マイ・ライフ ~私をステキに生きた方法~ Chasing Life 第4話 人生の通過駅 I’ll Sleep When I’m Dead

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第4話 人生の通過駅 I’ll Sleep When I’m Dead

脚本/Joshua Senter
監督/Steve Miner

【前回までのあらすじ】

ドミニクはエイプリルに君となら未来を迎えられそうな気がすると
語る。一週間前に白血病だと分かったことを同じ末期がんの人参
売りのおじさんに話すが、家族にはまだ話せていない事を語る。
ベスはスタンに喫茶店を辞める事を語る。ディナーに招待された
サラの恋人候補のベンは娘達からの質問で今夜は息が詰まったという。
ブレナはキーランを家族のことで利用してしまったことを謝罪し
父・トーマス・カーヴァーが書いた小説をプレゼントする。
ボストンポスト誌のエレベーター内でエイプリルはブルース議員と
共に息子のレオが居る事に気がつく。息子にネタがありそうだと
いうエイプリルに対して上司のローレンスは踏み込むなとして
それを止める。エイプリルは人参売りのおじさんから患者の会に
行ってないのかと問われ、そういうのは苦手である事を語る。
しかしいざ行ってみるとそこにはなんとレオの姿が有った。

【ストーリー】

レオは患者の会でみんなに久しぶりだと声を掛け、脳幹の腫瘍、
悪性腫瘍の中でもグレード2だという事を語る。またそれでも優秀な
方だったが、最近スポットライトを浴びせてしまった事を語る。
そしてその腫瘍との付き合いが前よりも難しくなったと語る。
教訓としてみんなに「脳腫瘍にはかかるな」と語る。
一方他のがん患者の女性はみんなに聞きたい事があるとして、婚約者
が私に遭わせて髪の毛を剃ると言っていることを告げ、彼には似合わ
ないしそれをどう打ち明ければいいかと語る。
レオはエイプリルの姿を見て、デパートの店員ではなかったかと
告げ、父のオフィスの駐車場で会ったなと語る。人違いだという
エイプリルだが、その次に有ったのはボストンポスト紙のエレベータ
ー内だと語る。ブルースの息子のガン患者の取材に来たのかと問うと
それを否定する。オレは人の顔を覚えるのは得意だと告げる。
ボクは信心深くはないが患者の会にまでつけ回すのは倫理的にどうか
と思うという。勘違いだと何度も言うが話を聞かないレオは君のこと
は調べれば分かるとして疚しいことでもあるのかと問い詰められ、
逃げる様に帰る。

翌朝6時30分。
目覚ましが鳴り続けているのに起きないエイプリルの元に妹のブレナ
が起こしに来る。ずっと鳴り続けているのに酔っているのかと
すると、あんたを見習ったのよと冗談を語る。ただ疲れているだけ
だと語ると急いで出かける準備をする。
一階に下りていくと何とベスが家に居て母・サラと会話していた。
ベスは元々カフェで働いていたので早起きは得意だという。
サラはベスの今後の人生に悩んでいるので話を聞いていたのだとし、
今は自己形成の期間だと語る。流石は人気のセラピストだとして説得
力があるという。遅れて起きてきて疲れているみたいだとすると
書き直しの原稿が有ったのだと語る。サラはベスに娘を気分転換に
付き合ってあげてと語る。オバサンはタンゴのレッスンに行くと
言ってなかったかと語ると、エイプリルもずっと受けたがっていた
でしょと語る。ベンと行く予定だったので一人では行けないという。
エマは?ブリッジ大会に出かけたわという。エイプリルは私が行く
というと、私も息抜きが必要だという。母と出かけるよりも友達とか
デートとか行けば良いとするが、エイプリルはママと行きたいのだと
いう。ただし薔薇を加えて見つめ合わないでよと語る。

サラが席を外した後、ベスはエイプリルに対して大丈夫か?と問うと
疲れているのは”カ行”のせいではないかという。ただ疲れている
だけだとし、生検にも遅刻だという。お尻に針を刺して骨髄を吸うヤツ
でしょというと、私も一緒に行こうかというベス。エイプリルは
一人で大丈夫だとし、ベスこそ自分の人生に集中してという。
今の私は”カ行だらけ”だとし、カフェインにコンシーラーだと語る。

ボストン小児病院。
ジョージ医師のオフィスに行くエイプリル。
ジョージは一家のカウンセリングの途中だった。生検の予約をしたが
寝坊して電車に乗り遅れた事を語る。予約を取り直せとするが、
エイプリルは今日のために仕事を調整したので何とか出来ないか
という。何故寝坊したのかと問うと、仕事と遊びで疲れていたせいだ
という。それは病気の症状だとし、鼻血とか歯茎の出血、発作など
起きていないかと尋ねるが無いと答える。症状の度合いによって
ガンの信仰具合が分かるとし、生活にも確実に影響してくるという。
私は元気だとすると早く予約を取り直せとし、次は遅れるなと語る
ジョージ。

