クイーン・メアリー ~愛と陰謀の王宮~ Reign 第18話 祖国の危機 No Exit

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第18話 祖国の危機 No Exit
(aka.すれ違い)

脚本/Hannah Schneider
監督/Mike Rohl

【これまでのストーリー】

バッシュは望んでいないが神と王の前で結婚したのだとケナに
語る。メアリーはローラに対してあなたがフランソワの子を身ご
もったと知ったら大変だという。ローラは結婚出来るように努力
するという。ジュリアン卿にプロポーズされるローラ。ローラ
は妊娠している事実を話すがジュリアン卿は自分にも過去が有る
ので君の過去は聞かないと語る。ノストラダムはオリビアに対し
てキレイだと語る。彼女はそろそろ元の生活に戻るという。
ペネロープはいつもあなたがしていることをしてあげるとして
アンリ王を痛めつける。フランソワは父はペネロープに現を抜かし
政治の事は全く考えていないという。カトリーヌは王に対して
何処か悪いのだとし国の為にも大事を取るべきだと語る。
メアリーに対してマッケンジー卿は行動を起こしてくれる日を
長い間待っていたとして彼女に忠誠を誓う。フランスかスコット
ランドの選択を迫られるなら私は祖国を守るとメアリーは宣言す
る。

【ストーリー】

ケナはバッシュから結婚指輪を渡される。ささやかだけど祖母から
の形見だという。ディアーヌって金持ちかと思っていたというケナ
に欲しくないなら別に良いというバッシュ。そんなことはないと
ケナは指輪をはめる。一応結婚はしたのだとし努力すると約束し
ただろうという。ロマンチックねとしてそれならやり直しましょう
と。

ローラの結婚式は盛大に宮廷で行われる。
ケナとグリアが話しているとローラがやってきてジュリアンが
くれたネックレスを見せる。まるで葡萄のようなサファイアの
ついたネックレスに羨ましいという。しかしどうして結婚式の前
に花婿に会うのかとし一時間も無いのよと語るグリア。ローラは
幸運と幸福を祈っていてと頼む。

ケナは二人は上手く行きそうだとグリアに語ると、今度はあなた
がカッカルロイ卿と結婚する番だという。グリアはまだ日取りも
決めていないという。でも結婚するしかないでしょとし婚約破棄
なんて評判を落とすというケナ。グリアは思い出させないでと
いうが、彼の称号は本物でしょと。お宅のは「馬と狩りの長官」。
領地を持っていないがバッシュは若くてハンサムだというグリア。
彼と上手く行っているのかと問うと彼は前向きに考えようとして
るという。

そんな中アンリが会場にやってくるとケナの前に来て突然
そんなドレスを着てまた私の気を引きたいのかと妄想する。効果
はあったぞという王はケナにキスする。私から隠れようとしても
無駄だとして必ず探し出すという王。その王は王冠が痒いとして
外す。結婚が上手く行くハズないとケナは嘆く。

結婚式ではみんなが踊る。
ジュリアン卿はローラに対して何故泣いているのかと問うと
彼女は嬉しいからだという。あなたは完璧な人。事情を知って
結婚してくれたという。今日から僕達は夫婦だとし秘密も恥も
ないという。二人で共に人生を歩もうというジュリアン卿。

フランソワはメアリーと踊る中楽しんでくれて良かったという。
ついこの間は戦争を起こしそうな勢いだったという。それは
あなたの両親が私を騙してスコットランドを奪おうとしたから
だという。
そんな中二人の元にカトリーヌが来て問題が起きたという。
あの赤い服の男は教皇の使節モロシーニ枢機卿だという。フラン
ソワは来るのは来週のハズではなかったのかと。
国王に会うために来たが当人が出てこないのだという。フランソワ
はその方が寧ろ良いのではないかとし体調が悪いと言えば良い
とするが、彼らは一週間滞在するのにずっと会わせない訳には
いかないという。目的は教皇が借りている土地の契約更新の交渉
で我が国はその収入に頼っているのだというカトリーヌ。母が
交渉してはどうかという中、メアリーは私に名案があるという。
フランソワは私に話を合わせてくれと語る。

メアリーはモロシーニ枢機卿に話しかける。
私たちがフランスとスコットランドの未来ならあなたはローマ
の未来だという。私たちで話し合いましょうと。ストリックの
友好関係についてのこと。賃貸契約のことで来られたのではな
いかと尋ねる。陛下は私たちが合意すれば承認しますという
メアリー。ダンスは禁止されていないのでしょ?としてメアリー
は彼を誘うとローマに利益になるならばとして枢機卿は踊る。

カトリーヌは部下にアンリのことを尋ねると、ペネロープから
陛下は身動きが取らないと伝える様言われているという。
王の部屋に行くとペネロープに手足を縛られていた。
待たされるのは辛くて快感だという王。カトリーヌは私たちは
侮辱されているのだとしあの娘は城のものを略奪していると
語る。噂になっていること。あなたが彼女に全財産を与えて
いると。その価値はあるよという王。小娘に手玉に取られている
と笑いものにされるとし、教皇は知っているかも知れないと
いう。もう十分に楽しんだでしょとして辞めるのだという。
アンリは女ごときに言いようにされてたまるかと告げる。

