コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case シーズン7 第21話 プロムクイーン Almost Paradise

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第21話 プロムクイーン Almost Paradise

脚本/Adam Glass、Christopher Silber 監督/Alex Zakrzewski

【ストーリー】

1989年5月20日。
女性たちはリムジンに乗ってプロム会場にやってくる。入口の所
に居たプロム監視係で副校長のスティーブ・バーク副校長は
みんなにカメラを配り自由に撮影してくれと語る。
フェリシアに対してコールは早く二人きりになりたいと語る。
バークはコールに対して酒臭いなと告げる。
そんな中今年のマッキンレー高校のプロムクインはフェリシアだと
呼ばれる。この夜が終わらなければ良いのに・・・と幸せを満喫。
しかしフェリシアはその夜、車に轢かれて亡くなる。事故調査は
1989年の1月から6月まで行われたがコールドケースとなる。

2010年。
スティルマンは殺人課にやってきた人にリリーを紹介する。バーク校長
は、この女性はプロムアドバイザーのジェイコブズ先生だという。
市の予算削減でプロムにかけられる金が少ないので昔使ったもので
飾り付けなどをしようと倉庫を探していたらインスタントカメラが
有ったという。現像してみたら殆どの写真が彼女が写っていたと。
写真の彼女はフェリシアで学校から数kmのところで車に轢かれて
プロムの夜に亡くなったのだという。ボーイフレンドは酔っぱらって
いて運転は出来なかったこと。彼の名前はコール・オースティン。
バークは当時はプロムの監視係をしていたとし、彼女は23時半に友達
と共に帰ったという。私はステージから落ちた生徒の付き添いで病院
に行っていたという。そこで最後の写真は背景に写る時計には24時15分
と書かれていた。彼女の死亡時刻が24時30分。15分で5kmも歩けるハズ
はないという。

フェリシア・グラント(17歳)。オールドヨーク通りで車にはねられた
こと。首と骨盤と頭蓋骨を骨折、内出血もあるというジェフリーズと
ヴェラ。プロムの出席者は二次会に行き殆どがアリバイがあるという。
彼女の父は死に母親は再婚してマイアミに住んでいること。
ヴェラはジェフリーズにプロムのことを尋ねると、自分たちはベルビュ
ーホテルだったとしパートナーはペニー・ジョーって子だったという。
可愛かったとすると、スティルマンは現在はどうしているのかと問う。
5人の子持ちで体重はオレの倍になっているという。スティルマンの
プロムはと尋ねるとオレは中退して海軍に入ったという。リリーは?
出席しなかったとして興味がなかったとのこと。ヴェラはプロムキング
だったが王冠を亡くしたり、ストリーキングで捕まったという。女の先生
は気絶したとのこと。
被害者のドレスにはシルバーの塗料が付着。半径30km内の修理工場を
調べているが何も出ていないというリリー。何年か後に修理に出して
いるのかもというジェフリーズ。写真を撮った人を捜せというスティル
マンはそれが最後の目撃者で犯人かもしれないと語る。

スコッティは一人パソコンに向かっていた。
リリーはフェイスブックのアップデートか?と問うと麻薬課の捜査
資料を見ていたという。これからスージー・ヒルに遭いに行くとし、
プロムクインの親友だとすると一緒に行かないかと語る。

スージーの家にいくリリーとスコッティ。
スージーは長女がチアリーディングの練習が終わって迎えにいく所だ
という。この写真を見て思い出すことはないかと尋ねると、何でこんな
時間に学校に居るのかと問う。学校は門限に厳しかったのだという。
誰かの車で二次会に行ったのかと思っていたという。あの夜はお互い
パートナーが居たから・・と。最後に彼女を見たのいつかと問うと、
彼女がプロムクイーンに選ばれた時だという。彼女は凄い子だったとし
頑張って手に入れた座だという。

— 1989年 —
スージーはリー・マヴォイディーズと来ていた。フェリシアはリー
と来ているのかと問うと間際でドタキャンされたのだという。彼は
美術の授業が一緒で良い人だという。見た目クリスチャン・スレーター
っぽいし・・と。そんな中コーキーという黒縁眼鏡の生徒がフェリシア
の元にやってくると手紙を読んだとして自分も同じ気持ちだと語る。
そんな光景を見てトロイたちはアイツは本気にしたぞとして仲間たちと
大爆笑していた。

— 2010年 —
コーキーはよくからかわれていたがあの夜は決定的で、あれからみて居
ないのだという。フェリシアに馬鹿にされて頭に来ていたようだと。
私はリーとフェアモント公園に行ったのでフェリシアのその後は分か
らないという。あの頃私は若かったのだと。

