第9話 誠意の告白 Episode #6.9 Christmas Special
監督/Michael Engler 脚本/Julian Fellowes
【これまでのあらすじ】
ダウントンにバーティーの主(ピーター/ブランスカター城)の訃報
が届く。バーティーが新しい侯爵に・・イーディスは我々よりも
位が高くなるというロバート。ブランソンはメアリーに対して
君を幸せに出来るのはヘンリーだと語る。
ヘンリーはメアリーを説得しようとする。心揺れるメアリー。
一方思い詰めていたトーマスは自ら命を絶とうとする。そんな中
バーティーにプロポーズされたイーディスに嫉妬するメアリーは
食事の席でマリゴールドのことを受け入れてくれたのかとして
告げる。幸せを阻まれたイーディス。そんなメアリーにイーディス
もトムも失望する。ヴァイオレットは旅行先から戻るとメアリー
を諭すことに。ついにメアリーはヘンリーとの結婚を決意する。
【ストーリー】
ロバートたちは子供たちやイーディスたちと城の外を散歩する。
そこでイーディスがマリゴールドを連れてロンドンの学校に
通わせるということを聞かされる。イーディスは女の子だって学校
に行く。今の時代はダンスを習うだけではダメだという。イザベル
は誰かに知らせて方が良いとして血縁者は?と尋ねる。イーディス
もロンドンに住むのかというコーラ。出版社も順調だし、何よりも
仕事が楽しいからと。トムは「レディー・イーディス、朝の散歩
中に重大発表」だねとその場にいた人を笑わせる。
ヘンリーは新生活も良いと思うと告げるとイーディスは決めるのが
遅すぎたと語る。婚期を逃した女は寂しく暮らすものだという
イーディス。
そんな中母の具合はどうなのかとロバートはイザベルに尋ねる。
旅で疲れているだけなので一日寝ていれば大丈夫だというと、
デンカーも気の毒だなというロバート。
メアリーはヘンリーに元気がないみたいだと声を掛ける。何か
力になれれば・・という彼女に力にはなれないよと。事故のこと
を引きずっているのかとすると、彼はチャーリーが死んだことで
自分を責めてはいないという。だけどもう前みたいにレースを
楽しめないのだというヘンリー。
トーマスはやっと3人が揃ったとして使用人部屋にアンディ、
バクスター、アンナが居る前にやってくる。君たちに助けてもら
ったこと、お礼を言っていないとしいつも人が居たから・・という
トーマス。アンディは別に良いよという。バクスターは辞めずに
済んで良かったと。しかしトーマスはいつまでも甘えても居られ
ないと語る。アンナはこの機会に自分を見つめ直したらどうか
という。「どうしてあれほど絶望感になったのか」と。
ヴァイオレットの家にイザベル。
おかしな話だというとイザベルはホントにそうだという。ラリー
からお茶に招かれたが出席の返事をしようとしたら家族でロンドン
に行っていたとし、そして今日はこれが届いたというもの。
「クローリー夫人へ、諸事情により今回のご招待は撤回します、
アミリア・グレイ」。ヴァイオレットはディッキーは何と言って
いるのかと尋ねると戻っているのに一切連絡がないというイザベル。
直接会いに行くしかないわというヴァイオレット。それだと期待
させるでしょうというイザベル。思いやりは大切だがそれを理由に
追求の手を緩めたりはしてはダメ、絶対に・・というヴァイオレッ
ト。
ヒューズはアンナに対してバクスターが身体が辛ければいつでも
仕事を変わってくれると言っていると語る。アンナはありがたい
がまだ働けると語る。カーソンは文句を言う訳ではないがああいう
状態の侍女が働いているのは奇妙で慣れないという。ヒューズは
戦前まで侍女は独身の女性の仕事でしたからねと。
つまりこれが君の言う未来なのかというカーソン。私のいう未来
とは侍女の居ない世の中よというヒューズ。
カクテルを作るヘンリー。新たな伝統にしようという。
