NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 シーズン5 第11話 リクルーター Tribes

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第11話 リクルーター Tribes
「謎のリクルーター」

脚本/Reed Steiner
監督/Colin Bucksey

【ストーリー】

モスクではアラビア語で祈りを捧げる。
カリドやアブドゥルはモスクで祈りを捧げていた。カリドは「偉大なる
前置の神アラーは我々に恵みをくださった。恵みは分かち合うべきこと。
イスラム教の教えを異教徒にも教えることが我々の努めだ」と語る。
アブドゥルはモスクから出るとフードの男が追いかけてくることに
気がつく。フラフラと歩いて行く中、袋小路にハマりアブドゥルは
懐から銃を取り出すが、相手に撃つ前に力尽きる。フードの男は
アブドゥルの銃を取り上げると、その銃でアブドゥル本人の胸に発砲する。
彼は海兵隊員だった。

トニーはオフィスにやってくる。
するとジヴァは白黒映画の「深夜の告白」でのフィリスとネフのデート
の約束のシーンを見て居た。トニーは何をしているのかとして覗き込む
と、ジヴァは一番良いところなんだから邪魔しないでと語る。映画鑑賞
なのかとして、それなら邪魔はしないという。しかしなんで良いところ
なんて分かるのかと問うと、ジヴァは鑑賞するのは三度目だという。
映画好きではないのだろうと問うと、これは傑作名画だという。
君が知っているハズはないというが、「映画研究」の冊子を見せる。
言葉を覚えるのに映画を見るのが一番良いからと語る。
例えば「失せろ!」とかねと。映画「初体験/リッジモント・ハイ」は
見たかと問うと先週見たとし、ショーン・ペンは天才でフィービー・ケ
イツは可愛いというジヴァ。トニーは必見リストを作ってやると言おう
とするが、ここにもう持っているとして邪魔だという。
マクギーがやってくると、デカイカップを持参でやってくる。
ネバーランドのカップなのかと問うトニーに対して、陶器の店で半額だ
ったとし6個で10ドルだという。それにしてはデカ過ぎないかと問うと、
お代わりを取りに行くのが面倒なので良いという。ガキっぽいなという
トニーはマトモなのはボクだけかという。そんな中ギブスがやってきて
事件が発生したことを語る。

場所はアナコスティア18番通り。兵士がこんなところで死ぬなんて・・
ここよりバクダッドの方が安全そうだというマクギー。指輪と時計と
サイフが消えているというジヴァ。政府支給の銃によって撃たれている
こと。ダッキーは銃による死亡事件のウチ30%は被害者自身の銃による
ものだという。ジミーに遺体を見てどう思うかと尋ねると、出血が
少ないことを指摘する。ダッキーは遺体モルグに持ち帰るまで死因は
特定出来ないと語る。これはスンニ派だという。何故分かるのかという
ギブスに対して、もしもシーア派ならばトルバを持ち歩くという。
「J.Q.」のハジみたいなもの?というトニーに対して、それはターバンだ
という。トルバというのはシーア派が祈りの際に額に押し当てる小さな
石のことで。敬虔な信者は額にタコがで来るのだという。ジヴァは
スンニ派のモスクが近くにないか検索中だと語る。マクギーは近所の防犯
カメラを調べると語る。
ジヴァは東2ブロック先にモスクがあると語る。

ジヴァとギブスはモスクに行くが、女人禁制だという。
ジヴァはそれなら待っているというが、カリドは良いんだよと語る。
文化の違いに関しては理解しているというジヴァ。私はユダヤ教徒だから
分かると語る。この人がここに来ていないかとして、この近くで殺されて
いた事を語ると、私の息子だというカリド。

カリドをNCISのオフィスに連れて行き話を聞く。
敵は居たのかと問うとご子息の持ち物を調べたいことを語る。まずは家族
に死を知らせたいというカリド。

アブドゥル・モハメッド・バクル(23才)。海兵隊の兵長で対テロ部隊。
イラクではブロンズスターとパープルハート勲章を受け取っているとし
イラクには3度も派遣されていた様だというマクギー。犯罪歴が有り
D.Cで暴行傷害で2回起きているがいずれも不起訴だという。
兵士だから見逃されたのか。人事担当の将校と話して事情を聞くという
トニー。マクギーに対して防犯カメラはどうだというギブス。
マクギーは確かにあの路地に入っていること。彼は電話を持っていて、
ボタンを押している映像が有り、そして電話機を捨てていた。しかし
あの日彼には通話記録に送受信はないという。マクギーは電話を探せとし
トニーは将校の元にいけというと、トニーはジヴァにボクと来てくれと
語る。

