Life 真実へのパズル シーズン2 第16話 危険な女 Hit Me Baby

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February 25, 2009
第16話 危険な女 Hit Me Baby

監督/Elodie Keene 脚本/Rand Ravich
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車のロードサービスに電話するチャーリー。
しかしロードサービスの女性は登録されている車と携帯の番号
が違うとして指摘する。チャーリーは複雑な事情が有るが、
元々この車は俺のモノだったが、ある時女性に車をあげたが
やっぱり買い戻したのだと語る。チャーリーはロードサービス
の女性に対して今処にいるのかと問うと、地球の反対側にいる
のではないかと問う。チャーリーは携帯無線のハンズフリーキッド
に接続出来なくなってしまったとして、なんとかして欲しいと
語り、運転中の電話の使用は法律的にマズイのだという。自分
は警察官的な人物だと語る。

チャーリーは犯行現場へと急行する。
部屋を見渡すと被害者がほうきを使って壁に突き刺さっており、
口から何かを吐いた跡が有るので毒を飲まされたであろうこと
を疑う。窓には何故かハトが飛び込んでくるのを目にするチャー
リー。
ダニによると10時間同じ音楽が流れてきたという隣人が管理人に
通報し管理人が調べたところ遺体を発見したのだという。
不凍液をワインに混ぜて殺そうとし、よろめき壁に寄りかかっている
ところを串刺しにしたのではないかという。
また現場には漂白剤、アンモニアなどがあり、塩素を発生させよう
としていたのではないかという。
被害者の名刺を見ると、ジェローム・ラフツ・投資顧問・企業買収
とデリバティブを専門としていることが書かれていた。
投資家ならば顧客の金を大損させて恨まれたモノではないかとする
がチャーリーはそれならば殺すのに、銃やパイプを使うものだろう
と語る。特にパイプは骨の折れる音が聞こえて怨みを晴らすにはピッ
タリだと語る。

室内を見ると被害者本人と女性の写真が多数写っていて飾ってあった。
しかしそこに写っている女性は全て別人であることが分かる。
女性がこれだけいるということは女性同士の嫉妬から発生したもの
なのか。
チャーリーはダニに対して最も気になっているのはハトである事を語る。
窓にぶつかってきたんだという。ダニとそして現場に来たケビンは
まるで口を揃えてタイミングを図っていたように、”鳥は嫌いだ”と
語る。

ケビンはダニを呼び出すと、これからFBIの合同捜査にロス市警
のチームを借りたいと言われている事を告げ、市警の立場として
ダニが行って来いと語る。捜査は数週間のことであり、出世に
関しても良い経験になるハズだという。今日から合同捜査だとし
て、合流することを語る。ダニは現在の事件のことを気にするが
どうせこの事件は男女関係の縺れの事件だと語る。
チャーリーはそんなダニに対して、”土台を固めることだぞ”と
声を掛ける。

そんな中、ボブたちがクローゼットにしまってあったワイアレスの
バックアップHDDが見つかった事を語る。

チャーリーとケビンの二人だけで捜査会議を行う。
被害者はジェローム(38歳)、9年前にノースダコタからロスへ
と出てきてフリーの投資顧問をしていたこと。専門はデリバテ
ィブを扱っていた事を語ると、ケビンにその意味が分かるかと
問う。実際のものに投資するのではなく、関連するものに投資
するものだろうという。業務用のファイルはPCにあるが、
ロックが解除できていない事を語る。
女性たちには金を払った関係であること。1時間400ドルを
支払っているのだという。ヴェロニカには8時間3200ドル、
ハーベーには4時間1600ドル。トリッシュには13時間で4800
ドル。アレクサには9600ドル払っていた。デート嬢の写真を
飾るなんて良く出来るなという。昨夜の相手はアレクサだった
とし、マンションに入る際の防犯カメラ映像があるという。
しかし顔はハッキリと写っては居なかった。通話記録すら
ブレンダ・トリルに何度も電話しているのでデートサービスの
元締めではないかというものだった。
ケビンはチャーリーにはダニの変わりが必要だろうと問う。

