ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル Numb3rs シーズン2 第22話 闇からの挑戦状 Backscatter

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April 21, 2006
第22話 闇からの挑戦状 Backscatter

脚本/Cheryl Heuton、Nicolas Falacci
監督/Bill Eagles
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クレジットカード口座数5億7400万件、年間窃盗額5億ドル、
番号16桁、フィッシング詐欺師2人。

ダニエルとポールは市内で無線LANが拾える場所を車で探して
いた。もっとも電波状況の良い場所で車を駐めると、がら空き
のネットワークが近くにあるとして、早速ハッキングし、
そこから銀行口座へとアクセスする。しかしそれはFBIが詐欺
師を捕まえる為の罠で、近くで見張っていたFBI捜査官のドン
率いるチームは二人のことを捕まえようとする。
二人はパソコンが見られたらマズイとして逃走しつつパソコン
をゴミ箱に投げ捨てる。
デビッドはダニエルを捕まえ、そしてドンたちはポールを追い
かけ捕まえる。
不正アクセスで逮捕するとし、あの電波はFBIのおとり捜査に
使っていたものだと語る。

アランはチャーリーに対してフィッシングとは何なのかとして
ハッキングみたいなものなのかと問う。チャーリーは本物の
銀行や金融機関を装い口座情報などを聞き出す手口だという。
ドンがやってくると現在アメリカではその手のニセメールが
一日1億通送られていることが確認されているとし、そのウチの
5%には返信した形跡があるという。チャーリーは1人何百万人の
人が返信していて金額にすると年5億ドル相当が不正に引き出さ
れていることを語る。
今日捕まえた2人の若者は3ヶ月で200万ドルを稼いでいたの
だという。
そんな中、配達員がデリバリーを持ってくる。
ドンはみんなに奢りだとしてクレジットカードで払おうとする
が配達員は使えないと語る。別のカードを使っても使えない
事を知る。これは決済不可能なものだという。65ドル35セント、
アランが立て代えておくというと支払う。チャーリーは店の
パソコンの調子が悪いだけではないかとするが、ドンが電話
で確認すると、口座が空であることを聞く。カード用の口座
だけでなく全ての金が引き出されているのだという。
そんな中ドンの携帯には、「よくも仲間を捕まえたな。金は頂いた」
とするメールが届く。

FBIのステントハウザーによると二人が送っていたニセメールは
4千通だという。数時間で何百人もの相手に送っているとのこと。
しかしそれは無差別に送っているのではなく、口座所有者の
ウチ、特定の相手に絞っているとチャーリー語る。残高が多い
けどあまり使われていない口座・・高齢者の口座だという。
しかしセキュリティが厳しいハズの口座情報にどう入ったのか。

ミーガンはダニエルを取り調べる。
ダニエルはこの作戦を考えたのは自分ではないとして、どうせ自分
たちは初犯なのですぐに刑務所から出られるのだろうと語る。
ミーガンは身分情報窃盗詐欺は厳罰化されている事を告げ、フィッシ
ング詐欺でも禁固2年、有線通信不正行為を加えると15年~20年
の刑務所暮らしになると語る。
ポールも取り調べに対して俺たちは下っぱだと語る。
サイバーカフェで知り合ったロシア人二人組に脅されたとし、
俺たちが前からカードシステムに侵入して稼いでいることを知って
いたのだという。二人はそれぞれレンとアレックスと名乗って
いたとのこと。そしてボスはユーリという人物だと思うと語る。
1回千ドルで請け負ったとし抜けたら決して許さないと脅されていた
とのことだった。

コルビーは嘘を付いているだけではないかとするが、デビッドは
ロシアンマフィアの手口だという。サイバーカフェなどでオン
ライン詐欺師を探して脅して協力させるのだという。

