Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン3 第10話 消えた潜入捜査官 Zoo Story

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第10話 消えた潜入捜査官 Zoo Story

脚本/Leo Geter
Jim Leonard
監督/Michael M. Robin

【ストーリー】

病院に運ばれたフリッツはグリーン医師から冠動脈が3本中2本が90%
以上詰まっていたとし非常に重い状態だと言われる。また不整脈も
出ているとのこと。フリッツは治りますかと尋ねると、ストレスを
減らして食生活も見直せばねと言われる。このまま仕事を続ければ
障害が残る可能性もあるという。しかしフリッツは仕事は辞められない
とし転職したばかりだという。ストレスはかからない仕事だとし、ロス
市警特殊作戦部本部長補佐だと語ると、職務内容を問われマネジメント
で作戦の支援もするという。医療の進歩で回復は早められるが極度の
緊張を強いられる仕事は命を縮めかねないという。この27年間毎日
が命がけだったこと。今回の職は仕事というよりも使命だとし、給料
もあがるし、保険の給付金も桁上がりなので僕には必要だと語る。
それならこのペースメーカーをつけて仕事をしてみてくれという。
様子を見てみようとし24時間絶対に外さないようにと語る。
これはあの除細動器の70%の電流が流れること。そして言われた薬は
全て飲むこと。血栓を防ぐ強い薬も出すので、”デスクワークで”銃撃
されたら血が止まらなくなるという。生きていたら来週も来てという
医者。

サイクスは巡査が一名失踪したと報告。
巡査はケイト・シャーマンで恐らく拉致だという。シャロンはその推測の
根拠は何かと問うと若い女性が二人このクラブ”ズー・ゾーン”から
失踪した為だという。ケイトは潜入していた捜査官だと。
シャロンはケイトに援護はついて居なかったのかと問うと、フリンは
ついていたがそのせいで縄張り争いになっていると語る。署員失踪、
拉致、殺人は重犯課の管轄でしょというシャロン。フリンは特殊作戦部
(SOB)に言ってくれという。なぜSOBのかと問う。バズは女性トイレに
防犯カメラが設置されていたとし、あってはならない場所に・・と語る。

クラブの経営者は?調査中であり行方不明だというサイクス。
サンチェスは客たちはケイトのことは全員知らないとしていること。
警察だということを隠していたのかというシャロン。
タオはケイトの使った缶やカップを押収するという。彼女ではなく
犯人が薬を摂取させた可能性があるからだと語る。

そんな中アン・マクギニス警視/特殊作戦部がやってくる。
シャロンはSOBに助けを求めていないという。プロペンザは消えた警察官
に思い入れがあるらしいと。アンはケイトはウチのギャング諜報課の
一員だという。一晩貸しただけだという。失踪課のロビー・オデルノ
は説明する。女性2人が失踪していること。何故ケイトは捜査に参加
したのかと問うと、彼女は消えた二人に欲似ているのだという。犯人
は被害者を選んで拉致していること。ウチには似たタイプの女性が居なく
ケイトを借りたのだという。
クラブ”ズー・ゾーン”は18歳以上が入れるナイトクラブで21歳未満はピ
ンクのリストバンドでバーには行けないこと。入口の所で別れて僕は
バーの方に行きケイトはダンスフロアへ行ったという。ケイトは注意を
引くとして多くの男性に声を掛けていったとし10分起きに無事を確認
して、彼は二階からフロアをみて居たという。午前1時、ケイトは
忽然と消えたとし駐車場の車を全て見たがケイトは居なく、1時15分に
応援を要請し店を封鎖したという。パトカーは付近を調べたが手がかり
はなかったというプロペンザ。1時48分にやっと私に連絡が来たという
アン。サンチェスはケイトの携帯は1時11分に電源が切られていると
し、最後はハリウッドフリーウェーを南1kmほど行ったカフエンガ大通り
の辺りだという。アンはアカデミーの学生を使ってでも虱潰しに探すと
いうが、シャロンは捜査は極秘裏が良いと語る。サンチェスにパトロー
ル警官にケイトの携帯を探させてと頼む。通常のクラブで使うドラッグ
は検出出来ないとし、もっと詳細に検査するなら費用もかかるという。
プロペンザはズーゾーンの詳細が分かったとし、ビルの所有はワイルド
アニマルインク名義で所有者は国外にいる制限納税義務者で、モルドバ
から経営指示を出していたという。支配人はまだだという。タオは
モルドバは旧ソ連に属していた国で、現在も売春やポルノ、貧困の代名詞
となっているという。バズはズーゾーンの女子トイレのカメラ映像を
確認したがケイトの姿はないという。

