[N] ザ・ラストシップ The LAST SHIP 第1話フェーズ6 PHASE SIX

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第1話フェーズ6 PHASE SIX

脚本/Hank Steinberg、Steven Kane
監督/Jonathan Mostow

【ストーリー】

●エジプト人口8500万人。陸軍ヘリは疾病対策センター(CDC)
の領空進入の許可を求むとして許可を得ると、CDCのスコット
博士を乗せてピラミッドの上空からキャンプ地近くに降りる
という。軍人は5分で戻ってきてくれとスコットに頼む。
現地の医師から、キャンプには6千人が隔離されているが
現在38万人が亡くなっている状況で医療スタッフ6名も亡くな
ったという。一番新しい患者だとして、皮膚に斑点が出来たら
2日で死ぬという。CDCとして患者から血液を採取すると、
スコットは患者を今のところ助けられない現状にごめんなさい
と語りその場を立ち去る。

●海軍基地バージニア州ノーフォーク
駆逐艦ネイサン・ジェームズは6月から4ヶ月の任務に出航する
為に荷物を詰めていた。13:00には出航だとして艦長は船員たち
に発破をかける。兵士たちの中に犬を連れてくる。山岳ユニット
のことは聞いているが犬を乗せるなんて聞いていないという。
ただの犬ではなくハルビー提督だ!という。
一方実験器具を詰めるスコット博士とクインシー博士の元に
艦長のチャンドラー中佐が挨拶にくる。スコットはヘリの格納庫
をラボ用のスペースに乗っ取ったことを謝罪する。
この戦艦には217名の男女が乗っているとして気をつけることは
あるのかと問われる。具体的に何の研究をしているのかと問われ、
鳥の研究だと語る。私はウイルス学者で目に見えない微生物や
細菌を追うのが仕事だという。協力が感謝するという。

●4ヶ月後、極秘デルタ作戦・電波管制アルファ1・無線封止。
北極で作業してきたマイクは艦船に戻ってくると、顔の感覚が
無い事を告げマイアミ勤務を選べば良かったと語る。マイクに
対して上官のチャンドラーはノーフォークに戻り凍ったケツを
溶かせると良いなと語る。ブリッジにヘリから今、ミサイル
テスト用ターゲットを投下したとの連絡が入る。氷の海で熱探知
機は使えない状況のターゲットを爆破する為の作戦だった。見つ
けて何としてでも命中させろ!そんな中ミサイルを打ち込むと、
なんとか無事にターゲットに命中し、それを確認した艦長は
試練の4ヶ月が過ぎ最終テストも終わったことを告げ、困難な任務
を成し遂げたという。ペンタゴンに長く封じていた無線の封止
を解いてもらうので、電話もメールも使えることを語り、これで
家に帰れるぞと語る。早く学者たちも連れてこいという。

その頃スコットとクインシーは氷の下を掘っていた。
分離株が汚染されていない確定にはもっとサンプルが必要だ
という。しかし艦長からの命令を受けたダニーとベンツは
船に戻るよう命令だという。スコットは折角見つけたのに何故
邪魔するのかとしてご立腹だった。

マイクとチャンドラーは今ならポストシーズンに戻れると語る。
チャンドラーはまだカブスが残っていると思っているのかと
問うと、船に乗る前には6ゲーム差で首位だったと語る。
スコットはチャンドラーの元にやってくると、協力どころか
部下に無理矢理連れ戻されたとし、ようやく見つけたのだと
語る。しかしチャンドラーはあなたには最大限の便宜を図った
とし、鳥の為にヘリコプターも出したというが、あれは
キョクアジサシというのだと語る。君とは6月に出航してから
4ヶ月まるで会話したことも無かったがようやく会話できたと
言われる。お茶はまたの機会に・・と皮肉られる。

