第16話(83) アリーのお受験 Rejection & Rocketships
監督/Raini Rodriguez 脚本/Kevin Kopelow
Rachel McNevin
【ストーリー】
アリーは連絡が来たとしてみんなの元にやってくる。ハーバー
ド大の面接をこのファクトリーで受けることになったという。
その為に過去の栄光の私を飾らないといけないという。
オースティンは6歳の時のマカロニネックレスコンテスト準優勝
のトロフィーも飾るのか?と。デズはトロフィーなら貸すよと
して世界一の息子のものだとし、パパが弟に送ったものだとい
う。トリッシュはデズに弟は居ないでしょというとだからこそ
余計哀しいという。それにしてももう面接なのかとして願書の
締め切りは先ではなかったかというと、アリーは早期入学に
申し込んだのだという。ハーバード大は子供の頃からの憧れ。
母の母校でもあるという。トリッシュはアリーなら絶対に合格
するとしオールAの成績、皆勤賞、そして音楽で成功している
と。オースティンはプラスしてカワイイと語るが、ハーバード
大ではそんな何の意味も無いのだという。去年ウチの高校から
ハーバード大に受かったのは一人で、キリマンジャロ頂点に
到達しベストセラー本を出してそれが映画化し、その主演に
なって初めて補欠合格になったくらいだという。
デズはそれなら何か発明すれば云いとし、
“何処でも行ける車輪の付いた魔法の箱”とか・・・(車だ)
“文字をを打ち込むと何でも分かるマシン”とか・・・(PCだ)
“食べられるものが丸くてジャム味のもの”とか・・・(ドーナツだ)
とアイデアを出すもそれぞれに突っ込まれてもう何でも発明済み
だとして諦めろというデズ。
トリッシュはアリーの元に行くと面接の準備をしていた。
どちらのメガネをかけていると賢く見えるか?というアリーに
対してどらちもマヌケだという。視力は良いでしょとし、メガネ
にレンズも入っていないしと突っ込みされる。
そんな中オースティンとデズがやってくると最悪のニュースだ
という。スターシップが無くなるとし、生きて戻れるのは勇敢
な宇宙飛行士だけの乗り物だという。怖くて世界一楽しいアト
ラクションだとして二度と乗れなくなる前に乗りに行こうと
誘う。しかし子供用のコインを入れると上下に動くだけの乗り物
だった。
■感想
今回は子供の頃に夢見たことを実現する為に行動を起こした
エピソード。
デズが冒頭で凄い笑顔で発明品のアイデアを語るシーンが
笑えた。オースティンの「どーだぁぁ」とばかりに、あの
デズの良いアイデアを出したみたいな笑顔。たまらんです
ね(笑)
アリーは一度不合格になるとアリーらしい不良姿になる。
不良というよりも自堕落な生活をするようになったという
ところか。ピザを食べて髪の毛を梳かすのも忘れて、学校の
クラスの席は最後列(笑)
「後ろの席はダメ人間の掃きだめだと言っていたのに・・」
と。
そしてアリーの合否の封筒の件で、小さい封筒が来たとして
落ち込むアリーの元にみんながハグして寄り添うようにして
いたのに吐きそうだと言った瞬間にササササっと身を引く
ところが面白い(笑)
・アリーとトリッシュ
アリーは母親の母校であるハーバード大に入学することが夢だ
ったようだ。
何とか自分をアピールする為に演出しようとする。
アメリカの高校制度ってよく知らないけど、日本の場合ある
程度中学、高校、大学へと進むに従い、学業成績のレベルが
ふるい分けられる格好になっているけど、アメリカのように
広い土地だとどうなっているのかな。
アリーの学校からハーバードに入学した人は昨年一人で、しかも
そこには相当な功績があったらしい。
アリーがしているポップミュージックが果たして一芸の形で
認められて入学出来るのかということだけど、少なくともあれ
だけ全国ツアーを経験したのであれば認められそう。アリーの
場合成績も生活態度も問題は無い。オースティンがプラスして
カワイイよと語るところがこ憎らしいけど(笑)
それでもアリーの心配は止まず、トリッシュが嘘をついて良い
ように見せれば良いという。
「これは嘘ではなくて事実ではないことを言うだけよ」
って言い回しはトリッシュらしいところ。
冒頭でデズが発明すれば良いとした際に遠回しの言い方をして
いたのでその流れを踏襲したのかな。
しかしトリッシュが副大統領から功労賞が来たとか、アインシ
ュタイン研修所から連絡が来てその問題を解けるのはアリーだ
けだとしたことで、余計に怪しい人物像になってしまった。
結果として大きな封筒が送られて来る。
入学願書/書類が入っているハズで不合格ならば小さいはずだ
ということで、封を切る前から合格を喜んでいたが、その中
には小さな封筒が入っていてその中には不合格の通知が入って
いるという。コメディ的内容からマトリョーシカみたいに
なっているかと思った。
トリッシュの交渉術で再度面接を取り付けて今度はアリーを
慕う人たちからの手紙なども織り交ぜて行った結果合格する
ことになる。いよいよドラマの終わりへのカウントダウンって
感じが如何にもしてくるな。
・デズとオースティン
この二人の夢というか小さいときに体験したアトラクションの
スターシップが撤去させられるということで再度撤去前に乗りに
行こうということになる。世界一怖いとか言っていたけど、
子供の時にそう感じただけなのか。ただ日本でも小学生以下の
子に作られた上下に動くだけの乗り物。
それでも子供たちが乗りたいとしてもの凄い列を作っていたね。
デズとオースティンは昔は100回連続で乗ろうと言っていた目標
が達成できなかったということで、今になってそれをやろう
とする。最初のトライアルでは大失敗。ブリトーの食べ過ぎで
デズが気持ち悪くなったようで、99回目で失敗していた。
2度目は成功していたけど、近くに居た子供が数えていたようだ。
大人買いとは言うけど、デズが凄い枚数のコイン(50セント??)
を持っていて達成したので子供にあげていた。一体どのくらい
の額になるのかな。
■使用された曲
・
■出演者
オースティン・ムーン (Ross Lynch) 歌手目指す
アリー・ドーソン (Laura Marano) 楽器店”ソニックブーム”、あがり症
トリッシュ・デラロサ (Raini Rodriguez) アリーの親友
デズ・ウェイド (Calum Worthy) オースティンの親友
Ms.シドニー・ジャクソン (Robin Riker) 面接官
ゲイブ (Bryant Tardy) スターシップに乗りたい黒人の子