ホワイトカラー White Collar シーズン5 第11話 愛とダイヤと嘘 Shot Through the Heart

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第11話 愛とダイヤと嘘 Shot Through the Heart

脚本/Matt Whitney、Jessica Grasl 監督/Doug Hannah

【前回までのあらすじ】

ピーターにワシントン行きが決まったとブルースは告げる。
しかしピーターはあの日シーゲルに何が起きたのか真相を突き
止めるまではいけないとエリザベスに語る。ニールはレベッカ
からモスコーニはこの本に世界最大の富が隠されていると言った
と説明を受ける。ヘイガンはニールにある物を盗むよう要求する。
ニールはレベッカに対してオレはFBIではなく元犯罪者だと説明
する。全てのページはシンボルと偶像の絵だった。その偶像は
富の女神シーターだという。目に貴重にダイヤであるホープダ
イヤの片割れがあるという。オークションに出品された絵画は
CHのイニシャルがあり、またダッチマン/ヘイガンが現れたと
ピーターは感じる。しかしヘイガンはFBIと取引しようとしていた
ところ、何者かによってまたしても射殺される。ヘイガンの財布
からは誰かが出入りしていたことを観察していたであろうメモ
が入っていたという。シーゲルが撃たれた現場の近くだった。
クーパー3はビルの名前で3号室のことだろうと考える。3号室
には名前が表札に書かれていなかったが、室内を調べようとする
と、入り口にはトリップワイヤーが仕掛けられていた。室内
を調べるとホワイトカラー全員が詳細に調べられていた。
シーゲルを殺したヤツがヘイガンをハメて殺したのだろうことが
疑われる中、この部屋はレベッカのものだと思われる証拠写真
が出てくる。

【ストーリー】

ピーターはニールにレベッカはこの部屋にお前を呼ばなかった
のかと問うが、ここは足枷があるオレには範囲外だという。
一体彼女は何者なのか・・分からないというニール。ピーターは
気がつかれないように元通りにしようというと、ニールはここに
残るという。しかし証拠もないし令状も取れない状況だとし、一度
帰って対策を立てようと語る。
ヘイガンは彼女を人質に取っていたがあれは演技だったのか・・
二人はグルだったのだろうと。シーゲルはそれに気がついて後を付け
て彼女に正体がばれたことに気づき車に戻り殺したのだという。
ニールに何としてでも彼女を捕らえたいとして全てを話せと告げる。

ヘイガンはモスコーニが100年前に隠した財宝を追っていたこと。
モスコーニはガーション美術館に有ったものかというピーター。
オレはレベッカにモスコーニの情報を求めて近づいたが、ヘイガン
とグルとは知らずに近づいたのだという。二人はホープダイヤの
片割を探していたのだという。

入り口にはセンサー、窓にもセンサーがついているところを見ると
プロの仕業だという。レベッカの正体は依然として謎だとし、ヘイガン
とシーゲルを殺した第一容疑者とみて間違いないというピーター。
ニールに対してこの件には関わらない方が良いだろうというが、
寧ろ彼女に気がつかれないわうに普通にしてないといけないだろう
というニール。お前を利用しようというピーターは、部屋を調べる
間に彼女を引き留めてくれという。

エリザベスにもレベッカのことを話すピーター。
レベッカはあんなに優しそうな人で普通なのに・・来週逢う約束
をしていたという彼女。ニールにとってはたまらないでしょう
ねと気遣う。アイツがボロを出さないか心配だというピーターは
嘘を重ねて生きるといつかしっぺ返しを食うという良い例だと語る。

モジーはニールの部屋に盗聴器がないか調べるがなかった。
ニールに対してモジーはオスカーワイルドの言葉を引用して
「女の顔はフィクションで出来ている」と語ると、レベッカは何も
かもがフィクションだと語る。モジーも調べたが気がつかなかった
として俺たちを騙すとはただものではないと語る。
ニールは久しぶりに恋人が出来て舞い上がっていたという。
明日FBIが彼女の部屋を調べるとし、レベッカがヘイガンを殺した
のであれば彼女が証拠映像を持っているハズだという。

レベッカがニールの元に予定時間よりも早くやってくる。
ランチまで待てなかったという彼女はニールに積極的。私のヒーロー
だとして助けてくれたお礼にバニラドーラチを持って来たという。
レベッカはニールの様子がおかしいことに気がつくと大丈夫かと
尋ねる。ダメだというと昨日君を置いていったことを責める。今
その埋め合わせをするというと、FBIに電話し、ピーターに遅れて
出勤すると語る。それはレベッカが部屋にいるということを示唆する
ものがピーターは急いでレベッカの部屋を調べに行こうとジョーンズ
らチームに語る。ニールは嘘はもう無しだとして君をさらったヘイガン
は死んだこと。ライフルで撃たれて即死だったことを語る。誰に撃たれ
たのかというレベッカに君は心当たりがないかと問う。君を捕ら
えたヤツの犯行の可能性が高いとするが、マスクをしていたので
誰だか分からないが声が籠もっていたという。君は強いとしてあんな
目にあったのに・・と語る。

一方ピーターたちはFBIチームでレベッカの部屋を捜索する。

レベッカはニールに対してコデックスは死んだけど何とかなると
言っていたのはどういう意味なのかと尋ねてくる。ニールはこれ以上
君を巻き込みたくはないこと。もうすぐダイヤが見つかるここまで来て
諦めるわけには行かないというレベッカ。コーデックスのせいで誘拐
まで起きて危険だとすると、あなたと付き合うなら裏の仕事はつきもの
でしょと。だったらオレは足を洗うべきだというニール。まさか
あなたにそれが出来るのか?と問われると二人の為ならば出来ると
語る。
——————————————————–

