第6話 母と娘 Episode #5.6
監督/Philip John 脚本/Julian Fellowes
【これまでのストーリー】
イーディスは娘に会えない日々が続く。それを見かねたロザム
ンドとヴァイオレットはフランスの寄宿学校に入れるのを勧める
がその意見を受け入れられないイーディス。トムは伯爵一家と
相容れないサラとの関係に悩み、別れの時が来る。
コーラはブリッカーと寝室に居るのをロバートに見られる。
思いも寄らない出来事に動揺する。二人の溝は深まる一方。
そんな中アティカスとローズには恋の予感が芽生える。
グリーン殺人事件は未だに解決されずにいる。ヴァイナーから
話を聞かれるアンナ。そんなアンナを心配するベイツ。
【ストーリー】
モールズリーはイーディス宛の電報が届いていると継げる。
ロバートは例の建築のデザインがをメアリーたちに見てもらおう
としてトムと話し合う。イーディスはローズに対して素敵な服だ
と継げるとロンドンで見つけたのだという。トムは今日は一日
請求書などの整理をするという。ローズも予定はないと。
イーディスは電報を見ると悲しそうな顔を見せる。
ロバートはコーラの寝室にいくと報告が有るという。コーラは
夫に対して余所余所しい態度はそろそろ辞めてという。イーディス
の元に恐らく悪い知らせが舞い込みそうだとし、今日の午後に
編集部から人が来るという。恐らく例の件だろうと。
アンナは良い知らせではないかとするがそれなら電話で済ますだ
ろうというカーソン。ヒューズはマッジにも知らせておくという。
パットナムはそんなヒューズやカーソンたちの会話の中にやって
くると、明日は行けそうか?という。家を買うと決める前にもう
一度物件を見に行くというパットナム。
カーソンはヒューズにどんな家なのかと尋ねると私も明日初めて
見るのだという。気になるなら一緒に見に行きませんかとカー
ソンを誘うヒューズ。彼女が嫌がるだろうというが、そんなこと
は無いとし慰霊碑の件の蟠りを解消出来るだろうと。
メアリーはアンナに対してイーディスはグレッグソンが木の上
で生き延びたとでも思っていた訳かと皮肉る。アンナはこんな
時に不謹慎ですよというと、ここだけの話だというメアリー。
みんなの前では神妙な顔をするという。ホントに残念に思っている
のだとし彼は良い人だったが、しかし何故イーディスの何が良く
てアプローチしたのかと問う。メアリーはこれは土曜日にカニン
グフォードで行われる馬の障害レースで、ブレイクがグリンガム卿
を誘ってレースに一緒に出るのだという。アンナはそれは招待
されたものにしか出場出来ないのではないかとするが、二人の
ことだからコネを使ったのだろうと。私も出場しようかしらと
いうメアリー。戦争前に規則が変わって女性も出られるように
なったのだという。2人共レース後にここに来たいとしていること。
ギリンガム卿はプロポーズを断った件を納得してくれていないと
いう。アンナに対して「私って野暮ったい?」と問う。惜しい女を
逃したと思わせたいと言うと、「お嬢様、それは残酷ですよ」
というアンナ。
ヴァイオレットとイザベルはお茶を飲みながら会話する。
シュリンピーの話ではクラーギン侯爵の奥さんがもうすぐ見つかり
そうだということ。イサベルは侯爵には伝えるのかと問うと、
伝えるべきよねと逆に聞かれる。私も行きましょうかという
イザベルに今回は一人で行くというヴァイオレット。
そこに新しい侍女のデンカーがやってくる。そこで初めてイサベル
のことを侍女に紹介する。デンカーは質問が有るとして旅行の際に
はどのカバンを使うのか聞きたいという。スプラットに聞けば
教えてくれるわよとヴァイオレット。
アンナはトーマスの顔色が悪いことを気にする。
少し休んだらどうかという。大丈夫というトーマスにベイツもそう
は見えないぞと語る。アンナはボタン入れを忘れたとし家に一度
