと。そこには銃を持った人物がいたこと。この男なのか
としてフアンの写真を見せると頷く彼。自分はやり返した跡、
彼女の車で逃げようとした事を告げる。現場にはこの女性もいた
のかとしてエレナの写真を見せるとそれも頷く。もう一人女性が
居たが顔しか思い出せないという。ニックは君の服から出てきた
ペンダントと何か関係が有るのではないかと問うと、ビッキーの
ものだとして思い出す。二人で一緒に事件を解決しようとニック
は語るが・・・
——————————————————–

ニックたちは現場での捜査を終えて一段落していた頃、突然
目の前で自動車の事故が発生する。車の運転手は頭部や腹部に
外傷があり出血の量からして、意識を失い事故を起こしたの
だろう事を告げる。救急車を運ぶ中、被害者のウェスがニック
に対して”みんな死ぬ”という言葉を口にしたことから、どういう
ことかを調べていくことになる。

キャサリンが居なくなった後の補充要因として、Elisabeth Shue
演じるフィンが初登場。キャサリンと同じく金髪で、年相応の
女性ということで、意外とすんなりとチーム入り出来るのかな
と思う所も有るけど、D.Bとは過去に於いて曰く付きっぽい関係
を臭わせていたし(シアトルでのラボで一緒だったのか)、取りあえ
ずは契約扱いみたいな扱いだったので正式にCSIの職員として加入さ
せるまでには、一応視聴者の反応を見てからという意図も有ったのかな。

一番の収穫はD.Bの意味が分かったことかも(笑)
ディーベンコーンって何処の国の人の名前だと小一時間だけど、
彼女の事もジュールスと呼んでいる姿が有った。
キャサリンにはゴルディロックスという芸名が有ったように、
フィンレイにもコードネームが有るのか、それともミドルネーム
なのか。彼女は「血の語り部」ということで、現場での血の
痕跡から色々と状況を見通せるという役割りのようだ。アメリカ
では色々と犯罪捜査に於ける専門家が出てくるね。

冒頭から登場の仕方を見るとラッセルが初登場した時のように
現場で遺体の視線から眺める構図というのが有ったので、二人は
元々パートナー関係が有ったのかなと思うところも有るし、
ラッセルが奥さんと一緒でないと外出しないみたいな皮肉を語って
いることからも相当相手のことを知っているような印象を受けた。

ただ正直フィンに活躍を持たすようなエピソードだったけど、
事件自体はそう難しいものではなかったような気がする。
この血痕量ならば2、3kmしか走れないと冒頭で語っているのだから
それなりに第一現場の場所の特定は難しく無さそうだったけどね。

事件では、一人の人物が二つの人格的側面を持つという興味深い
案件だった。被害者だと思っていたが実際に記憶が戻ると
加害者だったということ。犯人像に関して、自分自身が見つめ直して
その異常性に気が付いていくというのだから不思議な体験の物語
だよね。

やたらと今回「禅の教え」というキーワードが出てきたけど、
ラッセルってそういう人だったのか。「Life 真実へのパズル」の
主人公のチャーリーみたいなキャラ付けだね。過去のラッセルに
何が有ったのかな。

1ドル札で雇うという辺り、アメリカではよく使われる金以上の
価値があることを示したり敬意を表す時に使われるね。
政府は1ドルで99年間建物を賃貸するみたいなネタ、アメリカでは
時々見られるよなぁ。

・The WhoのWho Are You

・Ne’er Do Wells by Audra Mae & The Almighty Sound
・She Wants to Be Adored by Winston Giles

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任・S12より、”ディーベンコーン”
ジュリー・フィンレイ (Elisabeth Shue) CSI・S12 #14より “フィン”、”ジュールス”
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ジム・ブラス (Paul Guilfoyle) 刑事、警部
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) 指紋
シオマラ・ガルシア (Monique Gabriela Curnen) 銃器ラボ
サム・ベガ (Geoffrey Rivas) 捜査官
バルタン (Alex Carter) 捜査官
アンディ・エイカーズ (Larry Sullivan) 捜査官

ウェス・クレイボーン (Jesse McCartney) 金持ちの息子・ストーカー
レスリー・クレイボーン (Mary Page Keller) ウェスの母、息子は善良だ
ジョナ・クレイボーン (Philip Casnoff) 父・経営者
フアン・ペレス (Ramses Jimenez) 弟
ローレン (Nazanin Boniadi) 看護師、ニックと良い感じ
Dr.スチュワート (Michael Bryan French) 医者
ヴィッキー・シェルドン (Sarah Dumont) 元ジョナのアシスタント
— (Linc Hand) Laughlin CSI
— (Kinsey McLean) Laughlin CSI
バレット (Kevin Deon)
エレナ・ペレス (Audi Resendez) フアンの姉、マジメ

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336