第12話 対決の時 Cry Havoc
脚本/Mark Malone
Nic Van Zeebroeck
監督/Greg Beeman
【前回までのあらすじ】
アリーシャは新たな放送をしていると言うと大統領はモニタに出せと
語る。ショーンは語る。
「ニューオーリンズの皆さん、私の名はショーン・ラムジー。イギリス
王立海軍の少佐。ここに着たのは合衆国海軍の同盟軍の一員として。
しかしそれも真実を知る前までだという。それに続く政府の隠蔽工作。」
フリーは海岸で救助活動している海軍兵士たちを差してこいつらは
海軍だとして市民たちに視線を反らす中逃走してしまう。市民はデマ
を信じて我々を撤収せざるを得なかった。石油リグに通信手段が
あることを突き止める。しかしそこに市民たちがRPGで攻撃し、
ヘリで救出されるが、みんな負傷する。ラビットを始めとして4名が
戦死する。ジーターの激に無言で誓いを新たにするクルー。
【ストーリー】
トムは縫合の跡を見て鏡で顔を見ていた。
ゲーターに対してマイクは潜水艦の位置はと尋ねる。ソノブイの探知
結果では、通常のパトロールパターンの繰り返しだという。ネイサン・
ジェームズ号が留まれば次第に本艦に近づくのも時間の問題だった。
ヤツの射程に入ればこちらの負けだというマイク。水路を奥に行けば
少しは時間を稼げるというカーラ。しかしトムがやってくると、それだ
とダメだとして隠れるには限度があるという。ショーンに先手を打た
せたくないこと。敵はミシシッピー川の河口で待ち受けているなら
我々は運河を大きく回り敵の側面を突くという。今日で勝負が付くだ
ろうと。
アリーシャはヴァレリー(ヴァル)を通信室へと連れて行く。国民から
の信頼を失った原因はあなただとしてあなたのせいで仲間4人が死んだ
という。ショーンにダマされていたのよというヴァル。私たちに付くか
ショーンに付くかハッキリ決めてというと、本当に出来るのかと
問う。ワルキャーレネットワークの再構築を試みるヴァルはアンテナ
のリードはと尋ねる。
大統領は彼女がネットワークを復活させるのかと問い信用出来るのか
と尋ねる。監視は続けるというトム。ソナーは死んだままだが、
機関家の有志たちが簡易測深器を作っているという。ただ出来ても負荷
限度の10倍の電流が流れるのでケーブルが焼き切れるとし、もって
一時間、下手するとすぐに切れてしまうという。そうなると潜水艦を
捉えられなくなるというと、一発勝負ということかと。上手く作動すれば
一か八かだなと。その際、大統領には艦から降りてもらうというトム。
大統領、レイチェル、レイや子供たち、そしてワクチンもだという。
何より大事なのはワクチンだと。大統領は陸の方がここより安全だと
言えるのか疑問だとし、免疫者の民兵やショーンに洗脳された一般市民
が居るのではないかという。トムは今やこの船は世界一安全な場所から
世界一危険な場所になったという。大統領には副官率いる精鋭チーム
を護衛につけるとし、かけがえのない資産と共に降りてもらうという。
ワクチンを守るのは分かるというが、大統領には何に変えても守らない
といけないとし、自分はショーンと差し違える覚悟だと語る。
他に方法はないと語る。
ミシシッピー川。
無線傍受によればこの海域には沢山のボートだというアリーシャ。
運河の出入り口にも海上にも市民の目が光っていること。封止線を作っ
て潜水艦の所に追い込む気なのだろうというトム。どうして場所が
分かったのかというマイク。
ヴァルはデッドマンネットワークにアクセスして全部の携帯の位置を
チェックしたという。免疫者と市民が手を組んだんだというアリーシャ。
封止線はショーンの指示だろうとし、ネットワークを閉じて交信不能
には出来ないのかというマイク。作ったのは私だが閉じるには物理的に
中継基地を一つずつ潰すしかないという。バークは3名付けて、RPGと
ボートを貸してくれれば封鎖線を破ると語る。大統領はどんな状況
でも市民への発砲はダメだぞと語る。しかし市民が先に銃を向けている
というマイク。撃ち合いになる前に船を見つけられた途端潜水艦に
通報されるというトム。罠を承知で飛び込んで闘うしかないというマ
イク。
しかしヴァルは他に手があるとし、ネットワークは切れないがニセの
情報をたっぷり流せるという。別の場所で見たとニセの情報を流し連中
を誘導すれば良いという。しかしそれでも相手がその場所に行けば
いないことがバレるのではないかとすると、タイミングを見て別の
場所で見たことを情報として流せば良いと語る。そうやって北につり上
げようというトム。そこで一発勝負だと。
上陸チーム。
クルスはジャンバラヤの臭いがしそうだとして、自分はこの先で
育ったことをバークに語る。バークはご馳走で迎えてくれるのかと