戻るというがメアリーからの呼び出しベルが鳴る。ベイツは代わ
りに取ってくるという。
食卓。
メアリーは編集者はいつ来るのかと問うとコーラは午後だそう
よと。ロバートはみんなに見せたいデザイン画があるという。
古くなった村の住宅の改築案だという。何故今なのかと問われ
戦争で住宅環境を見直す必要があると分かったのだというメアリ
ー。新兵の多くが不健康だったことが問題視され「良い人間には
良い家から」という謳い文句になっているというロバート。
メアリーはブレイクから知らせが届いたとしカニングフォード
で土曜日に行われるレースに出るのだという。ローズはアティカス
も言っていたというと、コーラはそれは誰の事なのかと問う。
ローズはヨークで会った人で友達になったと語る。ご実家の
シンダビー家がレース場を持っているという。ロバートは領地を
広げているようだがシンダビー家は裕福なのかという。
ローズはみんなでレースを見に行かないかと誘うとメアリーは良い
わねと語る。メアリーはブレイクをレース後家に泊めても良いか
と尋ねる。
そんな中ロバートは編集者が来たらみんな席を外して私とイーデ
ィスだけで会う事を語る。
ベイツは自宅でボタン入れを探す。アンナの持ち物の中に
「結婚愛」(ストーブス著)の本を目にする。
ヴァイオレットはデンカーと一緒にロシア難民の居る地区へと
いく。ヴァイオレットは彼女に私に失望して侍女を辞めたいなんて
言わないでと語る。
ダウントンに車が到着。モールズリーが応対に出る中、カーソン
はロバートとイーディスが編集者と会話している内容から
やはり訃報のようだという。
パットナムはカーソンの元に来ると家を一緒に見に行きたいって?
と問うとそれは和解の印って訳だねと。カーソンは嫌ならば
無理にではない事を告げると、お茶を奢ってよねという彼女。
パットナムはデイジーにもカーソンと家を見に行くことを話すと
彼も仲直りがしたいのよという。サラが居なくなってデイジーも
張り切っているねというと、彼女をガッカリさせないように頑張る
のだという。
ヴァイオレットはクラーギンの元へ。侍女には待機していてもら
う。ローズに住所を聞いてきた事を告げ、侍女には外に待たせて
あるという。それを聞くクラーギンは懐かしい響きだとし、貴婦人
が侍女を歩く世の中・・。息子にはここに来る事は言いたくなか
ったのだと言うと、我々の逢瀬は初めてでもないだろうという。
私たちの過去は過去のままにして起きたいというヴァイオレット。
何故来たのかと問われると、ヴァイオレットはローズの父のフリ
ントシャー侯爵が奥さんを見つけたそうだという。生きてロシア
を出たのは確かみたいだと。その後に香港に渡ったまでは分かって
いる詳しくは時機に分かるという。一目見た時からあなたのことを
求めていたというクラーギン。身も心も張り裂けそうな位に強く
だという。今となっては昔話よというヴァイオレット。妻が死んで
たら一緒に逃げるつもりだとすると、奥さんが居なくて一体誰
から逃げるのかというヴァイオレット。妻以上にあなたを愛して
いたとし今も愛している・・この瞬間もと。辞めてというヴァイ
オレット。私たちが不幸のように聞こえるから・・二人とも幸せ
だったハズ。しかしクラーギンは「真実に目をつぶっているだけ
であなたは不幸な結婚を認めない。それは恥になるからだ」と。
この事は認めるというヴァイオレット。
カーソンはウィリス巡査部長から電話が有ったとし、ここに来た
ヴァイナー警部補とまた来るらしいこと。「嫌な予感がする」
とし今回はアンナではなくバクスターを指名だという。
明日の午前中に来るとするとヒューズは長くかかるなら家を見に
行けなくなると語る。
ロバートはコーラに対してもう編集者は帰ったことを語る。
お茶・夕食・宿泊も全て断って行ってしまったとし、グレッグソン
はやはり死んでいたという。殺したのはヒトラーなのか?