ヴェラとジェフリーズはコーキーことエヴァン・メイザーの元へ。
彼は空手道場の”先生”になっていた。
フェリシアとの件を尋ねるとプロムの夜は人生最悪の日だったと
いう。いじめた人を復讐したのではないかと問うと、あの夜の次の日
には陸軍に入ったのだという。世界を見て人生に意味を見つけること
が出来たとし空手とも出会えたことを語る。殺人容疑からも逃げた
のではないかというジェフリーズ。プロムでの写真班の責任者だっただ
ろうとして写真を見せると、その写真は知らないという。プロムでは
どんな車で来たのかと問うと母に送り迎えをしてもらったという。
ある夜辛いのは自分だけではないと分かったと。

— 1989年 —
コールとフェリシアはセックスする為に車に乗り込む。
しかしフェリシアはここで最後までいくのは嫌なのだとし特別じゃない
とダメだという。フェリシアはコーキーに謝らないといけないとして
出て行こうとすると、コールは2年もこの日を待ったんだぞと語る。
そんな光景をコーキーは駐車場でたまたま目にする。

— 2010年 —
吸引器を吸う彼はコールの方が私よりも余程恨みは深いだろうと語る。
しかし彼にはアリバイも有り車の種類も違うのだというヴェラに対して
あいつの親は自動車販売店だから毎日違う車を乗っていたと語る。

リリーは父・クーパーの元に行く。すると何と妹のクリスティーナの
姿が遭った。リリーは話が違うとして出て行ってしまう。

■感想

いよいよ最終話が近づいてきてしまいました。
コールドケース好きな私としては切ない限りで、まさに涙のカウント
ダウンって感じです。

こう言ってはあれだけど、プロムとか同窓会辺りが事件のネタとして
扱われることって本当に多くて、ちょっとしたワンパターンさも有る。
日本と違ってアメリカの方が昔からスクールカースト的な構図が
出来ていたようで、学校でいじめられない為には人気者チアリーダー
の仲間として擦り寄り、アメフトのクォーターバックの友達として一緒に
過ごすというのが必須なようだ。
私の学生時代にはこういうのが無かった。校則が厳しい進学校だった
というのも有るけど、こういうのは女性の方が多い様な印象が有るね。

今回は事件そのものよりもこのドラマに出ている個々のキャラクター
たちの問題点とか高校時代のことに触れるところがメインな感じ
にも思えた。
やはりアメリカのドラマではよく見る「学生時代の写真」の流出を
ネタにしてからかい合う辺り、ヴェラとジェフリーズのやりとりは
それを象徴していて微笑ましかった。

■カメラは真実を語る

今回は写真が事件解決に大いに役立つアイテムとして描かれた。
哀しいことに現在カメラと言えばフィルムではなくデジタルだけど、
時代の変遷を表すアイテムとして利用された。

死亡推定時刻の正確な時間を表す為の写真として利用され、そして
アリバイを崩すためのアイテムとしても利用されるという当時の写真
には多くのことを物語ものが写されていた。

最後に目撃されたのはプロムが終わる11時半だとされていたが、彼女は
12時15分に学校で写った写真が見つける。

更に病院に行ったとしていた教師のアリバイが駐車場に駐めて有る車
のシルバーのボルボが写っていた。

■フェリシアの功罪

大抵学校が変わると友達も変わるということで切ない人間関係を象徴
するけれど、このドラマの中ではフェリシアとリーがその関係にある
ことが示された。ただし学校が変わったからではなく、寧ろ友達関係
が変わったことが原因。その人となりの性格の本質が自体が変わった
訳では無いのだろうけど、それでも変わらざるを得ない状況が高校と
いう戦場にはあるらしい。

「スージーと仲良しなんて知らなかった」
「同じ学校だっていうのも知らないんだろう。オレなんて君の世界には
お呼びじゃない」
「昔はピザを作って一緒に「トワイライトゾーン」を見たでしょ」
「今でもテレビを見てピザを作っている。変わったのはお前だけだ」

フェリシアは人気ものになる為にあらゆる事をしてきたとされていた。
コーキーが馬鹿にされた手紙に関して正直一見見た限りではフェリシア
の性格は大人しかったので彼女の仕業には見えなかった。
でも彼女は意外としたたかさみたいなものがあり、教師との関係に
於いてもちょっとした男女が認識するコミュニケーションの距離感の
違いみたいなものが間違いに発展してしまったようにも思える。

そもそもフェリシアの為に恋人だった男性は大学の志望校も変えている
のに、彼女は突然バークレーにいくと言い出す。
そこでも人の人生を変えてしまっている。

■劣等感

フェリシアと親友だったスージーは常に彼女の影に隠れた存在だった。
リーとフェリシアが既に関係を持っていたというだけで、スージーの
中の怒りは爆発してしまうけど、その怒りの種は高校に入ってから
ずっとくすぶり続けていたのだろうな。

