ホワイトカラー White Collar シーズン5 第5話 御曹司の帰還 Master Plan

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第5話 御曹司の帰還 Master Plan

脚本/Alexandra McNally 監督/Jeff F. King

【ストーリー】

ピーターとエリザベスは二人で浴槽でじゃれ合っていた。
ミッキー・マントルもこのシャワーほどの勢いが有ればマリス
に負けなかったというピーター。そんなピーターは寒気がする
という。インフルエンザではないか、予防接種はしたのか?と
問われると、1996年から風邪一つ引いたことはないというピー
ター。しかし試合は中止だというエリザベス。最後までプレイ
させてくれとし、バッターも構えているのだという。

一方モジーはニールの部屋で、ミツバチが大量失踪している事
を語る。西洋ミツバチが激減しているとニールに告げる。この
国の農業は雄蜂の働きにかかっているのだという。ここの巣箱
を3つ置けば・・というが、ニールはここで養蜂など始めるな
という。危ないだろうというが、巣箱がヤバイものを隠すのに
はピッタリだということも確かだった。モジーは花粉、プロポ
リス、蜂蜜は古くは古代ギリシャ時代からの薬であり、クレオ
パトラはミツバチと牛乳の風呂に入っていたのだという。ニール
は一箱だけだぞと語る。

朝、ピーターはエリザベスは歩いているとピーターはクシャミ
する。この辺の木が花粉をまき散らしているだけだという。
ニールと合流すると、彼はピーターが持つ荷物をオレが持とうか
と問う。エリザベスは私の絵画を盗むのかと問うと、ニールは
二人はオレの家族なので対象外だと語る。
「御曹司が生還」という記事が掲載されていた。エリザベスは
学生時代に彼の家庭教師をしていたことがあるとし、15年ぶり
だという。14歳で自分から失踪して最後に逢ったのは大学2年の
夏。恋をした・・ヨーロッパにだと語る。家庭教師をしながら
パトリックに付き添いヨーロッパ中の美術館に行ったのだという。
彼はスイスの寄宿学校を飛び出して行方不明になっていたと
いう。新聞には「病気の父と和解」と書かれていた。父のウィ
リアムは名画のコレクターとしても有名だった。パトリックに
は妹のビーがいて、執事のスタントンが居たが、そんな彼らと
再会出来ることが楽しみだというエリザベス。この絵画を
そんなウィリアムに持って行くところだが、ニールに奪われない
ように警報装置をつけると語る。ピーターにエリザベスとキス
して別れようとするが、インフルエンザの彼とのキスを拒む。
ニールはピーターに風邪を引いているのかと問うとそんなこと
はないとして、これからモーテンソンの手動産詐欺を解決しよう
と語る。

エリザベスはウォルコットにいくと久しぶりにスタントンに
逢う。しかしスタントンは私はこれで立ち去るとして出て行っ
てしまう。ビーは父親に対してスタントンを首にするなんて
パパは労働者の権利を無視していると激怒。しかし父は私に
生意気な口をたたくのはロースクールを出てからにしろという。
私はロースクールにはいかないと告げる。ビーは小説ばかり
呼んでいて現実の厳しさについていけないという。エリザベス
はそんなウィリアムにスタントンを首にしたのかと問うと、私の
健康問題をマスコミにもらした為に事業は損害を被ったのだと
いう。血糖値と心臓に問題があるという。パトリックはどうし
ているかと問うと、変わらないとし、共通の趣味は美術だけだ
という。その関係を保てると良いが・・と。

そこにパトリックがやってくるとエリザベスと再会する。
「ノン・トッカーレ・イル・ピエザ・デイ・ダヴィデ」という
パトリック。そう言われて美術館から追い出されたのだという
エリザベス。落馬の傷なのかとして顔の傷を指摘する。
馬の名前はシュバルチェイスだという。振り下ろされて柵の
向こうまで吹き飛ばされた時はもうダメかと思ったという。
母が死んだ後、僕はこっちに居たいと父親に頼んだが、父は
スイスの学校に入れようとしたこと。僕は嫌で言いなりは
うんざりだったとし、金は小遣いを貯めていたので、スノボで
ツェルマットからチェルヴィニアまで行ってボートを売って
電車で逃げたという。何故戻ったのかと問うと、父が病気だと
新聞で読んだのだという。エリザベスは今も変わっていないと
いう。あなたの趣味のオランダ画家、バロック絵画、抽象画
のサンプルを持って来た事を告げると、彼はパブロ・ピカソ
が良いと語る。これは冗談で入れたつもりだったけど本気なのか
と問う。マドリードの美術館であなた、ゲルニカをキュピズム
とシュールレアリズムの出来損ないと呼んだとし、ピカソは
美の冒涜だと言っていたのだという。昔の事だとして、趣味が
変わったのだという。だったら画廊に注文するというが・・・

エリザベスはニールに電話すると、パトリックが戻ったが、
本物じゃないと思うと語る。目が違うということ。するとニール
はなりすましだろうとし、行方不明の金持ちの子になり、財産
を狙うありがちな詐欺だという。特にウィリアムは病気なので
良い鴨になるという。調べてくれるかと頼む。
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■今回のミッション

ピーターとニールのコンビが復活かと思ったら、ピーターが
インフルエンザ。やたらと冒頭から野球ネタ振りかざして
ピーターが張り切り過ぎるなと思っていたら、まさかの病欠(笑)

毎回のようにニールは退屈な不動産詐欺の捜査とかやらされ
そうになる中で、今回は富豪の親子関係に於ける、息子のなり
すまし事件を解決していくというもの。

どう見ても事情通なのでパトリックが父親の仕打ちに対して
財産をかすめ取る為に偽物を送り込んで糸を引いている感じ
しかなかった。

ピーターはなんとか皆勤賞を続けようとしていたけど、休むこと
も仕事。みんな嫌がっていたけど、他に人に移してしまう可能性
があるんだし、ちゃんと休む時は休んで!って感じだった。
「Mr.皆勤賞」もいよいよDL入り。
いろんなところで野球ネタで語っていたところを見ると
脚本家のAlexandra McNallyは野球好きなのかな。
この人「Under the Dome」と「Gossip Girl」でも脚本を
担当していますね。

■設定はちょっと強引?