語ると、潜水艦を沈めてもアメリカは以前のアメリカではないと
嘆く。だから以前に戻れるよう頑張るんだというクルス。
ウルフはミラーに対して大丈夫かと声を掛ける。大勢の仲間を失った
としてミラーはショックを得家停多が、この先も多く亡くすと思うと
気が重いという。するとウルフはラビットとオレは家族同然だった
とし、それでも前に進んでいることを語る。
レイは大統領を手伝う。将来のシークレットサービスだなと言われる。
テックスはレイチェルに声を掛けると護身用の銃を渡す。
万が一の時の為だと。
ダニーはカーラと艦内で会うと、大丈夫なのかと問う。絶対に無茶は
しないでというカーラ。潜水艦だが一度は勝負に勝っていること。今度
は沈めろよとダニーは語る。私一人に子育てはさせないでとすると、
絶対にさせないとし、約束だとしてダニーはキスするのだった。また
すぐに逢えると。
■概要
・ミシシッピー川流域に滞在していたネイサン・ジェームズ号。
しかしショーンの策略によってアメリカの民間船もアメリカ海軍を
不審に思っており、連絡し合ってネイサン・ジェームズ号の排除を
狙っていた。
・敵に見つかれば途端に攻撃の対象になり、艦としてはソナーが
不通であることからまともに闘えば不利な状況に追い込まれること
も必死だった。
・石油リグでワルキューレ通信網を作った工学博士のヴァルは
当初ショーンによってアメリカ政府の隠蔽体質に不信感を持っていた
が、ショーンによって洗脳されていたことを知り、ネイサン・ジェー
ムズ号の為にアイデアを出す。
・敵の通信網は破壊できないが、逆にウソの情報を流すことが出来る
のでそれを利用して逆に相手を罠に仕掛けるのはどうかというもの。
ネイサンジェームズ号が北上したクワラティン湾に居ると思わせ、
潜水艦が北上していくところで、我々は北東に進みメインパスで待ち
伏せして側面から潜水艦を叩こうというものだった。
・しかしその為にはソナーで相手の位置を確認出来る必要が有り、
機関士チームが簡易的なソナーを作っているとのことだが、電流が
高圧の為にケーブルがそう長くは持たないというものだった。
・トムは今回の作戦でショーンとは差し違える覚悟であり、
大統領を始め、副官を中心として精鋭チーム、子供、ワクチンなど
は上陸して吉報を待って欲しいとのことだった。
■感想
いよいよシーズン2のラス前のエピソード。
ミシシッピー川流域を舞台にして、これまでニセ情報の流布に
よって市民たちを洗脳してきたショーン率いるイギリス海軍・潜水艦
を叩くことが出来るのか。
相手が利用してきた連絡網を逆に利用して追い込むという辺りは
なかなか皮肉で楽しかった。問題なのはヴァルがどれだけ信用するに
値する人物なのかということなのか。この辺はミッチェナー大統領の
時にも感じたけれど、やはり敵だと思っていた陣地に足を踏み入れて
心理的にすぐに寝返るものなのかという事情は有る。
一番効果的なのは、敵がどれだけ非情なことをしているのかという
ことを示すことなのだろう。
ミッチェナー大統領が当時目にしたのは、民間船団がショーンによって
大爆発させられるシーンで有り、それを全てネイサン・ジェームズ号
の責任に押しつけることだった。
そして今回はヴァルが潜水艦との交戦に対して必死に対抗している
軍人達の姿を目にして、意識の変化みたいなものを明確に感じる
流れが有ったようにも感じる。
またしても上陸組と艦船内組で分かれたけれど、興味深いのはこれまで
副館長がネイサン・ジェームズ号を守ってきた流れを今回トム艦長が
守る立場で有ったこと。そして大統領の警護の為にかなりの精鋭部隊を
艦内から上陸部隊として編成してしまったけど、まぁ彼らは艦内で
力を発揮するタイプの人たちではないし、一応この船には200人の軍人
がいるような事は口にしていた事が有ったよな。少し使える人物を
育成するなりメインメンバーに加えても良いのでは無かろうかと思う
のだけどね。
■上陸組
大統領がいるとはいえ、結構大人数で精鋭部隊が下船したので大丈夫
なのかという感じはした。ただ彼らは武闘派ばかりなので潜水艦に
居ても正直活躍出来るとは思えない人たちが多かったかな。
こういうのは、通信士や戦術、機関士チームに任せる他ないからね。
上陸組はあるテントで安全地帯を確保すると、取りあえず無事の知らせ
が来るまで無線封止状態。
次に交信が有るのは相手の潜水艦を撃沈させた後だということで、
気を持たせる展開になる。
レイチェルが病気の親子を見つけて助けるべきことを語る。
海軍に敵意を持つ市民が多い中で、彼らの前に出て行っても大丈夫
なのか。
レイチェルがCDCの職員として見過ごせないという思いから飛び出して
しまった時には、指揮系統を無視した大胆不敵な行動だと思ったけど、
結果として彼らを助けなければ、今回の任務は大失敗していた。