そんな中ドンのチームの元に、ゲイリー・ウォーカー警部補が
やってくる。自分たちはユーリ・コバシェンコという男に関係
して事件が幾つか有って2年前から追っているのだという。
今回も手口は似ているとのこと。
ゲイリーはユーリの写真と共に彼の関与している事件資料を
持ってくる。彼はとても用心深くて滅多に顔を出さないこと。
噂では元KGBでパソコンの不正アクセスや保険詐欺などを調査
している知能犯罪を担当していた人物だという。更に半年で
8人殺した容疑があるとのこと。
彼が使用していた医者に証言させようとしていたところ、本人
だけでなく、妻や子供も殺害したという。

ドンの元にチャーリーがやってくると、口座の件は解決したの
かと問う。金を保証する為には自分で下ろしていないという証拠
が必要だと言われたという。ミーガンは強盗が入ればFBIを
頼るくせに・・と呟く。チャーリーは兄の金を盗んだヤツと
預金社のデータにアクセス出来たヤツの黒幕は同一人物だろう
と語るが、何故兄さんを狙ったのかと問う。ユーリという人物
は目立つことが嫌いなのに確かに変だというが・・・

アミタはパソコンを捜査し、ドンの口座に侵入した形跡がある
ことを見つける。銀行のデータベースに不正アクセスしている
こと。標準的な暗号を使っているので侵入されやすいのだという。
なんとか犯人にたどり着けないかと問うと、ホップバイホップ
やICMP、バックスキャターなど使えないものかと問うが、アミタ
は今攻撃されていないとそれらは意味がないと語る。再度攻撃が
有れば監視出来るという。
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FBI捜査官はネットを使った詐欺事件を追っており、ようやく
フィッシング詐欺を繰り返していた二人組の男性を逮捕する。
しかしいざ二人を取り調べていくと、二人は自分たちは単なる
下っ端の人間であり、影で操っているロシア人がいるということ
を知る。ユーリという人物が主犯だということを聞いた市警で
特別捜査官をしていたウォーカーが、2年間ずっと追跡している
男性だとして捜査に加わる。相手はロシアンマフィアだという
ことで、ドンだけでなく家族までもが標的にされていく。

ハッカーとの対決ということも有ったのでもう少し展開が面白く
なるかなと思ったけど、ハッカーがどんなシステムにも侵入
してきてしまい書き換えを行っていくという事情も有るので、
こんな万能なハッカーならば、アメリカ全土を麻痺させることが
可能だなというものが有った。
しかし展開を見ていくウチに銀行のシステムにはハッキングして
おらず、古典的にセキュリティ部門の責任者を脅して、サーバー
ルームに潜入し、内部からアクセスしていることが判明する。

ただそういう事実が分かってくるとまた色々と矛盾点も出てくるな
という感じもするし、拘置所の保釈申請の件とかの書き換えに関して
はどういうカラクリだったんだってことにも感じる。
Ned Spopeという名前で保釈金が出ていること。Don Eppesという名前
のアナグラムだとしてミーガンはすぐに気が付いた。
ガードは偽造されているはそのガードで金が払われているわで、
ホントネット社会の怖さというのは感じたけど、何から何まで
偽装出来てしまうというのはちょっと都合が良すぎる。

しかもドラマでは、ネットの流れを川の流れのように表現して
痕跡が追えないようなことを語るも、デジタルである限りは、
痕跡は必ず残るハズで、その辺は妙に都合よく状況をつくっている。

一番マヌケだったのは、バックスキャターという技術を使って
ロシア人の潜りのカーショップを突き止めるという流れだった。
FBIの捜査を手伝っていることを生徒たちに語るチャーリーの姿。
ネットのサブルーチンとトラッキングコードの中に不自然な文字列
があり、モジュラー多項式に見えるものだとしていたけど、
女子学生の一人がスローン整数列大辞典によると、23=W , 5=E ,
18=Rだとして、「お前達を待っている」というメッセージだと
いう事が判明する。
罠だと分かるものだったけど、妙にロシアンマフィアとしては
リスクを取っている割りに大した効果もない効果だった。精神的
にイニシアチブを取ろうとしていたのだろうか。
ただデビッドが撃たれてしまった時にはちょっぴり冷や汗もの
だったね。

