ジェシカおばさんの事件簿 Murder, She Wrote 第10話(15) カンバスに死の色を Paint Me a Murder

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16 Apr. 1988
第10話(15) カンバスに死の色を Paint Me a Murder

監督/John Llewellyn Moxey 脚本/Peter S. Fischer
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地中海の孤島で、ディエゴ・サンタナは60歳の誕生日に際して
自分と関わり合いのある人物を自宅に招待して祝おうとして
いた。ディエゴは絵画の巨匠で、この島の子供たちに絵画を教
えていた。現在招待されて屋敷に来ていたのは、息子の
ミゲル、前妻のベル、エレイン、ウィラード、ステファン、
ヘンリー、マーゴ。

ウィラードはエレインと会話する。
かつて才能ある画家としてもてはやされたが、既に自分でも才能
が埋もれていることを理解していた。最後のヒット作は10年から
12年前に描いたものだった。
ディエゴは現在マーゴと結婚していたが、前妻であるベルまで
も誕生日に招待していた。別れた妻を招待するディエゴも
異常だがそれを受けてやってくるのも異常だと語ると、その
ことをベルは聞いていた。以前は正面きって批判したのに陰口
を叩くなんてとウィラードを非難する。ベルに対してコンサート
旅行はしないのか?と問うが、理由は分かっているでしょとして
告げる。

ヘンリー・カイルがやってくると、マーゴはベルとエレインと
ウィラードが言い合いしているので良かったら仲裁してくれと頼む。
ディエゴの旧友は世界から来るので会話が通じるかなとしつつ
試して見ると語る。
ベルはヘンリーがやってくると、ディエゴの油絵を持っている
のかと問うが私が持っているのは鉛筆のスケッチだという。
そのならばディエゴの絵を持っているのは三人だけのようだ
という。ベル、ヘンリー、そしてあなただという。
ウィラードはラルストン家から”黄金のマドンナ”を買ったばかり
だということをベルは聞いていた。何で知っているのかと問う
とウィラードは莫大な出費だったが惜しくないと語る。
エレインはもしもディエゴの絵を持っていたら売って救援資金
にすると語る。

一方ミゲルは無線でマリアと交信する。今島から出ていく訳には
いかないとのこと。

ステファンは彫刻を作る中、マーゴが作業場にいく。
世話になった人を作ったとして、ディエゴの彫像だった。
愛ではなく感謝だという。ステファンはマーゴとキスするが、
マーゴはそれを止める。ステファンは彼女に対して何故年齢が
倍もする男性と結婚したのかと非難するが、マーゴは彼は愛して
くれているのだという。しかし君は愛していないのだろうと
して問い詰める。

夜、ディエゴの誕生日は二日後だが、ディナーではパーティー
形式で行われる。私の聖域に誕生日を祝うためにやってきて
くれた客人たちに感謝を述べるディエゴは、妻のマーゴと息子
のミゲルを紹介する。エレインは半生の殆どをアフリカの
恵まれない子の救済活動をしていて、そんなエレインにディエゴ
は尊敬心を表し、プレゼントするとして絵画を渡す。
そんな中ディエゴは一人外でギターを弾いていた。
すると上から台座が落ちてきて危うく当たるところだった。

翌日、ヘリコプターは2人の客人を乗せて島へとやってくる。
ディエゴの仕事仲間のサー・ジョンと、ジェシカだった。
ヒースロー空港から一緒だったという二人は意気投合していた。
ディエゴは彼らにベル・チェイニーとヘンリー・カイルを紹介
する。
そんな中突然ウィラードが海で倒れて浮かんでいるのが発見
される。心臓発作を起こしたようだとして、ジェシカたちが
乗ってきたヘリコプターで本土の病院に運ばれることになる。
ミゲルは自分が付きそうと語る。

