第6話 キュートなベビーシッター The One with the Male Nanny
脚本/Marta Kauffman
David Crane
監督/Kevin Bright
【ストーリー】
オクラホマのタンパでは深夜、寝ているチャンドラーにモニカから
電話。今度の仕事は最高だというモニカは初日だったけど最高だ
ったという。キッチンはアレクサンドロの2倍の広さで綺麗さは
モニカレベルだという。働いている人も良い人ばかりで支配人
のジェフリーは出会った人の中で一番面白いと語ると、今まで
眠そうに話を聞いていたチャンドラーは飛び起きる。
コーヒーハウス「セントラル・パーク」。
フィービーとマイクは仲良く手を繋ぐ。コーヒーが運ばれてくると
フィービーは砂糖を入れたいが手を繋いで片手が塞がっている為
にどうしても開ける事が出来ない。マイクはそれに気がついて両手
が必要?というと、フィービーはそれならこうすれば良いとして
砂糖を開けている間にマイクの手を自分の胸の上に置いておく。
ジョーイがやってくると、いつものように冷やかす。熱いこと・・
お手々繋いで愛し合っているのかと。まだ告白してないの?など
色々と詮索。君が大男なら俺を殴っているだろうねと。
私たちは確かに関係が進むのが早いよねと語る。しかしマイクは
離婚した時にもうこんな気持ちになることはないと思っていたと
して早すぎるかも知れないとしてこれをもらって欲しいとして
ポケットから合鍵を出す。僕の部屋の鍵だと。君の部屋の鍵を
くれとは言えないというがフィービーは即渡してくれる。
ロスとレイチェルはベビーシッターの面接。
次の人はサンディ。乳幼児教育を専門に勉強した人だという。前
に務めていた家では3年間だったようだと。そしてやってきた
サンディとはなんとイケメンの男性だった。
フィービーの家にデビッドがやってくる。ミンスクから戻ったの
かとしてフィービーは喜ぶ。2、3日帰国したとし支援者に説明す
る為に・・と。支援金を使い果たしたのは良いことだと言いに
来たが成果はゼロだという。ニューヨークに到着しタクシーに
乗った際に住所を聞かれて自然とフィービーの家の住所を言って
いたという。ロシア語で語ると、意味は端的に言って”私が
今見ている者はウァオだ”と。ずっと遭っていない人は頭の中で
美化するから実際に会うとブレーキがかけられ冷静になれるが
でもここには頭に思い描いたままの君がいたと語る。今彼氏は
居るのかと問われフィービーは居ないと思わず語ってしまう。
フィービーはモニカに遭うと私は世界一の悪人だと語る。
どうしてデビッドにマイクのことを言わないのかと問うと彼の
目を見たら彼は愛くるしいのだという。ホントにあの科学者が?
そんなモニカにホントにチャンドラーが?と言い返すフィービー。
彼に明日の夜に遭おうと言われたがホント悪魔だと語る。
マイクのことが好きで上手くいっているのにどうしようと語る。
■感想
いよいよ200話目のエピソード。
シットコムの中では随分と奮闘したドラマですよね。
何よりもこのドラマの人気度を示すようにゲストは豪華だ。
・ロスとレイチェル
シッターを雇うことになり面接を行う。
アメリカだとこういう形でシッター選びを面接することが多い
よね。
サンディという人物は乳児教育の専門家だということで、期待
しているとなんと来たのは男性。レイチェルはイケメンの男性
に大喜び。しかも男性とは思えない程に繊細の心を持っていて
デリアというフィアンセも居るという。
「デビアスなメイドたち」でも男性メイドのジェシーを雇うこと
で女主人と良い感じの関係になってしまったことが有るけれど、
ロスもそれを気にしているのか。
レイチェルは彼に決めようと言うがロスは反対。駄目な理由を
問われて、気味が悪い、男がする仕事ではないという。
しかしレイチェルは雇うことに決める。
ベビーローションは自家製で母親の肌にも優しいものを作って
くるし、美味しいマドレーヌを作り、子供をあやす為にレコーダー
まで吹いたりする。
マドレーヌなんてタフな男の菓子ではないとしてロスは文句を
言うとレイチェルからはあなたが男に男らしさを求める人とは
知らなかったと反論される。
最終的にはやっぱりロスの押しで断ることにするが、ロスが話し
にいくとサンディはまるでカウンセラーのようにしてロスから
話を聞いて男らしさに対する過度の執着心の原因を聞き出して
いた。子供の頃のロスはスポーツマンではなく家で恐竜で遊ぶ
子だったことで、父親からはどうして外で遊ばないのか・・男な
のに的ニュアンスで言われゲイっぽいからタンクトップを着ては
いけなかったという。
・チャンドラーとモニカ
モニカが新しい料理の仕事をすることになったのかな。
出張中のチャンドラーとは時差があるからなのか寝ている彼に
電話して今日の出来事を語る。
モニカの話に退屈しながらも支配人のジェフリーがこれまで
出会った人の中で一番面白い人と謂われ、チャンドラーとして
は心穏やかではない。
ロスがジョーイに対してレイチェルが男のシッターを雇ったと
する中で、その中でモニカがチャンドラーに職場の面白い人の
ことを言ったことで、彼が落ち込んでいるのだろうと知る。
チャンドラーにとっては面白いは彼の専売特許。
その後チャンドラーが語る言葉をみんなが不自然に笑う姿。
作り笑いは哀れみかとして益々拗ねるチャンドラー。
・フィービーとジョーイ
今回のフィービーはマットとラブラブ。
喫茶店で手を繋いでいるシーンで手持ちぶたさになる彼の手を
自分の胸に置いておくというところが羨ましいというかフィービー
らしいというか(笑)フィービーの声を当てている田中敦子さん
も声がカワイイんだよね。
マットとはいよいよ自宅の鍵を交換する仲になるが、デビッド
がS7-11以来の登場。
http://itawind.web.fc2.com/kaigai/friends/friends.htm
http://itawind.web.fc2.com/kaigai/friends/friends711.htm
部屋の中で抱き合っている姿を見られるが、彼はミンスクから
2、3日戻って来た元彼であることを説明。
マットは冒頭からジョーイにもからかわれていたし、デビッド
ともケンカしそうだったし大変だった。
ジョーイはあらゆるエピに関わる役割だった。
ロスのパートではパペット人形で一緒に遊ぶ姿が有り、首になった
サンディのことを個人的にジョーイが雇うという不思議な光景
が・・・
■出演者
レイチェル・カレン・グリーン (Jennifer Aniston) ファッション好き
モニカ・ゲラー (Courteney Cox) レイチェルの親友
フィービー・ブッフェ・ハニガン (Lisa Kudrow) レイチェルの親友
ジョセフ・フランシス・トリビアーニ・Jr… (Matt LeBlanc) “ジョーイ”
チャンドラー・ミュリエル・ビング (Matthew Perry) 会社員
ロス・ユースタス・ゲラー (David Schwimmer) 古生物学
デビッド (Hank Azaria) フィービーの元彼
マイク・ハニガン (Paul Rudd) フィービーの今彼
サンディ (Freddie Prinze Jr.) ベビーシッター
— (Susan Slome) Prospective Nanny
Mr. Squiggles (Michael Burgess) パペット