LAW & ORDER : クリミナル・インテント シーズン7 第14話 暗殺者 Assassin

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第14話 暗殺者 Assassin

脚本/Warren Leight
Julie Martin
監督/Norberto Barba

【ストーリー】

スリランカに自宅軟禁されていたベラ・カーン女史。秘書の
ローズマリーはそろそろ時間だとしてベラに出発を求める。
コロンボ発215便がまもなくJFKに到着するとニュースでも報道
される。

・ニューヨークのJFK国際航空。
2年も待ったんだとし数分くらい我慢を・・として、ベラの兄・
ラニとそのボディガードでサングラスをしているギルは語る。
飛行機を降りてみんなの前に現れるとマスコミはベラに向かって
拍手すると共にインタビューが始まる。まずは感想を求めると
第二の故郷に戻れて嬉しいが、タミル民主主義国が誕生しない
限りは自由を感じないという。政治活動の自粛が条件の解放な
のかと問われると、これは個人的な旅だとし病床の母に会いに
来たという。独立運動の講演はと問われると、秘書のローズ
マリーは質問はこの辺でと語り話を遮る。
空港には兄のラニ・カーンが来ていた。健康そうなのは軟禁の
お陰かとしてジョークを語る中、ボディガードのギルとも挨拶
する。
ベラは私の主人・AJは?と問うと、ピザの問題でロンドン出発が
遅れたようだとし、集会には間に合うのかと問う。政治活動は
しないと政府と約束しただろうというラニだが、拉致犯との
約束だというベラ。
しかし問題になると語る。彼らに何が出来るのかというベラに
対して僕らの父や兄・ダビにしたことだという。私は母と兄さ
んに会いに来ただけよと語る。

病院に入院している母に会うベラ。
もう逢えないまま死ぬかと思ったという。そこにラニの娘の
ジャスミナがやってくるとベラ叔母さんと語る。すっかり美人
になったわねとし、イェール大学はどうかと問う。最高だと
すると、ベラは母に対してまた夜に来るとして出て行く。

「多くの血が流れすぎた。爆弾、拳銃ではなく言葉を武器に
戦いましょうというベラ。自由は非暴力で勝ち取るのです」と
講演する。
話した後にすぐにギルは安全に会場から引き上げさせる為に
厨房を通って裏口から通っていこうとすると暗殺者が銃を撃っ
てくる。
ローズマリーがベラの盾になる。ギルは犯人の額に向けて一発
で撃ち殺す。

現場にローガンとウィーラーがやってくる。
ベラ・カーンに発砲し用心棒に射殺されたというウィーラー。
撃たれたのはカーン女史の秘書のローズマリー。女史はタミル
独立運動の指導者でノーベル平和賞候補だった。スリランカで
2年自宅軟禁生活をしていたんだろうというローガンに対して、
オレも新聞は取っているという。読まないかと思ったという
ウィーラー。女史とスタッフは裏口に向かっていたが暗殺者は
裏で待ち伏せしていたという。ケネディと同じだなというロー
ガン。今頃FBIだとし、護衛に失敗したみたいで挽回するみた
いだというウィーラー。この街で起きた殺人は俺たちが
解決するというローガン。

ベラたちから話を聞きに行く。
ローズマリーは私をかばい弾丸の前に飛び出したというベラ。
彼女はニューヨークからわざわざ来てくれたのだとし、私と
同志のため懸命に尽くしてくれたという。勝手口を使うという
案は誰が計画したのかと問うと用心棒のギルだという。ラニに
よると彼は何年も仕えてくれた人物だという。
そんな中ベラの夫のAJがようやくニューヨークに到着する。
遅れて悪かったというと、ラニは役に立たない夫だなという。
ベラは兄さんに辞めてと語る。

・ロンドン・ヒースロー空港。
FBIはヒゲの男(ニック・ローレン)とコートの男(ハリ・ジン
ダル)が遭うとハリはケースをニックに渡す。それをFBIが監視
していた。

ベラは暗黒国家の希望の光で彼女の敵は数知れずだったようだ
というロス。強硬派、テロリスト、新政府派の民兵など・・。
死んだ暗殺者の背景を探ろうというローガン。暗殺者について
は何も分かっていないというロス。安全保障省のデータベース
にも無かったというウィーラー。凶器は?製造番号は削られて
いたとし闇市場の銃だというローガン。
勝手口を使うのは用心棒の案だとし、一家の信用は厚いが・・と。

ギルを呼び出すと話を聞く。
車が裏手に有ったのでキッチンを通ったという。そしたら奇襲
されたのだというギル。男と面識はないというと女史を撃って
きたので応射したがその前に秘書が犠牲になったという。男が
2発撃ち、それから応射したのか?というローガン。大きな銃声
がしたという彼に、額の真ん中に一発命中していること。距離
は3m以上だとすると凄い腕だという。
何処で射撃を?インド陸軍特殊部隊にいたという。軍の特殊訓練
を受けた冷静沈着な射撃手で一発で敵を倒す凄腕。しかし何故
秘書よりも反応が遅かったのかというローガン。