エリザベスがウォルコット家の家庭教師をしていたという設定
はちょっと無理がないかって気がした(笑)
まぁ今回のドラマに関わる為には仕方がないのだけど・・
しかしエリサベスってイベントプランナーじゃなかったのか。
こういう画廊との仲介役みたいなこともしていたんだっけ?

モジーが突然養蜂をし始めたけれど、ニューヨークの高層の部屋
にミツバチなんて飛んでくるものなの?。ピーターの強壮剤を
作る為ばかりに養蜂を始めた感じを受ける。
今回のモジーは何もすることが無かったし。
しかも今回出てきたウォルコットの娘の名前が愛称だろうけど
Beeって・・。
しかし前回モジーはニールの記憶を取り戻すために薬品を
調合していたけど、こういう実験的調合をするのが好きなんで
すかね。18種類のアミノ酸が入っているとし、抗菌性、フラボ
ノイドたっぷりの蜂蜜ベースの強壮剤だと語っていた。

■野球で状況説明するニール

なりすましなど可能なのか。
エリザベスが一番最初にパトリックの不審さを疑っていた。
偽物だという自信があるとしていた中、ピーターはなかなか
調査にゴーサインを出さず、妻の勘を疑うのかと問う。
突然パブロ・ピカソを好きになったということで
15年が経過して性格や趣味が変わったのではないかとしていた
ピーターに対して、ニールは「あんたがレッドソックスファン
になるようなものだよ。」と語り、ようやく納得させた。

■観察眼の優れるニール

スタントンから協力してもらう為にニールは如何に観察眼が
鋭いのか示す流れが有った。執事は主人に仕えるだけでなく、
使用人達を上手くコントロールしなければならない為に、
色々と目を配る必要があるためにその資質を疑った彼に対して
実力を示す必要が有った為だ。

スタントンの癖を見抜いたし、ピーターの姿を見て
「肉体疲労、唇の乾き、涙目、吐き気、インフルエンザだろう」
として側に寄らないよう告げていたところが笑えた。

■DNA、指紋を入手して本人か確かめる

パトリックがグラスを手にした際にグラスから指紋を調べた
けど、指紋は採れず。ブラシも歯ブラシも潔癖症だという
くらいに証拠がない。カフスボタンを上手いこと手に入れて
指紋を入手したけれど、当然ながら犯歴がないので比較すべき
指紋がない。まぁこの男が詐欺師だとすれば犯歴は出てきた
のだろうけどね。
どうやってボタンを取ったのかと問われてエリザベスを相手
に実践していた際に、ピーターがあんまり近づくなと突っ込んで
いたところが笑える。SKC作戦だとしていたけど、なんの
意味なのか?ピーターが言うように「接近、気を反らす、注意」
の略?。ピーターは「オレの技を使えFOTだ」としていたけど、
フォークを奪うという作戦だった様子。

妹のビーは兄の日記を見ていた。
やはり妹も兄の正体を疑っていたのか、それとも単に兄のことを
知りたいと感じていたのか。

思い切ってエリザベスが父・ウィリアムに事実を伝えてパトリック
が本物かどうか調べるべきことを提案していた。
目の前で血液を採取してDNAを調べたら、パトリック本人だった。

■情報の入手どころ

気になる行動として、突然犬嫌いの彼が妹の犬・チャウンシー
の散歩、動物病院に連れて行こうとしたこと。
そこでニールは見に行くとペンローズドレーンを入れていた。
ピーターによるとフロリダで同様のDNAをごまかすことに使って
いたとしていたけど、今世間を賑わすロシアスポーツ界のドー
ピング問題があるけど、不正するものは色々と手を変え品を
変えて、体に正常な血や尿を入れておくことがあるよね。

■レオ・コバック作戦

ピーターはコバックになりクロアチア人になりすまして、
デュッセルドルフでのケスラーの友人という設定で、激怒する
役を演じることに・・。クロアチアはネクタイの発祥地で、
ピーターはそういう感じのネクタイを持っているだろうとして
いたけど、ポーランドという設定にしてくれというピーター
の拘りの意味はどこにあるんだろうか(笑)

■自転車で追跡

ピーターのコバック作戦は大成功。
パトリックが本物のパトリックにコバックの正体を聞きに
いく。思わず蒔かれそうになっていたけど、ニールがドライビ
ングテクを駆使して車で追いかけていた。意外とスピード狂
なのね。戦う執事ニール(笑)

結局本物のパトリックは監禁され、二人はサントリーニで出会い
兄弟のように過ごしていたという。
金が絡むとそんな関係もあっさりと壊れるものなのね。

スタントンやエリザベスたちとの関係が壊れなくて良かった。

■使用された曲

■出演者

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット

ウィリアム・ウォルコット (Richard Thomas) 父親、病気
パトリック・ウォルコット(キース) (Zachary Booth) 息子のフリ
ビー・ウォルコット (Kara Hayward) 娘
スタントン (T. Ryder Smith) ウォルコット家の
本当のパトリック (Patrick Woodall) 息子

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