THIS IS US 36歳、これから 第11話 戸惑い The Right Thing to Do

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第11話 戸惑い The Right Thing to Do

脚本/Aurin Squire
監督/Timothy Busfield

【これまでのあらすじ】

君には本物の経験はないとケヴィンに言われたオリヴィアは
パーティーから出て行く。スローンは主演女優が一ヶ月前
から行方不明だと嘆く。あなたがオリヴィアと寝たせいだと
ケヴィンを責めるが君とも寝たけど消えていないだろうと。
またセラピーのお世話だと。ジャックはミゲルにレベッカ
から子供を持ったら人生が終わりだと言われたことを相談
するとミゲルは正しいと語る。レベッカは今の暮らしが好き
で変わることが怖くて仕方が無いという。でも目を閉じて
自分たちの将来を思い浮かべた時に子供たちの姿が見えると
いう。ジェシーはウィリアムに君を愛しているが君は立ち
去ったと責めつつも今は残された時間を共に過ごしたいと
語る。テスはランダルにお爺ちゃんはゲイかバイセクシャル
だと語る。トビーは大事なのは君だとしてニューヨークまで
会いに来るが、突然倒れて心停止で病院に運ばれる。

【ストーリー】

— 大昔 —
若い頃のジャック(Darren Barnet)の両親、母のマリリン
(Laura Niemi)は父のスタンリー(Peter Onorati)と何処に
行っていたのかと激しく問い詰められ、ジャックはそれを
止めようとする。父に母のことを放してとする中、親に
楯を突く気か?と問われお前にそんな根性があるのかと
問われる。お前らは似たもの親子だなとしてスタンリーは
立ち去る。ジャックに対してマリリンはあの人みたいに
ならないように約束してと言われる。

— 昔 —
ジャックとレベッカは不動産業者を回って赤ちゃんの部屋
のある広い部屋への引っ越しを考えて居た。ベビーベッドは
この部屋に置けば良いなど色々と想像する。巣作りみたいだ。
出産に向けて準備がしたかった。しかしレベッカの懸念して
いるのはここの家賃が払えるのかということ。月に200ドル
するものだった。寝室が一つの所よりは高いけど君はここを
気に入っていただろう?とジャック。もう保証金は払ったから
というジャックに大喜びするレベッカ。

ジャックとレベッカは産婦人科に検査結果を聞きに行く。
するとDr.シュナイダー(Michael Albala)は「双子ですよ」
と言ったらどうしますかと問うと、ジャックは「ウソだ」っ
て言うと返事する。
シュナイダーは「ウソです」と言うと二人は良かったと口に
するが・・・「3つ子です」と言われ唖然とする。

シュナイダーはカタウスキーが医局で寛いでいるのを見て
語りかける。余裕の無い若いカップル3つ子と伝えるのは辛い
というと、カタウスキーは大変だね・・私の患者でなくて
良かったと語る。

— 現在 —
救命病棟では医者と看護師が激しく動き回っていた。
ケイトはウロウロしつつ412号室は何処かと尋ねる。
トビーはベッドで寝ていた。君を驚かせようとして国を横断
して来たのにこれだと。助かったから文句は言わないとケイ
ト。しかしトビーは尿道にガッツリ管を入れられてクシャミ
をしたらそこから音を奏でられそうだという。どうしたら
元気になるのかというケイトに対してドアに鍵を掛けて
上に乗ってくれというトビー。そんなの無理だとしあなたは
心臓発作だという。しかしトビーは不整脈だとし、例える
ならば・・
「なぁ、あの白人なんでダンスで下手なの?」
「ああ気にしないで、彼は不整脈だからよ」。
ケイトは病院では上には乗らないとする中看護師がやって
くる。せめてキスを・・としてトビーの性欲は際限なかった。

スローンとケヴィンはイチャ付きながら二階から降りてくる
と、ウォルターとベスが既に起きていた。みんな早いねと
告げるとスローンのことを紹介する。彼女は超天才の劇作家。
クリスマスは祝わないユダイヤ人だと。
ケヴィンはベスたちが声を出さないのを見て言いたいことは
分かるという。「ケヴィン、ウチはホテルじゃない。デート
に使うな」だろ?と。もうしないよとケヴィンはベスに告げる。
こんなセリフも言いたいか?とケヴィンは告げる。
「自分の舞台の劇作家と寝るなんてきっと今にもめ事になる」
と。俺たちアーティストは仕事での結び方も特殊なので平気
だという。アートナーシップだよとジョークを言うケヴィン
に冷めた声で「あっそ」というベス。ウォルターに対して
もケヴィンは映画に出るなら「人生はビギナーズ」
(Beginners)の続編が良いとし、クリストファー・プラマー
の演じる父・ハル・フィールズが晩年ゲイとカミングアウト
映画だと。前から男性とも女性との恋愛対象だよという
ウォルター。アーティストは性的嗜好を固めず流動的なもの
だと考えるという。ランダルはお前の父は半分ゲイだぞと
語る。ランダルはみんなに今日の夕食は中華の点心を食べよう
という。今夜は帰らないとしジェシー(Denis O’Hare)と出か
けると語る。ランダルは思わず「小籠包は食わんポー」と
ジョークを告げ周りを凍らせる。

