第11話 レイチェルの復帰バトル The One Where Rachel Goes Back to Work
脚本/Judd Rubin
監督/Gary Halvorson
【ストーリー】
チャンドラーはモニカにおはよーと語る。モニカは夫にボリュー
ムのある朝食を作っていた。夜まで体力が残っているようにしっ
かりやって私は妊娠させてというモニカ。今日から仕事が無いん
だよとし先の人生どうしようというチャンドラー。モニカは
情熱をぶつけられることを探してという。しかしチャンドラー
は何を始めたら良いのかという。するとモニカはまずは整理する
ことだというとやることをリストにして仕事を保グループ分け
するのだという。君のうんざりする整理整頓が役立つとはねと。
セントラルパーク。
ジョーイとフィービーはガンターからコーヒーとマフィンの注文
を受け取る。フィービーはジョーイにコーヒー一口、マフィンを
一囓りさせてというと良いよという。しかしフィービーはそれを
全てポットに入れてマフィンも持ち帰ってしまう。腹ぺこな
イタリア男に噛みつかれたことはあるか?と問う。フィービーは今
現金を切らしているのだというと、ジョーイは金を貸そうか?
と問う。しかし友達に金を借りるのはトラブルの元であり、それ
でリチャード・ドレイファスと口を利かなくなったのだという。
それなら仕事を世話しようかとし、エキストラの仕事だという。
テレビに出るのかとしてフィービーは興奮する。そんなに凄い
ことでもない・・・と言うがジョーイは嘘だとして最高だよと
語る。
ロスとレイチェルがセントラルパークで二人の元にやってくる。
どうして赤ちゃんを連れておめかししているのかと問うと、
レイチェルの職場・ラルフローレンに行ってエマを紹介するのだ
という。可愛いだろうという中、ジョーイは何でピンクのヒモ
を?と尋ねる。男と間違われないようにだという。きっとオフィス
の人気者だねと。
モニカはチャンドラーに色んな情報誌に目を通し重要な所に
マーカーをつけたという。アルファベッド順にフォルダーに
入れたとして就職資料を用意する。Aから見てみようという
モニカ。しかしチャンドラーは広告関係が良いとし、宣伝文句が
得意だからという。それなら広告業界に幼なじみが勤めていて
大きな代理店の副店長をしているので紹介するという。
レイチェルはロスに作戦成功だとしみんな女の子と分かっていた
という。ロスはそれは君が間違ったヤツを叩くという噂が広まっ
たからじゃないかと。レイチェルはオフィスによっていくという
と中には誰か男性がいた。あんた誰よというレイチェルに対して
ギャビン・ミッチェル。仕事を引き継いだのだという。男の子
にピンクのリボンをしているのかというギャビン。
■感想
・ロスとレイチェル
赤ちゃんのエマ。相当見た目は男の子なんでしょうか。
女の子っぽい格好をさせて男の子と言った人を殴っていくという
レイチェル。
レイチェルが勤めている会社、ラルフローレンに赤ちゃんを見せ
に立ち寄る。彼女自身はあと2週間は産休だったけど、いぞ
オフィスにいくと別人のギャビンがその座に座り内装まで変えて
いることに怒りと焦りを感じる。バケーションに行っているのか
と思ったと嫌みを言われる中、レイチェルは乳首が切れるまで
吸われるのがバケーションかとして激怒。夏の南の島ならあるこ
とだという。
しかも会社の上司はギャビンの案を褒めているとして評価を高め
ていることを知る。産休返上。
ロスにオムツ変えてと頼むが実際には一度もレイチェルはオムツ
を変えたことが無いらしい。
「君も一度くらい変えて・・」
仕事を引き継ぐとしてレイチェルは張り切る。
彼に今まで報告を・・とするとスクリーンセイバーをインシンク
から変えたという。プレゼンには何週間もかかるとして言われる
も5年も勤めているのだから分かるというレイチェル。だがオフィ
スの椅子の戻し方は分からない。
レイチェルは徹夜してプレゼンの用意をする。
しかしプレゼンの時間が早まってしまう。
ギャビンは子供は自分が見ているので君がプレゼンをしてくれ