イーディスはローラと話したが明日ロンドンに行くという。
ヘンリーは俺が運転していくよとし用事があるのだというと、
イーディスは立ち寄る所があるとしヴァイオレットの家だという。
アンディは今日メイソンさんちで帳簿をつけたと告げるとパット
モアは凄い進歩だという。そこにデイジーも話に加わっていた為に
トーマスは”いちゃつく”のはその辺にしておけと語る。
デイジーは”いちゃつく”なんて・・というとパットモアはアンディ
は良い子だよと。しかしデイジーは悪いけど私の趣味ではないと
語る。
明日の午後、母の見舞いに行くというロバート。コーラは無理だ
とし病院の会議があるからだという。私が中心で組織改革をして
いるので無理なんだというコーラ。
そんな折りカーソンがワインを注ごうとするが手が震えてこぼして
しまう。
アンディはデイジーを探すが寝たという。パットナムにデイジー
のことを相談する。デイジーは男性に興味が有るのかどうか。
彼女は仕事と勉強ばかりしているが、もう試験は済んだから・・
あの子でも恋はする。失恋で何度か傷ついたことも有るという。
チャンスは有りますか?というアンディにパットナムは誰にだって
ある。口説くのは自由だと。ボクのことを彼女は何か言っていた
ことはないかと問われ何も言い返せないパットナム。
アンナはバローが喜んでいるのを見て良い知らせなのかと問う。
仕事が決まったという通知だった。一安心ねというアンナに対して
バローはここを辞めたくはないがこれ以上居座る訳にはいかない
という。勤め先はヨークの反対側だと。カーソンは努力が報われて
良かったという。
モールズリーはカーソンに朝食の後に村に行きたいと許可をもらう。
ついでに磨き粉を買ってきてくれというカーソン。バクスターは
モールズリーに一緒に行くわと語る。
スプラットはデンカーにネイルは嫌がるというが、これは地味な
ヌードって色だという。今日はスプラットに用事が有るとして
イーディスがやってくる。今日は出版社の人として来たとし、
あなたのコラムのページを一ページにしたのだという。拡大した
というと朗報だという。「夫をあしらうコツ」は評判が良かった
のだという。秋のファッションもよく書けていたとしもっと書ける
か?と。
■感想
いよいよ残り今回を入れて2話。
ドラマを見たのが先週のことになるのでちょっと内容を忘れて
る。間違っていたら済みません。
メアリーとヘンリーの結婚の件は片付けた訳で、残すところは
それぞれのダウントンで働くスタッフたちの去就。
そして他にも男女の関係を結ばれそうな人たちの問題が有ったり、
夏の終わりを感じさせるようにして時代の変遷を感じさせるのが
一世代を築いたものたちが次々と一線から外れようとしている
現実だろう。
先日はブランカスター城の君主が亡くなったが、ロバートが
倒れたり、カーソンに病気が発覚したり、そして今回はマートン
卿までもが不治の病と来たもんだ。
イーディスとバーティーが本当に結ばれることはないのかどうか。
なんてこと以上に人の生死の問題やら引退する人たちの物語の
方向に急激に興味が引きつけられている。
何よりもヴァイオレットは身体こそ元気にしているが、病院の
院長の座も奪われて彼女自身の中でも何か急速な衰えがないか
心配するところが有るな。
この村の年寄りと言えばクラークソンとかメイソンも居るから
なぁ。
怖いのはトラヴィス牧師がクレジットされていることね(笑)
結婚だけでなく彼の場合誰かの死の予感も感じさせるからね。
イーディスは独り立ちのようにしてロンドンに旅立つ覚悟だけど
その影でメアリーが反省して二人の仲直りに一役買った。
先日ヴァイオレットからは自分探しと妹との仲直りするべきこと
を示唆していたので、結果としてはメアリーは全てのことを
こなしたというところか。
バローの角が取れた感じで、素直にお礼する姿が有ったし、
更には就職先まで見つかった。
