キャシーのbig C ~いま私にできること~ The Big C 第12話 旅立ちの時 Everything That Rises Must Converge

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第12話 旅立ちの時 Everything That Rises Must Converge

脚本/Jenny Bicks 監督/Michael Engler
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【前回までのあらすじ】
マーリーンは深夜にバッグがないとして外を探しているのを
キャシーに見られる。翌日彼女から認知症だということを
聞く。ポールは人に言っても良いことはないということを
知る。戻って来たとしてポールはキャシーの家に戻ってくる。
対象的にショーンはレベッカに対してオレのために引っ越して
くるなと語る。
キャシーは元々楽観主義だったとし、最初に蜂の治療を受ける
と語る。トッドは成功を祈るとキャシーに告げる。

【ストーリー】
キャシーは目覚めると天井に写真が貼られているのを目にする。
既にポールが起きていて掃除をしていた。ふき掃除をしている
というポールはバイ菌が一杯だとし、引っ越して以来どれだけの
細菌が繁殖したかという。足の裏から入り込んだかも知れない
とし、菌の胞子はガンの原因になるのだという。ググっみろと
いうポール。また天井にあるのはビジョンボードというもので
それもネットで見たものだという。病人が起きた時に良いもの
を見ると回復が早くなるのだという。キャシーはまだ歩けるし
掃除も出来るというが、全部は無理だろうとし、オレはガンシ
ェルジュ(ガンを世話するコンシェルジュ)だと笑いを取る。
オレはしつこくくっつくとし寝るのはソファーでも夫婦だという。
ウチはもうソファーはないとするが、ポールは新しいヤツが
来るという。モンタナモス色のものだとすると、キャシーは
ソファーは自分で選びたかったと語る。ポールはカナダの蜂療法
にもついていくというが、医者が行きたがっているので良い
という。ポールの気持ちも嬉しいが、自分でちゃんと出来るのだ
という。ガンを一人で抱えてはダメだとし、レントゲンを
見たが重傷だという。戦おうと告げると、大丈夫と語る。

キャシーの夏期講習の授業は、「お礼状を書く」というもの
だった。最近手紙なんてかかないでしょとし、今時はみんなメール
でスマイルの顔文字を送ればokだと思っているとし、顔文字は
辞めて一回ちゃんと書いてみましょうという。もう夏も終わり
で一生懸命私は教えたので”ありがとう”くらいは言えるでしょ
と語る。良い便せんなので無駄にしないようにと語ると、
ジャスパーは送り方はどうするのかと問う。郵便局に行って切手
を買うのだとするとそれは金曜日に説明すると語る。

アダムはマーリーンの家にいて掃除に手伝いをしていた。父さんが
戻って来たことを聞くと、まるで昼メロみたいだねという
アダムは鳩時計を設置しキレイに拭いていると、鳩時計はウチに
取って宝なのでそっとやってくれという。昔は5時になると
ハトが出て来たので父似怒られないように急いで起きて学校に行く
支度をしたのだという。今の子みたいにだらけていないこと。
馬で学校に通ったとかとアダムは皮肉る。

キャシーは帰宅するとポールは夕食は出来ているという。
また洗濯もしていた。キャシーは私は洗濯をするのが好きなのだとし
それは私のテリトリーだと主張。臭いを嗅ぐと気持ちが和らぐのだ
という。わびさびの日本庭園にいるみたいに最高だろうとすると、
洗濯は奪わないでというキャシー。
アダムは父の食事はいやだと言うとブレントの家にいくという。
しかしアダムは携帯を見ながら幸せ双にメールのやりとりをして
いた。誰とやりとりしているのかと問うがアダムはメールに夢中。
母さんもメールが有るからやりとりするか?と問うがまるで返事もない
為にこれは女の子とメールしていることを悟る。外でネコが燃えて
いると声を掛けるとようやくアダムは反応するが・・・アダムは
後で映画にいくけど良いかとし、マーリーンの用は終わったこと
を語る。そんな中トレバーとブレントが車で迎えに来た為にアダム
は出て行く。しかしアダムは携帯を忘れていった為に、キャシー
は思わず彼の携帯をのぞき見る。ミアという子とメールしている
ことを知り、キャシーは思い切ってミアに電話する。留守電になっ
ていた為に、キャシーはアダムのことを売り込むようにしてミアの
留守電にメッセージを残すのだった。
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キャシーはポールとの関係を修復する中で、色々とがん治療の
為に出来ることをしようと考える。ポールは今までキャシーが
求めていたのに無視していた家のリフォーム作業をして、家事に
も手を出していく。アダムはマーリーンの手伝いをするのと同時
に先日出会った女性ミアとメールでやりとりをする関係になっ
ていた。
キャシーは蜂針治療に思いを託してトッド医師と共にカナダへ
と一緒に渡ることになる。その間に残されたものたちの間で
大変なことが起きているのだった。

