ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon A Time シーズン3 第8話 ピーター・パンの正体 Think Lovely Thoughts

リンク広告 テスト




第8話 ピーター・パンの正体 Think Lovely Thoughts

監督/David Solomon 脚本/David H. Goodman
Robert Hull

【前回までのあらすじ】

ルンペルは予言者から色々と真理を突かれる。
父と同じようになることを恐れている。少年がお前を息子の元
へと導く。その子にお前は破滅させられる。フックはデビッド
に対してこの水で助かってもドリームシェイドの毒は消えるが
ネバーランドからは出られないと語ると、見返りに比べれば
小さな代償だという。ウェンディはピーターに対して彼に何を
信じさせたいのかと問うと僕だという。あの中に解決法がある
という。

【ストーリー】

— 昔 —
ルンペルと彼の父・マルコムは街でカードゲームをしていた。
3枚のカードの中からクイーンを当てれば1シリングが倍になる。
一人の男から1シリングを巻き上げるが、男はイカサマだろう
として、激怒してルンペルの父・マルコムを殴ると金を全て持ち
去ってしまう。
こんな詐欺師のパパならばいない方が良いと言われるルンペル。
ルンペルは父に大丈夫かと語ると、金を全部持って行かれたが
いつものことだという。

— ネバーランド —
ピーターはウェンディの容体が悪くなっているとヘンリーに語
る。僕が魔法を救えば助かるのかと問うと、彼女だけでなく
みんなが助かるとし、その為には本気で魔法を信じないとダメ
だというピーター。そしてあまり時間がないのだという。
ヘンリーは協力するとしたことで、ピーターはロストボーイ
たちの前で演説する。
「兄弟達よ!今夜ネバーランドの夢がまどろみから目覚める。
今夜本当に信じる者の心がその運命を全うし我々の運命も全う
する。今夜ヘンリーが魔法を救う」と。

レジーナとゴールド。彼女はゴールドにあなたとは色々ある
が頼りになる人だという。あの連中はダメだとし足手まといだ
という。ピーターにニールは生きて居ると言われたらエマがエサ
に食いついたという。ゴールドは息子はピーターの言う通り生き
て居るとし私もここで逢ったと語る。彼は島から出る方法を知
っているかもしれないのだというと、ゴールドは次に息子に
会う時はヘンリーを戻すときだという。それで親子の絆が復活
すると語る。

— 昔 —
父・マルコムは息子を糸を紡ぐ二人の女性の元に連れて行く。
この人たちが暫く預かってくれるとしオレがまともな仕事を
見つかるまでは辛抱して欲しいと語る。僕を置いていかないで
とするが、マルコムは良いものをやるとしてわら人形を渡す。
名前を付ければ本物らしくなるとし、お前を守ってくれると語る。
すぐに迎えに来るとし約束だと語る。

— ネバーランド —
デビッドはピーターのアジトまでどのくらいなのかとしてティ
ンクに聞こうと語る。エマはメアリーとデビッドが会話してい
るのを見て仲直りしたの?と語るが後回しにしているだけだと
いう。一緒にここに残るつもりなのかと問うと、別れるのは
辛いけどデビッドは島を出たら死んでしまうのだという。
エマは諦めるのかと問うと家族みんなでクラスということ。希望
を捨てるなんていつものメアリーらしくないというエマ。
そんな中、エマたちはレジーナとゴールドと遭遇する。
ゴールドはこちらにはパンドラの箱があるのでこの蓋を開ける
だけでピーターを閉じ込められると語る。ティンクはニール
の父は闇の王なのかとして驚くが、ヘンリーは近づかせないと
語る。予言に寄ればヘンリーはオヤジを破滅させるとされて
いること。父はヘンリーを殺しに来たのだという。だからヘン
リーを見つけるまでニールを探したくなかったのねというレジ
ーナ。秘密をばらされると分かっていたからだと。しかしゴー
ルドは私のしたことは全てヘンリーの為だとしピーターから
取り戻したいのだという。アンタ先に船から消えたのはヘンリー
を殺すつもりだったのねとエマ。
——————————————————–