最後はバローとアンナが意外と良い感じに話合っていたけど、
ベイツも最後は握手して別れようと語っていた。でもカーソンが
あの調子だからすぐに呼び戻されそうな予感(笑)
散々よかれと思って悪態をついた格好になっていたカーソンが
今度は病気になっていく。カーソンの家族・一族はどうやら
アルツハイマー?の気があるのかな。
上述したように先日まではロバートがやばかったし、今回発覚
したのはマートン卿までもが病に冒されて長くはないようだ。
ノーベル平和賞の劉暁波と共産党政権の関係の様に完全にガードを
固めて幽閉してしまったラリーとアミリア。
アウンサン・スーチーもかつては長いこと自宅軟禁されていた
けど、なかなかこういう関係って難しいのね。
バーティの母親は息子とイーディスの結婚を許すのか。
なんだかこの母親も強欲な感じで嫌なキャラクターだ。
元々この土地の領主はこの領地を放置して放ろう状態だったの
だし、棚ぼたのようにして転がり込んできた息子への称号に対して
もの凄く神経質になっている。そもそも前任者からして土地柄的
にはかなり寛容のような感じもするけど・・
■それぞれのキャラクター
・長女・メアリー
メアリーはヘンリーが元気がないことに気がついた。話を聞くと
前みたいにレースを楽しめなくなっているという。
メアリーとロバートがヴァイオレットの元へ。
「もう少しで顔を忘れる所だったわ。のんでいく時間は有るの?」(v)
「皮肉は止して」(Mary)
バーティーとのことを話すとヴァイオレットは、彼もイーディス
との関係を後悔しているハズだとしていた。
「どうして男の人は間違いを正せないのか」(v)
またコーラが都合が悪くで来られないことを告げる。
「訳ありな顔しても無駄。隠し事は苦手でしょ。」(v)
「いい加減新しい医院長を認めてあげて下さい」(Rob)
「当に認めているわ。最近はロバートの方に不安がありそうよ」(v)
・
自宅に届け物が届く。
勝手に中を開けるとメアリーはヘアドライアーを注文した様だ。
今よりももっと上手く髪の毛を整えられるとしていることからも
アンナはここを辞めたとしても整髪店でヘアデザイナーとして
働けそうだね。
・次女・イーディス
明日からロンドンにいくというイーディス。
するとヘンリーがロンドンまで運転していってくれるようだ。
スプラットに対してコラムを担当して欲しいと語る。
これが意味するのは何なのだろうか?
ヴァイオレットがまさか死んでしまうとかあるのか?
デンカーだけで済むので用無しになったりするのかな。
スプラットの行動に対してデンカーは相変わらず詮索してくるが
この件でもまたスプラットは話せる立場ではないというところが
皮肉と言えば皮肉だな。
「私も好奇心が強いだけ」(den)
「好奇心はネコをも殺す」(sp)
リッツホテルレストランに行く。するとロザムンドは突然帰る
としそこに居たのはバーティだった。仕組んだことにイーディス
も少し怒っていたけどメアリーが店を予約してアイディアを出した
事を知る。バーティが来ると言えばこないので嘘をついていた
とのこと。
イーディスは彼に「私の事を捨てて(振って)置いて・・」とい
うが、それでも責められる立場ではない。
イーディスとバーティの母の関係は、マートン卿を巡るイザベル
と息子夫婦たちの関係と類似している。
バーティからは結婚したいことを改めて言われるも、母親には
マリゴールドの件は話せないという。話せば縁を切られるとして
バーティにも一歩踏み出す勇気は足りなさそうかと思えば、噂が
立ったらその時は覚悟できているというのだからなんとも言えな
い。
ロバートとコーラに婚約のことを話す。次の金曜日にブランカス
ター城に出発すること。コーラは金曜日は会議が有るというが
当然ロバートがそれを許すはずもない。「最近病院と君を取り
合い負けている気がする」
■その他
・デイジーとアンディの恋は?