取り調べの結果、彼は失敗を恥じているか何かを隠しているか
だとロスに報告する。拘束して圧力をかけろとし、彼は重要
参考人だという。
暗殺者は2人の子の父親で、タクシー運転手のトム・パットだ
という。

同じ村の出身だとし、夫の家はカーン一族に土地をだまし取ら
れ一族と同じ出身地だから信用を得られず公職に就けなかった
のだというトムの妻。ローガンは胸くそが悪いとし頭に来る
ことだと語る。
一族のパワーは圧倒的で何も手を打てなかったという。ギルを
知っているかと写真を見せるが見た事はないという。彼に変わ
った様子は無かったかと尋ねる。知らない人と電話したり、
カーン夫人の渡米に特別関心を寄せていたりetc…。いつもと
変わらなかったとし週7日、毎日12時間は町中を走り回って
いたという。家族の元に返ってきたと。

ラニは彼の一族の事は知っていたとし、土地争いのことだという。
ローズマリーは50年前の復讐の犠牲になったのか。ギルは正当
防衛だというベラ。ずっと一家の用心棒をしているのかと問う
と彼の家族も忠実な支持者だという。そのせいで彼の弟は死刑
囚になったのでしょとすると、ギルが暗殺計画に関われる訳が
ないというベラ。しかし黒幕がいることは分かっているとし、
警備に不満有るあると思ったことはないかというウィーラー。
警備なら2年間十分にしてもらったと。
事件が解決するまで公の場には立たないでくれというローガン。
あなたは運命を信じるか?とベラに問われると、ローガンは
自分で作るものだよと語る。しかしベラは私のはもう決まって
いるのだという。

ニックはヒゲを剃るとカーン一族の盗撮した写真を目にしていた。

・カナダトロント・ピアソン国際航空。
カナダに入国するニック。

一家は単独犯だと主張しているというローガン。部下の裏切りは
信じがたいからなというロス。ギルは一家の右腕で彼の家族
同様だという。弟は国家反逆罪で死刑判決を受けているとする
が、ウィーラーはその判決は取り消されているという。3週間
前釈放されていることを語る。

ギルを改めて取り調べする。
弟の自由との交換の条件は何だったのかと問う。キッチンに
ベラを誘導することだったのか?暗殺を見逃すことだったのか?。
ギルは観念したように「危害は加えない」「脅して活動を止め
るだけ」と言われたのだという。依頼主は?ハリという人物で
名字は知らないという。彼は領事館の職員に成りすましていた
ハズで、尾行したら領事館の車に乗り込んだという。もう逃亡
しているだろうとするが、暗殺者はまた来るとし、彼らは決
して諦めないというギル。

ニックはヒゲを剃った姿でニューヨークに来ていた。
そしてホテルに泊まるとそこでハリが受け取ったバッグの鍵を
解除する。中には特製のライフル銃が入っていた。

ハリ・ジンダルは二重スパイだった。
ウィーラーは二重スパイには見えないという。女史暗殺の日に
ロンドンの空港で撮ったものでFBIが追っていたのかと。FBIは
ハリではなくもう一人の男の”職人”・ニック・ローレンを追い
かけていたという。命を奪うプロかというローガン。ニックは
一度トロントの便に乗り、車でアメリカ入りしてニューヨーク
に来たが、FBIは尾行していて見失ったとのことだった。

・マンハッタン拘置所

■概要

・スリランカで影響を持つ女性・ベラ・カーン女史は2年の
監禁の末ようやく解放されてアメリカにやってくる。タミル国
の独立運動指導者でノーベル平和賞候補。
政治活動はしないという約束で、病床の母と兄に会いに来たと
いう。
・インタビュワーたちは空港でベラにマイクを向けるが、
彼女はタミル民主主義国が誕生しない限りは自由は感じない
ことを告げる。
・アメリカにはいち早く脱出していた兄・ラニ、その娘のジャ
スミナが居て再会を喜ぶ。

■感想

ドラマとしては「運命」と称して自由に生活することが出来ず
に居る活動家が真の自由を得る為に犠牲もやむなしとばかりに
次々と非情な行動を起こしていくもの。

この人物にとって大事なものとは何か。
自由になる為に必要となるものと犠牲になるものが有るけれど、
そんな状況の中、自由になるものの主語が何かで変わってくる。

目的達成の為に必要なものは、
「祖国」なのか「個人」なのか「家族」なのか「金」なのか。

興味深い流れとしては、そんな女性とローガンの会話の中で
この「運命」という言葉を巡り語り合うシーンが有るけれど、
この二人が置かれている状況や立場を比較したような流れは
面白く設定されている。

彼女はまかり成りにもタミル国を民主化しようとしているが
反対派からは命を狙われている立場の人間で身動きが取れない。
それとは対照的に、ローガンはFBIが捜査に乗り出したことに
対して、捜査権争いに発展しそう流れに対して、「この街は
俺が守る」として立場を表明していくところなど規模は違え
ど個人や組織、そして国レベルの話を対比している側面がある。