■今回のミッションと流れ

・ヘイガンとシーゲルはレベッカが殺したのではないという疑惑。
・ニールはピーターに盗難の脅し映像があるのことを除いて全てを話す。
・明確な証拠が無いためにレベッカを監視。
・レベッカの恋心を利用してニールの二度にわたる囮作戦。
・ピーターはワシントン移転を受け入れる。2週間後。
・レベッカからの不気味なメッセージ

■今回はなかなか面白かった

レベッカとニールの気持ちが本当に通じ合っては居たがやはり、
結ばれるには難しい立場であること。
そんな事情も有り、ニールにとっては辛い決断や気持ちの整理も
ままならぬい状況の中で、FBIの仕事を淡々とこなしていく姿が
有る。

■レベッカはやっはり悪だった

レベッカには他に仲間がいて彼女が直接手を下したのではなく、
彼女はニールに接近して謎解きを担当しているのかと思ったけど、
結局あのヘイガンさえも出し抜いて行動を起こしていたんだね。

正直それだけ凄い人物ならばニールとかモジーの耳に入らない
訳がないと思っていたので、レベッカはあくまで構成員の一人かな
と思っていたけど、流石に「ARROW / アロー」のフェリシティの
ようにはならなかった(笑)
メガネをかけていると知的に見える反面、武闘派的攻撃性はないか
と思ったけど上手くカモフラージュされていたようだ。

■みんなまる裸

レベッカはMI5の元エージェント、本名はレイチェル・タナーだった。
生年月日は1980年9月10日。
父親がアメリカ人で陸軍大佐、母親はイギリス人。
ファイルを見ると偽名として、Margaret Stephan、Bonnie Tolliver、
Dyla Fleecs、Rebecca Loweという儀面を使っていた。
因みに彼女のハンドラーはDax Hammonとも書かれていた
父親が軍人だった手前転勤が多く、人との深い付き合い方を知らずに
生きてきた反面世渡り上手になっていること。
エージェント時代に地下組織とコネを作り、そんな組織に情報を
売り買いしていたところがあるようだ。

ホワイトカラーのみんなの資料があり、ジョーンズは出会い系サイト
に複数登録していることがバレていたのが笑えた(笑)

エリザベスのことも資料に有ったので、裏があるのかとかちょっぴり
疑ってしまったけど、流石にそれはないか。

先日モジーの本名のことをヘイガンが知っていたことから彼女からの
情報なのだろうけど、それにしては凄い情報収集力だな。あの資料を
見てレベッカはニールがかつて付き合っていたケイト、アレックス、
サラを研究してニール好みの女性と扮装していた訳だけど、
彼女はレベッカ以前のものを全て片付けて、レベッカとして生きる
道を選んだことから、ニールを愛しているであろうことが伺えた。
しかし過去にあまりに色んな人物に扮していると正直多重人格者の
ようで怖いよね(笑)

ニールはレベッカと逃げるチャンスも有ったし、別の道を探ること
も出来たけど、結局はFBIに協力することになった。

■入り口のセンサーに触れるおっちょこちょいFBI捜査官

正確には資料を落とした訳だけど、隠れている時に思わず缶を
蹴り飛ばして音を立ててしまうものもいれば、かならずこういう
作戦を壊すダメダメな人が居たりするんだね。

レベッカの部屋に盗撮装置を仕掛けていて監視出来た時には、
もう完全にFBIの監視下の元、主導権争いには完敗していた格好だ
けど、残るところはレベッカのスキルで対応して逃げられるかどうか。

ニールとかピーターだってこんな状況の中を何度も逃げたりしている
訳だし、愛とかダイヤに拘らなければ逃げられたのではないかという
気がしないでもない。

■信用出来ない相手

心は通じ合っていたけど、一度はニールがレベッカを捕まえよう
としたことも有り、信用出来ない相手として認識された。
ニールが渡したダイヤの在処を示す紙も実は嘘だった訳だし、
007は二度死ぬけど、ボンドと同じくMI5のレベッカは二度騙されるっ
てことでニールに対する恨みが募ってしまったのか。
ただニールとウォーカー通りの廃屋で交わした話の内容は、彼女のこと
だけでなくニール自身のことも語っていたのではないかと。

「君が顔を変えて逃げるのは認めるのが怖いからだろう。本当の
自分が嫌いなんだ。」

最後にメトロポリタン拘置所からコレクトコールがかかってきた。
「一つだけ約束したい。すぐ会えるわ。」

■懸念すべきこと

すっかり忘れられているけど、ニールがモジーの為に持ち逃げした
200万ドルの件、すっかり忘れ去られているな。ダイアナは知っている
けど、黙ったままでいるのか・・って彼女はずっとクレジットオンリー
状態(笑)

ダイヤの謎が残されているけど、レベッカが二度のニール嘘を乗り越
えて彼の元にすり寄ってくるのであれば、ピーターも居なくなる訳だし
ニールも彼女とダイヤを見つけ出す流れがあるかも。
三等分にしなくて済むみたいな台詞が結構印象に残っているからなぁ。

■使用された曲

・Andante arioso by Gruppo strumentale ‘Concentus’ di Roma

■出演者

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット
レベッカ・ロウ (Bridget Regan) 元ガーション美術館員 レイチェル・ターナー
カーティス・ヘイガン (Mark Sheppard) 故詐欺師

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