January 6, 2008
第5話 結婚記念日の過ごし方 Stay With Me
監督/Steve Gomer 脚本/Kevin Wade
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ゾーイとエリックは朝目覚める。
今夜学校のオークションで競り落としたシェフが食事を作る
ので女性友達を呼んでちょっとしたパーティーをすることを
エリックに伝える。エリックはそんなことは聞いていないと
言うが、ゾーイは伝えたとして嘘を付く。何年かぶりの大きな
取引で現在パニック状態だという。エリックから木曜日はどう
するのかと問われゾーイは戸惑うが、木曜日は結婚10周年記念
だと言われ、ゾーイは忘れていたことにばつの悪い思いをする。
エリックはボクも忘れやすいとしてフォローするが・・
私も世界を止めてあなたと一緒に居たいとするが、仕事がどう
しても折り合いが付かないという。しかし互いに木曜日を過ご
せる様に予定を調整しようと語り合う。
ジュリエットはデービスを呼び出す。
デービスを自宅から追い出したジュリエット。デービスはホテル
暮らしを余儀なくされていた。デービスは追い出される程の
罪を犯したのかと問う中で、みんなには試験的な別居だと言って
いるのだと言われる。ジュリエットがデービスを呼んだのは
娘のエミリーのことだとし、インターネットに過激に飲酒を
臭わすようなプロフィールサイトを作成していたのである。
今週は停学処分になり、校長がワシントンから戻ったら面談
することになっているという。デービスは歯列矯正やポニー
テールをしていた頃が懐かしいとして、娘の問題を嘆く。
デービスは家族がやり直すためにも今の家を売ってウェストチ
ェスターに引っ越さないかという。家族が再出発するにはちょうど
良いとするが、郊外に移ったとしても離婚する時はすると語る。
チェイスン校でなんとか再起を求め、それで駄目ならば寄宿学校
に行かそうというデービス。
そんな中ジュリエットの元にゾーイから電話が鳴る。
デービスが貴方名義の口座を付きって居るとし、何の為か調べ
て置くかと問われる。ジュリエットは知りたくないと言うが・・
一方ゾーイはチューリッヒから電話が鳴る。
GS投資銀行のチューリッヒ支店に勤務するニコラスからの電話
だった。テレビ電話で会話する二人。二人が対応している
エリスからの要望書に関する打ち合わせの電話だったが、
互いテレビ電話では何千回も有っているのに、実際に逢った
ことはなかったのである。しかし互いに家族のことを話していて
家族の近況を語り合う。出張ばかりで大変な日々だとするニコラス
の言葉はゾーイにとって最も理解出来るものだった。
自分も仕事で手一杯のホームパーティーのことを夫にいうのを
忘れて思わず嘘を付いてしまったと語る。ゾーイは友達からは
ニコラスのことを”オフィスの伴侶”だと言われていることを
語ると、私の方では”デスクの愛人”というニュアンスで言われる
ことが多いという。逢ったことは無いのに・・・と告げると、
明日ニューヨークに行くのでようやく顔合わせが出来る様だと
ニコラスは語る。
ミアは部下たちから最近クライブがやたらと苛立って当たって
くることの愚痴を聞かされる。発行部数は伸びているし、問題は
ないこと。ジェニファー・アニストンの表紙を断っただけでペット
ボトルを投げられた事を告げると、彼女が掲載されると発行
部数が伸びるからねという。しかし私が担当しているのはカーマガ
ジンでありイメージが違うと語る。
そんな中クライブがやってくると反逆の相談か?と問われる。
ミアとジェイソンはゾーイ家のディナーパーティーの為にやって
くる。何か知っておくべきことは有るか?と問われるが、病院
とは違うとしてそんなに堅苦しいものではないという。
学校のオークションで落札したデュック・リシャールシェフが
作るディナーパーティーだとして、説明する。
ミアはジェイソンのことをみんなに紹介すると、一同はようやく
噂のジェイソンに逢えたとして喜ぶ。ケイトリンはアリシアも
連れてきていた。ジェイソンはデュックの料理に興味が有るので
キッチンへと向かうと、女性達はジェイソンがステキな人だと
口々に語る。とてもマジメな人でまでセックスにまでは至って
いないというミア。先ずは心からジャックを追い出さないと
いけないわねという。
そんな中アリシアはちょっと体調が悪いとして席を外す。
一方ゾーイ家にいるアダムが色々とワインを持って来たり