テイラーは失踪したドニー・ウェブは先週、エマ・レーンは一ヶ月前
に居なくなったが19歳なので家出扱いだったという。ジニーが同じ場所で
消えたので失踪扱いになったという。援護が少なすぎたのだとしてアンは
オデルノを猛非難する。しかしオデルノは下見に行っただけで手順を
守らなかったのはケイトだという。あなたが責任者でしょというアン。
テイラーはそんなアンに対してこれは重犯課の管轄だという。アンは全
署で捜査すべきだと主張するが、表向き私たちはナイトクラブで姿を消
した若い女性を捜していることになっているのだというシャロン。犯人
に拉致の少女が警察だと気がつかれた瞬間ケイトは殺されるというテイ
ラー。君の気持ちは捜査とは無関係だとしSOBは捜査から手を引けとし、
部下には一切情報を漏らさず口を挟むなという。私がケイトをこの捜査
に抜擢してきたのだという。これは命令だというテイラー。手を引けと。
失敗は許されないわよというアン。

ラスティは母・ベックの元にいく。
彼女は留置所に拘留されていた。来てくれて嬉しいという母はこんな
姿は見せたくなかったという。薬はやっていないとし万引きで逮捕され
たのだというが誤解だという。偶然高校時代の友達が店の前を通り
声をかけに行ったという。この機会を逃せばいつ逢えるか分からない
からで、そしたら逮捕されたという。ビタミン剤とお菓子を盗んだと
されただけだとし、保釈金は5000ドルだという。その金に驚くが母は
その10%で良いとし、保釈金を貸してくれるところがあるという。500ドル
なんて大金どう手に入れるんだとすると、「もうあんたは通りでやって
いないのか?」と語る。それを聞いてラスティは激怒する。

■感想

フリッツが前回のラストで心臓発作になったことも有り心配された
けど、タオに助けを求めたとはいえ自分で歩いて誰にも気がつかれない
ようにして出て行く所は凄いな。というかそんなこと出来るものなの
か。この期に及んでもキャリアの為に周りに黙って居ようとするのだ
からフリッツは何処に向かっているんだって感じだけど、やはり彼に
神経を使わせたのはブレンダとその猛烈両親だったのではないかと
今思うとそう感じるところもある(笑)
というのは冗談だとしても、何処まであの状態で捜査官として参加
出来るんでしょうかね。
そういえばブレンダの父親も確か心臓発作を起こしていなかったっけか。

今回はそんなフリッツが特殊作戦部の本部長補佐になってから初めての
事件だったということも有り、取りあえず触り程度関わった。
その代わりにその部下のアン・マクギニス警視は自分の部下が勝手に
貸し出されて拉致されたことに憤怒し、重犯課の捜査手順を如何にも
壊しそうな役柄で登場する。

失踪課のオデルノが拉致されたのは失踪したケイトが手順を守らなかっ
たからだとしていたけど、ケイトもアンの捜査に対する感情が先走る
ところがあるのかな。
アン・マクギニス警視役のLaurie HoldenはS3-7にも登場している。

第7話 合同捜査 Two Options 脚本/James Duff Mike Berchem 監督/Michael M. Rob...

「ズー・ゾーン」で拉致されたものたちは果たして何処に行ったのか。

■過去にも類似事件が発生している。

ズーゾーンでは、ジニー・ウェブとエマ・レーンという人物が失踪して
いると語っていたけど、タオは過去の事件を調べると別のナイトクラブ
で失踪した5人の女性がいるとしていた。

モニタの失踪者リストには以下の名前が書かれていた。
Natalie Wallis 1998/12/8
Stacy Nicholson 1999/5/11
Aimee Diaz 1997/11/4
Debbie Shultz 1996/1/19
Sara Ramos 1997/7/5

これらの人物はやはりウィルショー姉弟が誘拐しメキシコに売り出して
いたのだろうか?

■世の中ズーゾーンだらけ

クラブの名前はまさにズーゾーン。拉致される現場。
トイレにはオーナーが盗撮をしているというとんでもない場所。
拉致されたものが入れられていたのは馬小屋の地下室という名のズー
ゾーン。
そして何よりも息子のことを便利屋としか思っていない母親は
刑務所という名のズーゾーンに入れられている。

ラスティが母親に会いにいったのに、母親からは早速金の無心。
しかもそれは保釈金の要求だということで、ショックも倍増。
5000ドルという高額なものだとすれば、母親は一体何をしたのか気になる
よね。ラスティとしては万引きだけなら許す気だったのだろうか?
結局ドラッグが絡んでいて、ドラッグというキーワードは至る所で
散見される。ラスティに対して金の為には息子が売春している
ことなどお構いなしなのだ。ドラッグはそれだけ人間の心を壊す
ものとして存在している・・・と思ったけどドラッグとはある意味
では人間を陥らせる道具の一つでしかない。