— 昔 —
この子供部屋が狭く感じるなと。3人育てる気は無かったから
と。1人だけで良かったのにとレベッカ。
「子供3人は子供部屋1つでどう育てたら良いのか?」
「ベビーカーはどうする?」
「6階のこの部屋まで運ぶのか?」
保証金は返してもらおうというレベッカだが、ジャックは
無理だという。既に泣き落としもやったが効果無しだったと。
深刻になるのは辞めようとするが、よりによって今日は
母・ジャネット・ピアソン (Elizabeth Perkins)とランチ
なのだという。寝室2つと階段しかない6階で子育てすると
言ったら頭ごなしにガミガミ言われるという。頭は硬いが
暴行するあなたの父よりはマシねと思わず口にするレベッカ。
レベッカは繰り返し不安を口にする・・ホルモンのせいだ。
人間が3人もお腹に入っているのだから・・保証金は戻らな
くても何とか手を考えるというジャック。

■感想

アメリカンジョーク!とはよく言うけれど、アメリカ人は
どんな時でもジョークを忘れないね。みんなが一人ずつ
ジョークを飛ばしていたのではないか。あまりに状況的に酷い
場合は巡り巡ってその状況自体がジョークにも思えてくるっ
てのも有るんだけど・・。

今回はジャックとレベッカの親の時代まで遡った。
この時代のアメリカに於ける男尊女卑の家庭内の構図とか
暴行に繋がるエピが多いので怖いところがある。

自分たちはそんな親を見て育ったからそういう家庭には
したくないという思いが強いのだろうし、「CSI:科学捜査班」
のラングストン博士とか「BONES」のブース捜査官捜査官
のように自分も父親と同じようになってしまうのではないか
として子供を持つことや自分が親になることに懸念を示す
ものがいる。
「救命医ハンク」の金持ちボリスも、劣性遺伝子を持って
いると感じているからこそ、子孫を自分の様に苦しめたくない
とする意図から妊娠しないような行動を起こしていた。

カタウスキーは先日のエピの中で、急遽担当医が盲腸になり
変わりに出産することになったことに対して、ピアソン家
のものたちはカタウスキーが担当医になって良かったと
いう言葉が有ったけど、今回はそれを否定するような事実が
語られて、三つ子の出産に対して否定的な見解を持っていた
ことが語られていた。

予定とはなかなか上手く行かないものだ。
1人だと思っていたものが2人になり3人になり・・・
アメリカンシットコムの定番だと、予定外に子供を妊娠する
ってパターンは非常に多いんだけどね。
意外と両親が孫に対する愛情を持っていないことに驚いたが、
そんなジェシカの母・マリリンも複数人の女性を育てて
子育てに苦労した人物だったのだろう。

一番屈辱的なのはジャックではないか。
父親を蔑んでいたところが有ったのに結局子供のために
金の無心に行くことになった。しかも子育ての為と言えず
にギャンブルの為と言ってしまうこと。

でもジャックが子育ての頃ってアメリカもバブル期だった
のではないのかな。プラザ合意で日本の為替が変動性に
なり、その結果一気に円高と資金の流入によって実体経済
以上のバブルが発生してしまい今に至るけど・・

・テーマ

毎回テーマが設定してあるとは思わないけど、今回はそれ
ぞれに持つまだ見ぬ世界への「不安感」が態度や言葉に
現れていたのではないか。それぞれ性格が違うのでその感情
をどう表すかは人それぞれ。口数が多くなるものも居れば
ジョークで誤魔化すものも居る。でもやはりアメリカ人
らしく言葉で直接聞いて向き合わせるという流れが日本人
よりは多いかな。

■それぞれの家庭

・ジャックとレベッカ

今回は再び出産前のことが取り上げられる格好だった。
出産前のジャックはヒゲモジャだよね。

シュナイダー先生の元に診察にいく。すると最初は双子だと
聞いてウソでしょと語る。実際には三つ子だったこと。
最初に嘘をついたのはジャックたちの反応を試す為で、
三つ子と聞いた時にどれだけ耐えられるかということへの
布石だったのかな。

一人だけで良かったのに一気に三人。
子供を持つだけでパニックになってもおかしくないのに
三人だからね。でもジャックってそういう逆境にも強く
逞しいところがある。それは親への反骨心だったり、
レベッカへの愛情、そして家庭を築きたい思いが強かった
のかな。

レベッカは母親とのランチを嫌っていた。
妊婦を前にしてタバコをプカプカ。食事はサラダですよ。

ジャックは上司に給料を上げて欲しいと頼み年1万7千ドル
だとして1割増しにするのが精一杯だとされた。

愛車を売り、父親から金を借りて物件として金食い虫だと
された改装工事中の家を購入したようだ

しかしミントチョコアイスクリームが食べたいとするレベッ
カの希望を叶えようとして一度買い物に出た際に、財布を
忘れて戻った時のレベッカの啜り泣くシーンは寂しいものが
あったな。
これを聞いてよりジャックも気骨心を表していくことになっ
たのではないかな。