恐らく本人でなくとも一味だろうと。ミュンヘン一揆の最中での
出来事だという。今になって遺体が見つかったそうだと。確か
ヒトラーは5年の禁固刑では?とコーラ。5年の刑期は全うされない
かも知れないとし、もう一つ報告が有るというと、イーディスが
グレッグソンの出版社を相続することになったのだという。
一縷の望みがついえてしまったとし、イーディスは今一人になり
たくて散歩に行ったという。しかしそのイーディスはドリュー夫人
の元に行きマリゴールドと逢いたい旨を語っていた。
■感想
今回のタイトルは「母と娘」なのか。
寧ろテーマとなったのは真実・本音の告白だったようにも思う。
至るところでごまかしごまかし過ごしていたことが、蟠りや
足枷となってしまい、誰かに真実を語ることで、それら不毛な
流れをスムーズなものとしてその人となりの人生を前向きに
過ごさせる役割を果たす。
今まで必死になって隠し通そうとしていたことが誤解で有った
り、また懸念が杞憂なものとして存在していたりして、無駄な
ところに気を揉んでしまっていた事が描かれる。
クラークソン医師がトーマスに言った言葉が今回のドラマの全て
を象徴している。
「忘れるな。まやかしの希望より厳しい現実の方がマシだ」。
厳しい現実に立ち向かう人を勇敢な人だと声を掛けているシーン
も幾つかのケースで見て取れた。
このセリフはイーディスに向けられたところが大きいけれど、
イーディスもある意味腐っていただけでなく、次の活動に向けた
アクションを行おうとしていたところなど有り、前向きな流れ
となった。
■それぞれのキャラクター
・イーディス
何と言ってもドイツに渡った婚約者のグレッグソンがナチスドイツ
のヒトラーの一派によって殺されていることが判明。
マシューの死やシビルの死の時にはあれだけ厳かな状況の雰囲気
が有ったのに、イーディスの婚約者の死に関しては所詮は血のつ
ながりのない相手という感覚も有ったのか、みんなの中で悲しい
様子一つ見せない。
メアリーは相変わらず悪口を叩いていたりしたけれど、誰もが
その死は予想していた事も有るので、仕方が無いのかな。
みんなが週末のカニングフォードで行われる馬の障害レースの
ことを語り、その後は夕食会でもして楽しもうとしている姿に
流石のイーディスはここに自分の居場所はないと感じた様だ。
トムだけは取りあえず味方になったりしていたし、ヴァイオレット
も最後の最後になって、イザベルが最後の冒険のチャンスと称して
マートン卿との結婚を考えていることにショックを受けた感じで
イーディスの姿を一人捜しに行く姿が有る。
結局イーディスは出版社を相続したことからもロンドンに住む
ことになったのかな。
マリゴールドを連れて行くことになり、その際には真実を語る
イーディスの姿が有る。ドリュー夫人はやはり赤ちゃんに肩入れ
しすぎており、イーディスの嘘だとしていたけど、出所証明書
や手紙は夫のドリューが書いたという告白も有り、認めざるを
得なかった。夫婦の間で嘘をつくことへの辛さなんかも経験する
ハメになったね。
・メアリー
ギリンガム卿と別れてブレイクと再び関係を持とうとしている。
せめてギリンガム卿には別れて惜しい女と見られたいという乙女
心なのか、進歩的な髪型を追求しにフィリップにセットしてもら
っていた。
みんなの前で披露。
「何処の女優かと思った」(Isobel)
「新しい時代を感じさせる」(Cora)
一番価値観の古いヴァイオレットは・・