■今回のシナリオの構成

・ルンペルと父親の過去
・ピーターパンがヘンリーと共にドクロ岩へ
・レジーナとルンペルがエマたちと合流

■ピーターパンの正体

タイトル通り今回はピーターパンの正体が判明するものだった。

誰か別人が姿を変えているとは思わなかったけど、まさか
ルンペルの父・マルコムが扮しているとは思わなかった。

この家系は正直言ってホントどうしようもない(笑)
ヘンリーの行動を見てもなんだか感情移入出来ないのも
この家系の血が流れているからなんだろうか。

あのわら人形の謎についても今回発覚し、このドラマでは
「名前」が示すすることが大きな意味を持つというところが
有ったけど、あの人形にもそんな名前がついていたのね。

■ルンペルと父親が一緒に居た頃のエピソード

ルンペルの過去を描いた中でも最も古い時の描写なのかな。
父親が出てきたのって初めてだよね。ルンペルの幼少期時代
が描かれたのも初めてなのか。これまでルンペルとベルファ
イアの話で構成されていて、如何にルンペルが弱虫なのか
ということが描かれてきたけれど、結局ルンペルもまたそんな
父親からは何も学ばず、弱虫の自分として存在している。
ただ糸を紡ぐ能力と、その逆転を補うべくして力を手に入れた
という過去の経緯がある。

マルコムが自分の方法論で何でも望みを叶えてきたのと同様に
ルンペルもまた同様にして自分の方法論で望みを叶えようと
している。この二人の違いというものを比べてみていくのが
楽しいドラマの見方なのかも知れない。

■ルンペルが求めるのは家族

マルコムのそのまた父親も同様にどうしようもない人物だった
という過去が有るようで、
父親はマルコムを鍛冶職人に売られた様で、毎日熱い炭の前で
汗まみれだったという。そんなマルコム少年が子供の頃に夢に
描いていたのがネバーランドだった。現実逃避のようにして
夢の中では何でも出来たこと。

ルンペルは幼少期から糸を紡ぐ才能を持っていた様で短期間の
ウチにそれを習得した様だ。王様の糸も紡げるとし、そんな
紡ぎ姉妹からは幸せになりたいのであれば、父親の名前がつき
まとわないところに行くべきだとしていた。しかしルンペルの
そんな才能はある意味では父親が鍛冶職人として育った故の
器用さがあったりするのか。

「家族は力になるが重荷になることもある」

■信用されないルンペル

マルコムは生粋のイカサマ師で酒飲みで臆病者。
ルンペルもまた今回船から下りて以降単独に行動していたこと
に対して、彼自身はヘンリーを助ける為に行動していることを
口にするも、みんな予言者の言葉を知っている様で、

「ヘンリーによって身を滅ぼされる」

という言葉から、先に殺そうとしているのではないか
とする疑念を持たれた。これまでやってきたことからすれば
信用されないのは当然の報いだろう。
皮肉にもその男は力を持ち、ピンチの時には彼のことを信用
するかどうかの選択・決断は常に葛藤点として存在する。
常日頃から優しくしているエマとかニールでさえ、一度の嘘で
ヘンリーから信用されないくらいだから、なかなか信用する
のも難しそうだ。
ただドラマでは利害は一致していて、ヘンリーを思う心は
悪い女王でさえも共通認識として存在しているので、結託すべき
ところなんだろうけどね。

■ウェンディとニールの再会話が薄くなった

ルンペルの過去のエピソードを描いたことで、今回はオールア
バウト・ルンペルという感じで、島で起きた件もある意味では
かなり希薄な描写になった。
ウェンディも大人になったニールを見て違和感を覚えずよく
すんなりと受け入れられたなぁ。そんなウェンディからニール
は父親は死んだのではなかったのかと指摘されていたけど、
捨てられたというよりは良いだろうと語る。ルンペルが父親
から捨てられたということを言えずにいるのと同様で、この
家系は本当に似ているな。