正直大抵こういうシーンでジャックは買い物に行って銃で
撃たれて・・ってパターンのアメリカンドラマが多いんだ
けど、まだここでは死なないことは明らかだしね。

アイス店”フレンドリーズ”を通り過ぎて向かった先は父親の
元。この時点では既に母親とは離婚していたのかな。
でも気になるのは母親は”金遣いが荒かった”というスタンリー
の言葉かな。本当に悪いのは誰だったのだろう。
結局その息子も”金食い虫の現場”を買うことになった。

・ケヴィン

いよいよ舞台の練習が始まり再びケヴィンの自腹で演劇が
始まる。スタッフはジルとロン、そして俳優兼劇作家の
スローンと俳優のケヴィン。

舞台名は「The Back of an Egg」。

ロンにこの劇の寸評を聴いて見た。
ロンもまたジャックたちが三つ子の告知を聞かされた時のよう
に最初は厳しい言葉を聞かされた。

「自分に言った「ロン、お前はトニー賞を三度も受賞したの
にオチこぼれたもんだな。元コメディー俳優の猿芝居を演出
するとは・・・。」」

でもその後に認める発言をしていた。スローンとケヴィン、
相性がよくウソが無くて自然であると。

ケヴィンは気分良くしているがスローンは自分たちの関係を
今一度確認し合いたいようで、「私たちは両思いで気持ちが
通い合っているのか」、「寝るだけの体の関係なのか」

オリヴィアが一ヶ月の修行から戻って来たことで展開的には
複雑だ。ケヴィンの本当の気持ちはオリヴィアにあるのか
な。スローンが大本命ではないにしてもオリヴィアもまた
彼に取っての大本命なのかって感じもする。

スローンは自分を卑下しているところがあるので身を引く
ところがあるのだろう。しかも最後にオリヴィアとケヴィン
が会話しているところをスローンに聞かれてしまった。
まるでレベッカが相手に気がつかれないように涙していた
シーンを思い出させるようなラストでの裏切りっぽい流れ。

・ケイト

ケイトのパートは関係者が手術になるというパターンが多い
ね。冒頭では忙しない病院の動きを見るとトビーがヤバイ
状況かと思ったけど実際にはトビーの体は心室中隔欠損と
いう心臓の間の壁に小さな穴が空いていること。手術して
も治ることもあるが手術を勧めるという医師・シングの言葉。

トビーはジョークとセックスに拘ったのも不安からのこと
だろうけど、あんな状態でHなんて誰もしたくないだろう(笑)

結局手術を受けることになり、そして眠っている間に
ケイトは心情を吐露。それを聞いていたトビーは結婚しよう
として二人は結ばれることになるようだ。

・ランダル

ランダルは二度捨てられるような格好となってしまったの
かな。折角父親を見つけて家族の時を過ごしたいと考えて
いたのにウィリアムはジェシーと最後の時を過ごしたいと
選んでいるみたいだし、またランダルに対してガンの
苦しさみたいなものを見せたくない気持ちがあるのだろう。
元々化学治療も求めていなかったというウィリアム。

レベッカと母・マリリンのパートでレストランでサラダ
を食べるシーンがある。身勝手な感じで自分に合わせれば
良いとばかりに同じものを注文してしまう。

ランダルも点心を中心とした食事をしようと父親を誘って
いた。共に自分勝手ではあるが、一方は自己中心的な意識
が働く中で健康に気遣うかどうかの流れが有って、その辺
の違いは興味深いかな。

ジェシーのことを理解しようとして短い時間でランダルは
話をする。実際にはジェシーのことではなくウィリアムの
ことを聞こうとしていたんだろうけど。

「出会い系で知り合ったんだよ」。
ここでもジョークは忘れない。

■使用された曲

・Northern Sky by Nick Drake
・Without You by Badfinger
・Because of You by Gene Clark
・Watch Me by Labi Siffre

■出演者

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 36歳、建設会社勤務
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 36歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 36歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 36歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ジェシー …… ウィリアムのゲイパートナー
スローン・サンドバーグ …… 劇作家
オリヴィア・メイン …… 舞台女優
ジャネット・ピアソン …… レベッカの母
デイヴ・マローン …… レベッカの父
ロン・スチラー …… トニー賞
スタンリー・ピアソン …… ジャックの父
マリリン・ピアソン …… ジャックの母
Dr.ネイサン・カタウスキー …… 病気で手術

若い頃のジャック ……
若い頃のレベッカ ……
Dr.シュナイダー …… レベッカの産婦人科医
Dr.マジェド・シング …… トビーの主治医
Dr. …… ER医師
ジル …… 演劇スタッフ
…… ジャックのボス

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