戻る中ラットを使って実験する中、スコットは国家安全担当
補佐官に連絡をつけて任務の危機だと語る。サンプルを回収
する時間が必要だとして訴える。
その直後チャンドラー艦長の下に任務は延期だとし、追って
指示があるので位置にとどまるよう言われる。

●任務延長2日目。
チャンドラーたちは一体博士たちは何をしているんだ?という。
スコットはクインシーについにやったとしてケースにサンプル
を採取する中、駆逐艦ネンサン・ジェームズのレーダー管制塔
には5機の国籍不明の機体が接近しているという。目視で
確認するとロシア機だという。スノーモービルに乗るダニーと
ベンツはヘリコプターからの銃弾を避けながら、スコットたち
に今すぐにその場から逃げる様告げる。相当激しく攻撃を受ける
が、手持ちの武器で一機にヘリを撃退。更に戦艦では総員に
戦闘配置につくよう告げると、攻撃の準備をする。
ヘリから降りてきた二人のロシア人工作員によってスコットは
殺されかかるが、ハルビー提督(犬)がかみついて阻止する中、
マイクが退治する。生け捕りにするのだとして連れて帰って
事情を聞こうという。

ヘリを次々と撃墜する中、通信室は国籍不明の相手にこれ
以上近づけば敵と見なして撃墜すると語る。相手からミサイル
発射の兆候を関知したとする中、艦長は船員に衝撃に備えろ
と語る。主砲を使って打ち落とせと命じると、上手く墜落させ
る。
スコットは幸いにして軽傷だった。
甲板に捕虜として連れてきた敵に対して一体何者なんだと尋ねる。
すると「治療法」と語り息絶える。

チャンドラーは何が起きているのか知りたいとし、このまま
だとロシアと開戦になるという。無線封止中だというマイクだ
がチャンドラーは無視して連絡を取るよう告げる。スコット
はチャンドラーに対してサンプルを渡すよう告げる。しかし彼は
ロシアと戦争になるかもしれない状況だとし、ヤツラは君を
襲っていたんだとして、何が起きているのか話せという。政府
の許可がないと話せないというが、ケースを海に捨てるぞと
言われる。
7ヶ月前にエジプト・カイロ郊外で疫病が発生し、未知のウィルス
が原因で、遺伝子構造は誰も見たことがないものだという。
感染は恐ろしい勢いで拡大していて、感染すれば致死率100%
だという。エジプト政府は表向き感染を封じ込めたとしている
が、ウイルスは変異して感染は更に広がっている事を語る。
CDCと世界保健機関は、罹患者からサンプルを採取し、ワクチン
開発しようとしたが失敗。私はウィルス資源株発見にかけたの
だという。北極で鳥から感染しているのかと問うと、鳥は
ウィルスのキャリアであり、ウイルスは解けた永久凍土の中で
眠っているのだという。彼らの餌場を探して掘り出していたの
だという。ラボに持ち帰って調べないと分からないがこれは時間
の問題だと語る。
——————————————————–

■圧巻のシナリオ

最近この手のパンデミック/伝染病ものとかサバイバル系の
ドラマが流行っているな。色んなドラマに見るディテールを
切り貼りして構成した感じにも思えるけれど、既視感を超える
程の圧巻の映像と状況が設定されていた。

CDCと海軍が合同で何をするのかよく分からないことも有り、
見る前はつまらなさも覚悟して見ていたのだけど、一話目から
かなり引きつけられる映像だった。

スノーモービルとヘリコプターの戦い、駆逐艦からヘリコプター
を撃墜するシーンに於いては主砲を使っていたけど、もの凄く
大きな薬莢がドサっと砲台から飛び出して来たし、甲板にヘリ
が着陸する際のプロペラの風力に対して海の水しぶきの飛び散り
方などどれを見ても映像として見せるところが有る。