そんな中メアリーに対してマリ伯ジェームズ・スチュアート様
が到着したと衛兵が知らせに来る。

メアリーはジェームズに会うとどうして彼が跪いたことに驚き
どうしたのかと党。当然女王陛下の前だからという。しかし
メアリーは私は妹ですよというと、腹違いのねというジェームズ。
ヒゲが似合うというと来るという知らせがないことを指摘する
メアリー。ジェームズは時間が無かったのだとし母のマリー・
ド・ギーズが窮地に陥っているという。メアリーは必要な金は
提供したとするが、フランスからの資金提供は解決になって
いないのだという。寧ろそれが問題だと。お母様はフランス人
である政務に携わる人間も半分はフランス人。だが国民は国の
事はスコットランド人に任せたいと思っていること。その思いは
日々強くなっているという。母は何故問題視していないのか
というメアリーに対して気にもしていないのだという。
恐らく国民は粗野でフランス人の指導が居ると思っているの
だろうと。母のやり方が気に入らないのかも知れないが、母は
私の臣下だという。私に腹を立てているのではないのかと問う
と君主を変えたいと思っているのではないかと問う。もしそう
ならそんな話はしに来ないという。じゃあ何しに来たのかと問う
とスコットランド人を使うように母に頼んで欲しいのかと。
当面は一人で良いというと、あなたを国政に加わらせろという
のかと問う。すると君のことだという。国民は女王の顔を見た
がっていること。女王に跪きたがっている。誇りと敬意を
持ってスコットランドに来て欲しいとし、帰国するのだという
ジェームズ。

■感想

正直ドラマを見ていてあんまり感じるところがない内容なので
どうも書くことがない。最近メアリーが怒りっぽくなったな
って感じがするし、フランソワが彼女を幽閉したことで
信頼関係にヒビが入らないか心配か。
かつてバッシュとフランソワが争う事になる際に、互いに
衛兵が殺す為に命じたのではないかということで決別化した
ことも有るけど、巨悪を前にして仲直りするところに繋がった。
フランソワの取ったメアリーに対する行動は果たして正しい
ものなのか。
まぁ出て来たジェームズが如何にもきな臭すぎる(笑)

今回は自国内での様々な問題を抱えているのに、更に国境を越
えて宗教の問題と民族の問題が起きている事が判明する。
フランス人とは同盟関係でスコットランドを安定的にする
為に政略結婚の形で嫁いできたメアリーだけど、イングランド
からの侵攻だけが問題では無く、フランス人自身も問題の種
となっていることが判明する。

フランスで起きていた後継者争いと同様のことがスコットランド
でも起きているという事なんだろうか。

メアリーの母・マリーがフランス人なので、フランス王宮と
繋がりが有ったのか。
スコットランド人は自国の人を・・って事だけど、厳密に言えば
既にメアリー自身はフランスの血も引いているということでは
ないのかな。

それ以外にも国王の病気の問題が有るし、ローラの結婚の件で
もジュリアン卿の素性に関して何やら不穏な影が出て来た。
そして何よりもノストラダムスが見るビジョンが久しぶりに
現れて、オリビアに危険が迫っていることが分かる。
かつてノストラダムスはメアリーとフランソワが結婚しても
問題は取り去られたとしていたけど、その件でも実は再び
ビジョンはフランソワの死を予感しているんだよね。

しかしバッシュとフランソワが仲良くなって良かった。

■3人の女官

・ケナとバッシュ

結婚したことを受け止めていく流れが有ったかな。
冒頭ではまだケナの方は未練たらたらって感じも受けたし、
バッシュからもらった指輪とローラがもらったネックレスの件
と比較して、どうしてもその境遇の違いに寂しさを覚える。

しかしまたケナの元に近寄るアンリが、妄想して彼女が誘惑
していると思っているようで、ホント誰か切り倒してくれ。
ペネロープは嫌いだけど彼女がアンリを退治してくれるのが一番
だと思っていたのにな。

ペネロープはバッシュからもらった大事な指輪さえもケナから
奪い取るという暴挙。何処までやるとここまで強欲になれる
のかって状態。そのペネロープが後にカトリーヌたちにハメられ
て元の位置に戻ることになるけど、一日だけの約束だったのに
随分長いこと偽王妃をしていたね。その間に財宝を奪っていた
みたいだけど、話ではまた厨房に戻したという。こんな人物
普通打ち首だろう。

・ローラとジュリアン卿

ローラとジュリアンは結婚した。ケナは自分の時とは扱いが違う
ことにショック。しかしアンリは何で突然溺愛していたバッシュ
に厳しくするようになったんだろうか?