意外と複雑そうに見えるのはミスリードを誘うような
人物が色々と登場してくる為だけど、基本的にはFBIの捜査官
の絡んでいる捜査の流れを除外すれば、シンプルなところに
繋がる面も有る。

計画的行動というのは実に難しい一面を持っていて、計画する
からには情報を入手していなければならず、その情報が限定
されたものにしか分からないもので有るならば、結果として
それを辿ることで犯人は自ずと絞られてくるものが有る。

逃走ルートや講演の計画を立てた人物は誰なのか。
また保釈審問会に於ける不自然な輸送車の停車、査問会が
いつ何時あるのか知らなければ決して計画することが出来ない
ことも考えれば、暗殺者としても行動を起こせない。
証拠はなかなか見つからねど、暗殺の流れは気がつくと見え
ないところで証拠を残している。

決定打となる証拠

人間は頭が良いので、どうしても計画に際して予め知っている
と、体が無意識のうちに勝手に動くことがある。
それを演技で誤魔化すことの難しさ。

ドラマの俳優などのインタビューではよく耳にすること
だけど、台本があり予め先の展開が分かると演技・行動が
不自然になってしまうというのである。
例えば自分が殴られると分かっているシーンには、人は条件
反射的に次のタイミングで殴られることを考えて、目をつぶっ
て痛みを耐えるような身構える行動を取ってしまうという
ことである。

このドラマの中でも疑うに値する不自然なシーンが複数回
見られ、ベラが厨房で襲われるというシーンに於いて、
ベラのボディガード・ギルはインド陸軍特殊部隊で訓練を
受けた冷静沈着で一発で敵の額を射貫く程の男が、秘書よりも
リアクション・反応が遅かったという点があげられた。

そして講演会の場に於いて、ラニが襲われることが分かって
AJが安全圏に逃げるシーンが写され、それは明らかに関与して
いる証拠の流れでは有るけれど、ベラもまた兄のラニを自分
から遠ざけるようにして押し出し、そして打たれた後には
兄が倒れないようにして支えるシーンが有る。これらのタイミ
ングは、予め知らないと出来ない場面だった。

そんな演技に対して実の母親だけは最初から全てを見抜いて
いたというところがなんとも切ないところだ。

その母親が姪のジャスミナに残した言葉は、

「パパが死んだと伝えたら、ベラが二人の息子を奪った」と。

・ウィーラー

ウィーラーが先日復帰した。
今回は警備に加わったけれど、葬儀の場に於いてヒゲの不審者
を見つけてローガンに告げ、講演会では元ヒゲの男を見つけて
不審者として扱う流れが有るが、どちらも空振り。
本命の男たちには見事に彼らを出し抜いた行動を取って、目的
を達成した。

・ゲスト出演

・ベラ役のIndira Varma

「 HUMAN TARGET / M・バレー劇場 」でイルザ・プッチという
チャンスの後援者役を演じていた。

https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?cat=112

■出演者

ロバート・ゴーレン (Vincent D’Onofrio) 天才刑事
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ダニー・ロス (Eric Bogosian) 警部
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視局
マイク・ローガン (Chris Noth) 刑事
ミーガン・ウィーラー (Julianne Nicholson) 刑事、ローガンの相棒
— (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

ベラ・カーン (Indira Varma) タミル
AJ・カーン (Stephen Schnetzer) ベラの夫
ラニ・カーン (Waleed Zuaiter) ベラの兄、次男
ジャスミナ・カーン (Adya Bedi) ラニの娘
Mrs.カーン (Madhur Jaffrey) 母親
ブレア・カーン (Olivia Birkelund) 元ラニの妻
ニック・ローレン (Robert Davide) 殺し屋、カナタ在住コルシカ人
コーベット (Todd Weeks) 捜査官
ギル (Rock Kohli) ラニの警護官
ケネス・ジェミソン (Michael Patterson) ハドソン大学学長
マヤ (Deepa Purohit) トム・パットの妻
マイク (Lynn Adrianna Freedman) CSU Tech
ローズマリー・シャー (Jyotsna Du Ciel) ベラの秘書
タミム・シャー (Barzin Akhavan) ローズマリーの叔父
ジェフリーズ (Hudson Cooper) 捜査官
パツィ・モラン (Douglas Crosby) 車イス、前科の山、ラニを撃つ
— (Danny Boushebel) Bela’s Cousin
— (Sai Rao) Young Mother
— (Justin Walvoord) Customs Agent
— (Brad Holbrook) Reporter
— (Summer Crockett Moore) Reporter
— (Monique Alhaddad) Socialite at Fundraiser
— (Andrew Haserlat) Porter
— (Dipali Desai) Spectator
— (Rajeev Pahuja) Spectator
— (Liza Petrosyan) Protester
— (Katharina Stenbeck) Crime Scene Unit
サラ・ベーカー (Denise Vasi)

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