しかしなかなか制服姿の中で俳優の顔を見分けていく作業が
難しそうだ。

■それぞれの極秘任務

駆逐艦ネイサン・ジェームズは北極へと旅立つ。
それに便乗する形でCDCの博士たちもまた特命を受けて搭乗
する。主導権は当然海軍にあるかと思われたし、何よりも
世界最強のアメリカの海兵隊たちが搭乗する軍艦故に
何の不安も無いかに思われたけど、4ヶ月の任務、武器評価と
いう名目の下で、北極という隔離された場所にいる間に起きて
いる世界の情勢はかなり凄惨なこととなっており、情報をまる
でつかみ切れていないところが有った。

事情を知っていたのは寧ろCDCのレイチェルたちの方で、完全に
利用された格好となった。

流石の艦長・チャンドラーも異変に気がついてレイチェルに
尋ねると、ウイルスが猛威を振るっていて、自分は連絡を取って
いたことを聞く。

■世界の80%は既に死滅している

通信・交信がなかなか通じず、更には任務延期という意味不明
な命令が本国から有る。
しかしその裏ではなんと世界中で猛威を振るっているウイルス
の存在があり、それはアメリカ本土でも例外ではない。

ようやくアメリカの司令室と連絡が取れたかと思われたが、
電話に出たのは大統領ではなくかつての下院議長をしていた
女性だった。
大統領は2ヶ月前に亡くなり、一週間後には副大統領が亡くなった
とのことで、残ったメンバーはみんなホワイトハウスの地下に
閉じこもってしまっている様だ。

不謹慎にも笑ってしまったのは、世界中で猛威を振るっている
ウイルスの映像が出てきた際には、各国の政策が語られていた
けど、中国は政府がウイルスを退治する為に自国民に爆弾で
焼き払ったみたいな台詞がまた如何にも中国がやりそうな行動
だったね。

しかしウィルスの凄さは空気感染するという事実。
これだと正直押さえるのは無理なんじゃないのかって感じも
する。

■ウイルスの菌株は発見!?

とりあえずレイチェルたちが探していたのは、元々の発生源
だとされる北極で鳥が餌場にしていた場所。永久凍土として
氷の下に埋まっているウイルスや解決の方の一連の流れが何故
CDCには分かっていたのかよく分からないし、正直永久凍土に
埋まっていれば細菌もなにも生きて居られない状況ではないの
かなという気がする。

■アメリカに戦いを挑むものたち

初期の段階でロシアのヘリがエネルギーを無駄にしつつ、
アメリカ海軍に戦いを挑んできたのはアメリカには治療薬・
ワクチンがあるという噂が世界中にあることだった。
今後は「The Walking Dead」の如き状況が訪れるのか?

■世界中に無人の給油所が設置されている?

何と言っても駆逐艦ネイサン・ジェームズには217名の男女が
搭乗している。食料事情も大変だし、何と言っても海上を移動
する限りエネルギーは相当必要なハズ。
ノースカロライナに安全な生化学ラボがあるとしてそこに
向かって欲しいとされるが、そこに行くためにも燃料と食料は
必要だ。とりあえず艦長の判断は大西洋を渡ってフランスの
沖合にある無人の補給所へと向かう。
欧州沿岸まで80kmの地点でフランス海軍と連絡するが、まるで
応答もない。
更に後に語っていたけど、キューバのグアンタナモ湾にも
同様に補給基地があるとのこと。

■艦長の決断、副長との意見の相違

トムとマイクがちょっぴり対立する姿が有った。
トムは既にアメリカに上陸しても安全などなく、ノースカロラ
イナのラボも安全ではないハズだとしていた。何よりも320km
先のラボに到着しても、電力がない。
しかしマイクは寧ろ家族と別れの挨拶するくらいすべきだとして
フロリダ州メイポート海軍基地の近くでは、そんな口論が存在
していた。しかし船に常備されている防護服は僅か80着分。
260名の船員にどう配るのかとした際には、くじ引きで・・と
語るマイクの姿が有った。
ただメイポートのジャククソンビルにも安全なラボがある
としていたけど、それも定かではなく、上陸することは出来ない
として、レイチェルがこの艦内でウイルスの解決法を見つけない
限りは上陸しない事を告げる。

