ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル Numb3rs シーズン5 第15話 無罪判決 Guilt Trip

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第15話 無罪判決 Guilt Trip

脚本/Mary Leah Sutton
監督/Gwyneth Horder-Payton

【ストーリー】

「陪審員資格者105万5995人、陪審報酬1日15ドル、陪審員ID 481-5162342
評決1」

法廷では合衆国側検察官のロビンが被告のダミアン・レイクの罪を
訴える。
FBIがおとり捜査をした時の映像が流され当時のことを捜査官たちに
次々と証言させるロビン。

場所はクラウンプリンス・ホテル。
ニッキーは容疑者が接近中だとし、到着したことを無線で知らせる。
デビッドは容疑者他2名が移動していることを語る。

(法廷)
ロビンは法廷で映像の男性の名前をデビッドに問うとダミアン・レイク
だという。この部屋に居ますか?証人は被告を確認したと記録してくれ
と語る。

エリカはダミアンとホテルで遭う。
(法廷)
何故FBIはレイク氏の監視をしていたのかとニッキーに問うと、ダミアン
が経営するコンサルタント会社が自社の貨物機を使いソマリア、
アフガニスタンを含む16カ国の組織に武器を違法に輸出している疑いが
有ったからだという。FBIがホテルに居た理由はと問うと、レイクと覆面
捜査官との面会を仕掛けていたのだという。

コルビーがジャック・ヒギンスという偽名でレイクと接触。レイクは
コルビーに対して97年からIRAに武器を流していたのかと問う。
このビジネスは客が客を呼んでくれるという。

(法廷)
エリカ・ダニエルズは情報提供者でしたと。レイクの恋人だったこと。
どうしてそんな彼女がFBIに協力をしたのかとロビンはコルビーに尋ねる
と、アフガニスタンに従軍していた弟がレイクがアルカイダに流した
武器によって殺されるかも知れないとそんな恐怖に駆られたからだとい
う。彼女の役割は?私はミサイル誘導チップのバイヤーとして彼に逢わせ
ることだったという。

レイクはコルビーに対して何故オレを知ったのかと問うとヴィクター・
トラマスコだという。バランキヤであんなことになるとはな・・と。
誘導チップ無しの対戦者ミサイルなんて意味がないというコルビー。
レイクはジェベリン対戦車ミサイル用追跡装置だという。
しかしエリカの異変に気がついたレイクは彼女に銃を付きつけて
問題が発生する。すぐにFBIは緊急体制を取り手順通りに進めると語る。

(法廷)
ドンに対して被告側弁護士はエリカに銃を突きつけたのをあなた自身の
目で見たのかと問う。銃は彼女の後ろに有ったことを語る。

レイクは現場で人混みの中威嚇発砲し、混乱に乗じてエレベーターに乗る。
そして上に向かうエレベーターの密室の中銃声を轟かせる。
FBIが現場に行きエレベーターが開くのを見るとエリカは撃たれて亡く
なっていた。レイクは銃を取られて暴発したという。

(法廷)
弁護士は依頼人はあの日現場に居たのは商談のためでFBIは武器を売りに
来たと言っているが現物が発見されていないし証拠も存在しないという。
依頼人が危害を加えたという証拠もないとし、FBIら捜査機関が最初から
名乗っていれば良かったのだとし、依頼人は強盗に襲われると思って
銃を取り出したのだし、依頼人の思い違いに繋がったという。自分を
守ろうとする人ともみ合って悲劇が起きたという。彼女を死に追いやった
のは現場でありFBIだと陪審員に主張する。
ロビンも陪審員に対して、エリカはレイクに不利な証言をしようとして
いたこと。ところが彼らはエリカの氏は運命の皮肉で連邦捜査官が彼を
周囲して偶然起きたと言っているとして馬鹿げている事を語る。
死なせたのは彼の残忍性であり誰の目にも明らかに殺人だという。

チャーリーはその頃大学の講義をしていた。
ボウルの水を見せる。数学は普遍的に有効なツールで簡単には見えない
ものを定義して見せてくれるし、数値でも表してくれると語る。
ボウルの水には親水性の球が入っていて見ただけでは分からないもの
だった。球体の決勝は大部分が水だから屈折率が演じ液体の中に沈めれば
見えないのだという。僕たちは見たいと思う物を見てしまう傾向にある
と。青空、白い光、透明のボウル。でも数学は表面の下に隠れている
ものを見せてくれると語る。

(法廷)
判事は陪審員長に対して評決はと尋ねる。
ヘイワース裁判長は合衆国対レイク事件に関して第一級殺人罪について
陪審員は無罪とすると語る。

アランはチャーリーの元にいくと宝くじの予想をしているのかと問う。
そんなの出来ないよというチャーリーに対してアランはしないだけだろう
と語る。これは「空間動的陪審モデル」だという。陪審員の行動を
モデル化したもの。12人の行かれる数学者作のものかと。レイクの陪審員
がどう評決に至ったのかを調べているという。