でもそうやってフェリシアと友達としてくっついていたというのも
スージー自身の選択だからね。

■子供が親になる

コールドケースの切ない演出の一つで時代が進んだことを思わせる
流れが、家庭を持っていることだったり、子供がいることだったり、
体型が変わってしまうことだろうね。

あれだけイケメンだったクォーターバックの男がもの凄い体格になって
いた。なんでクォーターバックの男って設定として車の販売店の息子
って設定が多いのかな。
このドラマの1時間前に見た「BONES」S11-5「One Tree Hill」のダン・
スコット役のPaul Johanssonが出ていたのでそう感じただけか(笑)

スージーも母親になり子供を自分が通っていた高校に送り迎え。
その娘はチアリーダーになっている姿があり、学校を見てフェリシア
のことを思い出していたね。

■その他

・クリスチャン・スレーターみたい

89年度版のリー・マヴォイディーズのことをスージーはそう表現して
いた。80年代から90年代の映画界はクリスチャン・スレーターの時代
だったことが有ったよな。
Amazonプライムビデオで放送していた「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」
で久しぶりにクリスチャン・スレーターの名前を聞いた気がする。
そのウチ感想をアップします。

・リリーの妹・クリスティーナ

演じているNicki Aycox。
このドラマには12話登場するみたいだけど、前回登場したのが
S2-21だというのだから随分と昔の事になる。
http://itawind.web.fc2.com/kaigai/coldcase/coldcase221.htm

リリーは困っているクリスティーナがやり直そうとしていて、助け
の声を上げていたが、
「現れる度にハリケーンみたいに人の生活を引っかき回す」
として、これ以上の尻ぬぐいはゴメンだとして一蹴していた。

父親の家から宝石類を盗んでまたしても逃亡したクリスティーナ。
果たして彼女はいい形で完結出来るのかな。

・ジミー・モータ

スコッティの母を襲ったジミーが司法取引したということで、復讐
する為にスコッティは画策した。警察の内通者のように見せかけて
刑務所内で殺させた感じ。

復讐の先に有るのは死であり空しさだというのは、今回のエピソード
であるスージーとフェリシアの関係の中にも現れていたんだけどね。

今回のラストにスコッティが家族団らんしていたけど、本来ならリリー
がこうなるハズだったのに一気に立場は逆転してしまった。

■使用された曲

・Bust A Move by Young MC
・Almost Paradise by Ann Wilson & Mike Reno
・Don’t You (Forget About Me) by Simple Minds
・Angel by Aerosmith
・Suedehead by Morrissey
・If You Leave by Orchestral Manoeuvres in the Dark (as OMD)
・All I want Is You by U2

■出演者

リリー・ラッシュ (Kathryn Morris) 殺人課の刑事
スコッティ・ヴァレンズ (Danny Pino) 殺人課
ジョン・スティルマン (John Finn) リリーの上司
ニック・ヴェラ (Jeremy Ratchford) リリーの同僚刑事
ウィル・ジェフリーズ (Thom Barry) リリーの同僚刑事
キャット・ミラー (Tracie Thoms) 麻薬課刑事 s3#8から

クリスティーナ・ラッシュ (Nicki Aycox) リリーの妹
ラミーロ・ヴァレンズ (Ismael ‘East’ Carlo) スコッティの父
ローザ・ヴァレンズ (Terri Hoyos) スコッティの母
ヘクター・クルズ (Reynaldo Gallegos) スコッティの従兄弟、囚人
ポール・クーパー (Raymond J. Barry) リリーの父
ジミー・モタ (Panuvat Anthony Nanakornpanom) レイプ強盗犯
— (Austin Nash Chase) スージー・ヒルの息子
ハビエル (Rayshaun Deese)
— (Jerome Ro Brooks) 囚人
Ms.ジェイコブス (Cheryl Lynn Bowers) マッキンレー高校教師

2010年
コール・オースティン (Chris Coppola) レンタル車店
スージー・ヒル (Kerry O’Malley) 主婦
スティーブ・バーク (Joel Polis) 校長
エヴァン・メイザー (Jed Rees) 空手道場の先生
リー・マヴォイデス (Andrew Bowen) モーガンズレストラン・コック長

1989年
フェリシア・グラント (Sarah Habel) プロムクイン、被害者
スティーブ・バーク (Rob Benedict) マッキンレー高校副校長、プロム監視
コール・オースティン (Blake Hood) クォーターバック、プロムキング
スージー・ヒル (Najarra Townsend) フェリシアの親友
リー・マヴォイディーズ (Peter Vack) スージーの彼
エヴァン・メイザー (Brendan Robinson) ‘コーキー’、生徒
トロイ (Brandon Lewis) コーキーが馬鹿にされて笑う
— (Vincent Donadio) 学生(声)
— (Shawn Turner) プロムゲスト

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