チャーリーが相棒として選んだのはかつての相棒ボブだった。
ボブはチャーリーを裏切ってしまったので、相棒に選ばれる
とは思わなかったとし、嫌ならば外してくれという。
いかまたチャーリーと相棒として捜査する日が来るのを夢に
見ていたとのことだった。
二人は女性を金で買っていたことについて、彼には金しか
無かったのだろうと語る。しかしボブは「金はわかれる時
に渡すものだ」としてかつて俳優が語っていた言葉を引用
する。
ボブにデリバティブについて尋ねるが、よく分からない
ことを聞くとチャーリーはテッドに電話する。テッドは
詳しく知ってはいるがそれを素人相手に説明するのは難しい
という。投資顧問が亡くなったのだとして説明して欲しい
事を告げると、破産で死んだのかと問われる。この市場では
最近バブルが弾けたので収入源が有るのであれば別のものでは
ないかと言われる。

大学の講義が終わったところだったテッドの元に探偵の
アマンダが現れる。しかしテッドにはあなたの講義に興味が
あるとして復学する予定である事を語る。

エスコートサービスにいくとブレンダからアレクサとは話せる
かと問う。しかし彼女は突然居なくなったとし、携帯で通話も
出来なくなったのだという。こういう仕事の手前、写真など
は手元になく、本名も住所も知らないのだという。
ボブに対してブレンダに何か質問することはないかと尋ねると、
ボブは緊張しながら犯人を知っているかと直球勝負の質問をする。
被害者とアレクサは専属契約のような状態だったのだという。
もし良かったら従業員でアレクサの仲間から話を聞けばいいと
言われる。
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あるアパートの一室で毒を飲まされ、そして壁に串刺しにされた
男性の遺体が発見される。
遺体現場を調べている際に、チャーリーはハトが窓にぶつかって
きたのを知って違和感を覚える。
被害者の男性・ジェローム・ラフツは名刺によると投資顧問をして
いて、室内に飾られている女性の姿を見ると、そこで得た利益で
女性を買っているのではないかと疑いの目を持ち始める。携帯の
記録から彼が使用しているエスコートサービスの元締めのブレンダ
から話を聞くと、彼はアレクサを専属のようにして呼び出していた
という事だが・・・

被害者と容疑者の二人が相棒のようにして何か犯罪を繰り返して居る
事件なのかと思って見ていたドラマ。

相棒というのが今回のキーワードのようにしてすり込まれていたし、
デリバティブというのが事件のメインとして関わり合ってくる
ものだった。

ケビンがダニのことをキャリアアップの一つとしてFBIへの出向の形
で数週間行かせてしまったけど、ダニ役のSarah Shahiが放送時に
結婚しており、更にはこの年に妊娠していたので、その辺のことが
影響しているのかなと思って見ていた。

ピープル紙によると、10月の記事に大きなお腹のダニ役のSarah Shahi
さんの写真が掲載されているけど、まだ今回のエピソードが放送
された2月ではそうお腹も大きくないのかな。
http://celebritybabies.people.com/2009/10/02/sarah-shahi-steve-howey

-welcome-son-william-wolf/

ダニが居ないことでチャーリーとケビンがコンビを組むのかなと
思えば、ボビーとのコンビが復活だった。
ただそれでも話し相手が必要なのではないかということで、チャーリー
がケビンにこの事に何度も言及する姿が有ったり、チャーリー自身
にも話し相手が必要だということで、ロードサービスに電話して
会話する姿が面白かった。
テクノロジーの発展によって国境がなくなり、結果としてアウトソー
シング化の並みがサービス産業に於いても訪れており、チャーリー
はロサンゼルスから中国製の電話を使ってインドのサービスセンター
にいる君に電話していることの不思議さを説いていたけど、その辺
もデリバティブに引っかけたような流れがあるし、ハトと言えば
伝書鳩を象徴するように、古来の伝達方法に繋がって居るので、
そういう意味で鳩が出てきたのかなという感じがする。

