クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル Criminal Minds: Suspect Behavior 第2話 代理殺人 Lonely Hearts

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第2話 代理殺人 Lonely Hearts

脚本/Shintaro Shimosawa
監督/Michael Watkins

【ストーリー】

オハイオ州シンシナティ・フェアマークホテル。
「辛いと思うが最初から話して・・」「思い出したくない。
あそこにいかねば良かった。」「どんな男?」「これ以上は無理
よ」「彼は後をつけて来たみたいであっという間に部屋に引き
ずり込まれた。キスされてゾッとした。早く終われと思った」
「その瞬間何を思ったのか?」
頭の中でそんな感情がうごめいている女性は、目の前のベッド
で寝ている男性を後ろから刺すのだった。

サムはバイクでレッドセルのあるオフィスへ。
暗証番号を入力してオフィス内部にやってくる。
みんな集まっているところで、この2週間に男性3人が深夜の高級
ホテルで刺し殺された事件について語る。被害者に繋がりは
なく、出張中のビジネスマンで業種はそれぞれに違うものだった。
シンシナティとも縁深くはないという。全員下着姿で殺された
のか?というベス。みんな女性に誘われたのだろうというミック。
男ってH出来れば死んでも良いと思っているのかとベスは呆れる。
2件のホテルの防犯カメラに同じ女性(金髪ミニスカート)が写って
いるという。宿泊客ではないとのこと。シリアルキラーは女性は
14%だが、ここまで凶暴なのは稀だというジーナ。4日周期で殺して
いるとベスは指摘する。

オハイオ州・シンシナティ警察。
マイク・ストーン刑事はレッドセルの為に特別捜査本部を設置する。
麻薬課が強制捜査で抑えた物件で、全ては揃っているという。
被害者は金品を奪われた訳ではなく、全員高級ホテルで殺されて
いた。血痕について尋ねると、ストーン刑事は現場は漂白剤で洗われて
いるとし、3件目は死体の体まで漂白剤で拭かれているという。しかし
先の2件は死体まではぬぐっていないとのこと。それは明らかに手口
が変わっているとし、何故変わったのか調べる必要が有るという。
サムとジーナはモルグへいくので、ベスとシムズとミックは
被害現場のホテルを調べる様告げる。

ホテル支配人によると表面的には売春婦の存在を認めたくない
ない感じで、答えをはぐらかそうとするが、みんなで矛盾点を
問い詰める。チェックインしていない美女、エスコート嬢が入って
いたら一流ホテルとして客に気まずい思いをさせたくないのだ
ろうと指摘。女性用の入り口が有るはずだとすると、何処から
出入りさせているのかと問う。

一方モルグで、検死官によると、遺体の傷は2cm半、深さ13cm、
ナイフの形状は波刃だという。恐らく出血死だろうと。盗られた
ものはないかというジーナ。物ではなく体の一部で盗られた場所
のことだと告げると、特にはないという。サムは一発目で動けなく
して、転がした後、脾臓を刺したのだろうという。次に副腎や
横隔膜を刺していること。急所を外していることは明らかで、
一人目は心臓を一突き、二人目は頸動脈を切断、三人目は効率的
ではない殺し方・・進化より後退だというジーナ。

みんなで集まり、現状を整理する。
犯人は娼婦、セックスをエサにする女。ある程度の秩序はあるが
手口は破綻していること。自分を虐待したか、拒絶した相手の
身代わりを殺す間に精神が破綻したのではないかというミック。
しかし被害者の3人には接点がない。記念品もとっておらず殺す
ことに何とも思っていないこと。女シリアルキラーは絞殺と毒殺
が多いが、刺殺は珍しいというジーナ。性別を無視すると残酷な
サイコパスだという。外見はノーマルで惨殺するのは怨恨が
多いはずだというシムズ。市内にある5件のホテルの中で3件で
事件が発生していることも有り、残りの2件のホテルの警務室の
警備システムにガルシアに接続して監視するよう命じる。
ガルシアに対して金髪で白人女性、ナイフや凶器を隠せるバッグ
を持っている女性だという。そんな中一人該当する女性がいるとして
3階で監視カメラ映像から消えた事を語ると、予約してある部屋は
12号室だけだという。そこでレッドセルは乗り込むとその女性は
凶器にナイフは持っていなかった。