そういうところを見ると、レイチェルはある種のツキを持っている。
病気がすぐに治るということはないけど、レイチェルがそんな子供と
触れることで治っていることを実感しているようで、Dr.ミロウスキー
などは歴史的快挙としてそれを記録として残していた。
彼らの話では免疫者たちが病原菌のついたシーツを渡され、それを
使った瞬間に病気にかかったということで、免疫者に対する敵意を
持っていたこと。そして彼らは免疫者たちがネイサン・ジェームズ号
を沈める為の何かを用意しているということで、その情報の真意を
確かめるべくして、テックス、ダニー、マイクで確認に行っていた。
場所はロマス岬。
テントはバークに任せていたけど、こういう時はウルフを連れて行く
べきじゃないのか。
■上陸組の敵
敵は7人だということでこれまでのことを考えればそんなに難しそう
な相手じゃなかったな。
それでもダニーは撃たれていたし、マイクも左肩を打たれて負傷して
いた。防弾チョッキをしていたとは言えダニーが銃弾で吹き飛ばされた
時は、カーラが任務に出る前に「私一人に子育てさせないで」という
呪文のようなフラッグを投げかけていたので一瞬凍り付いたけど、
海軍のチョッキは丈夫だね。
マイクと対立していた黒人男は強かったな。
マイクが負傷していたとはいえ、アメリカにはAdam Baldwinなんか
よりも体格の良いゴツイ人が多いから厄介だよな。
相手はゴツイ大艦ミサイルを設置していた。サラスにいた連中もいる
という。敵はここにネイサン・ジェームズ号から来ることを予測して
いたのだろうか。
マイクがもっとも悔しがっていたのが、自分の目で潜水艦が撃沈する
ところを見られないことだとしていたけど、彼らの大艦ミサイルが
まさか対潜水艦ミサイルとして上手く機能してしまうところがなんとも
言えないね。
■潜水艦 対 ネイサン・ジェームズ号
正直ネイサン・ジェームズ号が前長150mもある船だということを
考えれば、誰もめにしないであの場所を航行するというのはちょっと
違和感は有るよな。まぁ目にしたところで全員に携帯が配られている
訳じゃないので情報を伝えることが出来るとは限らないけど・・
ヴァル頼みのところも有り、本人は二重スパイではないとするが、敵に
寝返ったと分かれば即私が殺すとしてアリーシャが語っていた。
アリーシャの場合、母親がしていたことを考えるとトラウマ化して
いるところが有るのかもしれない。とにかく裏切りには厳しい。
ヴァルの最初のデッドマンネットワークを使った情報の流し方は
成功を収めていたけど、次第にネイサン・ジェームズ号の北上のスピー
ドが早すぎるとしてショーンも不信感を抱き、ヴァルによる仕業だ
ということに気がついていた。
あの石油リグを壊した人物はヴァルが生きて居ることをショーンに
伝えたのかは分からないけど・・
いよいよクワラティン湾も北上していくと、次のカーブでは本来封鎖線
が予想される場所だった。ブラック湾な市民が居なければ成功。
取りあえず兵器以外の対抗策の用意を求めていた。
LRAD(長距離音響装置)の用意をすることになる。
トムがこの時
「アメリカ人を見たくないと思ったのはこれが初めてだ」と語る辺り
がなんとも言えなかった。
■臨時ソナーの準備
ジーターとガーネットとオコーナーが配線を繋いで簡易型のソナーを
作っていた。ケーブルに触れると相当の熱さだということで氷を
用意させたけど感電しないのか(笑)
■戦闘の10秒前
トムは全機関を停止させて、惰性だけで戦闘区域を進むことを語る。
舵が利かなくなる寸前までスクリューは使わないこと。
ゲーターは61ノットで90秒後には舵が利かなくなるとされていた。
驚くべきは最初にソナーの信号を出した時には何も写らなかった。
潜水艦側はそのソナーの音に気がついていたが、海底からの反響音だ
ということでまだ正確には確認出来ていない。アクティブソナーでの
探知はまだ行わずにいた。
攻撃の用意、そして魚雷の準備。
スピードは4.5ノットまで落ちて限界が迫る中で、ショーンも近くに
艦船がいることを掴んでいる。
ショーンたちのプロペラで二つの船は海底と海上で平行して航行して
いたというのだから驚き。
潜水艦はすぐにでも海上に向けて魚雷を発射出来るけど、爆発させれば
自分たちも衝撃波で粉々になる。互いにキョリを持つ為に潜水艦は
深海に向かって深く潜水して、艦船も敵から離れる。そして先行と同時
に魚雷を撃ち、一気に後進するという作戦だった。
魚雷は4発発射。
ショーンら潜水艦も魚雷を撃っていた。
それと同時にソナーも限界。更に急速後退したことも有って、船員達
は凄い勢いですっ飛ばされていた。
大昔、通学の際に交通事故のバスに乗り遭わせたことが有るのだけど、
急ブレーキをかけた瞬間、乗客が前に滑ったかと思ったら急ブレーキ