■意外なところで食料・燃料の補給

イタリアの船籍らしき豪華客船が目の前に有った。
ブリッジに呼びかけるが応答がなく、恐らくウイルスで全て
死滅しているものだと思われた。レイチェルは空気感染するので
必ずヘルメットを着用することを語っていたけど、その言葉
がフラッグとなってしまった。

ダニーとベンツはコンビを組んでいたみたいだけど、その内
のベンツは転んでヘルメットが脱げるという大失態。
ダニーは船に戻して隔離しておけば良いとしていたけど、
ベンツは仲間を危険にはさらせない、軍務優先だとして自殺
してしまう流れが有った。

しかし給油はともかく食料にもウイルスが付着して危険な
状態だということはないのかな。

ベンツを海葬していたけど、217名は216名になってしまった
けど、最後まで217名だと語っていたね。

■人為的に作られたもの

エジプトカイロでの患者の血液サンプルと、今回のイタリア
船籍で発見した生存者の血液を調べた結果、人為的に遺伝子
情報に加えられたものがあるとのことで、誰かがバイオ兵器
を作っていたみたいだ。

気になるのは、フランスに給油に行く際に、北大西洋の水上艦
から核弾頭が発射されたのだけど、そのミサイルは何処に
跳んでいったのかということかも。
アメリカに近づいた際に、放射能の探知をしつつ慎重に寄港
しようとしていたけど、アメリカに向かって飛ばされたものなの
かな?

■クインシーが怪しい

「北極ギツネ、こちらカモメ」。困ったことにアメリカには
戻らず引き返していると何処かと交信している姿が有ったね。

■使用された曲

■出演者

合衆国海軍駆逐艦ネイサン・ジェームズ・艦籍番号151

トム・チャンドラー (Eric Dane) 中佐(艦長)
レイチェル・スコット (Rhona Mitra) 博士、CDC/鳥類ウイルス学者
マイク・スラッタリー (Adam Baldwin) 中佐(副長)
テックス・ノーラン (John Pyper-Ferguson)
ジーター (Charles Parnell) 先任曹長
クインシー・トフェット (Sam Spruell) 博士
ダニー・グリーン (Travis Van Winkle) 大尉
カーラ・フォスター (Marissa Neitling) 大尉
アリーシャ・グランダーソン (Christina Elmore) 大尉
ダリアン・チャンドラー (Tracy Middendorf) トムの妻
アシュリー・チャンドラー (Grace Kaufman) トムの娘
サム・チャンドラー (Aidan Sussman) トムの息子
Lt.アンディ・チャン (Andy T. Tran) エンジニア、エンジンを直す
フランシス・ベンツ (Kevin Phillips) “フランク”、感染して自殺
Lt.シーグル (Darren O’Hare)
リオス (Alyssa Diaz) 操舵手
— (Deborah May) 大統領
リン (Chris Marrs) エンジニア、エンジンを直す
デレク・エバンズ (Maximilian Osinski)
ウォルケン (Michael Spound) Colonel
— (Konstantin Lavysh) Injured Russian Soldier
— (Carmen Mormino) Italian Survivor
ウィル・メイソン (Chris Sheffield) Comms Officer
— (Aydin Amoli) Insurgent
— (Melody Baha) Egyptian Villager
ケーン (Sheena Chou) OOD
— (Lloyd Cunningham) Russian Helo Swat
— (Ashley Devane) Navy Seal
— (Zoli Dora) Arab Insurgent
— (Noro Otitigbe) 医者
— (Daniel J. Rockholt) Sailor
— (Deborah Rombaut) Petty Officer Clarke
Lt.カールトン・バーク (Jocko Sims)

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