「男の人があなたの服を着ているのかと思ったわ」
イーディスだけは
「私の愛する人の訃報が届いた翌日にこういうことをするなんて
感心だわ」。
「サラなら絶対に褒める。女も自由であるべきと言ってたから」
(Daisy)
そんなメアリーは馬の障害レースにも出場していた。
マシューと馬で走った日々が懐かしい(笑)
こういう馬のレースなんていうと落馬して歩けなくなる・・・なん
てパターンも考えたけど、この脊椎損傷のパターンはマシューが
使っているんだよな。流石にそれはなかったか。
メイベルたちが何か画策していそうな感じもするのだけど、どう
なんでしょうかね。
・ブランソン
今回は一人雑務をコツコツこなしていてクローリー家とはあまり
関係のないところで働いていた。いや建築関係の仕事をしていた
ので関係はしているんだけどね。
シビーのことをロバートがカニングフォードに連れて行きメアリー
のことを双眼鏡でみて居た際に、「ロバさん見せて」と語る姿が
またカワイイ(笑)
■その他の問題・気になること
・コーラとロバート
ロバートが意固地になっている姿が有る。
精神的な問題なのでまた難しいね。
ロバートが何故寝室で寝ずにこんなところで寝ているのかベイツ
は秘密にしている感じなので、アンナの避妊薬の件で揉める際に
この件では互いに話せない主人の秘密が一つのポイントになるか
と思ったんだけどね。コーラの方が上手か。
・パットナムの幸運
パットナムが購入しようとしている家を見に行く。
ヒューズと二人で行く予定だったがカーソンも連れて行くことに。
パットナムが退職後のことまで考えていることにカーソンとしては
衝撃を受けたのか。自分の居場所を早くも確保しているパットナム
に焦燥感を覚えたか。
ヒューズに対してカーソンは不動産投資の話をしていたけど、
遠回しでプロポーズしているのかと思った(笑)
一緒に住もう・・・味噌汁を作ってくれ・・・一緒の墓に入って
くれとまでは言わなかったけど。
・ロシア移民
イザベルの件を考えると冒険したイザベルに対してヴァイオレット
はこの問題に関して複雑な思いでみて居ることだろう。
もう冒険するような年ではないとも言えるし、逆にイザベル以上に
最後の冒険になりそうなヴァイオレットのこと。
ヴァイオレットには貴族としてのプライドが色々と邪魔している
感じがするけどどうなんだろう。
マートン卿のプロポーズに比べて少々今のクラーギンのプロポーズ
は立場の悪さも有って心に響くのが難しいところが有ったな。
クラーギンが今の状況から抜け出す為に金のあるヴァイオレット
と結ばれるように見えてしまわなくもないしね。
それに何と言ってもローズの件で、シンダビー家がユダヤ教だと
いうことを知り、何処かで衝突していきそうな感じ。
まぁ大抵このドラマでは、「衝突はディナーの席で」って感じの
北川景子さんのドラマ風のタイトルみたいだけど、夕食会は
怖いところだ。
・トーマスの病気
一体どういう状態になっているのかと思った。
トーマスはどうやらゲイから普通の人間になりたいと考えている
ようで電気ショック療法なんかを試し薬などに投資して、滅菌
していない薬を注入していたことでお尻が腫れていた。
あまりの痛さにバクスターに助けを求める。
バクスターのことを警察に手紙を書いたのはトーマスなんだろう
けど、彼女は寧ろ寛容的態度を取った。
この時代ゲイだということは勿論言えないことだろうけど医学的に
はそういう人がいることは明らかにされていたのだろうか?