フリッツは血液が詰まっているので相当色んな薬を飲まされるみたい
だし、馬に使用される鎮静剤(重炭酸ソーダとクレアチンが特別に調合
されたもの)は、被害者を拉致する為に使用された。更にその後
薬の名前はアセプロマジンと称して「エース」や「ACP」として流通
していることが分かる。
そしてラスティの母もまた万引きと称してビタミン剤、菓子だけでなく
服や靴、そして覚醒剤も入っていた。

■テイラーが強く出た。

今回の一件でテイラーはこの一件はあくまで重犯課の捜査だとして
アンに命じていた。
テイラーがここまで強く言えるなんて珍しいよな。
その代わりに必ず助けてとのことだけど、状況は相当厳しかった。
先にジニーを逃がしたケイトだけど、ジニーの遺体が結果として
ケイトを助けるに至ることになった。

■ベッカはサイコパス

現場では2006年から2009年型シボレー・タホの車の塗料、ヘッドライト
グリルが欠けているということで、フランクが所有していることが
判明し、彼が犯人だということが判明。当然共犯の存在も考慮していた。

過去にも様々なドラマの中で兄弟が犯罪に手を染めていて両者の間には
主従関係のようなものが成立している。

ベッカは捜査官が踏み込んだと知ると途端に被害者の振りして
穴蔵に入って被害者を装う。こういう時にタオがデジタル化して置いた
データが役に立つ訳です。

しかしフランクが正直バカで良かった。
遺体を捨てた場所とか車で事故って居たところとか、

■その他

■サンチェスの笑顔

ハッシュタグの件でプロペンザが、SNSで調べろとバスに指示した際に、
ハッシュタグという単語が思い出せずごにょごにょ言っているところを
サンチェスが笑うというのはお約束なのか。

■サイクスが発砲

最近サイクスが署内に居る時の服装が露出度が高い!(笑)
今回はサンチェスとサイクスがガレージを調べる際に、フランクが
銃を持って逃げた為に、サンチェスではなくサイクスの銃弾が先に
火を吹いた。昔は一人殺害すると相当問題だということで、シャロン
とか内務監査が凄い勢いで飛んで来たけど、今はそういうのが
あんまり無いね。

■ラスティの面会シーン

プロペンザはラスティに頼まれて母親がどんな罪で捕まったのかを
調べてもらっていた。
その後ベックが捕まった時刻を調べて面会記録を取り寄せてみんな
でみて居た。母親がラスティに対して売春していても容認するみたい
な発言で、シャロンも涙をうっすら浮かべていた様だ。
取りあえず1年の服役。一度でも酒やドラッグを行えば6年に自動的
に刑期は増えると忠告。

「あんたが腹を立てている理由が分からない」(シャロンB)
「分からないから問題なのよ」(シャロンR)

■使用された曲

■出演者

シャロン・レイダー (Mary McDonnell) FIDから重犯課へ
ルイス・プロペンザ (G.W. Bailey) ベテラン
アンディ・フリン (Tony Denison) プロペンザの相棒
マイク・タオ (Michael Paul Chan) 分析力
フリオ・サンチェス (Raymond Cruz) ギャング捜査に強い
バズ・ワトソン (Phillip P. Keene) カメラ
エイミー・サイクス (Kearran Giovanni) 特捜班から異動
ラスティ・ベック (Graham Patrick Martin) 母親が失踪中
モラレス (Jonathan Del Arco) 鑑識
ラッセル・テイラー (Robert Gossett) 新本部長

ケンダル (Ransford Doherty) 検視官
フリッツ・ハワード (Jon Tenney) FBIから特殊作戦部本部長補佐へ

シャロン・ベック (Ever Carradine) ラスティの母、万引きで仮釈中逮捕
アン・マクギニス (Laurie Holden) 特殊作戦部、軽視
ケイト・シャーマン (Ellen Wroe) 特殊作戦部・捜査官
ベッカ・ウィルショー (Scout Taylor-Compton) フランクの姉
Dr.フランク・ウィルショー (Jay Paulson) 大型動物病院医師
ロビー・オデルノ (Brandon Barash) 失踪課・捜査官
ジニー・ウェブ (Kayla Carlyle) 拉致された被害者
Mr.タリージ (Arthur Darbinyan) クラブ”ズーゾーン”の支配人、盗撮
マルカネスティ (Ludwig Manukian) タリージの弁護士
グリーン (Colin Ferguson) フリッツの医者
— (Justin Andrews) EDM Dancer / Selfie Guy
— (Colleen Craig) ダンサー
— (Jonathan Davila) 救命士
— (Brittany Perry-Russell) Zebra
エマ・レーン () クラブ”ズーゾーン”で失踪した一人

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