アンディがデイジーを好きになるというのは想像はついた。
その後アンディがメイソン家に入り浸る為にどうもデイジーは
あまり良い感じの対応をしてこなかった。
アンディはパットナムにデイジーの件で相談する。
デイジーはアンディのことを好みではないということを耳にして
いることも有って微妙な返事だ。
・
パットナムがデイジーに語る姿が有る。
「あなたは自分を好きになる男を見下す癖がある。虫けら扱いだ。
アルフレッドの時も片思いの時はあんたは夢中。彼が振り向いた
途端に追放した」
・
メイソン家はもうすぐ豚の繁忙期。
豚小屋の修理をするアンディの姿。デイジーはちょっぴり彼を
見る目が変わった感じ。
一緒にいこうと言えば君が嫌がると思って・・
メイソンはデイジーに彼は頼れる青年というが、彼が望むような
仲にはなれなかったことを語る。
「彼で手を打て」「みんなそればかりね」
・バローに就職先
前にも似た様なところで就職が決まりそうだったけどね。
今回の彼がお世話になる屋敷も限りなくスタッフは少ないところ。
ヨークの反対側だということで、近いのか遠いのか分からないけ
ど・・
スタイルズ家に就職。月曜日から働いて欲しいとのこと。
パットナムがバローとの別れに寂しがっていたね。なんだかんだ
言っても長いこと一緒に働いていたからね。
バローは次の勤め先では変わる努力をするとしてアンナからの
発言に感化されていた。しかしバクスターは「人はみんな変わる。
過去がそれを許せば・・と」。バローには何かヤバイ過去は残って
いないか。視聴者的にももうバローを憎んでいる人って居ないの
ではないか。
バローはバクスターに対しても「あんたはモールズリーの助言に
従うべき。コイルも自分の過去も忘れろ。強くなる為にやるべき
ことはコイルに会うことではなくヤツの支配から逃れることだ」
・
ロバートにも別れの挨拶。
「色々なことがあったな」(Rob)
「色んなことを学ばせてもらった」(Tomas)
「時に積極もしたが少し厳しすぎたか」(Rob)
「とんでもない。舞う向きな心で再出発が出来るのは旦那様のお
陰。」(Tomas)
「ウチが良い職場なら良かった」(Rob)
「ここで少年から男に成長出来た」(Tomas)
「イーディス様にもヨロシク伝えて下さい」(Tomas)
「火事の時あの子を助けてくれた」(cora)
・
使用人たちとの別れ。
パットナム、ヒューズ、アンナなどはバローに声を掛ける。
カーソンもまた
「君は仕事が出来るし頭も悪くない。上手く行かない訳が無い」
モールズリー、アンディも世話になったことを告げる。
ジョージとシビーがまたメアリーに連れられてバローの別れに
やってくる所が泣けるね。
「離れていても友達ですよ。」
パットナムは昔は(デイジーが)彼を好きだったなんて・・と
彼女に語っていた。色恋絡みではヘマばかりしていると。
・
バローはスタイルズ家へ。
ジェンキンズとメイドのエルシーだけでこの家を回しているよう
だ。「1850年じゃないんだぞ」と。
・イザベルとアミリア
当初はラリーの方からお茶に招かれたのに突然返事を使用とした
ら一家はロンドンへ。その後ご招待は撤回するというアミリアから
の手紙。
マートン卿に確認に行く為にイザベルは邸宅を訪ねる。
ずっと連絡がないので心配したとすると、近頃体調が悪く結果を
待っていたのだという。酷く疲れ易くて痛みを感じる。身体が
痺れている感じだと。
アミリアに連れて行かれてロンドンの病院に行ったら、貧血だと
された。イザベルは食事に気を使えば・・と語るも、悪性貧血
だったという。ただし絶望はしていないとし良い人生だったという。
後悔しているのはイザベルと結婚したかったということ。
・
ヴァイオレットはイザベルに色々と助言する。
イザベルとマートン卿が愛し合っている事実。
「愛に年齢は関係無い。」「真実の愛への道は平坦じゃない」。
そんなヴァイオレットにクラーギン侯爵後のヴァイオレットの
恋愛事情を尋ねたが、
「覚えて置いて私が許す最も個人的な質問は、絨毯を買うかど
うかよ」。
・
マートン卿の件でクラークソンにも診てもらったが妥当な診断だ
とされた。
そんなマートン卿のことで近づいて来ているというイザベルの
ことをアミリアは牽制する。。
凄い変わりようね・・この前まで彼を押しつけたかったのに病気
が分かった途端に・・と。