またウェンディは冒頭ではピーターの件で嘘をついていた。
「ピーターからは何も聞いていない」というウェンディに対して
ゴールドは「嘘をつくな、同類だから見れば分かる」として
いたけど、そこは「嘘をついている人を見抜く力」を持つエマ
さんの出番じゃないのか。こんな初期設定は誰もが忘れて
いるな(笑)

一応島では、
・メアリーとデビッドは「死人の頂」から水を持ってくる
という名目でパーティから離れた。ゴールドが過去ドリーム
シェイドの毒で殺されかけた経緯がありその時から研究していた
とのことでストーリーブルックに戻れば解毒剤を作れるようだ。
対価無しで作るんだとするニールの言葉で一件落着(笑)

・フックとティンカーベルは脇役は取りあえずこの流れから
外して置こう的な感じで、逃げる準備。船で会おうと。

■ドクロベエが住むドクロストンみたい

ドクロベエというと声優さんがインパクトがあったよね。
原語版で見ると今回「シャドー(影)」の声を吹き替えている
のはMarilyn Mansonだそうだ。

このネバーランドにはドクロ岩には何かがある。
その中に何があるのかが興味の一つだったけど、巨大な
砂時計だった。「LOST」のような複雑な計算の元で移動する
島を割り出す装置なのかと思ったけど、子供が子供でいる為の
時間の量りのようで、ここでは大人が子供でいる為の時限的な
装置的量りだった。子供の心を手に入れるとまたあの砂時計が
くるりとひっくり返ったりするのだろうか?
この世の中には永遠のものなど有るはずもなく、それを食い止
める為には新たな生け贄が必要なのか。

■入り口には守りのまじない

過去ストーリーブルックにてルンペルだかエマが守りのまじ
ないを使って侵入者を防いだことが有ったよな。
このまじないを通り抜ける事が出来るのは影があるかないか
ということ。影をそんなに切り貼り出来る者なのかと思った
けど、月明かりを消すことで影を無くすことが出来るとし、
中に入れる事が出来るようになった。影を利用出来る能力と
今回の影を消すという行動はまるでかみ合っていないけど、取
りあえず影がポイントとなった。

しかしヘンリーがこのまじないと同じかどうかは分からないけど
過去ストーリーブルックから抜け出しエマを見つけたことが
出来たということは相当な力を持っているのかな。

■ピーターが必要だったもの

ピーターは「ヘンリーの様に信じる心」が必要だとしていたけど、
その心とは心理とか信念とか形有るものではなく概念の一つかと
思っていたら、その名の通りハートは心臓のことだった。

すっかり騙されていた。NHKの翻訳が一番信じられるのかが疑問
だ。

■その他

・ピクシーの粉
木の上に月明かりで咲く花。意外と多く存在していることが分
かる。

・レジーナさま
「失敗は許さない。しくじったらピーターより私の方が怖い
と思い知ることになる」

■出演者

メアリー・マーガレット・ブランチャード (Ginnifer Goodwin) 白雪姫
エマ・スワン (Jennifer Morrison) ヘンリー母、メアリーの娘
レジーナ・ミルズ (Lana Parrilla) 悪い女王、コーラの娘
デビッド・ノーラン (Josh Dallas) チャーミング王子、メアリーの彼
ヘンリー・ミルズ (Jared Gilmore) エマの息子。レジーナの養子
Mr.ゴールド (Robert Carlyle) ルンペルシュティルツキン、質屋
キリアン・ジョーンズ (Colin O’Donoghue) フック船長

ベル・フレンチ (Emilie de Ravin) レイシー
ニール・キャシディ (Michael Raymond-James) ベルファイア
— (Robbie Kay) ピーターパン
フェリックス (Parker Croft) ロストボーイ
— (Rose McIver) ティンカーベル
ウェンディ・ダーリング (Freya Tingley) ネバーランドに捕まる娘

マルコム (Stephen Lord) ルンペルの父
— (Marilyn Manson) 影(声)
若い頃のルンペルシュティルツキン (Wyatt Oleff)
— (Lindsay Collins) Spinster
— (Colin Corrigan) Strumpet Thug
— (Glynis Davies) Spinster

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336