ローラはジュリアンの家族に会っていない為に会いたいことを
語ったり旅行のことを話す際に彼の故郷に行きたいことを語るが
どうもジュリアンの返答はあやふやで怪しい。金持ちのハズなの
に偽のサファイアをプレゼント。

更にどうもジュリアンは早くローラからの持参金が欲しいらしい。
この持参金制度ってよく出てくるけど意味がよく分からない。
女性の中でもグリアは金の為に爵位ある金持ちとの結婚を望んで
いたことが有ったけど、ジュリアンと結婚していたらその持参金
は払えたのかな。

ローラとして見れば結婚は相当不利な立場。
何と言ってもフランソワの子を妊娠している。そんな状況でも
眉毛一つ動かさずに受け入れようとする彼のことを疑わずには
居られない。グリアに聞くのが一番だろうと思ったけど、グリア
によると不思議と言われない自信を持って問題はないと語る。

でも取りあえずローラは持参金は父親の口座に預けたままサイン
するだけの状態を保つ様だ。女性は口座を持てないというのも
驚きだけど口座があるというだけでも驚くものがあるかな。

・グリア

カッスルロイ卿とのプロポーズは受けている格好だけど、特に
日程が決まっている訳でもない。
ここの所グリアの活躍は乏しいところがあるな。

■その他

・カトリーヌの作戦

ケナとカトリーヌがペネロープを追い出す為に共闘する。
アンリ王にもある意味罰則を与える意味でルノー司教に扮した
ものにその醜態を見せる。当然枢機卿や司教にその姿を見られた
ら国王とは言え見限られる可能性は否定出来ないよね。
ということでルノー司教役には別の役者が演じたようだ。

十字架のある神の前でのアンリ王の醜態。

「これは冒涜だ」
「あなたが王になったのは神の意志です。あなたに軍隊を与えた
のも神です。」

アンリが迷走している姿が見られ、今後彼はどう生きるのかな。
そもそも脳の問題な感じがするので心変わりしたからと言っても
彼の寄行が治るハズもない。

・ノストラダムスの大予言

ノストラダムスはオリビアと良い感じの関係。二人で暮らそう
としていたけど、その時彼女が殺されるビジョンを見てしまう。
ノストラダムスが遠くに行けば彼を必要としているカトリーヌが
彼女を殺しに来るという意味合いが有り、それがビジョンとして
写ったか。

今回アンリ王もまたケナをどんなに遠くに逃げても逃がさない
ようなことを言っていたけど、カトリーヌも同じ。
蛇を仕込んでいたのは忠告だったのかな。カトリーヌは毒使い
みたいだからね。でもそんな毒もノストラダムス有っての毒だ
と思っていたけど・・・

・ジェームズ

メアリーには腹違いの兄がいるようで・・・
そのジェームズの兄の部下がイングランドの硬貨を所持して
おり、誰かに命じられてこの宮廷に来ていることを知る。
ただ彼らを買収したのが誰なのか。
部下を拷問するフランソワ。
メアリーはそんなフランソワに憤りを感じているが、果たして
どうなるんでしょうか。

■使用された曲

・Blue Blood by Laurel
・Forever and Ever by Royal Wood
・Royals by Vitamin String Quartet
・Apart from you by Feather & Belle
・Hollow Talk by Choir of Young Believers
・Allemande Fur 2 Lauten by APM Studio Musicians

■出演者

メアリー・スチュアート (Adelaide Kane) スコットランド女王
キャサリーン・デ・メディチ (Megan Follows) カトリーヌ王妃、イタリア系
セバスチャン・デ・ポワティエ (Torrance Coombs) “バッシュ” フラ

ンソワの異母兄。庶子
フランソワ (Toby Regbo) フランス王太子。次期国王
グリア・ノーウッド (Jenessa Grant) SC。メアリ女官
ケナ・デ・ポワティエ (Caitlin Stasey) SC。メアリー女官、王愛人
ローラ (Anna Popplewell) SC。メアリー女官
アンリ2世 (Alan Van Sprang) フランス国王
ノストラダムス (Rossif Sutherland) 医師で占星術師

ペネロープ (Kathryn Prescott) 厨房係、そらマメ
オリヴィア・ダメンコート (Yael Grobglas) フランソワの幼なじみ
LORD ジュリアン・ヴァーガ卿 (Giacomo Gianniotti) 王妃捜し。
マリ伯・ジェームズ・スチュアート(Joe Doyle) メアリーの兄
カーディナル・モロシーニ枢機卿 (Ric Reid) 教皇の使節
— (Aaron Willis) Nervous Servant
— (Paul Braunstein) Scottish Footman
— (Sophie Holdstock) Seamstress
— (Shaun Austin-Olsen) 司祭
ポーター (Garrett Hnatiuk)
— (David Macniven) Banker
— (Brendan Cox) Tennis Boy
— (Justin De Bernardi) ダンサー
— (Sidney Leeder) ダンサー
— (Sarah Murphy-Dyson) ダンサー
ミミ・ナターリア (Lisa Chandler) 高級娼婦

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