の反動で後ろにすっ飛ばされる人がもの凄く多かったことを思い出すな。
またしてもガーネットとかオコーナーは死んでしまったのかと思った。
左舷の爆薬室に潜水艦の魚雷が着弾したので注水作業をしていたけど、
その為にあらゆるポイントの扉を閉めていた。それに閉じ込められて
しまいそうになる機関士の面々だったけど、流石にそれはなかった。
いつもの如く「ふしぎな海のナディア」を例に出すと、機関士の
フェイトさんがこのパターンで扉に閉じ込められて死亡するという
事態が発生していたよな(笑)
敵に着弾したのかソナーで確認出来ず、浅瀬で水上戦になることが
予想された。しかしネイサン・ジェームズ号も武器庫が浸水している
ので武器は使えずカーラの話では5インチ砲が4発だけ使える状態。
その状態で闘おうとする中相手は魚雷を用意している。ただ相手の
ダメージも相当なもので、映画「クリムゾン・タイド」みたいな状態
だったな(笑)
最終的にはロマス岬からのマイクたちの攻撃で見事撃沈。
ただ相手は原子力潜水艦なので爆発したら凄い事になるぞ(笑)
ただ沈んでいただけって感じでしたが・・
ニルスがこんな状態でも助かっていたことを考えるとショーンも
生きて居たりしてね。
ネッドの遺体と隣り合わせでしたね。
■使用された曲
・The Last Ship Opening Theme
Written by James S. Levine & Jim Dooley
・The Last Ship End Credits Theme
Written by James S. Levine & Jim Dooley
・
■出演者
トム・チャンドラー (Eric Dane) 中佐(艦長) (CO CDR)
レイチェル・スコット (Rhona Mitra) 博士、CDC/鳥類ウイルス学者
マイク・スラッタリー (Adam Baldwin) 中佐(副長)
ラス・ジーター (Charles Parnell) 先任曹長 (CMC)
テックス・ノーラン (John Pyper-Ferguson) グアンタナモ・刑務官
ダニー・グリーン (Travis Van Winkle) 大尉、海軍山岳戦闘ユニット
Lt.カーラ・フォスター (Marissa Neitling) 大尉、戦闘指揮所(CIC)
Lt.アリーシャ・グランダーソン (Christina Elmore) 大尉、通信士官(CIC)
Lt.カールトン・バーク (Jocko Sims) 黒人
ジョン・”ゲーター”・メヒア (Michael Curran-Dorsano) 通信士(CIC)
ウィル・メイソン (Chris Sheffield) 通信士(CIC)、少尉
ドック・リオス (Maximiliano Hernandez) 医療、兵曹
アンドレア・ガーネット (Fay Masterson) 少佐、機関室長
ショーン・ラムジー (Brian F. O’Byrne) 敵のリーダー、アキリーズ艦
ネッド・ラムジー (Nick Court) ショーンの弟
ジェフリー・ミッチェナー (Mark Moses) 住宅土地開発長・長官
クルス (Ness Bautista) 機関士
ウルフ・テイラー (Bren Foster) SCPO、兵曹長、オーストラリア海軍
レイ・ディアス (Adam Irigoyen) セント・アンドリュー湾リーダー
オコーナー (Paul James) 兵士
ミラー (Kevin Michael Martin) 兵士、気弱
Dr.ミロウスキー (Bruce Nozick) 博士
ヴァレリー・レイモンド (Tania Raymonde) コンピューターサイエンス修士号、工学物理学の博士号
イアン (Mark Rhino Smith) 原子力潜水艦
ベアトリス (Hope Olaide Wilson) ジャマイカ人
マックス (Scott Anderson) 潜水艦
オリバー (Tomas Oscar Andren) 原子力潜水艦
— (Paris Arrowsmith) Comms. Officer
— (Eva Beebe) Freckled Girl
ニューマン (A.J. Castro) 操舵手
カール・ニシオカ (Ben Cho) 通信士(CIC)
— (Michael Cognata) Firefighting Sailor
— (Breaun Emanuel) 病気の娘
— (Cameron Fuller) Electronic Warfare Officer
サラ (Angela Lewis) 病気の娘の母
— (Michael Mulkey) 水兵
メイズ (Christopher Redman) 病気の娘と一緒
デクラン (Craig Robert Young) 原子力潜水艦