うーん、マーリーンの自殺の流れは何とも切ない。
何より憤りを感じるのはマーリーンの子供たちは一体
何で認知症の母をほったらかしにしているのかだよね。
マーリーンってキャシーに逢うまでは相当意固地で扱いづらい
ところが有ったけど、やはりそんな調子で親子関係が上手く行って
いなかったのだろうか。夫を亡くして失意の余り悪態をついていた
というのは分かるのだけど、それまでの間にキャシーの家とも
あんまり交流が無かった様だし、どういう事情が有ったのかな。
親は子供のことを見る義務が有るけど、子供もまた同時に親のこと
を見る義務が有るハズで、その辺の綱引きに於けるアンバランス
さがなんとも言えないところ。

「思いを伝えること」というのが今回のテーマだったのか、手紙
に感謝を書かせようとするキャシーの姿が有る。
忘れ去られたものの象徴の一つに手紙の存在が取り上げられて、
その辺の流れは上述したマーリーンの存在なり、その親子関係なり、
忘れていくマーリーン自身の中の記憶にかけられているところが
有るのかも知れないけど、今時の子はメールでしか思いを伝えない
ということで、ショーンやキャシーなどが、思いを伝える方法論を
教えていくことになる。

ショーンは実際に相手の目を見て思いを告げることの大切さを唱えた
かと思えば、キャシーは電話を使って、まだ見ぬアダムのメール相手に
息子が如何に優しい子なのかということを伝える。
どんな形であれ、本気で伝える気になれば伝わるものだなという
ことを改めて感じさせる流れだったね。

しかしそんな思いとは余所に行動が思いに伴わないのが認知症
という名の病魔だった。
マーリーンにとっては大切な家族であるアダムを銃で傷つけそう
になる姿が有り、それがきっかけで彼女に取っては身を引く瞬間
というものを感じた様だ。
ポールが息子を守る為に厳しい言葉を投げかけていたこと。子供を
守る上では憤る気持ちも分かるんだけど、流石に心細いであろう
彼女から家族を取り上げる格好となってしまったこともまた
後味の悪さというものを感じる。

止まっていた鳩時計に対する思い出。
ハトはそもそも幸せの象徴のハズで、式典などではハトを飛ばす
ようなことが多いけど、止まっていた時が動くようにして
鳩時計が動くのと同時にマーリーンは何を思ったのか。

トッド医師との小旅行のようなカナダへの治療の旅。
トッドはもう少しベテランかと思ったけど、実際にはまだ駆け出し
の腫瘍科医で人の死には慣れていない様子。人の死に慣れることは
ないと思うけど、寧ろキャシーの方から励ましのような形で、
現実を受け入れるように諭される辺りは、彼女が教師だということ
を除いても、何とも言えないところが有ったね。
思わぬ形でトッドもまたキャシーに思いを告げたけど、死に行くもの
を愛してはいけないというキャシーの気持ちもよく分かるし、
トッドもキャシーから思いの伝え方を教わって、ジュリーとの
関係を結んで言って欲しいね。

蜂医者は映画俳優のLiam Neesonだった。
昔サム・ライミ監督目当てで見た「ダークマン」に彼が出演して
いたのを覚えて居るけど、かつて撮影監督から監督として有名
になった・ヤン・デ・ボン監督の「嵐の中で輝いて」なんかでも
メラニー・グリフィスを助けるドイツ将校役で出ていたかな。

このカナダ旅行で、カナダ人の気質さに触れた皮肉さが語られて
いたり、彼自身がアイルランド出身だということも有り、キャシー
がそんなことに言及する姿が有ったりして、色々とシャレを
効かせた展開では有った。

■使用された曲

・Baby Blue by Scanners

キャシー・ジェミソン (Laura Linney) 43歳、妻、高校の教師
ポール・ジェミソン (Oliver Platt) キャシーの夫
アダム・ジェミソン (Gabriel Basso) 高校生
ショーン・トルキー (John Benjamin Hickey) キャシーの兄
アンドレア・ジャクソン (Gabourey Sidibe) 生徒、デブ
マーリーン (Phyllis Somerville) キャシーの隣人、夫が他界

Dr.トッド・モウアー (Reid Scott) 主治医

— (Liam Neeson) Bee Man
ミア (Alexandra Socha) アダムがバス停で出会う女性
ジャスパー (Jake O’Connor) 生徒の一人
— (Irma Estella La Guerre) Bartender

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