ディエゴはジェシカに個人的な話が有るとして呼び出す。
最初の妻・イヤーナでミゲルの母の死後、自分はこういう場所
で神の御心を聞いて仕事をしようと誓ったこと。
しかしそんな中昨夜死の脅威を感じたのだという。上から
落下物が有って殺されかけたとし、黒い人影を見たという。
ジェシカは警察に知らせるべきではないかとするが、そうする
と犯人に用心深くさせてしまうとし、犯人を捜して欲しいのだと
いう。君の活躍は聞いているとして、それを頼む。ヘンリーも
元刑事だが、夕べはこの島にいたので彼も一応容疑者だと語る。
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有名画家のディエゴの60回目の誕生日は地中海の孤島で
行われる事になる。ディエゴには世界各国に知り合いがいる
とのことだが、集まってきたものたちは2日前から彼の豪邸に
集合して一時の休暇旅行気分で訪れるが・・・

ゲストとして招待されたジェシカに捜査を依頼するって
いうのは悪くは無いのだけど、到着していきなりそんな
話になるのでちょっぴり失礼ではないのかって感じもする。
まぁどのエピソードでも大体とっかかりはそんな感じだけど
ね。

招待客には航空チケット代とか払っているのだろうかと
ちょっぴり心配になるけど、まぁ集まってくる人は一度
はみんな金を手にしている感じだし、一度金を手にした連中
は見栄も張りそうだし、集まってくるものなのかな。

容易には本土にいけない環境の中で起きる事件ということで
犯人が島の中にいることは明らか。
ジェシカが一日遅れてやってきたとする設定自体が秀逸で
彼女の潔白性をまずは証明した後に、信頼を寄せて頼むと
いうところが良かったね。

色々と嫌疑をかけるべき相手は多く、最初は誰が何をしている
のか全く分からないけど、そこがまた視聴者の好奇心を
くすぐるところかな。

ただ無理な描写・無理な推理が多いことに気がつく。
この辺は前々からこのドラマに於ける段取りとか演出の
問題にも繋がってくるけど、紙マッチの切られている方向
で左利きだと分かるだろうかとか、海に浮かべられた船
や冒頭で心臓麻痺で運ばれていくウィラードの事件の関与の
仕方を推理で探り当てる作業は相当想像力がたくましくないと
まず見破ることが出来ない気がする。
砂浜で潮干狩り状態のジェシカを見て何を探しているのか
と思えば、心臓麻痺を意図して行ったとする証拠の亜硝酸アミド
のアンプルを見つける作業など、相当ぶっ飛んでいた気がする。

遺産を巡る争いにしては、まだまだ若いので違和感があるし、
金が無いのに絵画を購入したというウィラードの役割という
ものと、冒頭からアリバイの為にジェシカと共に遅れてやっ
てきたサー・ジョンの存在。この二人の接点を見つける
こと自体は分かるにしても、最初の殺人未遂がウィラード
でその後の事件はサー・ジョンが行っていたとする共謀の
流れを暴くのは相当難しかっただろうね。

台座は80kgあるので女性は動かせないとしていたけど、それも
ちょっと偏見ではないのかな。
ステファンは科学者でブルガリアからの亡命者。今でも
秘密警察が彼の行方を追っているので不審な行動を取って
いたという流れもちょっとドラマにアクセントを付けすぎた
気がする。

ジェシカ・フレッチャー (Angela Lansbury) 小説家

ミゲル・サンタナ (Fernando Allende) ディエゴの息子
ベル・チェイニー (Capucine) ディエゴの前妻、コンサート
エレイン・マコンバ (Judy Geeson) ベルの友人
ウィラード・カウフマン (Robert Goulet) 絵画、元人気画家
Sir.ジョン・ランドリー (Stewart Granger) 画廊
ステファン・コンラッド (Steven Keats) ポルトガルから。ディエゴの弟子
ヘンリー・カイル (Ron Moody) 元ロンドン市警・警部
マーゴ・サンタナ (Cristina Raines) ディエゴの妻
ディエゴ・サンタナ (Cesar Romero) 絵画の巨匠
アントニオ (Pepe Hern)
ローサ (Alma Beltran)

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