「またやってしまった、どうしてやめられないのか?」
「僕は君の中にいるから」「僕を感じさせてくれ、どんな男だ?」

4人目の被害者が発見される。場所は高級ホテルではなかった。
部屋のど真ん中でソファーに引きずった跡が有った。遺体にポー
ズを取らせていること。死ぬまで6・7分はかかっているハズだ
という検死官。最初の被害者は即死、2人・3人目は失血死まで4分は
かかっていること。徐々に死ぬまでに時間をかけていることが
分かる。サムはこれまでの事件の現場写真を全て並べるよう告げる
と、イスが遺体に近づいていることが分かる。座って見て居た
だろうこと。被害者の傍に座り死ぬ瞬間を待っていたのだとして
死に魅了されているという。安楽死させるのは死の天使のプロセス
だとして、病院の記録を調べて不審死や突然死が無いかガルシアに
調べてもらう。また安楽死に飽きたらず凶悪化しているかも知れない
という。ガルシアは人間の死に魅了された事件はシンシナティでは
ないが、一つ役に立ちそうな事件があるという。警察の記録で
女の子・ジルが刺されて救命士に言った言葉が「犯人は彼女が死ぬ
のを見届けようとしていた」というものだった。しかし4年前の
事件だと言うが・・
——————————————————–

■2話目は日本の脚本家

「THE JUON/呪怨」「サイバー諜報員 ~インテリジェンス~」
「ザ・フォロイング」「リンガー 〜2つの顔〜」のプロデューサー
同時に脚本なども手がけているシンタロウ・シモサワさん。
その関係なのか分からないけど、どのドラマもDlifeではよく
取り上げられる作品だね。

最後に村上春樹さんの言葉、
「周りが暗ければ暗闇になれるのを目が慣れるまで待つしかない」
(ノルウェーの森より)が引用された。

スピンオフ作品とはいえ、日本人の言葉が格言のように語られると
嬉しかったりするね。

■2話目は女性サイコパス

時折頭の中で女性と男性が会話するようにしているやりとりが行わ
れているので、実行犯の女性に対してその男性の声が何処から発信
されているのかが事件解決のカギだった。

しかし分かってみると洗脳だった訳だけど、余程幼少期から酷いこと
をされ人間不信になっていたのだろうか。特定の人に対する恨みなら
ば分かるのだけど、ここまで無差別に犯行を繰り返す背景には、
甲状腺の機能不全で幼少期は太っていていじめに遭い、そして親から
も虐待を受けているとされていた。
そんな彼女が弁護士の資格を取るまでに至るところを見ると、
シリアルキラーの持つ人を操る力は、裏を返せばほどよいカウンセラー
とか自己開発セミナーにもなりえるところがありそう。

しかし陽動されているだけで彼女の中ではサイコパスとしての資質
みたいなものが備わっていたのだろうか?

■4年前の事件

当時14歳の少女が男性・マーカス・グレアム殺されかけた事件が有った。
未遂に終わったのも少女のジルが上手いこと死んだふりをして、犯人
が立ち去った後に自ら通報出来たからで、そういう意味ではとても
聡明な子だった。

犯人は母子の強い絆を打ち破る程に、その隙間に入り込んできた訳
だけど、引っ越しして不安な時期に声をかけられ、カワイイと声を
かけられたことが全てだった。

■囚人と刑事のゲーム

心理ゲーム的内容はドラマの中では楽しいと言えば楽しいのだけど、
このドラマではあんまり勝負している感じにはなっていないところ
も有って殆ど肩すかしに終わっていた。