二人は海兵隊の映画の最高傑作について語る。正解は「フルメタルジャ
ケット」だというトニーだが、ジヴァは「ア・フュー・グッドメン」
だよと語る。
そんな中、人事担当将校・ミルズ大尉がやってくる。
バクルが今朝殺されたことを語ると、彼は良いヤツだったという。
過去の傷害事件に関しては全て売られたケンカだったという。人事記録
を見せて欲しいというトニー。オフィスの壁に飾られている写真を見て
コーチもしているのかと問うと、普段は保護観察官として生徒の指導
をしているという。予備兵の指導だった。人手が不足しているのだという
こと。彼はケンカが原因で殺されていると思うかと問うと、
バクルは良い奴だったという。イスラム教徒なのでケンカもそのせいだ
とし、同胞を擁護して反感を買ったのだという。反米活動に共感を示した
ことは?ないという。

ダッキーの元にギブスがやってくる。
ダッキーはジミーに色々と検視官として指導していた。撃たれたのに
血を失っていないこと。弾を貫通した瞬間に心臓は血を送り出すことが
無くなるとし、座った格好で死んだので流れ出す量は少なくなったの
だろうという。血液を取り出すと、アビーに薬物検査をしてもらって
くれという。ジミーは見込みがあるというダッキー。
ダッキーは銃創が死因だろうと語る。防御創がなく、裂傷、擦過傷、
打撲傷も見られないという。切開して体内に傷が見つからねば格闘の
痕もないという。ギブスは訓練された兵士が抵抗もせずに銃を奪われる
ことなどあるかという。
そんな中切開しようとすると、ジヴァがやってきてそれを止める。
カリドがやってくると、ダッキーに対して息子の遺体を切らないで
欲しいという。信仰を尊重して頂きたいとし息子が天国で安らげるよう
にして欲しいとのこと。しかし解剖は殺人事件に於いては義務だという
ギブス。しかしそれに反論したのはダッキーで、私には選ぶ権利がある
とし、解剖は出来ないと語る。

■概要

イスラム教徒で海兵隊のアブドゥル・バクルが自分の銃で殺害される。
海兵隊員故に争いもせず自分の銃を奪われて殺されたことに、腑に落ち
ないギブス。死因を調べるためには解剖する必要が有ったが、イスラム
教徒として天国に行く為には、遺体に切り刻むことは御法度。
殺人事件故に司法解剖は義務だというが、ダッキーもイスラム教徒の
慣習を尊重したい事を語る。そんなダッキーの主張の裏には、かつて
ボランティアの検死官として国連軍に加わりボスニアに行った時の
ことが有った。

■感想

ジヴァさんが映画見て英語を勉強すると言っていたけど、これって
トニーと話題を合わせるためのジヴァの努力って感じがする。
ジヴァはやはりトニーと色々とコミュニケーションを取って近づきたい
のだろうね。

前回のエピソードでチビトニーみたいな映画っ子が、トニーに映画対決
で挑んだ感じで、トニーも随分と張り合っていたので、それを見て
ジヴァもトニーと絡みたかったのかも。

ただ映画を見て英語を覚えるとか言いつつ、ジヴァは・・

「カッコーの巣の中で」
「明日に向かって撃とう!」

という彼女の大ボケっぷりが最高でした。

「カッコーの巣の・・」の時はトニーも「(カッコーの巣の)上で」だよと
突っ込んでいたけど、流石に「明日に向かって撃て!」の時には突っ込ん
でいなかった。

■マイノリティに対するアメリカでの扱い

今回はアメリカに於けるマイノリティの存在、そして宗教、思想、教義
の自由に関する是非が問われるものだった。

ジヴァはその中でもイスラエル人でユダヤ教徒だった為に、
今回の被害者遺族でアラブ人・カリドと心を通わせられる一面が
有ったのかも知れない。

人間は色んなところで細分化されていると改めて感じさせるけど、
細分化の最も基本は男と女だと思う。モスクの中には女人禁制だと
いうことでジヴァは入れない訳だけど、カリドは異教徒にも理解を
求めている人物故に、捜査上ジヴァがモスクに入れるかどうかで否定
してしまうとなると、これまた一方的な主張となり、受け入れられない
ものとして写ってしまうよね。

ジヴァとカリドが語り合うシーンは興味深かった。
遺体をMRIで調べる際にジヴァはお茶を持って来た。
その際にカリドから色々と尋ねられ、カリドは彼女がイスラエルの
ユダヤ人だということを聞いてハイファに行ったと語る。ジヴァ
自身も夏にハイファに行ったこと。イスラム教徒に偏見がないのは
幼いときから近所の人たちはイスラム教徒で、一番の親友もまた
アラブ人だったことを語る。彼女が12才の時にイスラエルがホテルを
空爆したことで、亡くなったのだという。

■イスラム教

色々とスンニ派、シーア派など言葉は何度も耳にしたことがあるけど
一般的に見てそれを見分けられる人は殆どいない。
今回の被害者はスンニ派に属していた人物。トルバ、ハジ、ターバン
などの有無を通して知識あるものならば見分けることが出来るのかも
知れないけど、少なからず関わり合いがないとまず何が何だか分からな
いよね。