という。一生懸命で異常だから・・と。
・チャンドラーとモニカ
チャンドラーは先日クリスマスに会社を辞めた。
無職になって迎えた年。モニカとしては子作りをしたいと考える。
やはりレイチェルの子なんかを目にしているからね。
もう朝からモニカの子作りプレッシャーが凄い。
チャンドラーとしては新しく仕事をしたいということで仕事探し
をすることになる。
モニカが色々と資料を集めてくれるがやはりチャンドラーとして
はトークが得意なので広告業界が良いという。そこでモニカの
幼なじみのスティーブを紹介してもらう。
面会し、なんとか仕事に取り付けるが、半年は無給で・・と言わ
れる。
仕事もないのに子作りしても良いのかどうか。
レイチェルから先に帰らされたロスはチャンドラーの家に何度と
なく立ち寄るが、その度にモニカが子作りセックス話。
帰って早々に
「子作りタイムよ、パンツ脱げビング!」
っていうのが笑える。ロスが居て気まずい。ロスはチャンドラー
からキャリアをゼロから築くとし給料をもらえるまで少し時間
が経つので今家族を増やすのは難しいと相談していた為に、
ロスはモニカに映画でも一緒にみようとして子作りを邪魔しよう
とするが、
「兄さんがいてもセックスはする」
というモニカの迫力。
翌朝ロスが来ている中でモニカが夕べ激しいお陰でヒザがガクカク
だと語る。「部屋に入ったらまず周りを見回せ」と。
ただモニカは赤ちゃんが出来た気がするというが、チャンドラー
は実は演技だった事を語る。女性だけでなく男性も演技が出来る
のかとして驚いていたけどね。
チャンドラーから事情を聞いたモニカだけど彼女は妊娠に良い
時期なんてないという。仕事を始めれば給料をもらうもらわない
にしても忙しくなって子育ては難しいものになるかも知れない。
そんな言葉で結局再び子作りモードへ
・フィービーとジョーイ
フィービーが金穴だと知ってジョーイは自分が仕事をしている
ドラマのエキストラとして監督に仕事を紹介するという。
ジョーイから仕事の世話をしてもらうなんてね。
金を貸すと言ったらフィービーが断っていた。その理由として
友達でも金の貸し借りはトラブルの元になる。
リチャード・ドレイファスとはそれで口を利かなくなったと語っ
ていたよな。空耳か?
以前チャンドラーはジョーイの為に同居/居候の為の部屋を作る
とまで言っていたのに。
フィービーはエキストラなのにまるで自分が注目を浴びていると
感じて手が震えて演技にならない。
最初のエキストラの仕事は看護師だったけど、手にしたトレイ
を落としたりしていた。
また次のシーンでは彼女はウェイトレス役。
どうも彼女は現実と演技の区別が付かないというか、役になりきる
ところが有ったりするのか。
しかしウェイトレス役の時のフィービーが役柄的に私と関係
を持ったくせにと言ったのに対して、他のエキストラの女性
たちが一斉にジョーイに同様のことを言っていたのが笑えた。
■出演者
レイチェル・カレン・グリーン (Jennifer Aniston) ファッション好き
モニカ・ゲラー (Courteney Cox) レイチェルの親友
フィービー・ブッフェ・ハニガン (Lisa Kudrow) レイチェルの親友
ジョセフ・フランシス・トリビアーニ・Jr… (Matt LeBlanc) “ジョーイ”
チャンドラー・ミュリエル・ビング (Matthew Perry) 会社員
ロス・ユースタス・ゲラー (David Schwimmer) 古生物学
ギャビン・ミッチェル (Dermot Mulroney) モニカの代理
Mr.ゼルナー (Steve Ireland) レイチェルの上司
— (Evan Handler) 監督
スティーブ (Phillip David Lewis) モニカの知人・広告代理店
— (Alexandra Margulies) Female Extra
— (Heather Sims) Female Extra
— (Paul Logan) 昼メロ俳優/医者役
ガンター (James Michael Tyler) “セントラルパーク”店員