・
マートン卿に会う為に足繁く通うがアミリアが阻止する。
彼は最後の時を家族と過ごしたがっている。
「彼の口から直接聞きたいわ」。
先日はラリーの件に対してその言葉を投げかけ、今度はマートン卿
の件でその言葉を投げかけた。アミリアが情報操作をしていること
は明らか。
・カーソンは大丈夫なのか
冒頭では相変わらず侍女とはどんな存在なのかということを解いて
いた。戦前までは侍女は独身の女性が行っていたということ。
しかし今度はカーソンが執事としての仕事が難しくなってきた。
そんな時カーソン自身はどういう決断を取っていくのか。
ロバートの前でワインをこぼし、そして使用人部屋では手が震える
ところをヒューズに見られて気づかれた。
ある時いつ震えのことを打ち明けるのかとヒューズの方から切り
出した。私は妻。愛して居るし秘密は守る。
そんな相談をしている間にもバローやモールズリーが屋敷から
去って行くのを知る。
「世界の終わりは刻一刻と迫っている」
カーソンの話では一族みんな手の震えで起きていたとし、祖父は
「例の麻痺」と呼んでいたという。
・
メアリーもその後すぐにカーソンの様子が心配で見に来ていた。
何かの手を打つ必要が有るなら恐れず受け入れなければ・・と。
・モールズリーも就職が決まる
ドース校長からトレウィン先生が退職するので教員用の住宅が
空くことを聞く。彼の後任として住む気はないかと言われる。
モールズリーは物知りで、シャンプーについての由来はインドだ
としてその言葉も行為もインドから来たものだとしていた。
インドと言えばイングランドがこの時代は植民地にしていた訳で
そのことに関してあまり被害者・加害者みたいな日本と韓国の
ような訴えはないよね。
・ヘンリーとトムは今後何をする?
この二人、車関係は好きだからね。
しかも今後絶対に投資すべき産業でもある。
トムはヘンリーにまずは職探ししないと言うが・・。
女の人には分かってないが男にとって仕事は自分自身だという。
ヘンリーに取っての望みは彼女に見合う男性になる事。
車に関わるなら運送業の可能性を示唆していた。
・
ヘンリーはメアリーにも気持ちを語る。
穀潰しの負担にはなりたくないこと。自分で選んだ道、自分の為
に正しいと思える道を選びたい。
「君の愛がボクの原動力だ」byヘンリー
・ヴァイオレットは全てお見通し
イザベルが食事をしていくことになる。スプラットが最近妙に
忙しいというデンカー。
イザベルは今のは何なのかというとヴァイオレットは
「デンカーとしては自分がヘロデ王を惑わすサロメのつもりな
のよ」と。
イザベルはヴァイオレットにマートンが周りと接触出来ないよう
にアミリアが彼を屋敷の中で囲っている事を告げる。
遺産を奪われないように他人との接触を断っているアミリア。
彼を救い出すのは無理なのか。
「やるのよ!父がよく言って居た。話してダメなら実力行使よ。」
■いざプランカスター城へ
ペラム夫人は出迎えにも来ず、執事だけが出て来た。
黄色の間でお待ちです。
要人が来るとき伯爵家は出迎えするよな。
ペラムは自分たちの位が高いので迎えに出ないのか。
素晴らしい城だということに間違い無い。ただコーラは娘が幸せ
ならばねと言葉をかけた。
・
ペラムはみんなの居る前で、ブランカスター城はモラルの象徴に
するという。息子にはモラルを重んじる立派な領主としてみんな
のお手本になって欲しいと。
(前の領主)ピーターの生き方は褒められるものではなかったので
イーディスにも使命を理解して欲しいという。
・
月曜日の夕食会で婚約を発表しようとしている。
しかしこのままの結婚は正しいことなのか。
ロバートは彼にとって辞める事も出来たのに戻ってきた。
しかし母や他人に秘密が漏れる心配をしていないこと。
イーディスは最初はロザムンドしか知らなかったことなのに、
次々と使用人の間で話がまわっている事実を語り、いずれは発覚
するという。しかしロバートは一か八か、幸せな結婚生活の為に
かけて見るんだとアドバイス。マイケルはもう居ないし、彼の
ことは愛して居る。大事なのはそこだと。
・
イーディスはペラム夫人に全てを話した。
彼女は傷物だとして、汚らわしい過去を認めろというのかと
母親はバーティに語る。しかし誠実に証だと。ボクはもう子供
じゃない。あなたの指図は受けない。
■使用された曲
