第9話(203) モニカの浮気発覚!? The One with Rachel’s Phone Number
脚本/Mark J. Kunerth
監督/Ben Weiss
【ストーリー】
チャンドラーに対してアシスタントの女性は話しかける。
ネコの話ばかりしてくるのでチャンドラーは君は独身だろうと
語る。チャンドラーの元に電話が鳴る。ジョーイからだったが
スピーカーホンにしていた為に、ジョーイはあのクソアシスタ
ントはどうしたのかと問う。ジョーイは俺たちの楽しみがある
とし明日の夜帰ったらバスケのWCウィザーズ 対 NYニックス
戦を見に行こうという。コートサイドの席だとしマイケル・
ジョーダンが突っ込んできてオレのアゴを折るかも知れない
というジョーイ。それならモニカに自慢するとして電話を
かけるチャンドラー。しかしモニカは店を休めるのは明日の夜
だけなのにバスケに行ったら一緒に過ごせるのは来週になると
いう。理解のない妻にはなりたくないので見に行くなとは
言えないから自分で悟ってという。チャンドラーはジョーイ
には何て言えばいいのかという。するとモニカは、”妻とはずっと
遭っていない。離ればなれに暮らすのは難しいことだぞ。だから
こそ少しでも一緒に過ごせる時間が貴重だ”と言えば良いという。
チャンドラーは嫌な顔して別の方法を考えるという。
ロスはレイチェルが胸の前の開いた派手な服を着てきたことに
思わず声を上げる。そういうドレスの君を見るのは久しぶりだ
とし、シェイプアップが上手く行ったようだという。レイチェル
はそんな目で見ないでというと、そんな目の時にこの子が出来た
のよと。エマから離れて夜遊びするなんて久しぶりだから
楽しみだとしフィービーと楽しむという。ロスはマイクを呼んだ
という。マイクってフィービーの彼のマイクなのか?この機会
に近づきになるというロス。夕食、ビール、そして会話して
楽しむとするが、レイチェルは何の話をするのかとして間が持つ
のかと問う。ロスは共通点が沢山有るとして、彼はピアノを弾い
ていたがボクはキーボードを弾いていた過去が有ること。彼は
離婚しているがボクも経験豊富だと語る。
そんな中フィービーとマイクがやってくると、女性陣は遊びに
出て行く。
ロスは早速ピアノとキーボードの話をすると、キーボードはここ
にあるのかと問われない事を告げると話は途切れる。
マイクが持って来たビールを飲むが間が持たず・・更に離婚の
話を話題にするがマイクはその話はあまりしたくないんだとして
そこで話題が途切れてしまう。マイクはロスに対して古生物学者
なんだろうとして従兄弟もそうなんだという。しかしそこで話題
が途切れると従兄弟とは沢山話せそうだねと。
チャンドラーは帰宅すると、モニカは室内をムードに盛り上げて
いた。チャンドラーは凄いとして驚く中、ジョーイにはニックス戦
にいけないと断れずにタルサに残ると言ってしまったと語る。
揉めそうなときには嘘に限るだろうと。
そんな中ジョーイがモニカの家にやってくる。カギをかけて中に
入れようとはしないモニカ。モニカがドレスアップしている
のを見てジョーイは何でそんな格好をしているのかという。チャ
ンドラーが帰った時の為に誘い方の練習をしているのよと。
ジョーイは室内から男の声がしたぞという。しかも何でワイング
ラスが2つテーブルにあるのかと問う。一つはジョーイのものよ
としてグラスを渡すとドアを閉めてしまう。
ジョーイはすぐにチャンドラーに電話すると、今すぐ帰れとし、
言いにくいことだがモニカは浮気しているという。だから自分
よりもモテる相手と結婚するなと行っただろうと。お前が帰らない
なら俺が乗り込むぞというと、辞めてくれという。その声を聞いた
ジョーイはまた室内から男の声がすると語る。男が帰るまで廊下で
見張って待っていると告げる。
■感想
今回のタイトルはモニカの浮気だけど、実際にはレイチェルの
浮気がネタ。
まだ浮気している訳でもないし電話を渡しただけ何だけど、電話
番号を受け取ったのではなく自分から渡してしまったというのが
問題な感じがするね。
ロスとマイクが会話しようと努力するも話題に共通性がなく
困り果てる。
今回はそんなこんなで二つの流れが有った。
・ロスとレイチェルとフィービー
レイチェルとフィービーは久しぶりに二人で夜遊びに出る。
エマが大きくなったことも有るし体型も戻って、ちょっと
露出度の高い服を着られるようになったところも大きいのかも。
レイチェルは結婚して出産したにもかかわらず、まだ独身時代の
ことが忘れられないのかな。
フィービーたちは二人で飲んでいるとビルとケヴィンからパーテ
ィーに誘われる。フィービーは相手がいるからと断るものの
レイチェルは断るには惜しいと思ったのか思わず電話番号を
教えてしまった。今のように携帯がない時代の話なので固定電話
の番号を教えたことで、電話が鳴るのは自宅。何故そこまで
気が回らなかったのだろうか?