「コーランからも着衣からもミスババからも証拠がでない」
ミスババとはお祈り様の数珠でロザリオとはまた別のものだとアビーは
語っていた。

■アビーのラボ、ラビー

宗教の話が出てきたので、ユダヤ教の宗教的指導者”ラビ”に因んで、
アビーがその言葉に引っかけて語った言葉なのかも知れない。

アビーのラボでもある意味理解出来ない言葉が多いという意味では
異文化的・宗教的意図を持って語った感じ。

指紋を調べたり、靴を調べた際に、リン、硝石、セムテックス、C-4
が検出されたことを語る。

被害者はイラクで爆弾処理をしていたのか、それとも国内で爆弾を
いじったのか。

アブドゥルのパソコンから、イスラム過激派サイトにアクセスしていた
形跡が有り、アルカイダが連絡に使っているサイトだとされていた。

■遺体を切らずに調べる

日本でも暫く遺体をMRIに入れることは厳禁だったけど、日本人の不審死
に対して検死解剖・検視されることは僅か1割程度。コストの問題なんか
も有るのだろうけど、そこで近年ではよく「Ai(死後画像診断)」
が取り上げられる。日本のドラマ「チーム・バチスタ」でもそれが
行われた。

今回はその装置を使うために、ベセスダ海軍病院のダンラップの助けで
MRIを使用させてもらっていた。勿論違法で、みんなに目をつむって
もらい法律違反を犯した格好だった。

今回の被害者の遺体は変死と言ってもよく、死亡しても血が殆ど流れ
なかった。ダッキーは終盤までは死因は銃創によるものだとしていた
けれど、最終的にはこのMRIを利用した結果、強大な磁力によって
針が体内から出てきて、その中に毒が含まれている事を知る。
注射針は現在ハイカーボンステンレス鋼で作られているので磁気性は
ないけど、この針は古い。
またバイオトニックス社製の毒で毒の種類はヒョウモンダコだった。

■地味なネタ

・ギブス早期警戒システム

アビーが部屋の入り口にプチプチを置いていた。
アラブ人はテントの外に枯れ枝を置いて誰かが来たら分かるように
している。

・ギブスの元部下・ブレント・ランガー

モスクが怪しいので盗聴器を仕掛けに行こうとしたら既に盗聴器が
仕掛けられていた。FBIが使用する周波だとしていたけれど、こんなに
簡単にNCISがFBIの盗聴器を受信してしまったらすぐにバレそう。

ブレントを見たジヴァとトニー。

「嫌なヤツだ」
「良いお尻~」
「ああいうヤツがタイプか?」
「何よ悪い?カワイイ。言わないで」
「「ブロードウェイと銃弾」・ウディ・アレンか」

と映画ネタにスライドさせていく。

因みにブレント・ランガー役のJonathan LaPagliaは
「コールド・ケース」でのカーティス・ベル検事補役。
兄のAnthony LaPagliaは、「FBI失踪者を追え!」の主人公・ジャック
の実弟。

・マクギーの陶器のカップ

コーヒーを入れていたけどデカさが凄い。
アビーのカウパフのカップも相当巨大だけどね。
ただコーヒーって冷めるとあんまり美味しく無くなるのでカップは小さい
ものが多いのではないのか。

・最後は見ない事に・・

犯人を殺したのは復讐したカリドだったけど、ギブス眼力で見ない
ことにしたようだ。

■使用された曲

・Phantom Rebirth by Dominic Kelly

■出演者

リロイ・ジェスロ・ギブス (Mark Harmon) 主任
アンソニー・ディノッゾ (Michael Weatherly) “トニー”
アビゲイル・シュート (Pauley Perrette) “アビー”コンピュータ
ドナルド・マラード (David McCallum) “ダッキー” 検視
ティモシー・マクギー (Sean Murray) コンピュータ
ジミー・パーマー (Brian Dietzen) ダッキーの新しい助手、検視
ジェニー・シェパード (Lauren Holly) NCIS Director
ジヴァ・ダヴィード (Cote de Pablo) モサド

カリド・モハメッド・バクル (Shaun Toub) イスラム教徒・スンニ派
ブレント・ランガー (Jonathan LaPaglia) FBI捜査官
ライアン・サイクス (James Parks) バイオトニックス社
ジム・ミルズ (David Haydn-Jones) 大尉、人事担当将校
Dr.ドナ・ダンラップ (Jennifer Hetrick) ベセスダ海軍病院の医師
— (Fred Toma) イスラム教徒・スンニ派
アブドゥル・モハメッド・バクル (Walid Amini) 23際、海兵隊兵長対テロ
— (Maria Zambrana) Stevedore

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