鳩の習性を利用して犯罪者の元に導いていく流れは面白く出来て
いたと思う。

女性には暗殺者はいないとする先入観は有ったけど、今回はタイトル
通り女性が大活躍。ヒットマンは女性だったし、探偵としてチャーリー
の周りを嗅ぎ回っているアマンダは今回テッドを通してチャーリー
邸まで入り込んできた。

テッドとオリビアの関係が未だに気になるものが有るけど、如何にも
怪しげなアマンダという女性が近づいて来たことを知ってテッド
も人が良すぎるという感じで、受け入れてしまうところはなんとも
言えないところが有ったかも。

暗殺者は商売敵を殺害した格好だったけど、女性である痕跡を残す
意味は有ったのだろうか?
日用品を舐めるな的主張で、手近にある道具を使った暗殺方法を
行う人物だったけど、金をかけずに人を殺すという主婦感覚を
持ち込みたかったのか。

FBIと合同捜査の為にLAPDという立場のまま出向したダニ。
レイボーンの殺し(?)に関する疑惑で呼ばれたというよりも、
チャーリーをハメた組織のものたちが、ダニを使ってチャーリーが
何処まで情報を得ているのかを探っているような感じもするし、
そのまんまレイボーン殺しの件で内偵調査をしている部分も有る
のかなというところは感じるところ。

女性が少しメイクを変えると元の人物像が分からなくなってしまう
というところはなんとも皮肉かも。
「目を見ればどんな人物なのか分かるか?」として、チャーリーが
サービスセンターのインド人に問いかけ、「私は添えない相手と
話をするのが仕事だ」と言われる流れもまた面白いものが有る。
そしてチャーリーが電話でダニと会話した際に、ダニは電話口で
チャーリーが何をしようとしているのかサラリと言い当ててしまう
ところがやはり以心伝心していて、如何にも相棒って感じで面白い
演出だった。

・Life End Theme Composed by Jon Ehrilich and Jason Derlatka
・Travisの…Baby One More Time
・PsappのFix It
・The MockersのFunk #50

チャールズ・クルーズ (Damian Lewis) LAPD・終身刑・12年・冤罪
ダニ・リース (Sarah Shahi) LAPD・チャーリーの相棒・元ドラッグ
テッド・アーリー (Adam Arkin) 会計士・チャーリーの財産を管理
ロバート・スターク (Brent Sexton) 元チャーリーの相棒
ジェニファー・コノバー (Jennifer Siebel Newsom) チャーリーの元妻

マーク・コノバー (Martin Grey) ジェニファーの現夫、息子と娘
ジャック・リース (Victor Rivers) ダニの父・警察官
ケビン・ティドウェル (Donal Logue) カレンの変わりに就任するボス
レイチェル・シーボルト (Jessy Schram) 一家惨殺事件の生き残り
オリビア・カントン (Christina Hendricks) チャーリーの父の婚約者

クラウディア (Allison McAtee) “アレクサ”、殺し屋
アマンダ・プルヤー (Helen McCrory) プルヤー警備サービス
エドワード・ザカリア (Erick Avari) ハトの専門家
リズ・レイ (Chane’t Johnson) FBI捜査官
ディーパ (Sarayu Rao) “ジューン”、ロードサービスオンライン
ブレンダ・トリル (Symba) エスコートサービス
ロニー・ポラン (Jeremy Slack) 双子
ミッチ・ポラン (Casey Zeman) 双子
トリッシュ (April Marie Eden) エスコート嬢
ハーパー (Michelle Van Der Water) エスコート嬢
ベロニカ (Traci Ann Wolfe) エスコート嬢
— (Peter James Smith) CSI Tech
ジェローム・ラフツ (Jon Mahlow) 被害者、投資顧問、企業買収・デリバテ

ィブ

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