手伝いをしていた。ゾーイはミアに見て欲しいものがあると
してアダムが撮影してくれた写真をクリスマスのカードに
使いたい事を語る。とてもよく撮れている事を語ると、彼は
とてもキュートな人だと語る。エリックが見つけてくれた
シッターだという。
一方ゾーイはエリックが初めてニューヨークに来るので逢う
ことになったと語る。彼が来ると聞いて思わずブルっとした
ことを告白する。
オフィスの伴侶を見つけるのは現実のそれよりも難しいという
ミアはジャックが居れば・・と呟く。そんな中ジェイソンは
病院から呼び出しがあって抜け出す。
彼ってホントにマジメなタイプだという。
ジュリエットはゾーイと二人きりになると相談する。別居して
から初めての外出だというジュリエット。エミリーが学校で
問題を起こした事を告げ、夫はウェストチェスターで再出発を
しようとしている事を語っているという。ゾーイは彼は家を売れば
キャッシュが使えると思っているのだとし、何故デービスに
金の管理を任せるのかと問う。夫婦共通の口座だから離婚弁護士に
相談して差し止めしないと金は取り戻せない事を語る。
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■ミア
部下からは上司のクライブの愚痴。クライブからは、私生活
が上手くいっていないのかストレスを抱えて、無理な要求を
突きつけられて板挟みになる彼女。
男性との関係に於いてもジェイソンという相手を見つけるが
未だに元婚約者だったジャックのことを心の何処かで引きず
っている姿がある。
ゾーイが雇ったアダムという男性。
写真の仕事もしているらしく、仕事を求めている感じ。
ゾーイもアダムはミアに紹介して仕事を受けられるよう
間に立ったという形なのか。
ジェイソンという恋人候補がいるも彼はマジメ過ぎる
ところが有ってどうも関係が進展しない中で、アダムは
ミアの中にどんどん入り込んできてはアピールしてくる。
更に仕事だけでなくデートにも誘うようになり、ジェイソン
と別れた後に写真の件で逢うことになり、ゾーイの家で
有った瞬間激しいキスをしていた。口紅がもの凄い乱れ方を
していたことと、ゾーイの自宅でキスしていたということ
でゾーイからはイエローカードが出されていた。
まぁ子供たちがいるので当然か。
■ゾーイ
結婚して10周年記念の日が木曜日にある。
彼女自身仕事のことが手一杯で仕事以外のスケジュールを
正確に把握していないところがあり、オークションで落札した
自宅で有名シェフからディナーを作ってもらう権利を落札
したことも旦那にいうことを忘れていた様子。
更に結婚記念日のことも忘れていて、夫に指摘されるまで
忘れていた。大抵男性が忘れているのだけど、この家庭、
社会的ステータスとしては母親に部が有るので、仕事人間
はそういう家庭行事を忘れるものなんだろうなって感じ。
仕事では今までテレビ会議でしか逢った事の無かった
スイス支店のニコラスがニューヨークに来る事になり
初めて遭うことになる。友達からは「オフィスの伴侶」と
呼ばれるまでの人。同僚のクレイトンはクソ男だし、
リサーチを担当しているキャサリンに関しては、初めてニコ
ラスと逢う際の態度を見て、ニコラスもその性格を把握
していた。
ゾーイが浮気するならばこの人しか居ないって人物であり、
そして木曜日の結婚記念日には、サウスハンプトンでクライア
ントのエリスから話し合いたいことがあるとして呼び出される
ことになる。
ゾーイって前回の息子・ルークの誕生日でもそうだったけど
必ず家庭の行事と仕事が被るように出来ている。
サウスハンプトンでの会議を設定したのはニコラスなのか
クライアントなのか。もしかしたらニコラスが彼女を
誘うためにしたことではないかとする疑惑が有る中でそれを
否定していたけれど、ディナーにいくような気配にはなって
いた。しかし夫がさりげなくバッグの中に潜めて置いた
家族写真(10周年のプレゼントはアルミ製のものらしい)を
仕込んで置いたお陰で、浮気にまでは至らなかった。
急いで帰宅するが運悪く互いにハンプトンとマンハッタン
ですれ違うことになるも、結果としてハンプトンで過ごす
ことが出来たようだ。
■ジュリエット
未だにデービスとはグズグズな関係。
取り合えず家から追い出したまでは良かったけど、デービスが
共同財産を管理しているというし、なかなか難しいところ。
そもそもデービスがこの一件でまるで自分に問題は抱えていな
いような口ぶりを見せていたところが気になる。