■概要

今回はおとり捜査によって捕まえようとしたレイクが、FBIが捜査して
居る事を知り、内通者・協力者が妻のエリカだと知り、途中で取引
を辞めて逃走する。その際にレイクはエリカを殺害し、ミサイルの誘導
チップを持っていたNO.2のフォックス・カーターも逃がしてしまった。

法廷ではそれでも勝利出来るものだとしてロビンは考えていたが、
陪審員は意外にも無罪評決を出したことで何か有るのではないかと考え
る。

■感想

ドラマでは色々とアイデアを出そうとして法廷でのことを取り上げたの
は良いとしても、数学と事件を組み合わせるにはなんだかもの凄く胡散
臭い話になった。
あの状態で無罪になるというのは、まさにアメリカの司法制度の問題で、
陪審員システムの問題というよりも過度の重箱の隅をつつくような
人権擁護とは別のくだらない法廷論争にあるような感じがする。
恋人だった女性を殺したのに無罪だったとか、こういう時に限って
エレベーターに防犯カメラが設置していない(笑)とか、まるで
陪審員全員にGPSでもついているのかって感じのチャーリーが割り出
す空間動的陪審モデルも胡散臭いし、陪審員一人が持つ影響力
を考慮すると、数学というよりも行動心理学の分野って感じがする
こういうのはプロファイラーを多く抱えるFBIの方が得意分野なので
はないのか。幾ら問題が有るとはいえ、非公開の陪審員の情報が
公開されてしまうというのも問題な感じだし、FBIに責任はないとは
いうけど、情報提供者を死なせたのであればやっぱりそれを行わせた
捜査機関に責任の一端は有る気がするけど・・
そもそも偽造したIDの人物が陪審員に紛れ込んでいたなんてことが
有ったりすれば、そのシステムは破綻している意外の何者でもない
気がする。

最近このドラマ、お休みの人が結構居るな。
今回はアミタとラリーが出てこなかった。
ドンはここのところすっきりした感じで一応低迷していた迷いから
抜け出しつつあるのかな。それと同時に今回はデビッドが昇進すべく
して行動を起こそうとしている。これが意味するところが何なのか。
デビッドとコルビーはまさに同僚であり同じ階級だからこそのバランス
感は有ったけど、上下関係が出来るとどうなんだろうな。
すぐにその影響が出るとは思わないけど、最終シーズン辺りは
デビッドがドンの代わりに指揮を執るなんてシーンも拝めることになる
のか。

■捜査に於ける数学の先生たち

・空間動的陪審モデル

その名の通り陪審員の行動をモデル化したもの。
どのようにして陪審員が評決に至ったのかを行動を見ただけで推察する
というもので、人の動きの流れから一番影響力の有った人物を探り
出していく。チャーリーによると可変スケールを使えば多重パラメーター
の投票の力学への作用が分かるとしていたけど、話を聞いていたアラン
はさっぱりだということでスルーしていた。

チャーリーはFBIでこのモデルのことを語る。
人の考えを数学で予測出来るのかとしたデビッドに対してコイントス
を引き合いに出す。
裏表ランダムで予測は不能と思われているが、確率計算ならば根拠が
有るとして、変数としては「コインの速度、重さ、1秒に投げる回数、
空中に滞在時間と距離」だとしてそれを陪審員の行動にも当てはめられる
ことを語る。

「不動の少数派は多数派より影響力がある」とのこと。

・ソーシャルネットワークサービス

アランがFacebookに登録して同じ趣味の人、古い友人と連絡を取りたが
る為に、チャーリーにプロフィール作りを手伝って欲しいとしていた。
今の時代、シニア世代の方が有効にこういうのを利用する時代だとは
思うんだけどね。
登録者は1億を超えているので探している相手が見つかる確率は高い
ということで、プロフィールで気の合いそうな人に目が止まるにはどう
すれば良いかと語る。自分の特徴を一杯書けばサイトのアルゴリズムが
その項目でマッチングすること。
その話の際にチャーリーが語っていたのはアランの趣味のことなのかな。
アートクラフトデザイン、環境技術、池の鯉、料理だとしていた。

・質的陪審ソフト

陪審員候補者選びにはメルセンヌ・ツイスタという疑似乱数生成
アルゴリズムが使われて居るという。そのソフトを作っているのは
ジェリーファインド社。
陪審員として選ばれやすい要素として、免許証リスト、選挙人名簿
などから候補を広く集めているという。6週間前にソフトウェアパッチを
インストールしていった人物がいるということで探していく。しかし
この話を聞いた書記官はなんで相手は「バルカン語を話していた」と
語っていたのか?自分の通じない言葉を話していたからなのか。
「スポックならどうする」ということで、「長寿と繁栄を」という
サインを突然出していたところは全くの意味不明な演出だった。

陪審員たちのプロフィールをスコアに表し、検事側、弁護側、中間で
先入観の無い人物に分けられていた。元々は6人が有罪、2人が無罪、
4人が中立だったこと。先入観の物差しはSJSという科学的選別による
もの。

