サイバー諜報員 ~インテリジェンス~ Intelligence 第12話 境界線 The Event Horizon

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March 17, 2014
第12話 境界線 The Event Horizon

脚本/Barry Schindel、Michael Seitzman 監督/Russell Lee Fine
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ワシントンDC、ウィンドルホテル。
ジョセフ・バーナードは、アレキサンダー・ハッチャーに呼び
出されてホテルの一室へと護衛官一つを連れてやってくる。
支配人からサービスだとしてシャンパンが運ばれてくる中、
ジョセフはハッチャーに対して昔のよしみで来ただけだという。
ハッチャーは電話で話した通り今回は証拠が有るのだとして、
それを見せようとする。ハッチャーはレバノンの外務機関の秘書
をしていたものから電報を見たという知らせを受けたもので
あり、「ヤツラはここに居て、表に出てくる機会を伺っている」
のだという。『フラット計画』の証拠だとして、おれはこの計画
を20年間追いかけているとし、ジョセフに写真を見せる。
それが6匹の虎だとし、彼らのコードネームのリストと証拠も
ある事を告げる。実際携帯で撮影したその写真はモザイクがかけ
られていて誰なのかまるで分からなかった。
そろそろ公式な捜査を初めて欲しいというとハッチャーはシャン
パンを開ける。すると突然煙が室内に充満し、警護官、ハッチャー
ジョセフが次々と殺害されていく。

ライリーはガブリエルの家にいくと彼の部屋のチャイムを鳴らす
が一向に起きない。電話してもまるで出る気配がないので異変
を感じて室内へと銃を手にして侵入する。ガブリエルはベッドの
上で枕を乗せられて殺されている・・・かと思えば、二日酔いで
寝ていたという。ノックくらいしろというガブリエルに呆れる
ライリー。頭が痛い事を告げると、博士に知らせた方が良いと
語る。しかしこんなのは単なる頭痛であり、ヴォーン家に伝わる
秘伝のレシピ(トマトジュース、ピーナッツバター、醤油を入れた
ドリンク)を飲めば治るという。先住民は自分のツバで二日酔いを
治してきたし、シチリア人は乾燥した羊のペニスを・・と語ると
ライリーはそんなの聞きたくないとして、仕事に行くことを告げる。

一方リリアンの元にはウェザリーから3人の重要人物がホテルで
殺害されたことを告げる。FBI副長官のジョセフと彼の護衛官、
そして元中央軍諜報部トップのハッチャー大佐・・退役して5年
になる人物だという。ジョセフは以前陸軍の情報部にいて、その
時ハッチャーは彼の上で指揮官をしていたのだという。
FBIのルールでは会合には公式・非公式にもかかわらず記録され
るものだとするが、その記録すらないものだという。ホテルの
監視カメラを回収してきたという。

サイバー軍はその映像を分析すると、カメラの右下に物陰から
部屋を眺めている人物の肩が写っている事を知る。別のアングル
からの映像は意図して切断されており、ボーイが室内に入った
瞬間にこの映像も切られているとのこと。
ボーイを調べたが怪しい人物ではないという。室内に入ったカード
キーのデータも消されているというネルソン。ジェームソンによる
と現場に犯人に繋がる証拠(指紋・薬莢・DNAなど)は一切見つかって
いないとのことだった。
ガブリエルは早速サイバーレンダリングを使って3Dの仮想空間内
に入る。シャンパンの入れ物に水滴が付着し、それがレンズの様に
なって部屋を見ている人物が特定される。なんとその人物は
ガブリエル本人だという。

リリアンはガブリエルは博士に調べてもらうがチップは正常に
動いているという。ガブリエルはおれはやっていないと言うが、
これからやってくる国家情報長官は説明を求めるハズだという。
今のウチに事実確認をしておこうというリリアンは夕べのガプリ
エルのアリバイを尋ねる。ライリーと仕事の後、食事をして
ビールを飲んでそれぞれの部屋に戻ったこと。いつも通りの行動
だという。しかしその後のアリバイを証明するものはないこと
が分かる。変わったことはなかったかと尋ねると、今朝頭痛が
したとのこと。更に夕べのことに関してガブリエルは覚えて居ない
ことが分かる。

そんな中、CIA長官のテタズーとウェザリーがやってくる。
二人はガブリエルのことを保護下に於いて監視するという。
テタズーは彼の安全を考えてのことだと言うが、ライリーは
横暴だとして非難する。
“抑制と均衡”なのねというリリアンは、そこに礼儀はないのか
として非難するが、監視カメラの映像を分析したのだろうとし、
CIAでも同じ分析をして結果は出ているのだという。
可能性としては2つあるという。

1) ガブリエルの計画的犯行。
2) チップのハッキング。

1)の場合、ハッチャーは5年前まで中央情報部にいたこと。
ムンバイのテロの後犯人を追っていたが、彼がガブリエルの
妻だったアメリアを殺した男を逃しているのだという。
2)の場合、ガブリエルのチップに遠隔操作している可能性が
有るという。
「チップはコンピューターコードを脳の信号に変更するに当た
って高度な光遺伝学を用いる為、常に脳の活動をハッキング
される可能性がある。」とチップの移植者は理論敵に遠隔操作
される可能性があることは10年前に報告書で記されているの
だという。これは「クロックワーク計画の可能性」での
一文であり、博士が書いたものだという。