両親がケンカしていることもあり、娘のエミリーはちょっぴり
学校で問題を起こす。親に存在を見てもらいたいとするシグナル
なのかも知れないけど、まだまだカワイイものだ。
自分は不良ではないとし、学校では普通に誰もが行っている
ことだとしていたけど、本当のところはどうなんだろうね。
エミリーは学校には行きたくないし、自宅にはもっと居たく
ないとして寄宿学校に自ら行きたいと語っていた。
そもそも夫婦が不仲になった原因である、デービスと
シーラの件は、シーラの息子のブライアンから聞いている様で
それが原因で迫られたこともあるらしい。
転校させるべきなのか。夫の提案を受けて郊外で暮らすべき
なのか。
ジュリエットは同級生で別の学校の校長をしているフィオナ
に逢うと、今のエミリーは当時のジュリエットそっくりだと
いう。それを聞いたジュリエットも娘に当時の自分のような
寂しい思いをさせてはいけないと感じたのだろう。
その気持ちがエミリーにも伝わり、深夜にエミリーがジュリエ
ットのベッドに来たときには二人の良い関係が描かれた感じ。
早速離婚に向けて弁護士をつけようとしたが、優秀な弁護士は
デービスに取られていた。
それにしてもエミリー役のAddison Timlinは可愛いですね。
タムリンというと、80’90’のゲームオタクの私としては、
バショウハウスとグローディアが開発した「エメラルドドラゴン」
でアトルシャンと共に行動する仲間で、やたらとレーザーを撃ちま
くっては使えないAIの下で行動するキャラクターを思い出す(笑)
■ケイトリン
相変わらずグダグタとした恋愛が続く。
性的嗜好の流れもそうだけど、アリソンが妊娠していたという
ことを聞いてもまだ付き合おうとしているところは凄い気が
する。妊娠とか抜きにして自分の事をこれだけ真剣に見てくれ
ている人がいないとしているけど、彼女の周りには友達だって
いるし、それに気が付いていないだけじゃないのか。
問題はやっぱり夜の生活とかどうなのかというところに
たどり着かないのかな。この辺の心理は正直よく分からない。
男性相手にもいけるし女性でもいけるバイセクシャルっぽい
感じだけど、デート初日で関係を持ってしまった相手を
見る限りではやはりケイトリンに男性が合っている感じはするか
な。
■使用された曲
・Untouchable by Melissa Jimenez
ミア・メーソン (Lucy Liu) 雑誌の敏腕編集長
ゾーイ・バーデン (Frances O’Connor) 大手投資銀行のM&A担当EX
ジュリエット・ドレイパー (Miranda Otto) ラグジュアリーホテルチェーン
COO
ケイトリン・ダウド (Bonnie Somerville) 化粧品会社マーケティング
エリック・バーデン (Julian Ovenden) ゾーイの夫、建築家
デイビス・ドレイパー (Peter Hermann) ジュリエットの夫、浮気
ジャック・カッティング (Tom Everett Scott) ミアの同僚、プロポーズ
アリシア・ローソン (Lourdes Benedicto) 広告代理店、ケイトリンと・・
キャサリン・カトラー (Kate Levering) ゾーイの部下
エミリー・ドレーパー (Addison Timlin) 娘、ちょっと反抗期
クライブ・ヒューズ (Daniel Gerroll) ミアの上司
ルーク・バーデン (Nicholas Art) 息子
サーシャ・バーデン (Peyton List) 娘・バレエ
レイフ・グロップマン (Harris Yulin) 離婚弁護士
ジェイソン・チャン (Jack Yang) 脳神経外科医、ニューヨーク大
トッド・マクドーネル (Jason Antoon) ミアの部下、ジャックの元部下
サム・モーガン (Chris Beetem) ケイトリンがトイレで知り合う
アダム・カーター (Val Emmich) シッター、カメラマン
フィオナ・ウォーターズ (Mary B. McCann) 校長、ジュリエットの同級生
ニコラス・ブランチ (Scott Cohen) GS投資銀行チューリッヒ支店
パトリック (Griffin Matthews)
トレイシー (Kate Guyton) ミアのアシスタント
ウォレン (Ted Koch)
ローラ・シェパード (Julie Basem)
— (Cuyle Carvin) Publisher
— (Tyler Barnes) Man
— (Emily Reed) Chic New Yorker