この手の問題を突き詰めていくと統計分析とか集団力学の問題になっ
てくることを語っていた。

・世界金融メッセージネットワーク

口座の動きは暗号化され海外の口座を経由しているので追跡が難しい
とされていた。チャーリーはその時、この理論を出して、200カ国の
9000千異常の銀行と繋がっているが、ランフォードの暗号化データ
を使えば絞れるということでそれを解いていった。アルバの銀行から
振り込みがあることが分かり逮捕することになる。

■事件の解決まで・・

陪審員が無罪を出したことで一事不再理の原則で殺人罪に問うことは
出来ない。そもそもあれだけ周りが用意周到に配置していたのに
ミサイル誘導チップを持っている人物を逃がしてしまうというのが
あり得ない感じだったな。
リコ法が適用出来ないかとするが、ダメだった。

レイクは元々、イギリスの秘密情報局が世界に武器を流す媒体を
していてそこを引退して独立したという人物。売っている武器の種類
や買い手を除けば合法企業だとし、彼はMI6で鍛えられ力をつけて
いる事を語る。

一番可哀想なのは殺されたエリカの弟カール。
元々エリカはカールが殺されないようにする為に彼が武器を流すのを
止めようとしたのに結局殺されてしまったのは自分だった。

陪審員コンサルタントのランフォードがレイクの弁護団にアドバイス
していることが分かる。仕事なので弁護側も検察側の依頼があれば
どちらも助言するとしていた。

彼は「陪審員への質問票で選ぶ方が人口統計なんを基準に選ぶよりも
余程偏見が少ない」ことを語る。
レイプ裁判では「性別よりも考え方で選ぶ方が公平だ」という。

ソフトを変更したジェリーファインド社のロバート・ローガンは
家で殺されていた。元々フィッシング詐欺などネット詐欺を中心に
して活動していたハッカーだった。

ローガンとランフォードが通話記録では何度も電話していること。

陪審員の中に一人補助の人物と交代していた事が分かる。
陪審員の中のリンダ・パーカーとロイ・デチェメンデイはそれぞれ
弱点を突かれて脅されたり金で買収されていた。そしてその主犯と
されるのは、交通事故死したポール・モンゴメリーと交代して入った
ジャスティン・サーフという人物だった。

■その他

・ランフォードが捜査官の心理を見抜く

ニッキーに対して
「君は服はFBI、歩き方は刑事、理論話術の訓練を受けている。資格
をとって警察からFBIに栄転、ロースクールを出田のか。同僚も知らない
大きな野心があるとし、政治家になることだろう」と見抜かれる。

この件で最後はコルビーとかデビッドにからかわれていたけどね。

・チャーリーの方向性?

彼は予測ツールと称して、掃除するよりもゴミを出さない方法を見つけ
たいとしていた。環境を変えれば潜在敵犯罪は起きる確率が減ること。

・ロビンの思い出話

かつてロースクール時代に辞めるかどうかの価値観の葛藤が有ったという。
法廷哲学の講義の中でニーチェの言葉を聞いた時の事。

「真の正義は力の差がある社会には決して存在しない。そこでは強者
が弱者を搾取するから」

■使用された曲

・Lights Out by We Fell To Earth
・Life Is a Dream by Dan Rockett

■出演者

ドン・エップス (Rob Morrow) FBI捜査官
チャーリー・エプッス (David Krumholtz) 数学者
アラン・エップス (Judd Hirsch) 父
デビッド・シンクレア (Alimi Ballard) FBI捜査官
ラリー・フラインハート (Peter MacNicol) 物理学者
アミタ・ラマヌジャン (Navi Rawat) 学生
コルビー・グレンジャー (Dylan Bruno) FBI捜査官
ニッキー・ベタンコート (Sophina Brown) FBI捜査官

ロビン・ブルックス (Michelle Nolden) AUSA/連邦検事

ミッチ・ランフォード (Ray Wise) 陪審員コンサルタント
フォックス・カーター (Graham Shiels) ダミアンのNO2
グレッグ・シルバー / ジャスティン・シフ (Corey Sorenson) 陪審員
アーリーン・モントゴメリー (Tessa Auberjonois) ポールの妻、元陪審員
カール・ダニエルズ (Tug Coker) エリカの弟
トリシャ・モレノ (Cynthia Addai-Robinson) ウェイトレス
— (Vivian Bang) Court Clerk
ダミアン・レイク (James Marsters) 被告、
マット・リ (Matthew Yang King) FBI捜査官・技術班
エリカ・ダニエルズ (Sarah Poynter) ダミアンの妻、情報提供者
— (Geoffrey Wade) Defense Attorney
ドリンダ・ヘイワース (Pamela Bel Anu) 判事
— (Mark Edward Smith) 弁護士
— (Laura P. Vega) メイド、スペイン語
リンダ・パーカー (Cathy Cahlin Ryan) 陪審員2
ロイ・デチェメンディ (Ned Schmidtke) 陪審員8
ロバート・ローガン () レッカー移動された
Alyssa Kyria () 陪審員1
Ashlee Blandongs () 陪審員3
Sara Lewis () 陪審員6
Rafail Lima () 陪審員7
Jordan Melvoin () 陪審員9
Jecelyn Galbreath () 陪審員5
Mike Byers () 陪審員4

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