・Downton Abbey The Suite
Written by John Lunn
Performed by Chamber Orchestra Of London
■出演者
ロバート・クローリー (Hugh Bonneville) グランサム伯爵
イーディス・クローリー (Laura Carmichael) 次女
メアリー・クローリー (Michelle Dockery) 長女
コーラ・クローリー (Elizabeth McGovern) 伯爵夫人
バイオレット・クローリー (Maggie Smith) ロバートの母
イザベル・クローリー (Penelope Wilton) マシューの母
トム・ブランソン (Allen Leech) シビルの夫、シビーの父
チャールズ・カーソン (Jim Carter) 執事
ジョン・ベイツ (Brendan Coyle) 従者
アンナ・スミス・ベイツ (Joanne Froggatt) メアリーの侍女
デイジー・メイソン (Sophie McShera) 料理人
トーマス・バロウ (Rob James-Collier) 副執事
エルシー・メイ・カーソン(ヒューズ) (Phyllis Logan) メイド長
ベリル・パットモア (Lesley Nicol) 料理長
ジョセフ・モールズリー (Kevin Doyle) 下僕 -> 教師
フィリス・バクスター (Raquel Cassidy) コーラの侍女
ジョージ・クローリー (Oliver Zac Barker) メアリーの息子
マリゴールド (Eva & Karina Samms) イーディスとグレッグソンの娘
シビー・クローリー・ブランソン (Fifi Hart) シビルとトムの娘
LADYロザムンド・ペインドウィック (Samantha Bond) ロバートの妹
LADYローズ・マクレア (Lily James) スーザンの娘
アンドリュー “アンディ” (Michael Fox) 下僕
ヘンリー・タルボット (Matthew Goode) シャクルトンの甥
Dr.クラークソン (David Robb) 村の医者
ディッキー・マートン卿 (Douglas Reith) 富豪、悪性貧血
Mr.ドーズ (Patrick Brennan) ダウントンの学校の校長
バーディー・ペラム (Harry Hadden-Paton) ブランカスター城領地管理
アミリア・クルックシャンク (Phoebe Sparrow) ラリーの妻
スプラット (Jeremy Swift) ヴァイオレットの執事
Mr.メイソン (Paul Copley) デイジーの義理の父
— (Alastair Bruce) ブランカスター城の執事
Mrs.ペラム (Patricia Hodge) バーティーの母
Sirマーク・スタイルズ (James Greene) バローの新しい就任先
ラリー・グレイ (Charlie Anson) マートンの息子
アティカス・アルドリッジ (Matt Barber) ユダヤ人、ロンドンの銀行
ヒュー・”シュリンピー”・マクレア (Peter Egan) ローズの父
— (Paul Prescott) At the Hospital Meeting
— (Alice Shuttleworth) At the Hospital Meeting
— (Kyra Williams) At the Hospital Meeting
— (Alan Billingham) At the Hospital Meeting
ローラ・エドムンズ (Antonia Bernath) 出版社に面接
トラヴィス牧師 (Michael Cochrane)
— (James Francis Andrews) Wedding Guest
— (Glyn Angell) Diner
— (Dilyana Bouklieva)
— (Paul Leon Bridger) Wedding Gentry Guest
— (Nick Davison) Upperclass Wedding Guest
— (Amir Heath) リッツのウェイター
— (Matt Jamie) Dinner Guest
— (Hilary Joyce) Diner
— (Hugh O’Brien) Diner