ブログ犬スタン Dog With a Blog 第1話 俺の新しい家族 Stan of the House

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第1話 俺の新しい家族 Stan of the House

監督/Neal Israel 脚本/Alison Brown
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タイラーは試験勉強を一緒にしようとしてチアリーダーのサブ
リナを自宅に連れて来ていた。しかし実際には試験は昨日終わ
っていたが、ちょっとお馬鹿なサブリナは終わったことにも
気が付いていない。
二人がリビングのソファーでイチャついていると、タイラーの
義理の妹のエイヴリーがやってくる。今日の3時から6時まで
リビングを使うのは私のハズだとして、予定表にも書かれてい
ることを指摘する。親同士が再婚したことも有って突然二人は
義理の兄妹になったが、エイヴリーはなんでもルールに拘る
性格だった。タイラーはここは元々俺たち家族が住んでいた
ところで、1年前から来たのだろう事を語る。
エイヴリーは火曜日には私が使わせてもらうと語ると、タイラー
はそれも否定し、その日はミュージカルのオーディションの
為にチアリーダーが集まるのだと語る。俺がホームスクール
ミュージカルの演出家をするとして騙すのに大変だった
のだと語る。エイヴリーは火曜日に何をするのかと問うと、
「思いやりクラブ」のミーティングをするのだという。
みんなをウチに連れて来るのが初めてだとし、私のママが結婚
してここで最悪な生活が始まってから初めてのことなのだと
いう。お前が来てからスケジュールだらけで最悪だと語る
タイラー。
そんな二人が言い争いをしているのを見て、エレンとベネット
はあの二人はいつまで経ってもいがみ合っているとし、頭を
悩ませる。しかし心理学者であるベネットは何度も話合った
だろうとし、この段階で親が介入することは駄目なんだという。
兄弟のの問題は当人同士で解決させるのだという。私が執筆した
子育てベストにも書いて有るという。

そんな中、次女のクロエがやってくる。
クロエはモンスターが追いかけてくるとして叫んでくると、
ベネットはクロエを脅かし、これで大人しくなるだろうと語る。

ベネットはエレンに対して、二人の対策は考えてあることを
告げるとみんなの前でプレゼントがあると語る。
保護センターから連れてきたというスタンという名の犬を
見せるとみんなで面倒を見るのだと語る。エイヴリーは大喜び
し、ママが絶対に犬を飼うのは駄目だと言われていたと告げる
と、エレンは私は飼うならばネコが良いのだと語る。
スタンはエレンの態度を見て、スリッパをかじるならば
彼女のから噛んでやると呟く。ベネットは子供達3人で力を
併せて育てるのだと語る。
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ジェニングス家とジェームズ家は両親が再婚同士。
再婚して生活を共にした期間も1年が経過したが、両親の
悩みは長男と長女が仲良くして来れないことにあった。
いい加減な性格をしている兄・タイラーとルールを作って
スケジュール通りの行動を起こしたいエイヴリーは事ある毎
に衝突する。子供たちが仲良くやっていけるために心理学
をしている父のベネットは犬のスタンを保護センターから
引き取ってきて子供たちが協力して育てていくウチに仲良く
なるだろうとして期待する。
果たして二人は仲良くやっていけるのか。

喋る犬のスタンの視点に立ってドラマが犬側のナレーション
ベースで進んでいく。犬が人間たちの行動に対して心の内を喋る
というドラマは有るけど、ここでは実際に犬が喋られるという
設定である。しかしドラマ的に見ていると、心の中で思っている
声なのかそれとも実際に犬が喋っている(という設定)なのかその
切り替えがまるで分からないところがこのドラマのちょっぴり
違和感が有るところ。

犬自身が自分に起きている状況をブログに書き込みする辺りの流れ
は、あり得ない描写ではあるけど滑稽であり、見た感じは
「グッドラック・チャーリー」でのテディがカメラに向かって語りか
けるという構図と形は違えど似ている感じには思える。

日本のドラマでも「マルモの掟」で犬が喋ったけど、
犬が本格的に物語の中で会話に参加するという形ではない。
このドラマでは、子供たちの前では日常に会話するレベルで話に
参戦していくところが凄い。

父親が心理学専攻で子供たちの気持ちは分かっている風を
装っているところも面白いし、母はネコ派だと公言して、
人間の言葉が分かるスタンからは嫌われてしまっている所
がまた面白い。スリッパを噛むならまずコイツのからだと
言ってのけるところが笑えた。

兄は相当バカっぽいし、妹は相当小狡そう。

エイヴリー役のG. Hanneliusは「サニー with チャンス」
のダコタ役の時もテレビ局の社長の娘役で相当我が儘を
振るっていたし、「グッドラック・チャーリー」では
ゲイブの同級生役だったけど、やっぱり気の強い役での
登場だった。

会話を通して互いに皮肉のやりとりに富んでいるところは相変わらず
アメリカのシットコムらしいところで良く出来ている。
次女のクロエは完全に妄想少女扱いになっているけど、
またタイミングよく犬が喋ったりするところで利用される
ところなど面白く出来ているね。

エイヴリー・ジェニングス (G. Hannelius) 長女・13歳
タイラー・ジェームズ (Blake Michael) 長男・16歳
クロエ・ジェームズ (Francesca Capaldi) タイラーの妹・6歳
犬・スタンの声 (Stephen Full)
ベネット・ジェームズ (Regan Burns) 父、心理カウンセラー
エレン・ジェニングス (Beth Littleford) 母

— (Christopher Birt) Owner
— (Michael Boucher) Owner
グレン (Harvey Guillen) パサデナ動物保護センター
— (Kuma) Stan the dog
サブリナ (Audrey Whitby) タイラーの女友達

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