そもそも今回の事件は囚人から女性を捜す必要など一切無く、
既に面が割れている女性に対して何故彼女のことを追求せずに
囚人のマーカスにばかり目を向けるのかが謎である。

女性は弁護士にもなっている訳だし、自動車にも乗っているし携帯電話
だって使っている。位置の割り出しならば、ガルシアを使ってそう
難しい事ではない気がするのだが・・・

■アメリカ人の特性なのか

今時のアメリカではインターネットでも法学の学士号を取れてしまう
ものなのか。日本ではあんなに苦労して弁護士資格を取るのに、
こうも簡単に弁護士になる事が出来るのか。

そして相変わらず囚人に対するファンが少なからずいること。
そんなファンを認めてしまうところが凄いのだけど、凶悪犯ほど
人気が有るというのはちょっと人間的に歪みすぎていないか?

■ベスは強気

ナルシストな彼はうぶな女性を好み、強気な女性には弱いという。
そこでベスがマーカスと対峙することになるのだけど、駆け引きらしい
駆け引きが無く、どちらが有利な状況にいるのかまるで見えてこない。
挑発の仕方もある意味では定型文過ぎて、如何にも怒らせようとして
いる文言にしか見えないところがあった。

出来れば一度くらいは相手にイニチアチブを持たせれば良いのだけど、
ただ相手を制圧しただけで、相手を揺さぶるシーンもなく、マーカス
にも罪の意識がないだけでこれといって顔色を変えるというシーンも
なかった気がする。

サイコパスは殺人の反芻を楽しむことが出来るということで、そう
いうことをエサとして何か引き出しても良かったのにね。

■ガルシアが孤立

あまり会話で楽しいところがないのが物足りないかな。

「私の趣味は編み物とスープ作りだ」と語っていた。

■信仰心

サムとマーカスのやりとりの中で、
「人の死を見るのが好きか」「神を信じているのか」
としてサムが彼に問うシーンが有る。

逆にマーカスはサムのしているホルスターの印から、サマエルという
天使の名前を導き出し、所詮は神の奴隷だと語る。そんなマーカス
に対して、マーカスの名前はマルコシアスに由来していて、天国から
落ちて悪魔になった天使であることを語る。

最後にサムはサンフォード司祭の元で祈りを捧げる。

元日に放送した日本の人気のドラマ「相棒」では七福神の
大黒天が取り上げられたけれど、財福の神だとされる大黒様も
破壊神シヴァの化身マハーカーラと言われ、シヴァは尸林を住み処
としていることを語り、そんな尸林に住む人物が登場していた。

■使用された曲

・Street Fighting Man by The Rolling Stones

■出演者

サム・クーパー (Forest Whitaker) 「レッドセル」のリーダー
ベス・グリフィス (Janeane Garofalo) 副リーダー
ジョナサン・シムズ (Michael Kelly) “プロフェット”、ベテラン
ジーナ・ラサール (Beau Garrett) 若手の女性プロファイラー
ミック・ローソン (Matt Ryan) かつて英国のある特殊部隊

ペネロペ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 元全米屈指のハッカー、BAU
— (Christopher Nissley) Opening Narrator

マーカス・リー・グラハム (Jay Paulson) サイコパス
レイチェル・ランクロフト (Ginifer King) マーカスの弁護士
マイケル・ストーン (Scott Lawrence) シンシナティ警察
サンフォード (Bill Cobbs) 司祭
マヤ・ヘイゼル (Sarah Aldrich) 古書店
バーバラ (Cyd Strittmatter) ジルの母
ジル (Hayley Chase) 14歳、マーカスに襲われる
— (James Stellos) コンシェルジェ
— (Michelle Gardner) 監察医
— (Brian Fitzpatrick) 看守
— (Barbara King) 女性 / 12号室
— (Sean C. Graham) 男性 / 12号室
リッチ (Christopher Mur) 3人目の被害者
ジェイソン (John Mullen) 4人目の被害者

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