博士に聞くとハッキングされれば幻覚や脳の一部が遮断されて
意識障害が起きるのだという。しかし乗っ取られることなど
有るのかと聞くリリアン。チップはテスト段階であり、日々進化
している事を告げ、協力なファイアウォールを作ったばかり
で先日も乗っ取られそうになったことを博士は指摘する。
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FBIの副長官がかつての上司で中央部の諜報員と非公式でホテル
で逢っている中殺害される事件が起きる。監視カメラの映像を
見ると、サイバーレンダリングの世界の中で見た世界の中には
ガブリエル本人が暗殺者として写っている姿を見る。
CIA長官のテタズーや国家情報長官・ウェザリーは、ガブリエル
が危険人物だとして、保護という名目で閉じ込めようとする。
しかしガブリエルとライリーは犯人を見つける為に、其の手を
逃れて捜査に出る。サイバー軍はCIAのテタズーの指揮下になり
リリアンは捜査からハズされてしまう。

相変わらずよく分からないドラマだったけど、前回よりはこの
ドラマらしいさを見せられることが出来たのかも。

個人的にはあまり興味を持てないメイ・チェンとの因縁の関係を
最終話にまで引きずり持って来た辺りは嫌な予感はしたけど、
直接の原因ではないような感じもするので、そう大きく関わって
くることもないのかな。

元々サイバー軍の存在に対して懐疑的な視線を投げかけていた
アメリカの政府関係者たちの怪しげな行動によって、敵国による
侵略行為なのか、それとも敵は身内にあり利権争いから発生するの
か分からないものが有る。それとも人々の中に有る、突出した力を
持った創造物に対する未知への恐怖心から敵愾心が生み出されたも
のなのかはよく分からない。

敵国からの侵略行為説では、「フラット計画」なる諜報員の間では
都市伝説化されているイランが行っているスパイの存在が引き合いに
出されていた。
殺されたハッチャーは20年間の執念でそれを見つけ出し、
それをFBI副長官に知らせたことで、被害を出してしまったので、
最も信憑性の有る流れだけど、アメリカの政府がメイ・チェン
のクライアントであることに言及していたので、色々と複雑な
事情が関与してきそうなものがある。

ライリーの過去に言及され義理の父を15歳の時に殺害した件に関して
は過去に何度か語られていたけど、その真相は正当防衛ではなく、
実は母親を守る為だろうとして、ライリーは生まれながらにして
「本能的に人を守る」ところが有るのだという。

テタズーに至っては尋問のプロだとするけど、アフリカの軍事施設で
少年を穴に閉じ込めた時のようには行かないとし、アンタの方が
殺害をしそうだということをガブリエルに指摘されていた。

ガブリエルに関してはテタズーが「EF指令」なるものを発令。
2人の生死に関わらず捕まえるという命令だった。
ガブリエルのことを如何に監視しようとしても、それ以上の頭脳を
もっている訳だし、どれだけその攻防の中に面白さを見出すこと
が出来るのかという感じだけど、ドラマでは重要なところは一気に
ぶったぎってしまう所もあるので、ドラマとしての良さを打ち消して
しまっている感じは否めない。

現場検証から状況を調べていたけど、そういうこともサイバーレンダ
リングで再現できないのか?
殺人の時系列を調べる中で、一連の殺害の流れを見ると、173cm
程度の人物の弾道の流れがある事が分かる。ライリーと同じくらいの
身長とのこと。私とも似たような背格好だな(笑)

「クロックワーク計画」の脆弱性の問題。
それを利用してガブリエルがメイ・チェンを引きずり込み捕まえる
とする流れもまるでよく分からないものが有ったけど、それはそれ(笑)
「1973年8月1日、私は海辺で女の子とキスをした。その子の名前
を言ってみろ」として博士がガブリエルが本物かどうかを精査して
いたけど、ロレインだとした際に、ネルソンが母と結婚した日に
何故そんな見知らぬ名前が出てくるのかとして心配している姿が有った。

メイ・チェンを捕まえるも「あなたの知らない事がある」とする流れ
はアメリカ政府関係者のことを指しているのだろうけど、「フラッド
計画」に関わったとするアメリカ人が隠蔽しようとしているのかな。

チャンドラー広場でリリアンと接触する際にガブリエルが狙撃された。
テタズーは自分のチームが撃ったものではないとするが、
イラン諜報機関の「サヴァマ」からの情報でのスパイの存在は
果たして存在しているのか、

冒頭でハッチャーが6人の写真をFBI長官に見せていたけど、
一人は女性で5人は男性のようだった。黒人の姿は映っていなかった
のが、あの写真が何らかの陰謀の関係者だとすると、テタズーは
関わっていない感じだけど、果たしてどういう結末を迎えるのか。

ガブリエル・ヴォーン (Josh Holloway) サイバー諜報員
ライリー・ニール (Meghan Ory) 元シークレットサービス
Dr.シェナンドア・キャシディ (John Billingsley) 博士、チップ開発
ネルソン・キャシディ (P.J. Byrne) ジェナンドアの息子
クリス・ジェームソン (Michael Rady) サイバー軍
リリアン・ストランド (Marg Helgenberger) サイバー軍の司令官
アダム・ウェザリー (Tomas Arana) 国家情報長官 (DNI)

ジェフリー・テタズー (Lance Reddick) CIA長官 (DCI)
メイ・チェン (Faye Kingslee) チップを埋められた人
ジョセフ・バーナード (Mark D. Espinoza) FBI副長官
— (Paul Espinoza)
アレクサンダー・ハッチャー (Patrick John Hurley) 元中央軍諜報部大佐
リーランド・ストランド (Peter Coyote) リリアンの父
— (Jordan Bielsky) Tac Team Member
— (Noshir Dalal) Waiter
— (Algerita Wynn) Waitress

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