レイチェルもフィービーからお説教されるようでは終わりだな。
フィービーは皮肉ってあなたと彼とロスとエマで幸せに暮らせる
わねという。ロス絡みで迷ったりしたくないとし自分の人生
を進めたいというレイチェルはロスとの関係に不満なのか。
電話にロスが出れば別れたいという意思表示になってしまうの
ではないかということで、マイクに電話して何とかレイチェル
にかかってくるハズのビルからの電話を防いでもらおうとする。
一方のロス&マイク。
全く話が合わない。話が合わない時はテレビでも見てスポーツ
観戦でもすれば良いのにね。
そうしている間に仲もよくなりそうだけど・・
あまりに話が合わないためにピザが届くのが一分一秒待ち遠しか
ったり、マイクがそろそろ帰るとした際のロスのホッとした顔。
マイクは電話がかかってくると、一度は部屋から出たハズのロス
の元にいって電話を阻止するよう頼まれる。
「時の流れが止まった場所に戻るの?」とはマイク談。
ロスはそんなマイクのことを「人として許されるギリギリの事を
した」と語っていたけど、寧ろそれはレイチェルの方なのかも。
最後のオチでコーヒー店でフィービーを挟んでロスとマイクが
並んでいる際にフィービーがトイレに立ってしまった時の二人
のリアクションが笑える。
・チャンドラーとモニカとジョーイ
チャンドラーとジョーイはニックス戦に見に行こうと約束するが
モニカはタルサに出張しているチャンドラーと会える時間は
限られている事を告げ、ジョーイではなく自分と過ごして欲しい
と語る。この二人もそろそろ子供が欲しいところだしね。
ただモニカも料理人として再び仕事を始めているし、子供が
出来たら大変そうだ。
ジョーイがチャンドラーを誘いに行くがタルサに留まることを
知ってもモニカの様子を見に来たのか。
中には確かにムーディな姿のモニカ。
ジョーイは親友チャンドラーの為の行動だったのだろうけど、
チャンドラーもまたジョーイを傷つけることが出来ずに断れない。
ニックス戦のボックス席なんて取れないものね
既にジョーイから電話をもらったときにはチャンドラーはニュー
ヨークに居る。非常口から抜け出して戻って来た振りをする。
あまりにも早く戻ってきたのでジョーイは不審に思うが、チャン
ドラーは時差があるだろうとして納得させてしまう。
でも上手くごまかせたかと思った時には、既に室内に旅行用の
スーツケースが置かれていることに気がつかれた。
「ジョーイに嘘をつくなんて最悪だ。何かをさせてくれ」
「バスケを見に行こう」
モニカは譲ったけど、チケットを見ると試合は明日だったという
オチ。
■使用された曲
・I’ll Be There for You by The Rembrandts (主題歌)
■出演者
レイチェル・カレン・グリーン (Jennifer Aniston) ファッション好き
モニカ・ゲラー (Courteney Cox) レイチェルの親友
フィービー・ブッフェ・ハニガン (Lisa Kudrow) レイチェルの親友
ジョセフ・フランシス・トリビアーニ・Jr… (Matt LeBlanc) “ジョーイ”
チャンドラー・ミュリエル・ビング (Matthew Perry) 会社員
ロス・ユースタス・ゲラー (David Schwimmer) 古生物学
ケヴィン (Alan F. Smith) フィービーと会話
— (Irene White) チャンドラーのアシスタント
ビル (Chris Payne Gilbert) レイチェルの電話番号をゲット
— (Kevin Brief) バーテンダー