仕事に行くと、ルケラから貴方は社内記者よねとし今朝の会議に
居なかったから確認したかったと嫌みを言われる。病院に行っていた
事を告げると私は盲腸の手術以外で仕事を休んだことはないという。
ウォーターフロント協会の記事の件で資料のチェックと事実確認
をするよう告げる。法務部はと問うと、あなた得意でしょと。
大至急にするよう告げられ、ヘンドリー記事の更正もあるのだという。
明日決起集会のパーティーの後に書く記事のことで、取材許可証も
あるという。そこでもネタがゴロゴロしているのだとしオバマの時
みたいにだという。

■感想

1話の頃はイマイチだったけど、少しずつドラマとしては面白くなって
来たかな。
一番の興味は白血病が発覚した後のエイプリルの行動とか、どのよう
にして家族や周りに打ち明けるのかということだけど、その結果
何を諦めて、何に拘っていくのかというところにも繋がっていくのかな。

ドラマでは今回ようやくエイプリルが現実へ目を向け始めたけれど、
ジョージおじさんにしてもレオにしても「優先順位の判断は慎重に
すること」だとしているように、間違った選択をすれば人生の駅を
乗り過ごしかねない。そういう意味で死とは背あわせの所で動いている
ところを見れば、彼女がこのまま仕事と恋愛と病気と付き合って
行く事が出来るのか。

このドラマに出てくるそれぞれの人物は、どの人も何処か地に足を
付けて歩いていない部分が有る。
ベスは仕事を転々としていて彼との関係も中途半端。
妹のブレナは勉強も適当だし、家族での約束ごとも忘れがち。
母親のサラでさえも家庭の事以上に私生活の充実を図ろうとしている。

カウンセラーであるサラに全てがかかっているように見えるけど、
やはり家庭の状況をコントロールしているのがエイプリルである感じ
は否めず、そんな彼女がガンだと知った時の影響力は計り知れない
ものがある。ブレナには今回ケンカの口論中に仕事だけでなくガン
とも戦っていることを口にしたけど、ブレナの中でも家族を支えていく
と言った性格が備わっていくのか。

ただブレナにはブレナの人生があり、今回は歴史の課題に於ける
集まりが有ったので仕方がない部分も有るのかも知れないけど、
結局テニスで勝負を決めようとしていたよね。
ブレナとキーランが喫茶店で会話している際に、歴史の課題のパート
ナーのグリアとの出会いが逢った。第一印象は悪かったけど、スポー
ツの勝負を通して二人の仲が深くなった感じは否定出来ない事実。

レオとの出会いは不透明な感じだな。
「キャシーのbig C」のリー・ファロンのような関係になれれば良い
んだけど、この人はガン歴が長い分だけ、色々なことを受け入れつつ
も自由人過ぎて少々金のある人ならではの行動も目に余る。

白血病が必ずしも死に繋がらないとは思うけど、未来だなんだと言う
までにやはり目の前の事をクリアしてから何かをして欲しい気がする。

自分もPD持ちなので、常に何かを犠牲にする生活を強いられている
ので彼女の受け入れがたい気持ちとか、自分の身に何かが有って
ようやく受け入れる流れとかよく分かる。

エイプリルの体には既にアザが出来ていた。
それを隠すようにしてパーティードレス服をベスに持って来てもらい
色んな服を着るシーンは良かったね。

ただ残念ながらこんな事でラケルと争っていたけれど、記事の内容で
争わないとダメだよね。
でも結局レオって何をしようとしたんだろうか。
招待状まで用意したのだから、独占インタビューなんて虫が良すぎる
と言いたかったのか。自分から彼女を釣るようなことをしていた
ようにも見えるけど・・・

ドミニクは病人の件に否定出来立ったので、エイプリルにとっては告白
が難しい一人になってしまったけれど、そんな人ならば寧ろこっち
から振るのか、それとも治るということを信じて付き合っていくのか。

■使用された曲

・Fever Dream by Young Summer
・Hey Na Na by Katie Herzig
・The Ladder by Andrew Belle
・Waves That Rolled You Under by Young Summer
・Happy Faces by Babe Youth
・I Like You by Ben Rector
・Paper and Gun by The Cold and Lovely

■出演者

エイプリル・カーヴァー (Italia Ricci) ボストンポスト誌、長女24歳
サラ・カーヴァー (Mary Page Keller) 母親、心理療法士
ドミニク (Richard Brancatisano) ボストンポスト誌
ブレナ・カーヴァー (Haley Ramm) 次女
ベス (Aisha Dee) 喫茶店勤務、エイプリルの親友
ローレンス (Vondie Curtis-Hall) ボストンポスト誌・上司
エマ・カーヴァー (Rebecca Schull) 祖母

レオ・ヘンドリー (Scott Michael Foster) 議員の息子・訳あり
ルケラ・アヴィラ (Shi Ne Nielson) ボストンポスト誌・政治記事
ブルース・ヘンドリー (Todd Waring) 議員
ダニー・グプタ (Abhi Sinha) ボストンポスト誌・エイプリルの同僚
キーラン (Augusto Aguilera) タトゥー店
グリア・ダンヴィル (Gracie Dzienny) ブレナの同級生
Dr.ジョージ・カーヴァー (Steven Weber) エイプリルの叔父
— (Maksim Chmerkovskiy) Dance Instructor
サーニャ・バダル (Gita Reddy) 選挙マネージャー
— (Tony V.) Conductor
— (Ryan Budds) Waiter
— (Charlie Roy) Construction Inspector

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