クラークソンは妙に察しが良かったよね。
数話前に抗生物質のペニシリンなんかの話もしていたみたいだし
治すことには問題が無かった。もっと早くに告白していれば
ここまで我慢することはなかったのに・・
・グリーン殺害事件
この件でもちょっと進展した。
何よりもベイツとアンナの間で互いに秘密にしていたことが
今回の一件で腹を割って話す事になった。
アンナがグリーンに暴行を受けていたのをベイツは知っていた
こと。そしてアンナはベイツがグリーンを殺したのではないか
と疑っているであろうこと。
避妊の件に関してはメアリーのことは口にしなかったね。
ベイツは納得したのかな。
ベイツは自分はグリーンを殺そうとしたが、結局ロンドンには
行かなかったという。その証拠があのコートの中に入っていた
切符に有ったこと。未使用の切符ということはロンドンに行って
いないことを意味しているが、切符は寄付に出されてしまった。
・アイシスが元気がない
確かにアイシスがグタっとなっているのに気がついた。
自分は死んでしまったのではないかと思ったけど、別の角度から
見たら生きて居た。
メアリーのセリフがまた酷い(笑)
「どうせリスの死骸か何か食べたんでしょ」(Mary)
「太ったのではないか?妊娠しているのかも」
「ありえんよ」(Rob)
犬の妊娠を疑い、イーディスの出産に気がつかない家族。
「この家に私の幸せはないのよ」というイーディスの言葉は納得
だね。
それにしてもコーラがアイシスの様子を見ている姿が妙にカワイイ。
・侍女デンカー
コリンズさんの代わりにやってきたデンカー。
スプラットとデンカーの対立の構図。
「私は侍女で有って雑用係ではない」
ということで、ヴァイオレットの下着は洗わないみたいだ。
客の前でデンカーとスプラットが交互にヴァイオレットに報告
に来るところがなんとも言えず、イザベルも面白い見物みたい
な感覚。
「この家ではみんながスプラットに従っているのよ。彼が
支配者なのよ」(vio)
■使用された曲
・Downton Abbey – The Suite by The Chamber Orchestra of London
■出演者
ロバート・クローリー (Hugh Bonneville) グランサム伯爵
イーディス・クローリー (Laura Carmichael) 次女
メアリー・クローリー (Michelle Dockery) 長女
コーラ・クローリー (Elizabeth McGovern) 伯爵夫人
バイオレット・クローリー (Maggie Smith) ロバートの母
イザベル・クローリー (Penelope Wilton) マシューの母
チャールズ・カーソン (Jim Carter) 執事
ジョン・ベイツ (Brendan Coyle) 従者
アンナ・スミス・ベイツ (Joanne Froggatt) メイド長
デイジー・メイソン (Sophie McShera) 料理人
トーマス・バロウ (Rob James-Collier) 副執事
Mrs.ヒューズ (Phyllis Logan) メイド長
Mrs.パットモア (Lesley Nicol) 料理長
ジョセフ・モールズリー (Kevin Doyle) 無職->下僕
トム・ブランソン (Allen Leech) シビルの元夫
バクスター (Raquel Cassidy) コーラの侍女
ジョージ・クロウリー (Oliver Zac Barker) メアリーの息子
シービー・ブランソン (Fifi Hart) トムの娘
アンソニー・ギリンガム卿 (Tom Cullen) “トニー”、メアリーの幼馴染
LADYローズ・マクレア (Lily James) 18歳、スーザンの娘
Mrs.マギー・ドリュー (Emma Lowndes) ティムの妻、浮気を疑う?
ティム・ドリュー (Andrew Scarborough) 代々伯爵家の土地を借地
Dr.クラークソン (David Robb) 町医者
チャールズ・ブレイク (Julian Ovenden) 役所
ウィリス (Howard Ward) 巡査部長
ヴァイナー (Louis Hilyer) 警部補
スプラット (Jeremy Swift) バイオレットの執事
アティカス・オルドリッジ (Matt Barber) ユダヤ人、ロンドンの銀行
クラーギン公爵 (Rade Serbedzija) ロシアからの難民
メイベル・レーン・フォックス (Catherine Steadman) チャールズの元婚約者
Missデンカー (Sue Johnston) ヴァイオレットの侍女
スプラット (Jeremy Swift) バイオレットの執事
フィリップ (Jamie Bradley) ヘアドレッサー
LADY シンダビー (Penny Downie) アティカスの母
LOAD シンダビー (James Faulkner) アティカスの父
— (Matthew Jure) ホテルのポーター / イーディスが宿泊
— (Pamela Betsy Cooper) Aristocrat with Dog
— (Julie Eagleton) Point-to-Point Spectator