銀行システムも暗号もごく単純な暗号システムだったとしていたし、
意外とどの流れを見ても”単純さ”というのはキーワードして
すり込まれていた感じ。

犯人が何故ドンばかりを狙うのか。
これもまたカモフラージュの流れが有り、フェイクの流れのオンパレ
ード。現代社会のツールは偽装・コピーがしやすい環境があり、
チャーリーはマルチプレイヤーゲーム理論を使って何故ドンを
狙っているのかを探していく。
偽装・・・ウソという面では、ドンがチャーリーについたウソも
家族を守るが為のものだった。

デビッドは自宅待機になるも、チャーリーと同じく何かをしていなく
ては居られない性格であることから、エップス家の警護をする
ことになった。
デビッドはチャーリーら数学者が勘を頼りにしているのを見て
そのことを指摘すると、アミタからは「立証に至るまでのプロセス
に置いては直感がものをいう」としていた。
認知理論の研究と称して黒板に書いていたチャーリーだけど、デビッド
からはあっさりユーリののゲーム理論が書いて有るのだろうとして
見破られてしまった。

事後確率分布を計算すると、ドンを狙っているのは目くらましだと
判明。そのヒントとなったのはアランとデビッドがエアホッケー
ゲームをしてフェイントをしているところから浮かんだものだった。

パターンの変化を分析すると、ナショナル貯蓄銀行の最初の事件から
変わってきており、モートンが人質に取られて脅されていることが
分かる。正直、最初に逢った時からこの人たちの家庭が脅されたら
セキュリティもなにもないなという感じで存在していた。

上手いこと引っかかった振りして、相手の計画に乗り、ハッカーの
男性がユーリに電話する時を待ち、逆探知して終了。

最後のお約束の家族の団らんの中にはデビッドの姿も有った。
チャーリーが居れば今回の事件は「統計的には可能だが確率の低い
出来事だというハズ」だとして笑っていた。

チャーリーのことをドンはチャックとかチャッキーとか呼んでいたり
ドンのことをドナルドだと言い合う姿は子供っぽい二人の姿が
有ったね。

因みにラリーは弦理論学会の為にミネアポリスに出張。
途中に電話がなり、自分が居る場所がセントルイスかクリーブランド
か分からないとして助けを求めて来ていた。

・Flunk.のSpring to Kingdom Come

ドン・エップス (Rob Morrow) FBI捜査官
チャーリー・エプッス (David Krumholtz) 数学者
アラン・エップス (Judd Hirsch) 父
デビッド・シンクレア (Alimi Ballard) FBI捜査官
ラリー・フラインハート (Peter MacNicol) 物理学者
アミタ・ラマヌジャン (Navi Rawat) 学生
ミーガン・リーブス (Diane Farr) FBI捜査官
コルビー・グレンジャー (Dylan Bruno) FBI捜査官

ゲイリー・ウォーカー (Will Patton) 捜査官
サム・モートン (David Aaron Baker) セキュリティ部門最高責任者
ダニエル (Andrew Leeds) ハッカー
ホイットリー (Michael Arden)
ステントハウザー (Susan Beaubian) FBI Computer Tech
— (Jonno Roberts) Russian Hacker
ラモント (Ka’ramuu Kush) ナショナル貯蓄銀行・セキュリティ
コリーン (Nancy Bell) ナショナル貯蓄銀行・セキュリティ
— (Meagan Lopez) Delivery Woman
— (Bob Rusch) Man
— (Hettienne Park) Student
— (Dan Callaway) Student
— (Ashley Sherman) Front Row Student
— (Travis Huff) Student
ポール (Michael Moore)
ユーリ・コバチェンコ (Yasen Peyankov) ロシアンマフィア・黒幕
— (Randy Vinneau) Student

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